財政健全化、また先送り 自民公約、消費税の使途拡大 (10月3日 朝日新聞デジタル)
自民党が2日公表した衆院選の公約では、これまで「2020年度」としてきた財政再建目標の達成時期が明記されなかった。
達成断念は、消費税の使い道を教育無償化などに広げることが理由。国と地方の借金が1千兆円を超えるなか、衆院選では
財政健全化に向けた姿勢が厳しく問われることになる。自民党は第2次安倍政権の発足後に行われた13年参院選、14年
衆院選、16年参院選で、いずれも国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)を20年度に黒字化すると
公約に明記してきた。しかし、今回は「PBを黒字化するとの目標は堅持」「財政健全化の旗は明確に掲げつつ」などと
うたいながら、達成時期は書き込まなかった。20年度に代わる達成目標も「達成に向けた具体的計画を策定する」と書いた
だけだ。一方で、公約には、消費増税による5兆円超の増収分について「子育て世代への投資を集中する」と明記。
3~5歳児の幼稚園・保育園の費用の無償化や、低所得世帯に対する高等教育の無償化など、安倍晋三首相が先月表明した
歳出拡大策がずらりと並んだ。自民党の岸田文雄政調会長は公約発表会見で、「引き続き、歳出削減には最大限努力を図る」
と強調した。しかし、新たな目標の検討は来年に先送りする考えも示し、財政健全化の道筋は見えなくなった。PBの黒字化
は、政策経費を借金に頼らず賄えることを示す。歴代の政権は財政健全化の「一里塚」と位置づけ、その達成は事実上の国際
公約にもなってきたが、先送りが繰り返されてきた。麻生政権は09年、それまで「11年度」としてきた達成時期を19年
に延期。その後、民主党政権でも「20年度」に先延ばしされ、それを引き継いだ安倍政権も今回、先送りした。消費税の
使途拡大は民進党の前原誠司代表も訴えており、小池百合子・東京都知事が率いる希望の党や日本維新の会は消費増税自体
の「凍結」を主張する。選挙戦では、各党が財政健全化の道筋を有権者に示すことが求められる。

希望の党 大衆迎合的政策に偏っている (9月27日 YOMIURI ONLINE 読売新聞)
衆院解散にぎりぎり間に合わせた新党旗揚げである。急造であっても、説得力ある政策をきちんと示すことが重要だ。東京都の
小池百合子知事が、新党「希望の党」を結成し、自ら代表に就任した。知事も続投する。10月22日投開票の予定の衆院選に、
全国規模で多数の候補者を擁立するという。小池氏は記者会見で、「日本は改革のスピードがあまりにも遅い。私自身が立場を
明確にし、勢いをつけたい」と強調した。希望には、側近の若狭勝衆院議員、細野豪志・元環境相らに加え、日本のこころの
中山恭子前代表や民進、自民両党の離党者など10人以上の国会議員が参加する。7月の都議選では、小池氏が代表を務めた
地域政党が圧勝した。発信力の高い小池氏が再び前面に立つことで、選挙戦の構図に影響を与えるのは確実だ。与党や民進党
には警戒感が広がる。問題なのは、希望の党の政策決定過程が不透明なうえ、大衆迎合的な政策が目立つことだ。小池氏は
「原発ゼロを目指す」と明言した。安全性の確認された原発の再稼働を進める安倍政権への対立軸を示す狙いだろう。だが、
電力の安定供給には原発が欠かせない。より現実的なエネルギー政策を示すべきだ。消費税率10%への引き上げの凍結や、
議員定数の削減にも言及した。有権者に受け入れられやすい政策を並べた印象が拭えない。憲法改正には前向きだが、「9条
に絞った議論でいいのか」と幅広い論議を求めている。希望の顔ぶれがようやく固まった段階とはいえ、衆院選は迫っている。
憲法改正の個別項目や外交・安全保障を含めた体系的な政策を早期に明確にしてほしい。新党の候補予定者には、政治経験の
乏しい新人や、他党では当選が難しいと考えた離党者が多い。理念や政策が曖昧なままでは、小池人気に依存した「駆け込み寺」
との批判を免れまい。小池氏の代表就任には、都議選で選挙協力した公明党が反発している。安倍政権への対決姿勢を打ち出した
ことで、都議会での連携の解消も検討しているという。衆院選後の首相指名選挙で、希望の党が公明党の山口代表に投票する
可能性に小池氏が言及したのは、関係修復のつもりなのか。知事と政党代表の両立は、前例があるものの、容易ではあるまい。
小池氏は「都政に磨きをかけるには国政への関与が必要だ」と語るが、一層の説明が求められる。

「悪魔の囁き」には耳を傾けない (8月1日 三菱UFJリサーチ&コンサルティング シンクタンクレポート)
◆「常識」で判断せよ
以下の4つの命題について、誤っているものを選びなさい。
  ①「財政出動で経済を刺激すれば、財政健全化も進む」
  ②「日銀が国債を買えば、日銀を含む統合政府の債務はなくなる」
  ③「財政赤字を拡大し、かつ将来増税しないと約束すればデフレから脱却できる」
  ④「好きなものを、好きなときに、好きなだけ食べればダイエットに成功する」
こんな設問があったらどう答えるか。少なくとも④が誤りであることには議論の余地はないだろう。しかし私から見れば、
①~③の主張は④と大同小異。いずれも楽をしてよい結果を得ようとする「虫のよさ」で共通している。買ってまで苦労する
必要はないが、「長年の不摂生の結果」を何の痛みもなく一気に解消するような妙薬があるはずがない。
◆「未来を考えた」提言
7月5日、自民党の2回生議員グループ(日本の未来を考える勉強会)が、政府に対して財政政策に関する提言をした。提言は
同党の衆議院2回生議員(約100名)のうち28人の連名だという。6日付の日本経済新聞によると「経済成長を優先するため、
赤字を気にせず公共事業や教育分野の歳出を思いきって増やすよう求めた。19年10月に予定する10%への消費増税の凍結に加え、
5%への減税検討も訴えた。家庭の教育費の負担を軽くするため、教育国債の創設も提案した。(呼びかけ人代表の)安藤氏は
『今はデフレを脱却できるかどうかの分かれ道。財政出動が必要だ』と強調する」という内容だ。提言の趣旨は、財政による景気
の刺激(歳出拡大、増税取りやめ、減税など)は景気をよくし、結果として税収を増やして、財政の健全化を実現させるという
ものだろう。教育国債で家計の教育費の一部を肩代わりすれば、消費が増えて景気を押し上げる効果も期待できるというわけだ。
◆財政出動に「呼び水」効果はあるか
経済を成長させるべきだという点に全く異論はない。問題は、財政政策がそれに役立つかということだ。財政による景気の刺激が、
短期的に景気を持ち上げる効果を持っているのは確かだ。つまり政府がお金を使えば、それは国民の懐に入るのだから、それだけ
の景気浮揚効果があるのは当然だ。しかし他方で、景気を刺激するために財政を使うこと自体は財政赤字を増やしてしまう。
だからポイントとなるのは、財政出動が「一時的」ではなく「持続的な」経済成長をもたらすのか、という点だ。効果が一時的か、
持続的かの差をもたらすのは、財政による景気刺激が「呼び水」効果を持っているかどうかによる。呼び水効果がなければ、
例えばある年に財政刺激を行って、民間部門の可処分所得が増加してGDPの水準が上昇しても、翌年のGDP水準は元に戻って
しまう。初年度の成長率はプラスだが、翌年の成長率はマイナスになるということだ。翌年に同じ額の刺激を行っても、翌年の
成長率はゼロ。そこでも成長率をプラスにしたければ、翌年は最初の年を超える額の刺激を行う必要がある。そうなると持続的な
成長を実現するためには、刺激額を毎年増加させ続けなければならない。呼び水効果がない場合には、これが結論だ。そして
今の日本経済においては、財政出動の呼び水効果はほとんどないと言っていいだろう。つまり歳出拡大にしろ減税にしろ、
やっただけの効果はあるが、その効果はそのとき限りだということだ。
◆「うまそうな話」の落とし穴
日本は「優しい国」なので、景気が少し悪くなると政府はすぐに景気対策を打とうとする。対策を打てば、その恩恵を受ける人
たちは必ず存在するから、その対策は歓迎され、正当化される。しかし効果は一時的なので、これを繰り返すと、財政状況が
徐々に、しかし確実に悪化していくことになる。財政状況の悪化が誰の目から見ても深刻な事態の下では、局面を一気に打開
できるような話を聞かされると、思わず飛びつきたくなる。①~③はまさにそうした類の話で、私には「悪魔の囁き」に思える。
しかし、うますぎる話には落とし穴があるものだ。②も然りだ。実は国債は国の借金ではない。誰かのお金を別の誰かに使わせる
ために、国が「仲介した」証拠書類だ。仮に「統合政府」を作って証拠書類を破棄したとしても、債権者である誰かの権利が
なくなるわけではないから、国は責任を持って(増税してでも)その権利を保護する義務を負う。債権者が日本人だからといって、
「家族間の貸し借り」のようなものだから「なかったことにしよう」では済まないのだ。③は理論的に正しい「シムズ理論」
から導かれる結論だとされているが、今の日本には当てはまらない。「財政赤字という借金をいずれ必ず返済する」ことが
前提になっているが、国債残高は今後も増え続けるのであって、減少する(借金が返済される)ことはありえない。「常識」が
教えてくれるのは、借金が減るのは、フローの収支を黒字にして、その黒字分を返済に充てる場合だということだ。しかし、
今後も少子高齢化が急速に進んでいくこの国で、財政収支がこの先、黒字になることは100%ありえない。将来、仮に財政
(の悪化)を理由にインフレになることがあるとすれば、それはデフレ脱却と言って喜べるような状況ではない。ぜひとも
避けるべき酷い事態(円の暴落)だ。いっそうの放漫財政を奨励するかのような言説に惑わされてはいけない。

