初の米中会談に臨んだトランプ大統領米中会談中にシリア攻撃…世界騒然 トランプ氏、北朝鮮増長
許した習氏を恫喝 笑顔なし、強い不満も

(4月8日 ZAKZAK 夕刊フジ)
ドナルド・トランプ米大統領と、中国の習近平国家主席による
初めての首脳会談が6日午後(日本時間7日未明)、米フロリダ
州パームビーチの別荘「マール・ア・ラーゴ」で始まった。2日間
にわたる会談の焦点は、弾道ミサイルを発射し、6回目の核実験
をチラつかせる金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長
率いる北朝鮮への対応だ。トランプ氏は会談と並行して、化学
兵器を使用したシリアへの攻撃を発表するなど「決断する大統領」
を体現した。北朝鮮の増長を許してきた中国の責任も追及し、
米軍によって破壊されたシリアのシャイラト空軍基地「斬首作戦」か「正恩氏亡命」かを迫る構えだ。
「すでに長い時間議論したが、今のところ収穫はない。何も得て
いない。ただ、友人にはなれた。今後も関係を発展させていく」
トランプ氏は6日夜、習夫妻を招待した夕食会の冒頭、こうスピ
ーチした。一部メディアは《親密さをアピールした》などと報じた
が、これはトランプ流の牽制(けんせい)・恫喝(どうかつ)だ
ろう。パームビーチに向かう大統領専用機「エアフォースワン」
でも、トランプ氏は「われわれは長年、中国との間でひどい貿易を
続け、不公平な扱いを受けてきた。会談では貿易について話すこと
になるだろう。もちろん、北朝鮮についても話すことになる」
と記者団に語り、中国への強い不満をあらわにした。
トランプ氏は写真撮影でも、あまり笑顔を見せなかった。安倍晋三
首相を2月に迎えたときとは違っていた。
ワシントン情勢に精通し、本紙で「ドキュメント永田町」を連載するジャーナリストの山口敬之氏は「トランプ流の交渉術だ」
といい、続けた。「米中間には、貿易・為替問題や、中国の軍事的覇権主義による東・南シナ海問題など、懸案事項が多々ある。
これらは双方に言い分があり、平行線になりかねない問題だが、北朝鮮問題は違う。中国は事実上の後見国であり、北朝鮮の
核・ミサイル開発を放置してきた責任がある。トランプ氏は北朝鮮問題をカードにして、強い口調で習氏に要求するはずだ」
首脳会談では、北朝鮮の核・ミサイル開発で緊張が高まる朝鮮半島情勢を協議する。米中両国が、北朝鮮の開発断念に
向けて一致した対応を打ち出せるかが焦点だ。トランプ氏は2日付の英紙フィナンシャル・タイムズのインタビューで、
中国が、北朝鮮の核・ミサイル問題で具体的役割を果たさない場合、「俺たち(だけで)でやる」と明言した。
米国は「越えてはならない一線」(レッドライン)として「米本土を攻撃できる核ミサイルを北朝鮮に持たせない」との方針
を設定している。トランプ氏の発言は、米国単独での「斬首作戦」や「限定空爆」などを示唆したものだ。
これに対し、中国は「問題解決には米朝間の対話が必要」との立場を崩しておらず、協議が難航するのは必至だ。
ただ、国際社会の対北包囲網は狭まっている。国連安全保障理事会は6日、北朝鮮による弾道ミサイル発射を強く非難する
報道声明を発表した。過去の制裁決議の「重大な違反」に当たるとして核・ミサイル開発の自制を求めた。
シリアへの攻撃を断行したトランプ氏の姿勢が、中国や北朝鮮を揺さぶる可能性もある。トランプ氏は6日の演説で「シリア
の独裁者アサドが、恐ろしい化学兵器で罪のない市民や子供を殺した」「多くの一線を越えた」「米国は正義のために戦う」
と断言した。口先だけで軍事介入に消極的だったオバマ前大統領を意識したといえる。
正恩氏は、核・ミサイルで周辺諸国を恫喝するとともに、自国民への拷問・餓死・処刑を繰り返し、異母兄の金正男(キム・
ジョンナム)氏を猛毒の神経剤VXで暗殺、著しい人権侵害である拉致事件を放置している。「北朝鮮=悪」であり、
トランプ氏が軍事行動に出る条件は整っている。(後略)

バンカーバスター米軍、金正恩氏「7日で排除」 3月にも世界最強の軍事力行使か、
韓国紙は日本配備のステルス戦闘機に言及

(2月17日 ZAKZAK 夕刊フジ)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、
金正男(キム・ジョンナム)氏がマレーシアで殺害された事件は、
国際社会が注目している。「毒劇物による暗殺」の可能性が高まる
なか、ドイツ・ボンで16日に開催の日米韓外相会談でも、事件や
北朝鮮の核・ミサイル問題は議題となった。ドナルド・トランプ米
大統領は、北朝鮮への対抗姿勢を強めており、3月にも世界最強
の軍事力を行使する可能性がある。北朝鮮は16日、故金正日
(キム・ジョンイル)総書記の生誕記念日「光明星節」を迎えたが、
専門家は正恩氏排除までの期間を「早ければ7日」と断言した。
(中略) 「まず考えられるのは、北朝鮮と取引する中国企業が
使用する金融機関に対する金融制裁のグレードアップだ。さらに
米韓軍事演習の強化や、米国防情報局(DIA)を通じた工作も
強化してくるのではないか」
米韓軍事演習については、拡充する見通しを韓国紙が伝えている。
朝鮮日報(日本語版)は11日、米原子力空母「カール・ビンソン」が前日にグアムに到着したことや、ステルス戦闘機
「F22ラプター」の日本配備に触れ、米軍の戦略部隊が朝鮮半島周辺に集結していることを報じた。記事では、軍関係者
の話として「3月の米韓軍事演習『キー・リゾルブ』と『フォールイーグル』に参加する可能性が高い」と伝えている。
カール・ビンソンは「動く軍事拠点」とも呼ばれるニミッツ級の原子力空母で、同紙は「西太平洋を担当する第7艦隊には、
すでに原子力空母『ロナルド・レーガン』が配備されている。米国が西太平洋で2つの空母機動部隊を運用するのは異例」
と指摘した。かつてない規模で行われる3月の米韓軍事演習だが、過去には正恩氏を急襲し、確保・排除する「斬首作戦」
に沿った演習が行われてきた。軍事ジャーナリストの世良光弘氏は「本物の『斬首作戦』に変更してもいいような軍事演習
となるだろう」といい、北朝鮮攻撃のシナリオを次のように語る。
「陸からは、韓国軍と米軍の特殊部隊で平壌まで行く。空からは、B2爆撃機が平壌(ピョンヤン)上空まで行き、地下の
約50メートルまでコンクリートをぶち抜ける爆弾『バンカーバスター』を使って、地下壕にいる正恩氏の居場所を徹底的に
攻撃するだろう。海からは、恐らくトマホークを打ち込む。海上にはイージス艦もいるので、北朝鮮が弾道ミサイルで反撃
してきた場合は、海上配備型迎撃ミサイルSM3で全部打ち落とすだろう」
トランプ氏が、暴走する正恩氏を排除する決断を下すきっかけは何か、作戦終了までにかかる時間はどの程度か。
世良氏は「北朝鮮が米国に到達する能力を持つICBM(大陸弾道間ミサイル)を発射したとき、またはトランプ氏が
何らかの情報に基づきゴーサインを出したときが考えられる。早ければ1週間程度で、正恩氏を排除できるのではないか」
と語っている。

アメリカは北朝鮮を攻撃するのか?本当にやるのかどうかは分かりませんが、準備を
していることは間違いないでしょう。そして、トランプ政権になって、オバマ政権の
ときより攻撃の可能性が高まっていることも間違いありません。しかし、シリアの
ように簡単には実行できないことは確かです。シリアを攻撃しても米軍は反撃される
可能性がほとんどありませんから、お灸をすえる程度のジャブを打つことが可能です。
一方、北朝鮮の場合、米軍が何らかの軍事行動を行った場合、反撃してくる可能性が
高いため、大きな被害が出ることも覚悟しておかなければなりません。よって、やる
のならジャブではなく、金正恩を殺害するパンチを食らわせる必要があります。また、
出口戦略も重要です。イラクの場合、イラク軍を壊滅させることには成功しましたが、
その後の統治には失敗しました。北朝鮮の場合、金正恩がいなくなった後、各地で
抵抗運動が起きる可能性もあります。正統な指導者が現れて、北朝鮮国民を納得させ、
国体を安定させなければなりません。そのためには、殺害された金正男氏の長男、
ハンソル氏がキーパーソンになるでしょう。ハンソル氏が金正恩なき北朝鮮に戻り、
「わたしは、国民を騙して国家を支配した国賊金正恩を討った。われこそが、正統な
最高指導者であり、その地位に就任した。」と国民に説明する必要がありそうです。
さて、本当に米軍が北朝鮮を攻撃するかどうかですが、中国の対応次第で状況は大きく
変わるでしょう。しかし、中国の説得が成功する可能性は低くなっています。米本土を
攻撃できる核ミサイルを北朝鮮が持たないことを担保できなければ、アメリカはいつか、
やるでしょう。その場合、米軍が、北朝鮮の地下施設の位置をどの程度、把握している
のか?最新兵器である新型のバンカーバスターの能力がどの程度なのか?ミサイル施設
といった軍事上の重要拠点をどの程度、的確に破壊できるかなどが重要になります。
ミサイルは日本にも飛んでくる可能性があるだけに、米軍と連携して、的確な体制を
整えておく必要があります。





