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物流「大動脈」山陽線は長期寸断

category: 新しい記事8  

JR山陽線、全線復旧は11月予定 芸備線など1年以上 (7月18日 朝日新聞デジタル)
西日本を中心とした豪雨災害で、JR西日本は18日、山陽線の全線復旧見込みを11月中と発表した。中国山地の山間部
を走る芸備線、福塩(ふくえん)線、木次(きすき)線の3路線は全線復旧に1年以上かかるとし、具体的な時期を示さな
かった。(中略)山陽線は18日現在、大阪方面からは三原(広島県)まで、九州方面からは徳山(山口県)まで通じ、
柳井(山口県)―海田市(広島県)間も運行。JR貨物は不通区間をトラックや船で代替輸送している。

豪雨で崩壊した東広島市河内町の山陽線物流「大動脈」山陽線が寸断 暮らし・経済に大きな打撃
(7月16日 朝日新聞デジタル)
西日本豪雨で寸断されたJRの在来線が復旧に1カ月以上かかる見通しとなり、
地域の暮らしを直撃している。東日本から九州を結ぶ物流の「大動脈」である
山陽線が断たれて荷動きも滞り、日本経済全体に影響が波及しつつある。
自動車産業が集まる九州には、東北をはじめ本州から鉄道で運ぶ部品が届か
なくなった。日産自動車九州(福岡県苅田町)は、日産グループにおける国内
生産のほぼ半分を担う拠点だ。「生産に支障が出ないことを最優先」(同社
担当者)とし、鉄道で運んでいた部品を8日以降、トラック輸送へ切り替えた。
自動車部品大手のアイシン精機(愛知県刈谷市)も、九州の自動車メーカー
向けの部品をトラックで運ぶことにした。「自動車メーカーの生産を部品会社
が止めるのは論外」(アイシン幹部)という。大王製紙の三島工場(愛媛県
四国中央市)や日本製紙の岩国工場(山口県岩国市)も、鉄道貨物が使えずに
頭を抱える。輸送コストの面では、鉄道はトラックや船よりも安く済むだけに
「費用はかかるが、何とか東京や大阪に運ばなければ……」(日本製紙担当者)
と気をもむ。製紙最大手の王子ホールディングス(HD)は、生産調整を余儀
なくされた。米子工場(鳥取県米子市)は、上質紙や菓子の箱などに使われる
紙を1日1300トンつくっていたが、半分以下に減らした。鉄路で全国各地への出荷が滞ると、倉庫が満杯になるおそれ
があるためだ。さらに中国地方の別の2工場が水害に遭って再開が見通せず、「業績への影響が出そうだ」(同社広報)。
野菜の出荷も滞り始めた。関西で展開する大手スーパーによると、豪雨被害が出てから、九州産のオクラやコマツナ、
長ネギなどの入荷が大幅に減った。関東など他の産地の野菜で代替していて店頭への影響はあまりないが、仕入れ価格
は上がり気味だという。担当者は「今後はジャガイモなどの野菜も含めて、品ぞろえや価格に影響が出る可能性がある」。
JR貨物が全国で輸送しているのは、1日あたり約9万トン。だが、豪雨による運休でこのうちの3割が直接的な影響を
受けた。とくに山陽線で運んでいた東西の工業製品や農産物、宅配便などへの打撃は大きい。同社関西支社の麦谷泰秀営業
部長は「これだけ広範囲で輸送できないのは東日本大震災以来。代行輸送では通常ベースまで輸送力を戻せない」と説明
する。12日からトラックや船での代行輸送を始め、山陰線などの迂回(うかい)ルートも検討しているが、すべてをカバー
するのは難しい。物流現場では豪雨後、代替となるトラックの奪い合いが激しい。運輸業界は近年深刻だったトラック
運転手の不足を受け、長距離輸送を鉄道や船に切り替える動きがあり、その揺り戻しから混乱が広がった。西濃運輸は
昨年度から片道800キロ超の長距離輸送を順次、鉄道に切り替えてきた。佐川急便も本州から九州への輸送の一部に
鉄道を利用する。両社はともに今回、東日本から九州への荷物の受け付けをやめる事態に追い込まれた。長崎県諫早市の
北尾運送は、東京向けの県産野菜や加工食品の一部の輸送について、昨春にトラックから鉄道へ切り替えたばかりだった。
豪雨後はトラック輸送に戻したが、運転手の確保に苦労しているという。担当者は「人手もコストもかかってダブルパンチ。
早く復旧してほしい」と話す。(後略)
有人先頭トラックと無人後続車両豊田通商など、トラック「隊列走行」実験
車間10メートルで自動走行 (6月28日 日経電子版)
豊田通商などは28日、トラックが隊列で自動走行する実証実験を
茨城県で報道陣に公開した。先行車の加減速などを後方の車が
把握し、約10メートルの車間距離を維持しながら最大時速約70
キロメートルで走る。物流業界の深刻な人手不足を受け、解決手段
として自動隊列走行が注目されている。2020年には高速道路で
無人で後方車が隊列走行する技術の確立を目指す。実験は茨城県
つくば市にある産業技術総合研究所のテストコースで実施している。
経済産業省などの事業を豊田通商が受託。自動運転技術のベンチャーである先進モビリティ(東京・目黒)、日野自動車
なども参加して技術開発を進める。28日に報道陣に公開したのは「後続車無人隊列走行技術」の実験だ。人が運転する
先頭のトラックに2台のトラックが自動で追随して走る。後方2台の車両の運転席には安全のため人が乗っているが、
アクセルやブレーキに加え、ハンドルの操作もすべて自動でこなす。この日は全周3キロメートル強のコースをトラックが
走行。最大時速で約70キロメートルまで加速しながら先頭車が車線変更すると、10メートルの車間距離を維持しながら、
スムーズに後方車が着いていった。先頭車が急ブレーキをかけると後方も同様に減速し、車間を維持して止まった。今回
の実験では通信で先行車の制御情報を受信し、加減速を自動で行う「CACC」という技術が採用されている。これにより
車間距離を一定に保つことができる。さらに高精度の全地球測位システム(GPS)、ライダーでの認識で前方車両の横の
動きに合わせてハンドルを自動で操作する技術も加えている。豊田通商などは1月に先行車に合わせて後方車が加減速する
隊列走行の実験を高速道路で行っている。来年1月にはハンドル操作も自動でこなす今回の技術を公道で実証実験する。
20年には後続車両の運転席に人が乗らない無人の隊列走行を実現し、22年には実用化を目指す。