日本の借金は世界最悪だけど自民党と希望の党は政策の違いが明確でない
と一部のマスコミは訴えていますが、そうで
しょうか。二大政党が、あまりにも違う政策
を訴えると、党首で政党を選ぶことができ
なくなってしまいます。例えば、安倍総理を
支持していなくても、保守支持層は、政権を
リベラルには渡せないので、自民党に投票
することになります。結果としては、安倍
政権を支持したことになるのです。ですから、
似かよった政党の争いが望ましいといえます。
保守対保守とはいえ、消費税と原発に関する
政策の違いは、大きな争点です。希望の党が
実現可能な政策を訴えているのかは、十分に
吟味する必要があるでしょうが、似通った二
大政党による政権選択選挙は、国民にとって
良いことです。でも、悪い点もあります。
何が悪いかというと、政策に違いを出そうと
するあまり、大盤振る舞いともいえる財政出動を国民に約束してしまうことです。
国民は、日本が借金大国であり、政府が金をばら撒くことは将来の国民負担を増やす
だけであることを知っています。とはいえ、自分が恩恵を受けられるとなればねぇ。
これまでの財政出動が「持続的」ではなく、「一時的」な経済成長しかもたらして
こなかったことは確かです。従来のような財政出動では、効果がないことは明らか。
だからといって、日本全体のバランスシートをみると、財政出動をする余裕がないとは
いえません。日本の最大の問題は、借金の額の大きさというより、借金が増加している
のにもかかわらず、経済が全く成長していないことにあるといえるでしょう。
構造的、持続的に、日本を成長軌道に載せることができる財政出動というものが本当に
あり得るものなのか?ないのならば、今すぐ、借金を減らしていかなければなりません。
今回、安倍さんが訴えている「人づくり革命」が悪い政策だとは思いませんが、2兆円
突っ込んでも、2兆円以上の経済効果は出ない。つまり、これはバラマキなのです。
だからといって、希望の党だったら何かができる・・・とは思いませんけど。




2017_10_04


小池都知事と大村県知事と松井府知事希望と維新、すみ分け合意「改革の志を国会に」 
(9月30日 YOMIURI ONLINE 読売新聞)
希望の党の小池代表(東京都知事)は30日、日本維新の会の松井代表
(大阪府知事)、愛知県の大村秀章知事と大阪市内で会談し、「10月
10日公示・22日投開票」の衆院選に向けて連携していく方針で一致した。
小池、松井両氏は、小選挙区での候補者擁立を巡り、東京が拠点の希望と大阪
を拠点とする維新が、互いにすみ分けをすることで合意した。会談後の共同記者
会見で、小池氏は「維新とすみ分けしながら、改革の志を国会に届ける」と述べ、
松井氏も「希望とは政策的にほぼ一致している。お互いに最大限配慮する」と
語った。3氏は憲法の地方自治部分の改正や、脱原発などを掲げた共通政策を発表した。希望の公約に反映される見通しだ。
衆院選出馬については、松井、大村両氏が否定し、小池氏は「今回は国政に候補者を出していきたい」と述べるにとどめた。

希望の党 1次公認47人分の原案判明 民進・枝野幸男氏ら30人に対抗馬で「排除」  (10月1日 産経ニュース)
小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」が衆院選(10日公示-22日投開票)で擁立する第1次公認候補者リスト
の原案が判明した。小池氏側近の若狭勝前衆院議員ら結党メンバーや若狭氏の政治塾塾生らで、枝野幸男代表代行(埼玉5区)を
含む民進党のリベラル派らにも対抗馬を立てる。(中略)民進党の前原誠司代表は同党の希望者すべてが希望の党公認となることを
求めている。しかし、候補者の公認権を持つ小池氏は9月29日の記者会見で、民進党出身者のうちリベラル派を「排除する」と
明言した。民進党幹部によると、希望の党側は前原氏と代表選を争った枝野氏を推薦したメンバーら30人強の公認を拒絶している
という。(中略)民進党のリベラル系前議員は反発を強めている。社民党出身の辻元清美幹事長代行は30日、「無所属で出る」
と宣言し、阿部知子副代表も希望の党に参加しない意向を表明した。党内では、リベラル系を中心に新党結成を模索する動きも
出ている。

民進候補の希望から出馬「評価せず」63% (9月29日 YOMIURI ONLINE 読売新聞)
読売新聞社が28~29日に行った緊急全国世論調査で、民進党が衆院選で候補者を立てず、公認候補予定者を希望の党から立候補
させる方針を「評価しない」と答えた人が63%に上った。「評価する」は24%。民進党などを離党し、希望の党から立候補を
望む人について、希望の党が「理念や政策が一致できる人だけ受け入れるべきだ」とした人は79%に上り、「すべて受け入れる
べきだ」は9%にとどまった。

民進党を離党し、希望の党から立候補を望む人について、希望の党がすべて受け入れるべきだ
と考えている国民は10人に1人もいません!連合会長は、組織の論理ではなく、国民の声を
しっかりと受け止めるべきです。選挙に受かりたいだけのために、リベラル議員が希望の党に
入るのならば、国民をなめています!希望の党にとっても、大打撃です。希望の党ではなく、
野合の党になるでしょう。リベラルのかたは別の党で頑張ってもらいたい。新党を結成しない
と、比例復活の可能性が断たれてしまいます。
希望の党は、民進党リベラル議員を排除する一方で、維新との選挙協力を決めています。
つまり、大阪では民進オール排除ですから、民進党全員参加はそもそも不可能なのです。
東京への対抗意識を鮮明にしてきた維新の松井さんからしてみれば、東京との対決ではなく、
東京と連携しなければならなくなった状況は不本意なのかもしれませんが、政策的にはほぼ
同じですから、一緒にやっていくしかないでしょう。これで、自民党が東京、大阪の選挙区
で勝つのは難しくなってきたのかもしれません。愛知県については、民進党が強い地域なの
で、民進党の議員が希望の党を名のれば、ここでも自民党は厳しい戦いになりそうです。
逆に、北陸、九州、四国など自民党が強い地域では「三都(東京・愛知・大阪)物語」が
地方軽視と思われる可能性もあり、田舎の多くでは、自民の優位は動かないと思います。
希望の党は、真の地方分権の確立を訴えていますが、地方分権で恩恵を受けられる地域は
都市部に限られています。東京、大阪、愛知は、自分たちで何かができるかもしれませんが、
ほとんどの地域では、分配政策の名のもと、国がお金を落としてくれるのを待っています。
今になって、衰退している地方に「自分たちで頑張れ」と言っても、結果を出せる地方は
それほど多くはないでしょう。衰退する地方にとっては、やはり自民党!
現時点における最大の問題は、今回の選挙で、希望の党が何を目指しているのかです。
政権をとろうとしているのでしょうか?政権交代が目標ならば、小池さんは都知事を辞めて
国政に復帰しなければなりません。しかし、都知事を辞めれば、「小池百合子は都政を
投げ出した。無責任だ」との批判を免れません。そうなると、政権をとることも難しく
なるでしょうから、小池さんとしては、自分ではない総理大臣候補が欲しいところです。
石破さんや野田聖子さんが動けば、政権選択選挙になるでしょうけどねぇ・・・


野田聖子総務相小池知事の新党立ち上げに「感謝したい」 野田総務相 (9月26日 朝日新聞デジタル)
野田聖子総務相「小池氏は私の対極。勇気うらやましい」 (9月29日 朝日新聞デジタル)
■野田聖子総務相(発言録)
(東京都の小池百合子知事が新党「希望の党」を立ち上げたことについて)小池知事は国会議員では
ないから、希望の党の国会での主役というか、責任者は誰になるか大変関心があります。小池さんが
昨日、(記者会見で)おっしゃった政策の中身は自民党とそんなに違っていなかった。
選挙は選挙で、自民党にとってはいい緊張感。今まで自民党が批判されていたのは、あぐらをかいて
いたのではないかという緩みもあったのだと思う。私も含めて、新しい勢力と有権者から比較され、
緊張するコンディションをつくってもらったことに感謝したい。(閣議後の記者会見で)
(野党では)これまで「反自民」と言っていたのが「反安倍」になっているが、安倍という個体を
攻撃するのはどうなのか。私自身も次の総裁選候補として取り組むように、反安倍は未来永劫(えいごう)続くわけではなく、
3年後に期限が切れることが党で決まっている。もっとお互いがその先を考え、どう政策を講じていくか、(野党とは)やり合え
たらよかったなと思っている。小池(百合子・東京都)知事とは女性としてさまざまなところで協力したり、ライバルとして政策
を戦わせたりしてきたが、ほんとに対極にいると思う。私はまったく勝負師の考えがない人間なので、常にタイミングを見て
崖を飛び降りる勇気はある意味、うらやましく思う。(閣議後の記者会見で)