2017_04_09


上昇が続く生涯未婚率生涯未婚率、男性23%・女性14% 過去最高
(4月5日 朝日新聞デジタル)
50歳まで一度も結婚したことがない人が2015年に男性で4人に1人、
女性で7人に1人いたことが、国立社会保障・人口問題研究所の調査
で分かった。こうした人の割合を示す「生涯未婚率」は、10年の前回
調査から男女とも3ポイント以上増えて過去最高を更新した。研究所は
5年に1回、国勢調査を分析して生涯未婚率を割り出している。今回は
男性が前回調査比3・23ポイント増の23・37%、女性は同3・45
ポイント増の14・06%だった。男性は1970年まで、女性は60年
まで1%台が長い間続いたが、その後、増加傾向に拍車がかかっている。
都道府県別でみると、男性では沖縄の26・20%がトップで、岩手
26・16%、東京26・06%が続いた。女性は東京の19・20%
が最も高く、次いで北海道17・22%、大阪16・50%だった。低いのは男性では奈良18・24%、滋賀18・25%、
福井の19・19%で、女性は福井の8・66%、滋賀の9・21%、岐阜の10・00%だった。同研究所が昨年9月に
公表した出生動向基本調査によると、「いずれは結婚したい」と考える18~34歳の未婚者の割合は男性85・7%、
女性89・3%だった。高水準だが、「結婚資金」や「結婚のための住居」の確保が障害と考えている人が多く、研究所の
担当者は「非正規労働者の増加も生涯未婚率の上昇に影響している」とみている。

「結婚したくない」20代男性が7年前の2倍に 女性はどう考えているのか (2016年11月5日 J-CASTニュース)
「結婚したくない」と考える20歳代の男性は2015年度に2割を超え、2008年度の2倍近くに増えたことが、独立行政法人・
国立青少年教育振興機構の調査でわかった。一方、女性は「早く結婚したい」と「結婚したくない」の割合がいずれも増えた
が、「結婚したくない」と考える女性は16.0%と男性より少なかった。「子供はほしくない」という男女も倍増している。
「子供はほしくない」も急増
国立青少年教育振興機構が2016年11月1日に発表した「若者の結婚観・子育て観などに関する調査」は、全国の20~30歳代
の男女4000人を対象に、2015年度に実施。2008年度と比較した。 その結果、結婚願望の現状は、20歳代の男性は「早く
結婚したい」が5.3ポイント減って12.1%。「結婚したくない」は9.7ポイント増えて21.6%となり、結婚に消極的な傾向が
強まった。一方、女性は「早く結婚したい」が25.5%、「結婚したくない」が12.9%だった。いずれも増加した。年代別に
みると、男女とも年代が上がるにつれて「早く結婚したい」人の割合が低下し、「結婚したくない」人の割合が増えている。
年収別にみると、「結婚したくない」と考えている人の割合は「100万円未満」が26.8%で最も高く、「100万円以上200万
円未満」が22.0%、「200万円以上300万円未満」が16.3%、「300万円以上400万円未満」17.1%、「400万円以上500万
円未満」が16.0%、「500万円以上」が15.1%となった。 同機構はこうした結果から、「結婚したくない」という若者の
増加は、「若者の収入の低さ」に要因があるとみている。一方、子供のいない人(2850人)に子供について聞くと、
「結婚後も子供はほしくない」と答えた人は24.8%にものぼった。子育て願望は、「夫婦生活が安定したらほしい」という人
が27.0%で最多だったが、「子供はほしくない」人はそれに次ぐもので、前回(2008年度)調査と比べて約2倍に増えた。
また、「子供はほしくない」人の割合は男性(25.6%)のほうが高かった。以下、「夫婦生活を十分に楽しんだ後にほしい」
が19.5%、「結婚したらすぐにでもほしい」(18.2%)と続いた。
年代別にみると、20代は約2割なのに対して、30代は約3割にのぼっている。
男女別結婚願望結婚したくないのか、できないのか
こうした調査結果に、インターネットでは、
〝「結婚するメリットがデメリットより少ないんだよなぁ」
「結婚したくないんじゃないんだ。できないだけなんだ...」
「結婚に対してネガティブ情報が多すぎるんだよな」
「昔から言うもんねぇ、結婚は人生の墓場って...」
「そりゃ自分の生活で手一杯なうえ、女性の要望、要求は
 上がる一方なんだから独身貴族でいたほうが楽でしょw」
「嫁も子どももほしいがそれ以上に金がほしい」〟
といった声が寄せられている。
ネットの声からも、若者が「結婚しない」「結婚したくない」背景に、
収入の低さがあることがうかがえる。(後略)

「あなたはなぜ結婚しないのか?」、これは難しい質問です。何かをするときには、
それなりの理由があるでしょう。でも、何かをしないのに積極的な理由などありません。
結婚しない積極的な理由があるのではなく、結婚したい積極的な理由がないだけ。
逆に、既婚者に、「なぜ、あなたは結婚したのですか?」と聞き返したいくらいです。
みんな結婚しているから、自分も結婚しなれければいけないと思った人もいるでしょう。
みんなが結婚しているからといって、どうして自分もしなければならないと考える必要
があるのでしょうか?これこそ憲法で保障された「誰からも強制もされず、自由に考え、
自由に行動できる権利」です。しかも、最近になって、結婚していなくても何も言われ
ない時代になりました。なぜなら、未婚者が大勢いるからです。
生涯未婚者は、LGBTの方よりも早く、権利を獲得しました!
寂しくないか、ですって?自殺率が最も高いのは、伴侶と死別・離別した男性。孤独
に慣れている人間は、死別・離別ほどの精神的ショックを受けることはないでしょう。
どうも、年配の人は、結婚するのは当然だと思っているようですが、結婚したいのなら
すればいいし、結婚したくなければしなければいいだけのことなのです。
ただ、年収が低いために、結婚したくてもできない人がいることも確かです。しかし、
これも、「どうして俺の年収で、ベンツが買えないんだ」というのと似ているようにも
感じます。つまり、男性にとって、結婚はいまや「贅沢品」なのです。
贅沢したい人はすればいい。ただし、自分の稼ぎの範囲内で・・・
そのように考えると、結婚したくない理由がないわけでもありません。基本路線として、
できるだけお金がかからない生活をしたいのです。なぜ、金がかからない生活をしたい
かといえば、将来、日本が衰退して、生活が苦しくなると思っているからです。
日本が衰退すると思っているから、結婚せず、子供を持たない。そのことが、さらに
日本の衰退を加速させてしまう・・・これは、ゆっくりと進む、亡国スパイラル。





2017_04_07


「錬金術」夢と終わるか 核ごみの変換、研究30年目 (3月30日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
やっかいな「核のごみ」を、安全な別の物質に変えられたら--。こうした夢をかなえようと日本原子力研究開発機構などが
進めているのが「核変換」の技術だ。しかし実現には大きな壁が立ちはだかっており「現代の錬金術」とも言われる。現状と
課題を探った。
核変換技術●「夢の技術」期待も
原発の使用済み核燃料のうち、95%を占める
ウランとプルトニウムは核燃料として再利用
される計画の一方で、5%は高レベル放射性
廃棄物(核のごみ)として残る。国はガラスと
混ぜて固めて地下深くに埋める(地層処分)
方針だが、放射線量が天然ウランのレベルに
下がるのに約8000年、安全になるまで数万
年以上かかり、長期にわたって隔離保管する
必要がある。 ごみに含まれる放射性物質の
半減期を短くして、扱いやすくするのが核変換
の目標だ。原子力機構は、高速の中性子を施設
内で使う「高速炉」や「加速器」を使って、
ごみの中の放射性物質に中性子をぶつけ、
核分裂させることで半減期の短い物質に変え
たり、放射能のない物質にしたりすることを
目指している。 国内では政府が1988年、
研究方針を盛り込んだ「オメガ計画」をまとめ、
本格的な研究がスタートした。実現すれば、
          人間に影響がある放射性物質の「毒性」を下げることが期待されることから「夢の技術」と言われてきた。
●「ごみ分別」の壁
ただ、すべてのごみをゼロにできるわけではない。ごみは主に、ウランが中性子を吸収してできた「重いごみ」(マイナーアクチ
ノイド=MA)と、核分裂で小さくなった「軽いごみ」(核分裂生成物)の二つがある。軽いごみは核変換が難しく、基本的には
地層処分する。 一方、MAは中性子を高速で当てると核分裂しやすい。ネプツニウム237(半減期214万年)の場合、最終的
には放射能がないセシウム133やルテニウム102に変えられるとされる。「ごみが減れば処分場も小さくなり、国民の負担が
減る」。原子力機構幹部は利点を強調する。 核変換にはまず、対象となるMAをごみから分別する必要があるが、この最初の
ステップから難しい。MAには、ネプツニウム237のほか、アメリシウム243(同7370年)などがあり、強い放射線を
半永久的に出す「長寿命核種」と言われる。 政府は核変換によって、ごみが天然ウランレベルの線量に下がる期間を約8000年
から、300年に短縮できるとしている。しかしこれは、ごみのMAを99・9%以上回収できた場合の試算だ。これだけ高い
確率でMAを分別する技術は確立されていない。 分別作業には専用の再処理施設が必要で、さらにMAを核変換させるために
核燃料の形に加工する施設もいる。しかし長寿命核種を扱う技術はハードルが高く、ともに実現の見通しは立っていない。
オメガ計画から約30年経過したものの、技術的な壁は克服されておらず「現代の錬金術」とも皮肉られる。
●複数基が必要に
高速炉と加速器の技術も道半ばで、実際の使用済み核燃料を使った核変換の実験も実績がない。日本原子力学会の専門部会は、
国内の核変換技術の進捗(しんちょく)度(9段階レベル)について高速炉を「4」、加速器を「3」と評価している。
高速炉では、原子力機構が2006年に高速実験炉「常陽」(茨城県大洗町)で、海外から購入したMA試料を含んだ核燃料に、
短時間だけ中性子を当てる実験をしただけ。高速炉の一種の高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)も、昨年末に廃炉が
決定。政府はもんじゅに代わる後継機を開発する計画だが、白紙のまま。加速器はさらに遅れている。文部科学省の部会は13年、
加速器施設「J-PARC」(茨城県東海村)について、実験施設の建設方針をまとめたものの、予算化のめどは立っていない。
国内保管される使用済み核燃料は1万7000トン。ここからMAを分別して核変換するには、高速炉でも加速器でも複数基が
必要とされる。しかし実用化手前のもんじゅ(原型炉)でさえ、ほとんど運転できず廃炉に追い込まれた経緯もある。内閣府
原子力委員会の前委員長代理で、長崎大の鈴木達治郎教授は「もんじゅも十分に動かせないのに、高速炉の実用化なんてできる
のか」と懐疑的な見方を示す。