トラックが貨物輸送の主流になるなか、JR貨物の年間輸送量は年を経るごとに減少し、
鉄道貨物は不要という意見さえありました。しかし、昨今、様々な業界が人手不足に
悩んでいます。ネットショッピングの増加などで貨物輸送の需要は増加する一方で、
トラックドライバー不足は深刻化しています。特に、長距離輸送のドライバーを確保
するのが難しくなっていることから、メーカーや流通業界の大手はトラックから鉄道
への切り替えを進めています。鉄道貨物に追い風が吹きはじめたと思ったら、今回の
豪雨。山陽線が不通になったため、東京や大阪と九州間の貨物輸送ができなくなりま
した。山陽線が全線で復旧するのは11月になるとのこと。鉄道は迂回路の確保が容易
でないことから、災害時における鉄道貨物輸送の脆弱性が露呈する形となり、今回の
豪雨を機に、トラック重視の傾向が再び強まるかもしれません。
それ以外に、鉄道貨物にはスピードの問題があります。例えば、東京から福岡まで、
貨物ターミナル間だけでも約20時間かかります。トラックですと、高速道路に乗って
いるのは12時間(休憩なし)くらいです。送り先から配送先までですと、鉄道輸送は、
さらに時間がかかることになります。つまり、鉄道による輸送はトラックより遅い!
トラックのドライバー不足問題が解決されるなら、トラックのほうが便利なのです。
このような現状において、もし、トラックの自動運転が実現されれば、トラック輸送
のほうが鉄道より断然、有利になるでしょう。完全な自動運転は、まだまだ先のこと
でしょうが、高速道路における後続車の自動追従運転だけに限定すれば、実現する日
はそう遠くないように感じられます。
本来、鉄道貨物とトラックの競争は、新幹線と高速バスのような関係であるべきです。
多くの乗客が高速バスより料金の高い新幹線を利用するのは、時間どおりで速いから。
貨物においても、鉄道は速く運ぶことに力を入れるべきなのです。まずは、新大阪-
博多間において、「みずほ」「さくら」を16両化(8両編成を連結)にして、8両分
で花や果物、魚介類など、比較的軽量な貨物を運べばよいのではないでしょうか?
具体的には、宮原の在来線車両基地(新大阪駅の西)に新幹線貨物基地をつくって、
博多南(新幹線の車両基地)-新大阪間の運転になるでしょう。
現状、東海道新幹線では無理でしょうが、将来的には、リニア開通後の東海道新幹線
への延長を見据えることになります。




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

時間が流れるという概念を
受け入れたのは、
あなたがた自身。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:48歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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