2017_10_02


笑顔で会見する希望の党代表の小池都知事「リベラル派は排除する」 希望・小池百合子代表が明言
(9月29日 産経ニュース)
新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、希望の党
からの出馬を望む民進党の立候補予定者の絞り込みについて、「リベラル派を
『大量虐殺』するのか」と問われ、「(リベラル派が)排除されないということ
はない。排除する」と言い切った。その上で、小池氏は「安全保障、憲法観と
いった根幹部分で一致していることが、政党構成員としての必要最低限」と
重ねて強調した。
衆院平和安全法制特別委員会の辻元清美氏民進リベラル議員に“踏み絵” 「希望の名借りるべき」「無所属で戦って」
(9月29日 産経ニュース)
民進党内で憲法改正などに反対してきたリベラル派議員と支持者らに、動揺が
広がっている。同党が合流を目指す「希望の党」が、政策が一致しなければ
公認しないとの方針を打ち出したからだ。希望代表の小池百合子東京都知事
が排除と絞り込みを強調する中、支持者からは希望入りへの賛否両論の声も
上がっており、“踏み絵”を迫られたリベラル派議員らの決断が注目される。
(中略)民進党幹事長代行の辻元清美氏(57)=大阪10区=は、さらに
厳しい状況に追い込まれている。27年7月の衆院平和安全法制特別委で、
安保関連法案の採決に激しく抵抗し、「お願いだからやめて!」と涙声で
詰め寄ったのが辻元氏だった。参院の採決でも、ハチマキ姿で傍聴席に登場。
衛視に注意された“筋金入り”の反対派だ。衆院解散から一夜明けたこの日、
大阪府高槻市の地元事務所に辻元氏の姿はなく、スタッフ数人が選挙に備えて
模様替えを進めていた。秘書によると、辻元氏のスケジュールは週末まで全て
キャンセルされ、事務所でも動きを把握していないという。
一方、護憲派の論客で、希望への合流を決めた前原誠司代表と9月1日の民進党代表選で争った枝野幸男氏(53)=埼玉
5区=は29日、地元・さいたま市内で行った街頭演説後、記者団に「党の公式見解に沿う」とだけ語り、具体的な身の
振り方については口を閉ざした。枝野氏に近い県議や市議なども、本人を気遣ってか言葉が少ない。同市内で同日に開かれた
同党埼玉県連の常任幹事会でも重苦しい空気が漂った。会議後、姿を現した枝野氏は「コメントしない」と厳しい表情で話し、
会場を後にした。支持者らの声も分かれている。同市見沼区の主婦(71)は「政策を曲げずに無所属でも頑張ってほしい」。
同市大宮区の無職男性(75)は「政権交代のために少しでも希望の党の議席を増やしてほしい」と話していた。

衆院選  リベラル票はどこへ 選挙難民状態 (9月29日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
今回の衆院選で「自公VS希望」と政権選択の様相が強まる中、改憲を急ぐ安倍晋三首相や安全保障関連法に批判的な無党派
のリベラル層が危機感を募らせている。彼らの票はどこへ向かうのか。 <大きな変革は望まないけれど安倍政権に違和感が
あって、さらに改憲の動きにうさん臭さを感じている人たちは一体どこに投票すればよいのか>。ツイッター上には戸惑う
リベラル層の投稿があふれている。<投票先がほとんどなくなってしまった。いわゆる選挙難民状態>とも。
「前原(誠司・民進党代表)さんの選択には正直失望した。受け皿が消えました」。
国会前で2年前、安保関連法反対運動が盛り上がった。そこで活躍した学生団体シールズの元中心メンバーで明治大
大学院生の千葉泰真さん(26)は困惑を口にした。
「政権選択の構図が鮮明になればなるほど安保法制の問題は埋没してしまう」
シールズは、昨年の参院選で実現した民進や共産など4野党の共闘でも一役買った。今回は野党共闘の動きが希望の登場で
吹き飛んでしまった。共産党関係者は「リベラル票の受け皿になっても、政権選択の構図では埋没する」と焦る。
自民のスローガン「日本を取り戻す」と希望の「日本をリセット」の二者択一にツイッター上で疑問を表明している中野晃一・
上智大教授(政治学)は言う。「希望の党はすべてが未知数。政権選択の構図のもと、自公と希望が多くの議席を取るのは
確実だが、リベラル層も含め有権者はその先に待つ展開を思い描く必要があります」
野党共闘を後押ししてきた「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」は29日、民進の希望への合流方針について
「市民と野党の協力の枠組みが損なわれ、力不足をかみしめている。共闘再生の可能性を模索し続けたい」との見解を発表した。

希望の党の踏み絵保守がいい、リベラルがいいという以前の問題として、
保守とリベラルが同じ政党で共存するのは不可能です。
保守とリベラルが同居して、いがみ合ってきた民進党の
崩壊は、起こるべくして起こったことなのです。
保守の人間からしてみれば、(日本の)リベラルは、
単なる売国奴。「安保法制には反対。日本の防衛能力を
もっと高めるべきだ」というのなら、筋はとおっている。
しかし、北朝鮮という現実の脅威が高まるなかで、日本
が米軍に協力しないで、米軍に日本を守ってください
とはいえないでしょう。リベラルの人は、立憲主義と
平和主義ばかりを強調しますが、敵国から攻撃を受けれ
ば、そんなもん吹き飛んでしまいます。国民の生命と
財産を守ることが政府の最も大切な役割なのです。
リベラルは「アメリカに協力しない国については、北朝鮮は攻撃しない」と主張します。
これを、売国の極みと言わずして何と言えばいいのでしょうか。これこそが金正恩の
狙いです。日本がアメリカに協力しなければ、アメリカは、北朝鮮と交渉して、ICBM
を破棄させる一方で核兵器を容認するでしょう。そうすれば、アメリカは北朝鮮の脅威
を受けずにすみますが、日本は、北朝鮮からの核攻撃の恐怖にさらされ続けることに
なります。だから日本も核兵器を持てというのなら、ひとつの考えかたとして理解でき
ないわけでもないのですが、勿論、リベラルはそのようなことを許しません。
どこの国にも非現実的な考えかたをする人が一定数はいて、実現不可能な政策を国民
に訴えます。そのような人たちがいることは健全な民主主義の証でもあるのですが、
日本の場合、そのような人たちが必ずといっていいほど、反日的活動をするのです。
国難を煽って、モリカケ問題の追及を逃れようとする安倍政権のやりかたに賛同して
しない保守も多いとは思いますが、だからといって、日本を守らない勢力に政権を渡す
わけにはいかないというジレンマがありました。しかし、保守で反安倍という受け皿
を希望の党がつくることで、保守の人間にも投票による選択が可能になったのです。




2017_09_30


基礎的財政収支の見通し財政再建「後回し」にしたら… 借金漬け 脱却難しく 
(9月26日 TOKYO Web 東京新聞)
安倍晋三首相は25日の記者会見で、消費税を増税した際の税収の使い道を、国の
借金返済から教育施策に変更する方針を示しました。その通りになれば、財政健全
化の指標「基礎的財政収支(プライマリーバランス)」の黒字化は難しくなります。
これまで国はどのような方法で財政再建を目指してきたのでしょうか。
Q 財政健全化目標とは何でしょうか。
A 政府が現在の「借金漬け」の状態から抜け出すための目標です。税収不足を補う
ために国は毎年借金を続けており、これまでの累積は約八百五十兆円になります。
これは約十五年分の税収に相当し、一気に返済するのは不可能です。このため、
まずは「借金がこれ以上増えない状態にする」ことに取り組んでいます。その指標が、
その年に必要な経費をどれだけ税金で賄えているかを示す「プライマリーバランス」
です。現在は地方と合わせて一八・四兆円の赤字(一七年度)ですが、二〇年度
までに黒字化する目標を政府は掲げてきました。プライマリーバランスが黒字化できれば借金の増加はほぼ止まります。その後、
積み上がった借金を少しずつ減らしていくことで財政の健全化を進めようとしています。
Q 安倍首相の言うように消費税の使途を変えるとどうなるのですか。
A 財政健全化に使う予定だった消費税を教育に回せば、子育て世帯の家計は軽くなります。ただ、政府が借金漬けの状態から
抜け出すのは難しくなります。安倍首相も会見で、二〇年度のプライマリーバランスの黒字化は「困難になる」と認めました。
Q 財政健全化を諦めたのですか。
A 「後回しにした」というのが実情です。安倍首相は「引き続き歳出・歳入両面からの改革を続け、達成に向けた具体的な計画
を策定する」と述べ、無駄な予算の削減に取り組む考えです。ただ、予算の削減だけでは毎年一八・四兆円の赤字を解消するのは
困難です。「アベノミクス」によって想像を超える高成長と税収増が実現しない限り、近い将来、さらなる増税が必要になる可能性
があります。