イノベーションと「リスク」にまつわる4つの誤解 (2016年12月5日 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー)
(前略)Dictionary.comの妥当な定義によると、リスクとは「負傷や損失の可能性にさらされること。危険を引き起こすもの、
危険性」である。リスクのないイノベーションはありえない。結果はどうしても不確実であり、時には望ましくない結末もあろう。
よってリスクテイクを奨励すれば、イノベーションを後押しすることにはなる。とはいえ、失敗を何でも認めていいことにはなら
ない。多くの場合、失敗は悪いことだ。準備不足、スキルが足りない、訓練を十分にしなかった、等が理由で失敗する人もいる。
この種の失敗はけっして歓迎してはならない。むしろ経営幹部に必要なのは、イノベーションを成功させる道はまっすぐでは
ないという認識だ。つまり、ファンブルもフライングも、そして時には失敗もゲームの一部、という覚悟である。
「成功に報いれば、リスクテイクを奨励できる」という思い込み
イノベーションに飢えた大企業の幹部はしばしば、報酬の問題で歯ぎしりをする。自社の制度上、ユニコーン企業の起業家
(現実には非常にまれな存在だ)が得るような無制限の報酬を、社内イノベーターに提供できないと嘆くのだ。たしかにそう
かもしれない。しかし、ほとんどの企業でイノベーションが抑制されている原因は別にある。それは報酬の不足ではなく、処罰
の存在だ。実行を重んじる会社では通常、数値目標を達成した人に報い、そうでない人を罰する。しかしイノベーションに伴う
不確実性を考えれば、すべてを正しく実行しても、商業的には失敗となることもありうる。その結果が厳しい処罰につながる
ならば、誰も、いかなるリスクも取ろうとはしないだろう。変革の取り組みでは、成果を素早く上げることで信用が築かれる
のはよく知られている。だがイノベーション能力を伸ばしたい企業は、「素早い失敗」による損失を想定しておくことが必要だ。
プロジェクトが打ち切られても、スケープゴートを探すのではなく、全員で(軌道修正を)歓迎しよう。そうすれば、会社が
思考と行動を新たにするという意図を社員に示せるはずだ。あなたが次回、リスクについて聴衆に話す準備をするときには、
いったん立ち止まり、上記の間違いをしていないか確かめてほしい。そうすれば「すべてが変わる」はずだ。

イノベーションとは今でも、イノベーションと技術革新を同じ意味で使用している
新聞記事もありますが、イノベーションと技術革新は同義語
ではありません。日本では、科学技術により社会を変革できる
という信仰が社会に広まっており、「優秀な科学者や技術者が
イノベーションを起こしてくれる」という意識があるようです。
しかし、はっきり言いまして、30年間研究開発を行った結果、
技術的な壁が除去できないプロジェクトがあるとすれば、それ
は失敗であり撤退するしかありません。それがオメガ計画です。
できないものは、いつになっても、いくら金をかけても「できない」。いくら研究者魂
を失わない技術開発者が情熱を傾けても、できないものはやっぱり「できない」。
「夢の技術」は本当に夢だったのです。技術開発者の立場にたてば、30年間失敗続きの
プロジェクトを任されても困ります!何をすればよいか、途方にくれることでしょう。
イノベーションにはリスクはつきものです。なかでも、技術革新が社会的な新しい価値
を生みだすことが確実なタイプのイノベーションは最も難しく、期待薄なのです。
例えばアルツハイマー病治療薬。誰もが望んでいますが、ネガティブな話ばかり・・・
「できなくて当たり前」というスタンスで開発させてもらえないと、挑戦できません。
しかし、原子力の計画は現在の原子力事業の置かれた立場からして「失敗は許されない」。
このようなことに誰が挑戦するでしょうか?
これは、いつ全面撤退するか、誰が全面撤退の決定を下すかの問題です。
責任をとらされて自殺に追い込まれる新たな犠牲者を生まないためにも・・・





2017_04_05


世界フィギュア2017男子【一問一答】羽生3季ぶり王座奪還「科学的に人間は5回転まで
跳べるらしい」
(4月1日 デイリースポーツonline)
「フィギュアスケート・世界選手権」(1日、ヘルシンキ)
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)5位発進の羽生
結弦(22)=ANA=がフリーの世界歴代最高得点を更新する
223・20点、合計321・59点で、3季ぶり2度目の王座
奪還を果たした。SP2位の宇野昌磨(19)=中京大=はフリー
初の200点超えとなる214・45点、合計でも初の300点
超えで、羽生が持つ歴代最高記録(330・43点)に次ぐ世界
歴代2位の319・31点をマークし、2位となった。
プレスカンファレンスでの羽生の一問一答は次のとおり。(中略)
-現在のプログラムをミスなく滑ることの難しさは。
「昨季、自分がNHK杯とGPファイナルでノーミスの演技をして思ったのが、クリーンなプログラムを滑ることは非常に
難しいということ。技術的な難しさではなく、精神的なものもあるし、何度も試合に合わせる体力、調整が難しい。4回転
ループはまだ安心して跳べるジャンプじゃない。さらにもう1段階難しさを感じている」
-来年の五輪に繋がったものは。
「この構成、4回転を4本、トリプルアクセルを2本、コンビネーションをすべて後半にもってくる構成をまず試合でやりきる
自信がついたのが大きい。ただ、SPとフリーを揃えるのが1番大事。そういう意味では五輪に繋がるのは、まず4回転4回の
構成をやり遂げられた自信を持てたことと、SP、フリーを揃えるための課題が見つかったことかなと思います」
-今後、ジャンプはどこまで進化する?
「なんか、科学的なことでいえば、人間は5回転まで跳べるらしいんですよ。ただ、まだ5回転の点数(基礎点)はないですし。
でも自分は4回転アクセルは跳びたいと思ってます。試合に入れるか入れないかは分からないですが。ここまで4回転の多種類
時代を作ったのは彼(3位の金博洋)。彼がルッツをクリーンに跳んで、みんなが“ルッツ跳んでいいんだ”“ルッツで人間跳べる
んだ”ってなった。目指すべきところは僕の(世界記録の)330点だったりしたかもしれないけど、この4回転多種類時代を
作ったのは、彼だと思います」

世界フィギュア2017女子フィギュアスケートの世界選手権が行われた
のは、北欧フィンランドの首都ヘルシンキ。
なのに、観客に日本人が目立ちます。観戦
ツアーなのでしょうが、ほんと、日本人って
世界のどこへでも出かけますよね。新幹線
の座席でも3時間はかなり苦痛なのに、直通
でも、エコノミーで10時間の我慢。帰国後、
体調を崩して寝込まずにすむのでしょうか?
女子は、オリンピック出場枠を4大会ぶりに、
3枠確保に失敗して2枠となり、12月の全日本選手権では激しい代表争いが予想されます。
今大会、疲労骨折で欠場した宮原が女子の第一人者ですが、怪我の状況が心配です。今回
出場した三原、樋口、本郷に加え、来季からシニア参戦する15歳の本田真凜にも注目。
そう、浅田真央も忘れてはいけません。誰が出るにせよ、他国の強敵が待っています。
メドベジェワが普通に滑れば金メダル間違いなしですし、メドベジェワ以外のロシア勢、
アメリカ、カナダ勢にも実力者がいます。
※2017年4月、浅田真央さんは現役を引退しました
さて男子のほうは、1位羽生、2位宇野ですから、余裕で3枠を確保です(上位2人の順位
合計13以内が条件ですが、それが今回は最小の3)。とはいえ、男子もオリンピックでは
厳しい戦いになると思われます。平昌では、4回転を飛びまくらないと勝てそうにない
からです。男子フリーではジャンプを8回飛べますが、最低1つはアクセルでなければ
ならない(アクセルは半回転多いため、4回転アクセルを飛べる選手はいない)ので、
4回転を最高7回飛べるような感じがしますけど、実際はそうはいきません。
多くの選手は、4回転が飛べるといっても、飛べるのはトウループとサルコウ。
「3回転以上の単独ジャンプを二度跳んでしまうと、基礎点の70%が得点になる」ので、
同じジャンプを2回飛ぶ場合は、どちらかをコンビネーション(またはシークエンス)
にしなければなりません。例えば、4回転トウループ、4回転トウループ-トリプル
トウループ、4回転サルコウ、4回転サルコウ-トリプルトウループと飛んでしまうと、
「3回転以上の同じ回転・種類のジャンプは二種類を二度までしか挑戦できない」ので、
最後のトリプルトウループの得点を失ってしまいます。ですから、4回転のジャンプを
増やすためには、トウループとサルコウ以外の、さらに難しいジャンプに挑戦しなけれ
ばなりません。現状では、羽生は4回転ループを飛ぶことはできますが、ネイサン・
チェンなら、さらに難しい4回転フリップ、4回転ルッツを飛ぶことができます。
ちなみに、6種類、つまり、すべてのジャンプの4回転を飛ぶことができれば、フリーで
のジャンプをすべて4回転にすることができます。つまり、4回転アクセルを飛ぶという
ことです。羽生の発言を聞くと、「人間にできることなら、俺がやってやる」という
気概が感じられます。そう言えば、経営の神様、松下幸之助が同じようなことを書いて
いました。分野は全く違うけれども、共通するものがあるのかもしれません。