インフレの日は近い? 足元でじわじわ進む賃金上昇
物価目標を諦めない日銀、オオカミ少年にならずに済むか? (9月25日 JBpress 日本ビジネスプレス)
日銀が「イールドカーブ・コントロール」(長短金利操作)と呼ばれる新しい手法を導入してから1年が経過した。現状はインフレ
どころかデフレの懸念さえ出ている状況だが、日銀は物価目標を諦めたわけではない。こうした日銀のスタンスに対して、一部
からはオオカミ少年と揶揄する声も上がっているが、インフレの兆候はあちこちに見いだすことができる。日銀が主張するように、
インフレは着実に近づいているのかもしれない。
日銀の意向とは反対に社会はデフレ一色
日銀は2013年4月の金融政策決定会合において、量的緩和策の導入を決定。年間80兆円の国債を購入することによって、市場に
インフレ期待の醸成を促した。量的緩和策がスタートした時点では、消費者物価指数(「生鮮食品を除く総合(コア指数)」)は
前年同月比マイナスだったが、すぐにプラスに転じ、消費税が8%に増税された2014年5月にはプラス1.4%(消費税の影響除く)
まで上昇した。物価目標の達成はもうすぐかと思われたが、ここを境に物価は失速を開始し、2015年2月には0%まで低下。
2016年に入るとマイナスが目立つようになった。日銀は量的緩和策を補完する目的で、2016年1月にマイナス金利政策を導入したが、
タンス預金が増えるなど逆効果となってしまった。同年9月には、新しい金融政策の枠組みを決定し、イールドカーブ・コントロール
という聞き慣れない手法の導入に踏み切った。この手法は、買い入れ額をコミットするという従来の考え方をあらため、購入額では
なく金利水準に軸足を置くというものだったが、市場はこの措置について、物価目標からの事実上の撤退と認識した。その結果、
消費者はデフレマインドを強めることになり、物価が上がるとイメージする人はほとんどいなくなってしまった。スーパー大手の
イオンは、消費者のデフレマインドは強いとして、2度にわたって商品の値下げを敢行したほか、家具大手のイケアも大幅な値下げに
踏み切っている。このところ不動産の価格が高すぎると指摘する声が増えているほか、一般向けのメディアでは「持ち家を買うことは
損にしかならない」といったトーンの記事が増えており、世の中はデフレ一色という状況だ。
デフレマインドが原因という日銀の説明
日銀は、量的緩和策を実施しているにもかかわらず物価が上がっていない現状について、日本人の心理的な側面が大きいと主張して
いる。同行の中曽宏副総裁は「賃金・物価が上がりにくいことを前提とした考え方や慣行が、わが国の企業や家計に根強く残っている」
と指摘している。要するにデフレマインドのことを指しているようなのだが、中曽氏の説明を詳しく聞くと少し事情が異なっている
ようだ。中曽氏は、日本企業では人材不足になっても人手を確保しようとする理論的なメカニズムが十分に発揮されないと述べている。
日本企業はコストの増加をビジネスプロセスの見直しで対応してしまうことが多く、すぐには労働コストには転嫁されないという。
確かに今の日本では、売れ行きが悪いサービスや製品があった場合、コストをかけて販促するよりも、販売そのものをやめてしまうと
いった後ろ向きな対応をすることが多く、総人件費は増加しない。深夜営業の見直しなどはその典型的な例だろう。つまり、デフレ
マインドというよりも、景気が悪いという意識が強く、コストをかけて販売を拡大するインセンティブが企業に働かないのである。
結果として物価も上がりにくくなるので、最終的にはこれがデフレマインドにつながるわけだが、カギとなっているのは物価ではなく
景況感の方である。要するに、労働受給はそれなりに逼迫しており、物価は上がりやすい状況になっているにもかかわらず、景況感
が悪いことから価格になかなかコストが転嫁されないというメカニズムである。これに加えて、終身雇用を前提とした日本企業の雇用
環境もデフレを後押しする。業績が悪くなった部門の人員は、業績がよい部門に配置転換することになるので、業績がよい部門は、
業績が悪い部門の人員も抱える必要に迫られる。会社全体での総従業員数は変わらないため、結果として賃金は上がらないという
状況に陥りやすい。(後略)

インフレとデフレ普通の国ですと、政府は常に、過度なインフレに
ならないように経済をコントロールしていくことが
求められます。過度なインフレのもとでは、賃金
の上昇よりも早いスピードで物価が上がっていき、
国民生活に悪影響が及ぶからです。では、デフレは
どうなのでしょう。物価が下がるのだから国民の
暮らしはよくなりそうなものです。賃金が下がら
なければ、実質的な生活水準は上がりますから、
デフレ自体は悪いことではありません。しかし、デフレの場合、格差が生まれやすくなります。
みんなの給料が少しずつ下がっていくのならいいのですが、従業員(正社員)の賃金はデフレ
だからといって、それほど下がりません。一方で、企業は非正規や派遣を雇用することで、
全体として賃金を抑制することになります。また、企業間の格差も広がります。成長する会社
がある一方で、倒産する会社もでてきます。たとえ、企業は再生したとしても、その過程で、
多くの従業員がリストラされます。また、デフレになると、ローンを抱えた人たちは損をし、
預金を持っている人たちは得します。若い人が稼げなくなる一方で、資産を持つ高齢者の生活
は楽になります。
このようなことから、インフレターゲットを採用している国では、2~3%程度の物価上昇が
良い水準(経済の維持発展にとって好ましい)ということになっています。日銀も各国の政策を
真似ているのですが、多くの国では、日本のようなデフレにはなっていません。日本はどうして
デフレなのでしょう。モノの価格は、そのモノの供給と需要で決まります。供給が多くてモノが
余っている状態だと、価格を下げないと全てを売り切ることが出来ません。逆に供給が少なく、
モノが不足している時は多少価格を高くしても売れてしまいます。政府が国債発行、通貨発行を
行って財政出動をしたとしても、この需要と供給のギャップが埋まらない限り、インフレには
なりません。日本の場合、いつになっても、この需給ギャップが埋まらず、デフレの状態が
続いているのです。積極財政論者は、需給ギャップを埋めることこそが政府の仕事であり、需給
ギャップが埋まるまでは(つまり、インフレになるまでは)、政府が金を使えばいいと考えて
います。この理論は正しいのです。ただし、「あるところ」まで・・・です。
 政府が財政の規律を失い、国債を無節操に発行し、財政支出を拡大させ、
 日銀が国債を無節操に購入することで政府をサポートし続ければ、いつの日か、
 円という通貨に対する価値観が変わり、通貨の価値が下落するでしょう。
 そのときは、通貨の価値が棄損して、ハイパーインフレになると考えられます。
 「あるところ」とはどこなのか。イメージは、「黒ひげ危機一発」です。
 起きるときは突然、何も前触れもなく、一瞬にしてすべてが変わります。
 とはいえ、大増税や緊縮財政を実行すれば、絶対に不景気になりますから、
 今後も、樽に短剣を刺し続けるしかなさそうです。




2017_09_28


楽天の三木谷社長三木谷流「スパルタ英語」は小学生に通じるか
楽天の社内公用語化ノウハウを詰め込んだ
(9月24日 東洋経済オンライン)
社内公用語化の知見をフル活用
楽天といえば2012年、三木谷浩史会長兼社長の
肝いりで、本格的に英語を社内で公用語化し大きな
話題となった。現在は会議や資料など、社内の
やり取りはすべて英語を前提に行われている。
また、昇進にはTOEIC基準点のクリアを条件にする
など、人事評価の面でも英語を重要視している。
この取り組みを社内に浸透させる過程で、楽天内には独自の英語学習ノウハウが蓄積されていった。これを外部にも提供し、
事業化してみようということで、同社は今年4月、英語学習アプリの提供や法人への英語教育コンサルティングを行う
「Rakuten Super English」の事業をスタート。そこに今回、リアルの教室を持つ子ども向け英語学習サービスが新しく
加わった形だ。教室の対象学年は小学3年生から中学1年生。クラスは学年で区切らず、体験授業を通じて判定する習熟度で
分ける。大まかには、小学校で習う表現をいくつか話せる生徒を対象にした「レベル1」と、簡単な自己紹介ができる生徒を
対象にした「レベル2」の2つを用意している。この英語学習教室の最大の特徴は、「反転授業」と呼ばれる学習スタイルだ。
子ども向けに限らず、一般的な塾や教室は、まず対面授業で基本の学習内容の説明、反復演習などを行い、生徒は自宅で宿題を
解きながら復習する。だが反転授業の場合は、生徒自身がまず教材を使って自身で学び、わからない部分を整理してから教室に
来るという順番で行う。教室では疑問の解消や反復演習、応用に重点を置く。
教室ではアウトプットが中心に
この学習法について、同教室の立ち上げを担当した楽天・新サービス開発カンパニーの伴大樹氏は多くの利点を指摘する。
「予習の段階で主体的な勉強の進め方を習得できる。また、授業ではわからない点を先生に自分で聞かなければならないので、
疑問点の把握や論点整理、考えを伝える訓練になる。そしてこれらが習慣づけられると、授業では発話の時間を多く取れ、習得
スピードが速くなる」。教室では、テキストの内容の振り返りは前半25分のみ。あとの50分はその日のプレゼンテーションの
テーマに沿って各人が準備をしたり、順番にプレゼンを行ったりという、アウトプット中心の構成で進められる。子どもが律義
に予習をしてくるのかと疑問を持つかもしれないが、その対策も練られている。生徒には予習として、独自開発したアプリ
「まなみ~」を使って行う英単語学習が毎週課されるが、これには楽天で長年蓄積されてきたゲーミフィケーション(ゲーム性
を盛り込んで効率化する手法)の要素が取り入れられている。(後略)

英語学習には欧米でも「母語を活用すべし」の声
正真正銘のプロの驚くべき発言  (3月25日 日経ビジネスオンライン)
(前略)Philip Kerr氏は英語教育の専門家として、その現状を百も承知しながら、「英語オンリー」の教え方では駄目だと主張
しているわけです。これには本当に驚きました。責任のある立場の方ですから、相当な信念、データ、そして勇気がないと、
とても公の場で言えることではありません。 以下に同氏の論点をまとめました。
◆そもそも「英語オンリー」の学習法が注目を浴びたのは、一般的というよりは、むしろ特殊な事情によるものだ。これまで
「英語オンリー」を唱えてきた英語教育界の重鎮たちは、15人ぐらいの少数クラスで、異なる国からきた学習者たちを教えた
経験しかない。このような条件のクラスだと、一人ひとりの母語を使うことはできないので、「英語オンリー」で教えるしかない。
そういった経験しかない人が、理論や技術について論文や書籍、さらにはテキストを書くと、当然ながら「英語オンリー」の
内容となってしまう。
◆学会の発表などを見ても、母語が重要だという説を唱える人はほとんどいないが、ブリティッシュ・カウンシルが、英語教育
の専門家が母語の使用をどう思うかについてインタビューを行ったところ、著名な研究者のすべてが「母語を使用することは
有効だ」と答えている。それでも「英語オンリー」に流れる理由には、“世間の目”、そして商業的目的という点があるようだ。
◆実際に、教育現場の実態を調べるため、大規模な調査を行ったことがあった。この調査では、教室にマイクをセットし、先生に
授業内容がすべて記録されると伝えて情報を収集した。ポイントは、録音の開始をマイクの設置から3週間後ぐらいにしたことで、
そのぐらい時期がズレると、教員が録音のことを忘れるため、本当の授業の内容をとらえることができる。この調査の結果として、
ほぼすべての教員が「英語オンリー」ではなく、母語を使って授業を行っていることが分かった。
◆どんな学習にも「基礎」というものが必要だが、英語学習の場合、これを英語だけでやろうとすると、非常に時間がかかる。
例えば、文法の解説を行う場合、ごく基本なsubjectやverbといった項目であっても、すべて英語で教えようとすると大変だ。
語彙についても、学習者がすでに母語を通じて知っているものを、英語と結び付ける、つまり翻訳によって勉強する方が効果的
で効率的だ。
◆そもそも母語の使用を禁止しても意味が無い。なぜなら、学習者は頭の中では母語を使って考えるからだ。母語を話すことを
禁じることは出来ても、頭の中で使用することまで禁じることはできない。とくに、初級レベルの学習者(=学習者の大半)の
場合、英語で考えることができるとは思えない。
◆翻訳すると駄目だというが、翻訳することによって気づきを得ることも多い。特に文化的な違いを理解するには翻訳が役立つ。

母国語の大切さ大学受験の英語でいい点を採ろうという目的を
考えないとして、小学生のときから英語を
勉強しようと思う動機は、何なのでしょうか。
趣味でなければ、職業上あるいは生活上必要
になるから・・・という思いがあるのでしょう。
楽天に就職したいのなら必要なようですが、
普通の日本人にとっては、英語を勉強しても
使う場がありません。受験英語程度の知識は
仕事で必要なこともあるかもしれませんが、海外に行かない人間にとって、英語を使う
機会がないのです。今の小学生が大人になる頃には英語が必要になるかもしれないから、
いまのうちから勉強しなければならないというのは全くもって説得力に欠けています。
いまのうちから勉強しなければならないのは、むしろ、日本語でしょう。日本語は必ず
使いますよ。毎日使っているのに、なかなか身につきません。特に、書く力が・・・
英語が出来なければ国際競争に負けるというのもおかしな話。それなら、フィリピン
なんか、日本なぞ相手にならないくらいの経済大国になっているはずなのに・・・
しかも、人工知能の進展により、そう遠くない将来、AIが翻訳してくれる。
一生懸命に英語を勉強したところで、母国語ではない英語で、ネイティブと本気で勝負
しても、日本人が勝てる見込みはありません。英語で物事を考えることができるほど
勉強するのなら話は別ですが、ほとんどの日本人は、日本語を使わないで何かを考える
ことができません。世のなかの雰囲気が「英語ができる人=優秀」なのは、英語の
できない日本人が多いからそう思うだけ。英語ができるフィリピン人を見て、優秀だと
思います???(フィリピンのかた、失礼なことを言ってごめんなさい)
possibility 可能性
probability 蓋然性
probabilityやpossibilityを覚える前に、可能性と蓋然性の違いを勉強したほうがいい!
小学生に英語なんて必要ありません。まずは母国語でしょう。読み書きが基本です。
日本語でまともな文章を書けない人が、英語でいい文章を書けるとは思えません。
英語でのプレゼンを訓練する前に、日本語でのプレゼンを練習すべきです。






2017_09_26


衆院解散前、押さえておきたい「政治的用語」 「民間」そんなに正しいか (9月22日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
解散風が突然吹き始めた。新党結成など、派手な動きに目を奪われがちだが、こんな点も押さえておきたい。政治や行政、教育
分野などで言及される「民間の発想」「民間の活力」といった言葉についてだ。なるほど、官公庁には「お役所仕事」といった
イメージがつきまとうが、では「民間」ならば信頼できるのか?(中略)
国会論戦で「民間」という言葉が盛んに使われ出したのは近年だ。例えば冒頭の「民間の発想」という言葉、国会図書館の会議録
データベースで調べると、昭和期では1986(昭和61)年までに8件の会議で使われただけだが、平成では92年以降、61
件にものぼるのだ。 安倍晋三首相も「民間」に寄せる期待は並々ならぬものがあるようで、加計(かけ)学園問題で注目された
「国家戦略特区」について、「世界で一番ビジネスがしやすい環境を創り、民間の活力を引き出す」(2013年11月20日、
衆院内閣委員会)と述べていた。獣医学部新設の経緯が批判された時は「岩盤規制を改革するには、省庁では大胆な改革はでき
ない。民間人が入ったワーキンググループと内閣府が改革を進めるのが特区」(今年7月24日、衆院予算委)と反論している。
国政だけではない。小池百合子東京都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」に至っては、「どんな取材を受ける
のか、本部が把握するのは民間企業なら当然」(前代表の野田数・都知事特別秘書)と、所属議員への取材窓口を党本部に一本化
したのである。教育現場でも、大阪府・市が公募した公立学校の民間人校長が次々にセクハラなどの不祥事を起こしたことは記憶
に新しい。 その是非は後で考えるとして、確かに設計案が迷走した新国立競技場問題や、20年の東京五輪開催費のずさんな算定
などを見ると、「民間ならあり得ない」とため息の一つもつきたくなる。ならば、民間の発想・活力をあらゆる場面に注入すれば、
世の中はバラ色になるのか? (後略)
官僚の天下りとは上の記事は記者が自分の意思で書いたのでしょうが、
官僚に頼まれて書いたとも思えるような内容です。
と、言いますのも、官僚にとっては、「民間」が行政に
介入することで「自分たちのしたいこと」ができなく
なってきたからです。官僚にとって「自分たちのしたい
こと」とは、ずばり、天下り先を増やすことです。
官僚だけで行政をすると、必ずといっていいほど、
○○事業団とか、○○法人○○とか、○○機構などを
つくって、そこに天下ります。しかし、民間の人が行政
の決定に入ってくると、天下り先になるような組織をつくることができなくなってしまうの
です。民間は官僚組織の敵。前川前次官の「行政が歪められた」というのは言葉足らずです。
正確には「天下り先が確保できるように仕組まれた行政が歪められた」ということでしょう。
安倍批判をしたくなる人の気持ちも分からないではないのですが、安倍さんのしていること
のすべてを否定すべきではありません。安倍さんももっと国民に分かりやすく説明すべき
でしょう。天下り先を守ろうとする「官僚の発想」をチェックするために「民間の発想」が
必要なのだと。国家戦略特区に関して、認定の手続きにおける、透明性・公平性を高める
仕組みを提案するのなら理解できますが、「国家戦略特区停止法案」を出すような党は、
「官僚の味方」であり、「国民の敵」です。官僚の人が悪いというのではありません。
組織ぐるみで天下り先を確保することに注力していては、国民のために働けないでしょ、
と言いたいのです。天下りについてもすべてが悪いということではありません。しかし、
自分たちで、不必要な○○機構や○○財団をつくり、そこへ天下るというやり方はダメ。
○○機構や○○財団が本当に必要なものなのかどうかは「民間の発想」で決めるべきです。
その他、国や地方自治体の悪い点は、経営感覚がないことです。税金を無駄遣いしても
国鉄とJRの経常収支自分たちは
全然困らない
ということだと、
いくらでもお金
を使ってしまい
ます。民間に
できることは
民間に任せる
べきです。


社説/防災週間−避難所運営の民間委託を検討せよ  (8月30日 日刊工業新聞 電子版)
防災週間が30日に始まる。9月5日までの期間中に各自治体が中心となり、災害発生に備えた訓練が行われる。ただ大規模
災害では、行政だけでは手薄になるという指摘もある。民間企業でできることは民間に任せる仕組みを検討してはどうか。
総合防災訓練のメニューには避難所の開設や運営も含まれる。内閣府や自治体が策定したマニュアルに従い、自治体職員が
中心になり避難所を開設し、自治会など地域住民組織が主体的にかかわる運営体制を試す。参加者はいつか自分が直面する
かもしれない災害を意識して真剣に臨むだろう。だが実際の大規模災害発生時には、被災自治体の職員は押し寄せてくる業務
で手いっぱいとなる。住民も自らが被災者であり、十分な運営体制がとれない可能性がある。ならば民間企業が組織力、機動力
を生かして、避難所運営を請け負えないだろうか。広域に拠点を持つ企業なら、被災地外から社員を派遣して要員を補える。
企業が持つ情報システムを活用して、避難者の管理や支援物資の分配を効率よく的確に行うことも可能だろう。ただ実際に被災
し、避難所を運営した経験を持つ、ある自治体の社会福祉担当者は「避難者の個人情報を扱うので、民間企業には運営を任せら
れない」と話す。避難者一人一人の事情に応じた支援をするため、通常は行政機関しか扱わない個人情報に触れることになる
からだ。どこまで民間企業に任せるのか、どの企業に任せるのか、費用をどこから捻出するかなど、平時に調整しておく必要が
ある。企業側にとっても、いつどこで起こるか分からない災害に即応する体制を構築しなければならないなど、検討すべき課題
はあるだろう。公共施設の管理を民間委託する指定管理者制度は盛んに活用されている。プライバシーに配慮しながら民間委託
することは可能だ。災害多発国の日本で、防災はオールジャパンで対応すべきであり、官民の役割分担を整理した上で、民間
委託の仕組みを検討すべきだ。