 不可能はない 指導者は天地自然の理にかなったことはすべて可能だと考えたい
(前略)なるほど、人間には不可能なことがたくさんある。それではどういうことが不可能かといえば、
 いわゆる天地自然の理に反したことである。たとえば人間いつかは必ず死ぬというのが天地自然の理
 である。だから、それに反して不死をいくら願ったところでそれは絶対にかなえられない。
 けれども、そのことは逆にいえば、天地自然にかなったものならば、すべて可能だということである。
 (中略)孫子は「彼を知り己を知らば、百戦してあやうからず」といっているが、それが天地自然の
 理にかなった戦の仕方だからだろう。そのように考えてみれば、不可能はない、ということばは、
 一面正しいといえる。天地自然の理に従い、志をもって、なすべきことをなしているかぎり、人間
 には不可能はないのである。不可能があるとすれば、それは自分で不可能にしているのだろう。
 (後略)



2017_04_03


「殺してぇな」上司の罵声2時間 自殺遺族、ヤマト提訴 (3月31日 朝日新聞デジタル)
ヤマト運輸の長野県内にある営業所のドライバーだった男性(当時46)が2015年1月に自殺した。妻子は、原因は上司の執拗
(しつよう)なパワハラだったとして、慰謝料など約9500万円の損害賠償を求めて長野地裁に提訴した。「劣悪な労働環境が
維持されないよう対策を講じて欲しい」。遺族の思いと、訴訟までの経緯を原告側代理人が語った。31日午後、長野市で会見した
代理人の鏡味聖善弁護士によると、自殺した男性は1989年7月に入社。県内の営業所でドライバーとして働き始めた。
2003年には所長となり、優秀な働きぶりで営業所を主管する同社支店長から表彰されたこともあったという。11年に男性は
通常業務のドライバーに戻り、被告の上司が所長に着任した。翌12年秋ごろ、突然、この上司から暴言や暴行を受けるように
なったという。14年5月10日は約2時間にわたって罵声を浴びせられた。上司は机を蹴飛ばして大きな音を立てたり、威圧的に
怒鳴りつけたりした。「俺、マジいらねぇコイツ、殺してぇなホントに」「クソみてぇなヤツ」。殴る、蹴るの暴行も受けたとしている。
同12日にも2時間以上、「本当に役に立たねぇ」「バカなんだよコイツ!それがむかつく」「明日から来るな」などと叱責(しっせき)
された。主管の支店長も同席していたが、制止しなかったという。この2日分については、家族の助言を受けた男性が内容を録音して
いた。鏡味弁護士は「人格、人間性をたたきつぶす暴言。『殺すぞ』という脅迫的言動もある。日常的で、非常にひどいパワハラ」と
指摘した。(後略)

うつ病退職  元社員を提訴した会社に110万円支払い命令 (3月30日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
「不当訴訟で精神的苦痛」横浜地裁判決
IT会社がうつ病で退職した元社員の男性(28)を相手取り約1270万円の損害賠償を求めた訴訟で、横浜地裁(石橋俊一裁判長)
は30日、「不当訴訟によって男性が精神的苦痛を受けた」として、逆に会社に110万円の支払いを命じた。 判決などによると、
男性は2014年4月、神奈川県内のIT会社に入社したが、長時間労働や上司のパワハラが原因でうつ病となり、同12月に退職した。
会社が15年5月に「詐病で退社して会社に損害を与えた」と提訴してきたため、男性も反訴した。 判決は「会社側が主張する損害は
生じ得ない」と指摘。訴状が届いた直後から不眠を訴えるようになるなど男性が精神的苦痛を受けたと認定した。男性の弁護士は
「退職後の報復的な損害賠償請求は労働者を萎縮させ、『辞められない』被害を生む」と話した。

うつ病を再発させない働き方とは (2016年7月30日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
(前略)独立行政法人「労働政策研究・研修機構」が民間事業所を対象に実施した調査(2012年)によれば、メンタルヘルスに不調を
抱えた従業員が「休職を経て復職している」と答えた事業所の割合が37.2% と最多でした。しかし、仕事を離れてしまった人もいて
「休職を経て退職した」(14.8%)▽「休職せずに退職した」(9.8%)▽「休職を経て復職後、退職した」(9.5%)−−を合わせる
と、結果的に34.1%が退職していることが分かりました。 復職がうまくいかない理由は何でしょうか。原因はうつ病の再発率の高さに
あります。もちろん回復するケースも多いですが、中にはこじらせ、長引いてしまう人もいます。初めて罹患(りかん)した人のうち
50%以上が、3回罹患した人では90%が再発するというデータもあります。ちょっとショッキングな数字かもしれませんが、私たちに
とって大切なのは、事実を受け止めたうえでうつ病と共に生き、働き続ける方法を考えることなのです。(中略)
退職せず、リハビリを最優先に
待ち受ける再発の危機を回避する方法はあるのでしょうか。うつ病の経験者として本音を言いましょう。最良の方法は、とにかく退職
しないことです。最初の発症の際、休職期間が満了すると会社を辞めてしまう人が多いのですが、早急に事を決めるべきではありません。
前述のとおり、転職すれば周囲の期待に応えようとして新たな仕事を抱え込むことになります。それよりも、事情を知っている元の
職場に踏みとどまって、少しずつ少しずつリハビリしていく方がよいのです。ですから、復職してもすぐ元のように働くのではなく、
3カ月間は「ならし就労期」を取りましょう。休職中、医療機関などが提供するリワークプログラム(職場復帰支援のためのリハビリ
トレーニング)でトレーニングするうつ病患者は多いと思います。具体的には「会社の近くまで行ってみる」「図書館で本を読んで
みる」などです。しかし、実際に職場で仕事をするときの緊張感や疲労感は別物です。復職してからも単純作業や短時間の仕事を試し
つつ、身体、精神面をならしていく期間を十分にとる必要があります。
うつ病の経験を糧にキャリアを築く
ならし就労期を終えた後も、再発のリスクを抱えている限り以前のような働き方をしないよう、自重しなければなりません。もちろん、
「うつ発症前の自分とは違う」という事実を受け止めるのは簡単ではないと思います。私の場合もそうでした。出世している同期や
友人と自分を引き比べ、焦りもしましたし、暗たんとした気持ちにもなりました。自分にとって仕事とは、稼ぐこととは何か−−。
すぐに自分を納得させられる言葉は見つかりませんでしたが、それまでのような働き方を続けている限り、事態は好転しないこと
だけは明白でした。 たどりついた結論は、精神障害者として事務系中心の仕事に就くことでした。うつ病であることをオープンに
して働くには、この方法が一番合理的だと考えたのです。「うつ病の再発を防ぎながらでも、自分のキャリアを築いていくことは
できるはずだ」。ずっとそう信じてきました。そのプロセスを茶道や武道などで修業における段階を示す「守破離」で表せば、安定
して働くため、足固めをする時期が「守」、新しいキャリアの方向性を見いだすのが「破」ということになるでしょうか。「離」は、
病気を人格成長のトリガー(始まるきっかけ)とし、キャリアを開発していく段階です。長い年月がかかりましたが、自分はいま
「離」の段階までたどりついた気がしています。 人は人生においてさまざまな挫折を経験します。病気、けが、家族の看護や介護
−−険しい坂道を駆け上がるのが無理なら、ゆっくりと上っていけばいい。そんな悟りを得るのも、働く人としての一つの“成熟”
のありかたかもしれません。

自殺と精神疾患の関係まず「生きる」こと。これがすべてに優先されます。
自殺の背景には、うつ病などの精神疾患があります。
うつ病になってしまったら、医師の診断のもと、
場合によっては休職が必要になるかもしれません。
休職した後、可能ならば、元の職場に復帰したほう
はよいようです。元の職場では、うつ病で休職した
ことを隠せません。しかし、これは逆に言うと、
公表しなくても知ってもらえるということです。復帰後に、業務内容や配属先などで配慮
してもらうことができるでしょう。上司が替わるだけでも状況はかなり変わるように思わ
れます。仕事の内容と病気が関係ありそうならば、自分に合った職種とは何なのかを
考えなければなりません。一方で、転職は、健康な人でも大きなストレスになります。
以前よりも強いストレスを受けて、うつ病を再発する可能性は決して低くはありません。