2017_09_24


睡眠障害の種類発達障害患者に見られる睡眠障害の原因と対策
(9月18日 毎日新聞 医療プレミア)
自閉スペクトラム症とは
自閉症、アスペルガー障害などを統合して自閉スペクトラム症
(ASD)と呼びます。国内では100人に1人の割合、欧米では
60~70人に1人の割合で発症し、女性よりも男性で4、5倍多い
疾患です。20年ほど前は、1000人に1人程度の割合だったの
に対し、近年は親の発達障害に対する認知度が上がったことで
医療機関などへの相談が増えたことも手伝い、急速に患者数が
増えています。自閉スペクトラム症(ASD)は、3歳くらいまで
に症状が表れる発達障害です。大きく分けて、社会性の欠如や対人障害▽言葉の発達遅れ▽常同的、反復的な行動----の
三つの症状があります。例えば、他の子と一緒に遊ぶことがうまくできず、あることにこだわり、その行動を何度も繰り返す、
といった症状が特徴です。
ASD患者に見られる睡眠障害
ASDの患者は、上述の症状の他に、てんかん発作や睡眠障害が併発することが多くあります。ASDの原因として、神経の異常な
興奮、活性化があり、その活性化が高すぎるとてんかん発作を引き起こします。一方で、ASDの子供の50~80%で睡眠障害が
見られます。特に不眠症状を訴えることが多く、寝つきの悪さ、夜間の覚醒が続きます。それによって慢性的な睡眠不足に陥って
しまい、両親もその対応のために睡眠が取れず、苦労するケースが多いようです。また、睡眠不足はASDの行動異常をさらに
悪化させてしまい、負の連鎖を引き起こします。
原因はメラトニンの分泌不足
ASDで見られる不眠症状の原因は、睡眠誘発ホルモンであるメラトニンの分泌不足です。また、メラトニンの素になるセロトニン
も減少しています。メラトニンは夜寝る前に分泌が始まり、寝ている間に分泌のピークが見られます。メラトニンやセロトニンの
不足がどうして起こるのかはまだよく分かっていません。また、体内時計の乱れが予想されますが、実際に体内時計に異常が
あるか否かは明らかになっていません。ただし、メラトニン分泌は光によって抑制されます。夜間に起きてしまい照明をつけたり
テレビを見たりすることでさらに分泌が抑制されてしまいますので、注意が必要です。(中略)
病因は、遺伝、性差、生活環境などさまざま
ASDを発症する原因はまだ完全には理解されていませんが、最近の研究でいくつかの特定の遺伝子が関係していることが分かって
きています。例えば、遺伝要因がある一卵性の双子では、50~80%の割合で2人同時に自閉症を発症します。また、発症に関与
しているとみられる特定の遺伝子を変異させたマウスの行動を調べると、人間の患者でも見られたようなコミュニケーション能力
の欠如(マウス同士でコンタクトを取らない)、繰り返し行動(毛づくろいが多い)といった症状が見られます。 しかし、発症
に関わると考えられる遺伝子は数多くあり、一つの遺伝子変異によって遺伝する病気として説明するには不完全です。また疾患
を引き起こすのは、母親や子の生活環境です。特に、高齢出産、妊娠期の飲酒や喫煙などが子のASD発症リスクを増加させること
が分かっています。このように最近、ASDに関わる遺伝子群が明らかになりつつあり、またそれらの遺伝子群を操作したモデル
マウスも数多く報告されています。今後、これらの動物実験から疾患発症の原因解明、さらには治療方法の開発が行われると
期待できます。一方でこれらの遺伝子は多岐にわたり、「遺伝要因×環境要因」の相互作用が疾患発症のキーファクターになって
います。 前述したように、睡眠障害がASDの異常行動を悪化させることが分かっています。そのため、夜間の光環境や生活リズム
を整えることも、発症の環境要因を排除する一つの手段といえるでしょう。

 「週末のアウトドア」が絶対おすすめできないたった一つの理由 
  (9月10日 PRESIDENT Online プレジデントオンライン)
 なぜ「アウトドア」がおすすめできないのか? 
 なぜアウトドアが疲れてしまうのかを考えてみます。そのために、まずは「ホームとアウェイ」について
 お話ししたいと思います。日常生活の中で、ホームとアウェイを意識したことはあるでしょうか。
 サッカーや野球などのスポーツで、ホームやアウェイという言葉はよく使われますが、ふだんの生活の
 中においては、ホームが文字通り「家」「自宅」などで、アウェイはそれ以外の「外」すべてです。会社で
 あったり、学校であったり、スーパーであったり、「家」の外のすべての空間がアウェイです。何の気兼ね
 もなく自由にくつろげる自分の家(ホーム)と比べ、アウェイ、すなわち家の外は危険がいっぱいです。
 いつどこで不測の事態に遭遇するかわかりませんし、他人の目にさらされることもあって、無意識のうち
 に常に「緊張状態」を強いられます。つまり、交感神経が常に優位な状態になっているわけです。家から
外に出た瞬間、もうそこはアウェイの世界。ということは、毎日8時間以上、外で働いている人は、通勤時間を含めると1日10時間
以上をアウェイで過ごしていることになります。アウェイで過ごす時間が1日10時間以上もあるということは、動物にとって大きな
ストレスです。(後略)

昔から「寝る子は育つ」と言いますが、では、寝ない子はどうなのかというと・・・
発達障害かもしれないのです。発達障害というと、脳の神経回路が足りないイメージですが、
自閉症の場合、神経回路が発達し過ぎているのです。ただし、不適切に。不適切な神経回路
ができる(消去されない)といっても、その症状がどのように現れるかは、人によって様々。
ただ、一般的によくある症状は、寡黙であれ、多弁であれ、人とのコミュニケーションが
うまくとれないこと。病気のかたは医師の診断を仰ぐ必要がありますが、病気のレベルでは
ないけれど、自閉症の傾向を持っている人はかなり大勢いるのではないかと思われます。
そのような人は、仲間以外の人と話をするのが得意ではなく、人とのコミュニケーションに
大きな疲労感を覚えるのではないでしょうか。これは、脳が働きすぎていることに因るもの
と思われます。この場合、脳が疲れているのであって、肉体的な疲労とは異なります。
脳が疲れている場合、家でじっとしていることで疲れをとるしかないのですが、休日にただ
ひたすら、じっとしていればいいかといえば、そうとも言えません。
問題のひとつは、休日に脳を休めすぎると、月曜日になって脳が動いてくれないこと。
そこで無理やり脳を動かそうとすると、ものすごく疲れます。かといって、休日に何かを
すると、脳の疲れがとれないままになってしまいます。これはジレンマです。
脳を休めないといけないし、休めすぎてもいけないし・・・困ったものです。
もうひとつの問題は、休みすぎると、血行が悪くなることです。
その理由は体を動かさないということにあります。筋肉が動いていないということです。
筋肉が動くことによってそれがポンプとなり血行がよくなるわけですが、動かないでいると
この効果がないために、血行がどんどん悪くなってしまうのです。
血行が悪くなれば、脳の働きも悪くなってしまいます。脳を休めながら、体は適度に使う。
うーん、これは難しい。残念ながら、脳を(不必要、不適切に)働かせすぎるタイプの人
は、頑張りすぎないことで疲労を避けるしかないようです。そして、疲れたら休むこと。
さらに言うと、ポジティブになりすぎないことも大切です。ポジティブになると心が高揚
して、疲れに気づきにくくなるからです。後から倍返しの憂き目に遭うでしょう。





2017_09_22


フレイルとは高齢で活力衰える「フレイル」、国内250万人が該当か 
(9月17日 朝日新聞デジタル)
高齢になって心身の活力が落ちた「フレイル」と呼ばれる状態の人が、国内に少なくとも
250万人はいるとみられることが、日英の研究チームの解析でわかった。フレイルの人
は介護を必要とする状態に近いが、栄養や運動の改善などに早めに取り組めば元気を
取り戻しやすいといわれる。研究チームは対策につなげて欲しいとしている。フレイルは
「虚弱」を意味する英語「frailty(フレイルティー)」からきている。健康と
要介護状態の中間的な位置づけで、主に体重の減少や握力の低下といった項目がある
米国の基準で判定されてきたが、日本人の実態はよくわかっていなかった。
児島剛太郎・ロンドン大客員研究員(老年病学)らが、これまでに発表されたフレイルに
関連する約1500本の論文のうち、65歳以上の日本人の割合について述べた5本を
解析したところ、入院せずに地域で暮らす人の7・4%がフレイルという結果だった。
児島さんは「分析した集団は比較的健康な人が多いと推定された。実際には、フレイル
の人はもっと多いはず」としている。総務省の人口推計(今年7月)で65歳以上の人口
は3477万8千人おり、その中の少なくとも250万人が該当するとみられる。欧米人
を中心に調べた研究では、フレイルの割合は9・9%。追加調査で日本人を年代別に分析
すると、フレイルの割合は65~74歳では海外に比べて低く、80歳以上では高かった。研究チームの一人で、日本老年医学会
理事長の楽木宏実・大阪大教授は今回の結果について「国や自治体の担当者がフレイル対策に取り組むための基礎データとして
活用してほしい」と話す。フレイルの人が元気を取り戻すためには、肉類も含めてしっかり食べて日常的に運動をするほか、
社会活動に積極的に参加することなどがすすめられている。

 ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力 帚木蓬生さん
 (5月28日 BOOK asahi.com ブック・アサヒ・コム)
 解決しにくい状況に焦らずつきあう
 聞き慣れない横文字の書名。「すぐには答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」のこと
 を言うそうだ。何かが「できる能力」ではなく、「できない状況を受け止める能力」とも言える。東大卒の
 テレビマンから精神科医に転じ、精力的に書き続ける作家でもある著者には縁の薄い能力なのでは……。
 「いえ、精神科医として臨床40年、常に自分の無能を突きつけられてきました。ネガティブ・ケイパビリティ
 という言葉を知らなければ、続けてこられたかどうか」
 たとえば、ライフワークとして取り組んでいるギャンブル依存症患者の診察。「兄貴もう死んでくれ」「私の
 30年返して」。巻き込まれた家族の悲痛な叫びが、診察室に響くこともしばしば。
 「どうにか治さないと、と思っても、できることは限られているんです」
ギャンブル依存症は、患者自身が自助グループに参加するなどして、時間をかけて自分との折り合いをつけることが必要なのだという。
「医師に求められるのはすぐには治せないことを受け入れて、患者が歩む長い道のりに連れ添うこと。ただちに解決できない状況に
つき合えるのも一つの能力。そう思えたら、肝が据わります」
本書は、ネガティブ・ケイパビリティという言葉を生み出した19世紀イギリスの詩人、ジョン・キーツの生涯をたどることから始まる。
元々は詩作の際に自分を空っぽにして、対象を見つめ続けることの大切さを言い表した言葉だ。20世紀に入り、精神科医がその言葉を
再発見。患者を診る際に欠かせない「共感」の土台となる考え方として、精神医学の世界で知られるようになった。詩人の生んだ言葉が、
医学の世界で新たな生命を与えられる。そのドラマを描くのは、精神科病棟を舞台にした『閉鎖病棟』など数々の小説を手がけてきた
文学者であり、現役医師でもある著者の真骨頂だろう。教育や介護に携わる人にも知ってほしいという。「人と人が接するところの問題
は、おいそれと解決できなくて当たり前。無力感を覚えそうになったとき、この言葉が支えになる人は多いはずです」

当然のことではありますが、人は必ず死にます。
わたしたちは、いつかは死ぬ運命なのに、なぜ今を生きなければならないのでしょうか?
特に高齢者にとって、「そう遠くない将来、どうせ死ぬのだから、何をしても無駄じゃないか」
という思いは切実です。「死ぬのが怖いから生きている」という気持ちだけですと、生きる
気力も起きません。「生き生きと生きる」ことは、なかなか難しいことのようです。
そもそも「なぜ生まれてきたのか?」・・・「生」では答えのない問題ばかりです。知性とは、
物事を知ったり、考えたり、判断したりする能力のことを意味します。知性が高いことは
素晴らしいことのように思われますが、どれほど高い知性を持っていようと、「知らないこと
は知らない」としか言えないでしょう。知性に頼ると、答えがあるものについては非常に的確
なのですが、答えのないものについては「全くの的外れ」ということになりやすいのです。
「生」に関することは、考えれば考えるほど、悩みや不安が大きくなるだけです。
「目の前に、訳の分からないもの、不可思議なもの、答えがなくて放置されているものがある
と、脳は落ち着かず、精神的に不安定になります。そうした困惑状態を回避しようとして、
脳は対峙している事象にとりあえず意味づけをし、何とか「分かろう」とします。しかし、
仮の答えは間違っていて、よく考えてみると、相変わらず、何も分からないままです。
それでも、わたしたちは毎日を生きていかなければなりません。どうすればいいのでしょう?
この世では、未知を既知にすることはできますが、不可知を既知にすることはできません。
「いくら考えても、何を努力しても、どのようにも決められない居心地の悪い状態を回避せず、
耐え抜く能力」を身につけるしかないのです。じっと耐え忍ぶというのは、能力というよりも、
心構えなのかもしれません。大切なのは、分からないものに関して、無理に何かを判断しない
ことです。高齢化が進む日本において、ネガティブ・ケイパビリティはもっと重視されるべき
ではないでしょうか?そうしないと、日本国民は活力不足の人間ばかりになってしまいます。
知性を高めるよりも、風流や神秘を愛でる心を育てたほうが幸せなのではないのでしょうか?



2017_09_20


首相、年内解散を検討 与党幹部に伝える 最短で今月末 (9月17日 朝日新聞デジタル)
安倍晋三首相は年内に衆院を解散する検討に入ったと与党幹部に伝えた。28日召集の臨時国会冒頭で踏み切ることも視野に、
北朝鮮情勢などを見極めて最終決断する。報道各社の世論調査で内閣支持率が回復基調にある中、民進党は離党騒動で混乱して
おり、局面打開の好機と判断。衆参各院で3分の2を持つ現在の改憲勢力で憲法改正の発議をめざす戦略から方針転換する。 
複数の政権幹部が明らかにした。選挙戦ではアベノミクスの成果と継続を訴える見通しだが、国民に信を問う大義は幹部間でも共有
されていない。野党の召集要求にようやく応じた臨時国会冒頭での解散は、森友学園・加計学園問題を隠すものだとして野党からの
反発は必至。北朝鮮の核実験や弾道ミサイル発射が続く中、政治空白をつくることへの懸念もあり、首相は時期を慎重に見極める
考えだ。解散時期は複数検討しており、最も早い場合は臨時国会召集日の28日。この場合は、10月10日公示~22日投開票、
または17日公示~29日投開票の日程を想定している。22日投開票予定の青森4区、新潟5区、愛媛3区の衆院トリプル補選は
10日の告示後でも解散した時点で中止になる。(後略)

閉会中審査で質問する玉木議員民進・玉木雄一郎氏が約3週間ぶりにツイッターを再開
「こんな大きな問題になるとは思わなくて…」「もう加計学園問題はツイッターでつぶやかない」 
実はネット上の批判に凹んでいた!
 (9月16日 産経ニュース)
8月26日を最後にツイッターの更新が止まっていた民進党の玉木雄一郎衆院議員(48)が
約3週間ぶりにツイッターを再開した。加計学園問題追及の急先鋒に立ち、自らが日本獣医師政治
連盟から献金を受けていたことから、この問題を取り上げれば取り上げるほど、ツイッターが炎上。
ついには更新をやめてしまった。今月14日、玉木氏は「6時57分頃、北朝鮮からミサイルが発射
された模様」とNHKニュースを引用した形で投稿を再開。ネット上では意外にも歓迎する声が
慶応大の金子勝教授多かった。このツイート直後、「玉木アラート 復活ツイート 熱烈歓迎」と題した動画が動画配信
サイト「YOUTUBE」に流れた。玉木氏のツイッターにも「お久しぶりじゃないですか。みんな、
待ってましたよ~」「毎度この人ミサイル撃ったらツイートしてる」「亡命したかと思って心配して
いた」等等、おおむね歓迎の声が寄せられた。加計学園を追及していたときの8月ごろのツイートに
は玉木氏を非難する声が圧倒的だった。獣医師会からの100万円の献金を指摘した報道や、その後、
愛媛県獣医師会の会員が減っているという産経新聞の記事には「あまりに酷い」とツイートしたが、
逆に批判が殺到した。(中略)玉木氏は電話で「実は僕も参っているんですよ。あんなに(加計学園
問題が)おおごとになるとは思わなかった」「もうツイッターで加計は取り上げませんよ」「ネット
でたたかれたのにはさすがに凹みました。もう何ともなりませんよね」とも言った。(後略)

金子勝・慶応大教授が「ミサイル発射は安倍首相のせい」 ツイッターに投稿(9月16日 産経ニュース)
慶応大の金子勝教授(65)がツイッターに「安倍首相が北朝鮮をあおり、森友・加計の腐敗を隠そうとしている」という趣旨の投稿
をし、話題になっている。これまでも金子教授は「(ミサイルを発射する)北朝鮮も怖いが、『戦時放送』を流す安倍政権も怖い」
とツイートするなど、安倍政権を批判するあまり、極端な意見を披瀝することがあり、今回も3千件を超えるリツイートがあった。
金子教授は「戦争屋」と題し、15日にツイッターに以下の投稿をした。 「また北朝鮮の軍事政権がミサイルを飛ばし、また国営
放送でJアラート一色。森友・加計の腐敗を隠そうと北朝鮮を煽り、疑惑だらけのトランプをけしかけ武器を買うアベ。NPT批准
拒否のインドにまで核技術を輸出する。目指す改憲のために日本を北朝鮮のターゲットにし戦時体制にしたいのか」(中略)
金子教授は、安倍首相がインドで歓待を受けたのも気に入らないのか、「今、核軍拡の最も危険なのはインドとパキスタンだ」
「北朝鮮の意図は核配備だ。それに対峙する最も有効な道は核兵器禁止条約だ。それなのに、条約に反対するインドに原子力技術
を提供する」(要旨)、「世界に原爆燃料をばらまき、インドで原発事故も税金で補償する。外交無能で戦争を煽るだけ煽る」
などと、核開発に突き進む北朝鮮をそっちのけに、安倍首相の訪印を口を極めて非難している。(後略)