うつ病患者の一日このようなことを考えてみると、
やはり、うつ病にならないことが
大切なのです。では、どのような人
がうつ病になりやすいのでしょうか。
一般的には、真面目で頑張り屋が
うつ病になりやすいと言われてい
ますが、これはあくまでも傾向で
あって、真面目で、頑張り屋で、
几帳面であってもストレスに強い人もいますし、それとは全く逆のタイプの人もいます。
性格のことよりも、夜と朝の感情の落差を考えたほうが、「うつ病のなりやすさ」を
知るチャンスになるかもしれません。うつ病患者の「うつ状態」は半数近くの人が、
朝起きたときに最も強く、時間が経つにつれて薄れていく傾向にあるそうです。
つまり、睡眠前には気分がよかったのに、朝起きてみると気分がブルーという人は、
危険だということです。 自分のことを考えてみると、学生の頃は「正にそのとおり」
でした。今でも「希望に満ちた朝」を迎えることはありません。朝、喜びに包まれる
のは、「仕事に行かなければならないと思って慌てて布団から出たら、その日は休み
だった」という瞬間だけです。年をとって変わったのは、夜に気分が高揚しなくなった
ことくらいでしょうか。その分、起きたときとの「感情の落差」は減りました。
このような感情の落ち込みって、いいことではないようです。





2017_04_01


政府、働き方改革へ実行計画 残業上限や同一賃金 (3月28日 日経電子版)
政府は28日、働き方改革実現会議を首相官邸で開き、長時間労働の是正や同一労働同一賃金の導入を盛り込んだ実行計画をまとめた。正社員
による長時間労働など戦後雇用慣行の見直しに踏み込んだ。政府は今年の国会に関連法の改正案を提出し、2019年度からの実現をめざす。
ただ、生産性向上や成長底上げには力不足の面もあり、なお課題を残す。安倍晋三首相は同日の実現会議で「日本の働き方を変える歴史的な
一歩。17年は出発点と記憶される」と発言。「法案を成立させなければ絵に描いた餅に終わる。全力を傾注する」と述べ、早期の関連法案
提出を閣僚に指示した。働き方改革は首相肝煎りの政策。昨年9月に有識者らで実現会議を設置し、長時間労働の是正や、正規労働者との
格差がつく非正規の処遇改善などを検討してきた。昨年末には同じ仕事に同じ賃金を払う同一労働同一賃金のガイドラインを作り、今年
3月には残業時間に上限を設けることで政労使間で合意した。実行計画にはこうした成果を盛り込んだ。検討に時間をかけたのは長時間
労働の是正。残業を「原則月45時間、年間で360時間」とし、労使で協定を結べば年間720時間まで認めるとした。特に忙しい月は特例と
して100時間未満の残業を容認する。経団連は働き手の自由度が狭まるとして上限規制に慎重だったが、首相の裁定で上限設定が決まった。
労働者全体の4割弱を占める非正規労働者の処遇改善にも取り組んだ。同一労働同一賃金の導入で正社員と非正規の不合理な待遇差を
つけないよう徹底。賃金や福利厚生も対象に処遇差をできるだけなくし、何らかの差をつける企業には説明責任を求めた。(後略)

国内労働生産性個人の「働き方改革」では生産性は向上しない
日本の労働生産性を低下させている構造問題 (3月17日 東洋経済オンライン)
労働生産性の改善は進んでいない
内閣府が2016年12月22日に発表した2015年度国民経済計算の年次推計によると、
2015年の実質GDP成長率はプラス1.2%となった。また、実質GDP÷就業者数で
求められる労働生産性は前年比プラス0.9%と、2年ぶりに改善した。ただし、
2010年以降の平均であるプラス1.4%は下回ったままである。日本生産性本部が
発表した「労働生産性の国際比較2016年版」によると、2015年の日本の労働
生産性(名目)はOECD(経済協力開発機構)加盟35カ国中22位となり、G7
(先進7カ国)では最下位。G7で最も労働生産性の高い米国と比較し、日本の
製造業の労働生産性は69.7%、サービス業は49.9%にとどまるという。同調査
では「小売や飲食、製造業などを中心に日本企業は、1990年代からのデフレに
対応して業務効率化をすすめ、利益を削ってでも低価格化を実現することで競争力
強化につなげてきたところがある」「業務の効率化を進めるだけでなく、新しい
サービスや製品を生み出して付加価値を獲得することが重要ということだろう」
とまとめている。最近では、働き方改革などで議論される個人レベルでの生産性
向上に焦点が集まりがちだが、上記の指摘を踏まえると、産業レベルの課題のほう
が重要といえそうだ。新しいサービスや製品を生み出すには需要が必要である。
人口が減少し、高齢化による社会保障費負担の増大によって個人消費が伸び悩む
日本にとっては、困難な課題である。むろん、働き方改革やAI(人工知能)の活用
を中心とした企業の業務効率化によって人々の余暇時間が増加し、それが新たな
需要(特にサービス業での)を掘り起こす面があるかもしれないが、これにも過度
な期待はできない。(中略)
産業構造の変化が生産性を低下させている
需要の絶対量だけでなく、需要の種類の変化による産業構造の変化も労働生産性の改善を抑制している。1970年代以降の労働生産性の変化率を
「労働者構成変化要因」と「産業内生産性向上要因」に分けると、前者の要因が1990年代にプラス幅を大きく縮小させ、2000年以降はマイナス
寄与となったことがわかる。「労働者構成変化要因」とは、労働者が産業間を移動することで労働生産性が変化する要因である。仮に労働生産性
の高い産業に雇用が集中すれば日本全体の労働生産性が上がるが、2000年以降はむしろ労働生産性の低い産業に雇用が流れていて、日本全体の
労働生産性の伸び率を抑制する要因となっている。通常は労働生産性の高い産業(リーディング産業)や企業には十分な余裕があるため雇用を
増やすことが期待されるが、実際にはそのようになっていない。労働生産性が高い製造業と労働生産性が低いサービス業における労働生産性と
就業者数の変化を見ると、1970~89年とそれ以降とで傾向が大きく異なる。横軸に労働生産性、縦軸に就業者数をとって変化を見ると、製造
業とサービス業はともに1970~89年は右上がりの傾向があったものの、1990年以降の製造業は右下へ、サービス業は左上へ動いている。
この図では右上がりの傾向は労働生産性が改善しながら雇用が増えていることを示し、望ましい動きである。1970~89年では、程度の違いは
あるものの両産業ともに右上がりの傾向にあった。一方、右下がりは労働生産性が改善しているにもかかわらず雇用が減少していることを示す。
雇用を減らすことで労働生産性を高めてきたといってもよいだろう。左上がりは労働生産性が下がりながら雇用を増やしている状態を示すため、
サービス業では過度に雇用の増えている可能性がある。
製造業とサービス業の労働生産性需要が産業構造の変化を引き起こしている
過去15年(2002年~17年)の業種別の就業
者数によると、最も就業者数が増加した業種
は「医療、福祉」のプラス74.0%だった。
高齢化社会におけるニーズの増加が明らかに
影響している。一方、最も減少した業種は
「農業、林業」のマイナス24.1%である。
これらも高齢化による後継者問題などが
課題の業種である。いずれの業種の変化
を見ても、生産性の高い業種に雇用が
集まったわけでもなければ、逆に生産性
が低い業種で淘汰が起きたというわけ
でもなさそうだ。
最近では「第4次産業革命」によって、
AIにいろいろな業種の雇用が奪われる
といった議論があるが、実際には社会における必要性が産業構造の変化を生じさせる可能性が高い。日本の場合、生産性を引き上げる
ことが難しい介護・医療などサービス業の需要が今後も増加するだろう。安倍晋三首相は1月4日の年頭記者会見で、「金融政策、財政
政策、そして成長戦略の3本の矢を打ち続けてまいります」と話した。だが、生産性の伸び率低下に伴う長期の課題の解決は困難なため、
今後もこれまでどおり金融政策と財政政策に傾斜した短期的な政策運営が、続きそうだ。

安倍さんは働き方改革を積極的に進めており、それ自体はとてもよいことなのですが、労働者
の生産性を高めることができなければ、労働時間を短縮した分、労働者一人当たりの生産性は
減少することになります。そのような状況では、いくら安倍さんが声を大にして経済界に要請
しても「賃上げ」は実現できません。人口に占める労働者の割合は今後、減少していきます
から、日本の一人当たりのGDPは徐々に低下していくことになるでしょう。つまり、国民が
貧しくなっていくということです。労働者の生産性を上げることは、日本経済にとって絶対に
必要なことなのです。労働生産性というと、その言葉からして、労働者の働き方の問題である
ように感じてしまいます。確かに、業務改善は必要です。しかし、そのような問題よりも重要
なのが、産業構造です。産業構造上、儲からない業界(特にサービス業)では、生産性を向上
させるビジネスモデルを生みだす必要があります。これこそが経営者の仕事であるべきなの
ですが、日本では、創業者でなければ、大過なく過ごしたいと思う社長が多いのではないで
しょうか?事なかれ主義が蔓延している企業においては、革新的なビジネスモデルを生み出す
モチベーションがありません。そのうちに産業構造が変化してゆき、はたと気づいたときには
「にっちもさっちもいかない」状況に追い込まれるのです。東芝を見れば分かるように、経営
者が無能なら、19万人の社員がどんなに努力をしても「水泡に帰す」だけです。国内企業では、
アメリカのようにオーナーが経営者をクビすることがほとんどないため、何もしない経営者を
どんどんクビにしていく仕組みがありません。経営が完全に行き詰まってしまえば、株主も
黙ってはいないでしょうが、本当に手を打たなければならない状況のときは、経営はそこそこ
うまくいっていることが多いのです。経営者の不作為をとがめるのは簡単ではありません!
日本の組織にはよく見られる「責任を従業員に押しつける経営者」を一掃できないようでは、
いつになっても生産性は向上しないように思います。
経営者が無能でも、あなたは「チャレンジ」しますか?





2017_03_30


道徳教科書の検定意見パン屋「郷土愛不足」で和菓子屋に 道徳の教科書検定
(3月24日 朝日新聞デジタル)
初めての小学校道徳の教科書検定が終わり、8社の24点66冊が出そろった。
本来、「考え、議論する」を掲げたはずなのに、文部科学省が検定過程で
付けた数々の意見からは、教科書作りに積極的に関与しようとする姿勢が
浮き彫りになった。高校の地理歴史や公民の教科書でも、集団的自衛権や
南京大虐殺などの記述が、文科省の指摘に従って横並びになった。
「しょうぼうだんのおじさん」という題材で、登場人物のパン屋の「おじさん」
とタイトルを「おじいさん」に変え、挿絵も高齢の男性風に(東京書籍、小4)
▽「にちようびのさんぽみち」という教材で登場する「パン屋」を「和菓子屋」
に(同、小1)▽「大すき、わたしたちの町」と題して町を探検する話題で、
アスレチックの遊具で遊ぶ公園を、和楽器を売る店に差し替え(学研教育みらい、
小1)――。いずれも文科省が、道徳教科書の検定で「学習指導要領の示す
内容に照らして、扱いが不適切」と指摘し、出版社が改めた例だ。
おじさんを修正したのは、感謝する対象として指導要領がうたう「高齢者」を
含めるためだ。文科省は「パン屋」についても、「パン屋がダメというわけで
はなく、教科書全体で指導要領にある『我が国や郷土の文化と生活に親しみ、
愛着をもつ』という点が足りないため」と説明。「アスレチック」も同様の指摘を受け、出版社が日本らしいものに修正した。 
「ここまで細かいとは」。各社の編集者はこうした検定のやり方に戸惑う。検定に臨んだ8社は、2015年に告示された指導要領
が学年ごとに定める「節度、節制」「感謝」「国や郷土を愛する態度」など、19~22の「内容項目」を網羅することを求められた。
                                                        (後略)
森友学園に問う、本当に必要な道徳教育とは?
庶民に徳が残り、勝ち組に徳がない国、ニッポン
 (3月23日 日経ビジネスオンライン)
勝ち組が「徳」を見せないと恥ずかしい社会に
日本人の一般大衆の犯罪の少なさや親に対する介護の義務感などを見る限り、「道」は世界的にみても誇れるものがある。問題は、
勝ち組や富裕層が大衆に、寄付や高額納税などの「徳」を示さないことだろう。報道を見る限り、森友学園の理事長が「人格を
磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献」しているとは思えないし、また下村元大臣を含めて、お金にまつわって汚い印象を
与えること自体が、「徳」の教育に反している。経営者にしても、例えば東芝の歴代経営者や震災前の東京電力の経営者の徳の
なさが、会社の存亡につながったと言っていいはずだ。勝ち組が「徳」を見せないと恥ずかしいという価値観(日本にもかつて
はあったと私は信じている)を再建しないと、子どもたちに示すべきロールモデルは作れないし、日本の格差社会や消費不況
(金持ちが貯めるだけでなくもっと使ってほしい)の問題が解決しそうにないというのは私の杞憂だろうか?日本に必要な道徳
教育というのは、過去の偉人など、どういう人間が徳があるかを教えていくことや、この手の恥ずかしい人間を断罪して、こんな
人間になってはいけないと教えることのように思えてならない。「道」がしっかりしていれば犯罪も少ないし、ある程度の秩序は
維持できるだろう。しかし、経営者や為政者の「徳」がないと、社会の方向は定まらないし、人々の不安は治まらない。それが
現在の日本の停滞につながっているというのが私の心理学的解釈である。もちろん、「徳」は為政者や経営者にだけ求められる
ものではない。「情けは人のためならず」と言う。せめて本コラムの読者の方だけでも、少しでも上に立つ立場にいるなら「徳」
を示すということを意識してもらえれば、そのセクションの士気は高まるし、先々、自分が歳をとってから慕われるという形で
返ってくると私は信じている。

引き揚げられたセウォル号庶民に道徳など必要ありません。
そもそも日本人は従順すぎ。間違った権威
に追従することのないよう、気をつけなけ
ればなりません。韓国にも似たような服従
文化があるようです。セウォル号沈没事故
における最大の悲劇は、船長、船員による
避難誘導がされず、船長、船員が乗客より
先に逃げたことです。多くの乗客は、言われるがまま、その場を動かなかったのです。
日本では先の大戦で、天皇を国民の戦意昆揚に利用した軍部の間違った方針により、多くの
国民の命が失われました。どんな理由があったにせよ、そのことを隠蔽したり、美化したり
すべきではありません。間違った指導者に騙されることがないよう、常に気をつけておか
なければなりません。そのうえで、「国を守る」意識は必要です。現代社会においては、
「国破れて山河あり」とはならないでしょう。日本の近くには「ならずもの国家」がある
ことを忘れてはなりません。日本が他国から攻撃され、多くの国民が犠牲になる可能性は
常にあるのです。国が崩壊して苦しむのは、逃げることができない庶民なのです。
日本の保守は「愛国」に力点を置く傾向にありますが、アメリカの保守は、強いアメリカと
ともに小さな政府を望んでおり、国民に対して、国が過度に干渉しないように求めています。
日本の保守が主張する「愛国」には、自己犠牲や利他主義的な意味が含まれていて、これは
為政者が国民をコントロールするのに都合がよいものです。為政者に都合のよい「愛国」を
訴える人は、「偽保守」というべきでしょう。愛国心は自発的なものであるべきです。
日本で愛国心が足りないのは、特権階級。「得」している人間に「徳」が足りないだけ。
ただし、その「得」を寄付しろとは言いません。もっと儲けてもらって、ちゃんと税金を
払ってくれればいいんです。「保守」の最大の敵は、売国的知識人なのですが、決して、
「愛国」を、為政者が権力を維持するための手段に利用されてはならないのです。





2017_03_28


籠池氏証人喚問「私だけ悪者にされた」持論展開 “保守の同志”と徹底抗戦辞さず…
恨み節連発も核心は触れず
(2月23日 産経WEST)
学校法人「森友学園」(大阪市)の小学校設置をめぐる問題で23日、ようやく実現
した国会による学園側の籠池(かごいけ)泰典氏への証人喚問。虚偽証言は偽証罪に
問われる恐れもある緊張感にも動じずに持論を展開し、「応援してくれていたと思っ
た人が手のひらを返すように離れていった」「私だけが悪者にされた」と恨み節も。
「真相解明を」と財務省幹部や松井一郎大阪府知事ら関係者の喚問も要求し、自民
議員の質問にも反発するなど、かつての“同志”らとの徹底抗戦も辞さない構えを
示した。(中略)安倍晋三首相らの“後押し”をにおわせ、昭恵夫人から100万円を
渡されたと主張。協力を依頼した先として、新たに自民や日本維新の会の国会議員名
を挙げ、稲田朋美防衛相の夫の弁護士事務所に昨年に相談していたとも言及した。
籠池氏は「(問題の過熱後に)手のひらを返すように離れていった。どうしてこう
なったのか」と不満をぶちまけた。最大の焦点となっている小学校建設用地の大幅
値引きや政治家の口利きについては「想定外の大幅値下げで驚いた」「交渉の詳細
は承知していない」と、直接関知はしていないとの姿勢に終始した。小学校認可申請の取り下げは、10日の記者会見では自らの
決断だと語っていたが、喚問では「代理人弁護士の指示」だったと、責任転嫁と取れる発言もした。
不満は、質問する議員らにも及んだ。自民党の西田昌司議員に証言の事実関係に誤りがある可能性を何度も指摘されると、
「的外れだ」と強く言い返す場面もあった。さらに、財務省の官僚や学校認可を認めない姿勢を強調していた松井知事の名前も
挙げ、「トカゲのしっぽ切りをせず、他の関係者を呼んで真相究明を進めてほしい」と、自分だけが“悪者”ではないと強調した。

安倍首相と稲田防衛大臣「保守」を名乗る安倍首相やネトウヨ論客が偽物である理由とは?
安倍でもわかる「保守主義」のお話。
(2016年12月24日 BEST TIMES ベストタイムズ)
安倍でもわかる「保守主義」のお話。保守とは何か。ひとことで言えば、
「人間理性に懐疑的である」のが保守です。抽象的なものを警戒し、現実に
立脚する。人間は合理的に動かないし、社会は矛盾を抱えていて当然だという
前提から出発する。逆に言えば「人間理性を信仰する」のが左翼です。これを
一つ下のレベルの話に落とすと、近代啓蒙思想をそのまま現実社会に組み込む
ことに否定的なのが保守となる。なぜなら、近代啓蒙思想は理性の拡大の延長
 線上に理想社会を見いだすという発想の下にあるからです。要するに、進歩思想ですね。そこで保守の批判
 の対象になるのは急進的な平等主義と自由主義です。たとえば「伝統の擁護」といった保守の性質も、
 「理性に対する懐疑」ということで説明できる。非合理的に見える伝統や慣習を理性により裁断することを
 警戒するわけです。保守が宗教を重視するのも理性の暴走を防ぐためです。中間共同体を重視するのは、
 近代イデオロギーの暴走を抑える緩衝材を必要とするからですね。よって、保守は漸進主義になる。つまり、
 ゆっくりと慎重に改革を進める。改革というより改善です。保守は、左翼のように平等や人権を普遍的価値
 とは捉えません。あらゆる価値は、個別の現実、歴史に付随するものであるからです。
 保守にとっては、「自由」でさえ、絶対の価値を持つものではない。
 ついでに言えば、反米、親米、嫌中、嫌韓、改憲派、軍国主義、復古、国家主義といったものは、保守の
 定義とはなんの関係もない。それらはそれぞれの個人の要素の一つです。納豆が好きか嫌いかは保守である
 ことと関係ない。それと同じ。そこが曖昧になっているので、わが国では保守の対極にあるような人たちが
「保守」を名乗っているのでしょう。「保守系」と呼ばれる新聞や雑誌で書いている連中でも、真の保守は一割もいないのでは
ないか。政治哲学者のマイケル・オークショット(一九〇一~九〇年)が言うように、保守的性向は人間のあらゆる活動に対し、
適合的である。そして安倍にもっとも欠けているのが、この保守的性向なのです。