 山尾議員の不倫騒動により、政局が大きく動くことになりました。野党議員
 の不倫が政局になるのは前代未聞ですが、その発端が週刊誌のスクープと
 いうのも驚きです。野党としては、「モリカケ隠し解散」としたいところ
 でしょうが、これは「文春砲解散」でしょう。それにしても、不倫をして
 いるのなら、もう少し、警戒しておくべきだったのではないでしょうか。
 少なくとも、左の本は読んでいなかったのでしょう。文春は、道玄坂で
 タクシーを降りて、ホテル街の狭い路地を何度も曲がったとしても、
 スクープ写真を撮れるのだろうか?何回も同じパターンだと、文春なら、
様々な作戦を考えるでしょうね。となると、毎回異なったパターンで逢う必要がでてきます。
やはり、週4回も逢っていては文春から逃れられないのでは。もう少し我慢しないと・・・
さて、モリカケ問題のほうですが、野党議員が、既得権益側への「利益誘導」と政権批判を
同時に行うことは、それほど問題ではありません。堂々とやればいいのです。自民党の
族議員=利益誘導集団です。隠さずに堂々と言えばいいんです。事実を。リベラルの悪い
ところは正義ヅラをするところ。「不都合」を隠すからバレされるんです!文春とかに。
でも、リベラルの人に絶対にやってもらいたくないことがあります。それは「売国」です。
安倍政権が安保法案を通したから、北朝鮮がミサイルを打ったのではありません。
安倍政権が改憲議論をしているから、北朝鮮が核実験をしたのではありません。
安倍政権が支持率を上げるために、北朝鮮にミサイルを打たせたのではありません。
安倍政権がモリカケ問題を隠すために、北朝鮮に核実験をさせたわけではないのです。
安倍さんが衆議院を解散する最大の目的は、モリカケ問題の「みそぎ」でしょう。
野党が、この問題について政権を厳しく追及するのは当然のこと。でも、国民にとっては、
モリカケ問題より、北朝鮮のミサイルへの対応のほうが重要です。
金子さん!戦争を煽るだけ煽っているのは、アベではなく、ジョンウンですよ。
日本国民の生命と財産を脅(おびや)かしているのは、アベではなく、ジョンウンですよ!




2017_09_18


医療費、14年ぶりに減少 高額治療薬の価格引き下げで(9月15日 朝日新聞デジタル)
2016年度に医療機関に支払われた医療費の速報値となる「概算医療費」は前年度より2千億円少ない41兆3千億円で、
02年度以来14年ぶりに減少に転じた。国民1人当たりの医療費も2千円減って、32万5千円になった。前年度に利用が
急増した高額治療薬の価格引き下げなどが要因だ。ただ、75歳以上の医療費は伸び続けており、減少は一時的とみられる。
                                                    (後略)
国民医療費の推移15年度医療費、42.4兆円=9年連続で最高更新
-高齢化など影響・厚労省
 (9月13日 時事ドットコム)
厚生労働省は13日、2015年度に病気やけがの治療で医療
機関に支払われた国民医療費(確定値)が、前年度比3.8%増
の42兆3644億円だったと発表した。1人当たりでは3.8
%増の33万3300円で、医療費全体、1人当たりとも9年連
続で過去最高を更新した。高齢化の進展や医療技術の進歩が
主な要因で、13、14年度に続き40兆円の大台を突破した。
年齢階層別では、65歳以上の高齢者の総額は25兆1276
億円となり、全体に占める割合は0.7ポイント増の59.3%
となった。1人当たりでは、65歳未満が18万4900円だった
のに対し、65歳以上が74万1900円と4倍の開きがあった。
財源は保険料が20兆6746億円と半分弱を占めた。国と地方分を合わせた公費は16兆4715億円、患者負担は4兆
9161億円だった。疾病別では、高血圧症など「循環器系の疾患」が5兆9818億円で最も多かった。次いでがんなどの
「新生物」が4兆1257億円、リウマチなど「筋骨格系と結合組織の疾患」が2兆3261億円、肺炎など「呼吸器系の
疾患」が2兆2230億円だった。1人当たりの医療費を都道府県別でみると、高知が44万4000円で最も高く、
長崎41万1100円、鹿児島40万6900円と続いた。最も低いのは埼玉で29万900円だった。

社会保障給付費の推移社会保障給付費114兆円超=15年度も最高更新
-厚労省
 (8月1日 時事ドットコム)
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は1日、2015年度
に年金、医療、介護などに充てられた社会保障給付費が前年度比
2.4%(2兆6924億円)増の114兆8596億円となり、
過去最高を更新したと発表した。高齢化の進展で医療や年金など
の費用が伸びた。国民1人当たりの給付費も2.5%増の90万
3700円で最高となった。社会保障給付費は、税金と社会保険料
などを財源とした費用の合計で、病院窓口で支払う自己負担などは
含まない。統計を取り始めた1950年度以来、一貫して伸び続け
ている。今後、高齢化が急速に進むため、給付の伸びをいかに抑えるかが喫緊の課題だ。最も伸びが大きかったのは医療分野で、
3.8%増の37兆7107億円。高齢化による受診延べ日数の増加や、新薬の保険適用で調剤費が増えたことが影響した。
子育てや介護などを含む「福祉その他」は3.3%増の22兆2024億円。2015年度から施行された子ども・子育て
支援新制度で、保育所の施設整備費が増えたことが主な要因。介護のみに絞り込むと、9兆4049億円で伸び率は2.3%
と過去最低。介護サービスの公定価格である介護報酬が15年度にマイナス改定となり、給付費の伸びが抑えられたためだ。

医療や介護の月額上限引き上げ 8月からの制度改正 (8月17日 産経ニュース)
高齢者が医療や介護を利用したときに支払う自己負担の上限額が今月から上がった。高齢でも一定の所得がある人には相応
の負担を求めようというのが改正の趣旨だ。医療や介護の費用が増え続けるなか、所得のある人の負担増は避けられない。
だが、複数の利用者がいる世帯や医療も介護も必要な人は、制度の隙間で思わぬ金額になる例もあり、一層の目配りが
求められている。
月額5万7600円
医療機関で治療を受け、自己負担が高額になったときは、上限を超えた費用が所得に応じて払い戻される。「高額療養費
制度」と呼ばれる仕組みだ。例えば、抗がん剤治療で月に100万円の医療費がかかっても、3割負担の人は30万円を請求
されるわけではない。69歳以下で平均的な収入(約370万~約770万円が目安)なら、1カ月の自己負担は9万円弱
で済む。この額が続くと、4カ月目からはさらに減額される。この高額療養費制度で、70歳以上の上限額が引き上げられた。
対象は住民税が課税される人。年収が370万円未満の場合は、外来の上限が月に1万2千円から1万4千円(年間上限は
14万4千円)にアップ。入院した場合を含む世帯の上限も、4万4400円から5万7600円に引き上げられた。
年収がさらに高く、おおむね370万円以上(課税所得が145万円以上)の人は「現役並み」とみなされ、外来の上限が
4万4400円から5万7600円に引き上げられた。(後略)

安倍さんは、社会保障を高齢者中心から全世代型に見直す意向を表明しています。
具体的な施策としては、幼児教育の無償化や給付型奨学金の拡充などを検討しています。
方向性は正しいと思いますが、財源はどうするのでしょう。社会保障を若年層に拡充
しない状況でも、社会保障費は増え続けています。特に、医療費の伸びが止まりません。
高額治療薬の価格(薬価)を引き下げたことで、2016年度の国民医療費は、2015年度
より少し減少したようですが、長期的には、どんどん増え続けるでしょう。消費税を
10%にすれば、4兆円程度の増収が見込めます。しかし、それだけは全然足りそうも
ありません。社会保障費の増加分を補うためには、増税し続けなければなりません。

医療費の自己負担今しなければならないのは、社会保障の
世代間格差を解消することよりもむしろ、
社会保障負担の世代間格差を解消すること
ではないでしょうか。やるべきことは簡単。
医療費の自己負担を一律3割にすればいい
のです。子どもの医療費については、後から、
医療費に相当する分、児童手当を増額すればいいのです(つまり、こどもの医療費を
実質、無料にする)。この方法は、増税とは違い、医療費を抑制させる効果があります。
医療機関だって儲けなければなりませんから、無駄な薬だと分かっていても、つい
出してしまいます。普通の商取引では消費者のほうが断りますが、医療の場合、患者の
自己負担が少ないので、薬代や治療費を安く抑えようとする気持ちが起きません。
特に、自己負担が1割や2割だと、患者のほうが薬を欲しがります。
高額療養費については、その適用外の療養制度をつくる必要があるでしょう。つまり、
健康保険適用内の療養であっても、高額療養制度は使えず、負担が高額になった場合
でも、医療費の3割を自己負担しなければならない治療を行えるようにするということ
です。つまり、患者は、高額療養制度内診療、健康保険適用療養、健康保険適用外療養
の3パターンから、自分に合った医療を選ぶことになります。
いい方法だと思うのですが、増税よりも大きな非難を浴びることになるでしょう・・・




2017_09_16


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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

不思議の国では、
時間は動かないんです。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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