「保守対リベラル」と言われますが、保守とリベラルを決定的に分断している根本的な思想
とは何でしょうか?個人的には、「保守=反合理主義」だと思っています。
合理性を否定するのではなく、合理的なものより合理的でないものに力点を置くのです。
「人生とは何か」を合理的に考えたことがありますか?きっと、うつ病になるでしょう。
わたしたちが発狂しなくてすむのは、「情」があるからです。(=保守的発想)
だから保守にとって、家庭とか、愛国とか、伝統などが重要にキーワードになるのです。
このように考えると、籠池さんはやはり「保守」ですね。では、安倍さんはどうか?
安倍さんも「保守」だと思いますが、保守らしからぬ部分もあります。保守にとって、
日本の田園風景は絶対に守らなければならないもののひとつですが、安倍さんの改革は、
国内農業を破壊させ、国土を荒廃させかねない危険性を持っているだけに、保守本流から
恨みを買っているかもしれません。農政改革や自由貿易の推進は、リベラルな選択です。
さて、わたしはと言えば・・・完全に「保守」です。なぜなら・・・
「人が科学的にものを考える態度」にではなく、「人が神に祈りをささげる姿」に美しさを
感じるからです。科学には正解がありますが、人生に正解があるようには思えません。
リベラルな人がやりがちな、「科学的な正解としての理想」を追求するやり方では、人々を
幸福に導くことはできないと確信しています。
でも、科学を学ぶことは無意味ではありません。なぜなら、科学を学ばないと、科学の限界
を知ることもできないからです。最近話題の宗教団体にケンカを売っているわけではないが、
幸福は科学できない!「科学で死後は分からない」「科学は未来を正確に予測できない」
「科学」は、「科学」にふさわしい領域でのみ適用されるべきです。
「あなたが生きる意味を科学的に説明し、それを証明せよ!」
もし、これに解答できるようでしたら、あなたは、立派な科学原理主義者です。





2017_03_26


東芝融資、銀行の足並みに乱れ 一部地銀は引き揚げ (3月22日 朝日新聞デジタル)
原発事業の巨額損失で経営難に陥った東芝を巡り、融資する銀行の間で足並みの乱れが出ている。2016年4~12月期
決算発表を2度も延期し、損失拡大の可能性もあるためだ。大手銀行は変わらず支援する姿勢だが、一部の地方銀行では
融資引き揚げの動きもあり、東芝は株式や土地を担保に差し出して融資継続を求めている。
「これまでと変わらぬ支援を、なにとぞお願いします」。今月15日、前日に決算発表を延期したばかりの東芝は、都内の
本社で取引金融機関を集めた説明会を開き、財務担当者が融資継続を求めた。メインバンクの三井住友銀行、みずほ銀、
三井住友信託銀のほか、大手銀行や地方銀行、生命保険会社など約100の金融機関が集まった。
説明資料は前日の記者会見とほとんど同じだったが、大きく異なるのが、「資金繰り状況」と「御依頼事項」だ。
資金繰りは、現預金や融資枠を確保し、2017年度以降も1兆円超の手元資金が確保できると強調。「依頼」として、
保有するグループ企業などの株式や、工場の敷地などを新たに担保に差し出し、融資を続けることを求めた。金融機関
には3月末までの回答を要請した。メインバンクの大手行は支援継続で一致したが、地銀などからは不満が漏れた。
結局支援継続で一致できず、大手行が地銀などを説得することになった。

東芝を破綻寸前に追い込んだ「日本の病」 米国に足元を見られる理由とは?(3月21日 MONEY VOICE マネーボイス)
日本式意思決定システムの問題点
米国の企業では、企業間の交渉の際には、経営陣から「最低限守らなければならない条件」が与えられた上で、全権が
担当者に与えられます。例えば、買収の場合であれば、「最大限払って良い金額」だとか「買収後に数年間は会社に縛り
付けておくべきメンバーのリスト」などが、その条件です。担当者は、その条件の範囲内であれば、全権を持って交渉で
きます。経営陣に相談しなければならないのは、その条件を変更しなければならない場合のみです。そのため、交渉の場
で色々なことがスピーディに決められるのです。逆に、日本の場合、多くの場合、担当者は全権を持っておらず、交渉の
場で相手から出てきた要求に対する返事は「持ち帰って検討する」ことが一般的です。そんな意思決定システムを持つ
日本の会社が米国の会社を買収する場合、全権を持たない担当者は、契約の細かな条件を決める際には、単に相手の企業
と交渉するだけでなく、経営陣からの承諾を取るための「社内交渉」に大幅な手間と時間をかける必要があります。
その結果、担当者は、買収相手に対しては「買り手」でありならも、社内の経営陣に対しては「売り手」というとても
微妙な立場に自分を置くことになります。さらに、社内のコンセンサスを取るための努力をしている過程で、「買収を
成功させること」が自分のキャリアにとって重要、という状況にまで追い込まれてしまうことがしばしばあります。自分
が担当している買収を成功させるために、社内の様々な人に協力してもらって「借り」を作ってしまった結果、「今さら
後には引けない」という状況になってしまうのです。
不利な条件にも「ノー」と言えなかった東芝
東芝で、ウェスティングハウスの買収を進めていた担当者も、ある時点で、そんな立場に追い込まれてしまったのだと
思います。そもそもウェスティングハウスを買収して原発事業に乗り出すべきかどうか、そしてそれに必要な資金、
共同出資者の選択、などの大きな部分で社内調整をして経営陣を説得した結果、「今さら引くに引けない」状況にまで
追い込まれていたのだと思います。そして最後の最後になって、ショーグループが「プットオプションをもらえない限り
は共同出資はできない」と言い出したとすれば、それに東芝側の担当者が NO というのは非常に難しかっただろうことが
容易に想像がつきます。そして、なんとか買収を成功させたかった担当者は、「ショーグループが、プットオプションを
要求しているのは、万が一のための保険に過ぎません。原発産業はこれから大きく伸びるので、ショーグループがプット
オプションを行使することなど決してないので心配ありません」と経営陣を説得したのだと思います。結局は、その万が
一のこと(=福島第一原発での事故)が起こったために、ショーグループはプットオプションを行使し、東芝はさらに
1000億円超のお金を支払って、(事故の結果、事業が低迷することが目に見えていた)ウェスティングハウスの株式
を買い増さなければならなかったのです。

東芝 LNGでもリスク…最大1兆円損失 販売先探し難航 (3月8日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
米原発事業に絡む巨額損失で2017年3月期に債務超過に陥る東芝が、液化天然ガス(LNG)事業で最大約1兆円の
損失リスクを抱えている。13年に当時割安だった米国産LNGを仕入れる契約を結んだが、販売先探しが難航している
ためだ。売れなければ19年3月期から損失を計上しなければならず、経営危機に陥っている東芝への追い打ちとなり
かねない。 東芝は13年、19年9月から20年間にわたって、米国産の天然ガスであるシェールガス由来のLNGを
年間220万トン調達する契約を米企業と結んだ。11年の東日本大震災後、国内では原発の再稼働が進まず、火力発電
用のLNGの需要が急増。日本が輸入していた中東などのLNG価格は原油価格に連動しており、当時は高騰していた。
このため東芝は、当時割安だった米国産シェールガス由来のLNGを調達し、低価格を武器に、自社が製造している
火力発電設備とセットで電力会社などに販売しようと計画した。 しかし、もくろみは崩れた。原油価格は14年ごろから
急落し、中東産などのLNG価格も下落。米国産シェールガス由来のLNGの価格競争力が失われたからだ。
東芝はこれまでに、調達予定のLNGの半分以上を販売する基本合意書を結んだが、法的拘束力はなく「条件次第では
買い取ってもらえない」(広報)という。東京電力フュエル&パワーと中部電力が折半出資する「JERA(ジェラ)」
が販売先を紹介する支援をしているが、ジェラは「東芝からLNGを買い取ることはない」としている。
一方で東芝は、販売先の有無にかかわらず、19年から米企業にLNGの代金を支払う契約になっており、販売先が
見つからなければ19年3月期から損失を計上しなければならない。20年間売れない場合の損失は計約1兆円に
上ると想定している。「財務基盤が弱い東芝が、米原発事業の巨額損失に加えてLNG事業のリスクに耐えられる
のか」(アナリスト)との懸念は強く、経営の新たな火種となる恐れがある。

エリートバカ集団東芝の「嘘」には呆れるばかりですが、
経営者のバカさ加減にも愛想を尽かして
しまいます。ほとんどの従業員には何の
責任もないのに。「笑えない話」です。
豊洲問題でもそうなのですが、どんな
交渉も「結論ありき」ではダメです。
車を買うときに、「何がなんでもこの車
を買う」という態度を出してしまったら、
値引き額が小さくなるのは当然のことです。個人レベルでは誰でも知っているのに、
組織では、交渉妥結前に、経営陣(東京都の場合は知事?都の幹部?)が「結論」を
出してしまっているのです。交渉しているうちに相手もそれを理解するでしょうから、
そうなると「足元を見られる」でしょう。決裂できない交渉なんてあり得ません!
粘り強く交渉することも必要でしょうが、妥協点を見いだせないこともあるのです。
特に、最終段階で相手がゴリ押ししてきた場合、これまでの交渉の努力がすべて無に
なってしまったとしても、安易な妥協をしてはいけません。日本人は、交渉の最終
局面での裏切りに慣れていないために、海外での交渉に負けてしまうのでしょう。
原発事業において不利な契約を結んでしまった東芝は、LNG事業でも不利な契約を
結んでいるのではないかと心配されます。原発事業と同様、LNG事業においても、
リスクは既に顕在化しています。2014年には日本の天然ガスの価格は、17ドル以上
(100万BTUあたり)していましたが、現在では7.5ドルです。米国は3ドルなので、
これを輸入すれば儲かるじゃないかと思われるかもしれませんが、そうではない!
現在輸入すれば、生産2.5ドル、米国内輸送1ドル、液化3ドル、海上輸送2ドルで、
計8.5ドルはかかると推定されます。しかし、東芝は当時の価格のままで、値引き
交渉ができていないでしょうから、10ドルを越えているのではないでしょうか?
オーストラリアやマレーシアからなら7.5ドルで買えるLNGを、10ドル以上で買って

LNG国際価格の推移くれるところがあるので
しょうか?契約次第ですが。
それとも、神風が吹いて、
天然ガスの国際価格が、
これから上昇していくと
いうことでしょうか?
これはビジネスではなく、
博打ですね。

天然ガス価格の推移(月次)




2017_03_24


松本人志、「芸人終わっている」発言の茂木氏に皮肉たっぷり「センスがない」 (3月19日 ORICON NEWS)
オリコンニュース松本人志お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が19日、フジテレビ系『ワイドナショー』(毎週日曜
前10:00)に出演。脳科学者・茂木健一郎氏の「日本の芸人終わっている発言」の話題で
松本は「腹が立たなかった」とコメントした一方で、「センスがない」を連発し、番組で使用
した写真で茂木氏が着ていたキリンの絵が描いてあるTシャツにもダメ出ししていた。 茂木氏
は2月下旬から、ツイッターで日本のテレビやお笑い文化の現状についてたびたび持論を展開。
特にお笑いについては米英のコメディーと比較し「政治・社会風刺」的な要素が足りず、多様性
がないことを指摘。「日本の『お笑い芸人』のメジャーだとか、大物とか言われている人たちは、
国際水準のコメディアンとはかけ離れているし、本当に『終わっている』」と述べていた。
松本は「このニュースを観た時に、全然腹が立たなかった。なんでかと思ったら、茂木さんが
全然、面白くないからなんですね。笑いのセンスが全くないから、この人に言われても刺さらない、ムカッともこない」と、
笑いを誘いながら痛烈に皮肉った。 「風刺とか、下から上の人たちに何かいうのは、笑いのとり方として一番安易で簡単なこと。
日本のコメディアンがやらないだけで、そこを言われてもなぁ」と続けた。 茂木氏はその後、ウーマンラッシュアワーの村本
大輔とネット番組で直接対話し、「俺も反省してるもん、素人のくせにこんな口出すんじゃなかったなって」と一連の発言を後悔。
これに対しても、松本は「全然おもしろくない。センスがない。脳科学的にセンスない」とバッサリ。 MCの東野幸治が
「番組に来ていただきたいですよね」と水を向けると、松本も「来てください。茂木さん自体は嫌いじゃない、ただセンスが…」
と話していた。
茂木氏、松本人志に「センスない返し、すみません」 (3月20日 nikkansports.com 日刊スポーツ)
日刊スポーツ茂木健一郎脳科学者の茂木健一郎氏(54)が、自身のお笑い批判に対するダウンタウン松本人志(53)
の反論に返答した。茂木氏の「日本のお笑い芸人たちは、上下関係や空気を読んだ笑いに終止し、
権力者に批評の目を向けた笑いは皆無」というツイートが物議を醸しているが、19日放送の
フジテレビ系「ワイドナショー」で、松本人志は「茂木さんが全然面白くない。笑いのセンス
が全然ないから、この人に言われても『刺さらなねぇぜー』って感じ」とバッサリ切っていた。
茂木氏は同日、マラソンを楽しむツイート後に「ネットニュースで『ワイドナショー』での
松本人志さんのご発言を知る。。。フルマラソンの疲労のせいだと思うけど、力が出ないので、
ちょっと横になってきます。。。」と冗談めかして発言していた。茂木氏は翌20日、松本の
当該発言を映像で改めて確認したとして「私はサンドバッグみたいでしたが、自分のことだ、
ということを置けば面白かったです。茂木だけに『M』なのかな。またセンスのない返し、
すみません」と感想をつづった。また、番組では、作家の古市憲寿氏も「批判したいなら、芸人という役割に押し付けず、
自分で批判すればいい」と茂木氏を批判していたが、茂木氏は、そちらに対しても「これまでも時々細々とはやっているし、
これからも折りにふれ試みようとは思います。何しろセンスがないので、ろくなものができないかもしれませんが…」と
コメントした。

 アップル、グーグル……これからの時代は「質問力」で決まる! 正解を出すだけなら人工知能でも
 できる。では、人間の脳はどうあるべきか。「今」を生きるあなたのための実践的脳の使い方。
 「こういうときはどうすればいいんだろう?」
 「どうすれば、うまくできるようになりますか?」
 仕事でもプライベートでも、日常生活において、私たちは自分自身や他人に対して、たくさんの質問を
 している。それこそ意識していているか、無意識であるかにかかわらず……。誰を相手にするかは別と
 して、質問をしない人はいない。また質問ほど自分を変え、世界を変えるものはないと言っても過言では
 ない。その重要性は、これからも変わらない。人工知能(AI)が発達し、人間より多くのことを成し
 遂げられるようになっても、質問する力があれば、自分の居場所を失うことはない。むしろ自分の求める
 生き方を推進し、誰にも縛られずに自由な生き方ができる。質問には、そんな秘められた力がある。
 質問はスキル。変化の激しい時代を生き抜くために最も必要なものの1つ。そう言ってもピンと来ない人
は多いかもしれない。そんな人のためにこそ、本書はある。もしあなたが質問の重要性を理解していないとしたら、本当にソン
をしている。なぜなら質問は脳の可能性を引き出すものだから。質問は脳を活性化させるだけでなく、目の前にあるさまざま
な問題を解決に導いてくれる。その力を最大限に活かしているのが、実はグーグルやアップルといった今をときめく企業である。
こうした企業は、「どうすれば今より便利になるか?」を絶えず問い続け、イノベーションを興し、世界を大きく変えるような
商品やサービスを提供し続けている。始まりは、「どうしたらいい?」「どうすればいい?」というささいな質問。そこから
問題解決のヒントを導き出し、それらを1つ1つ実践していって、大きな成果を出すに至った。彼らが質問しなければ、私たち
の生活は今よりもはるかに不便なものになっていたはずだ。質問の歴史は、人類の歴史。(中略)
質問はイノベーションを興し、問題解決に導く。それを効果的に使えるようになれば、自分を変え、ライバルがいない「ブルー・
オーシャンの世界」にたどり着ける。こんな力を使わずにいるのは、脳にとって残念なことでしかない。質問力は、ときめき力。
カウンセリング力でもあり予測力。何より現状を大きく変える力。本書は、脳科学の見地から、質問の持っている力を誰もが
実践できるように導いてくれる。自分を変えていく質問の方法、いい質問、悪い質問の違い、こんなときに使いたい質問など、
日常生活に役立つ質問が豊富な例で紹介されている。“今”を生きるあなたに最も必要な一冊だ。

質問することは重要だとのことですので、茂木氏に質問!
なぜ、日本のお笑い芸人と海外のコメディアンを比較しなければならないのでしょうか?
欧州と日本のサッカーを比較して、日本のサッカーを批判するのなら理解はできます。
同じルールで対戦するスポーツ競技とは違い、お笑いを各国同じ基準で比較すること自体
が無意味です。しかも、コメディアンの国際水準というのは何で決めるのでしょうか?
まったくもって理解に苦しみます。なぜ、お笑いに多様性が必要なのでしょうか?
日本のお笑いの素晴らしさは、「パターン化しているのに面白い」ことにあります。
多様性はないほうがいいのです。古典落語が日本のお笑いの原点ではないでしょうか。
同じネタで、同じオチで客を笑わせる。この話術、すごいです!
漫才では、毎回、新しいネタが披露されますが、「笑いの型」を持っている漫才師の
ほうが面白い。ワンパターンで、いやワンパターンがいいのです。この安心感・・・
テレビ番組なら、年末の「絶対に笑ってはいけない」シリーズ。マンネリだけど面白い。
さらに言わせてもらうと、なぜ、お笑いに権力者を風刺するネタが必要なのか?
欧米ではどうなのか知りませんが、風刺って、「笑えない」ことが多いものです。
そうでなくても物事を深刻に捉えがちな日本人にとって、権力者の批評などしたら、
空気が凍ってしまいます。あまりにもバカバカしいことだから「笑える」のです。
日本人の脳に必要なのは、真面目に考え過ぎないことではないでしょうか?
もし、「俺の人生は、おもしろおかしいことばかりだった」という人がいたなら、
これは偉人です!そのような人に、脳科学の理論は必要ないでしょう。
お笑い芸人が脳科学の理論を真剣に学んだら、逆効果になってしまいそうです。
学ばなければならないのは脳科学者のほうでしょう。謙虚に、お笑い芸人から学べば、
日本の自殺者を少しでも減らせるかもしれません。





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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

不思議の国は虚数の世界。
しかも虚数の空間ではなく、
虚数時間の世界なの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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