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家計のゆとりがなくなり子供は奨学金という名の借金を背負う

category: 新しい記事7  

日本の貯蓄率は世界41か国中「34位」(下から8番目) なぜ日本の貯蓄率は低いのか? (3月25日 マネーの達人)
「経済協力開発機構」であるOECDでは、いろいろな統計を取っていますが、その中には世界各国の貯蓄率の比較というもの
もあります。この統計値はGDPに対するパーセンテージとして示されています。2011年から2014年の41か国で比較されて
いる統計を見ると、日本はほぼ34位、下から8番目という順位になっています。(中略)
貯蓄率0.9%が意味するものは
貯蓄率は可処分所得に対する預貯金増額分の割合で示されますが、簡単に言えば、得たお金の内、いくら余ったかを示すもの
と言えます。これは言い換えると、「家計のゆとり」を示す指標ともいえるのです。例えば、北欧のように10-20%の貯蓄率
があるということは、給与が急に10%カットになっても今まで通り暮らせますよということが言えます。もちろん、貯蓄率が
高いということは、貯蓄もそれなりにしやすく、いざという時にも備えられている証とも言えます。 逆に、日本のように0.9
%というような貯蓄率だと給与が1%下がろうものなら家計はすぐに赤字ですよと言っているようなものです。これは国の平均
なので、ご自身の家計では貯蓄率は20%以上余裕であるという方は大丈夫かもしれませんが、給与は年々上がっていく一方
だから大丈夫と考えているのであれば甘いです。社会保険料も年金もじりじりと基本負担は増え、それは収入と共にその負担率
は上がるようになっています。我が家の場合もそうですが、給与の額面は増えても手取りは減ってしまったという家計は少なく
ないのではないでしょうか? また、40歳を超えると介護保険料の負担もあり、加えて多くの企業では役職定年という言葉の
あるように、50~55歳で年収のピークを迎えるような給与システムはいまだにあります。つまり、社会保険料などの負担率は
上がり、給与は頭打ちになるその状況で、0.9%という国民貯蓄率は納得できるものですし、一家庭としても、危機感を持って
見つめるべき数値だと思えるのです。とはいっても、実はここ2年ほどは4%台の回復傾向にあるようですが、それでも、北欧
・欧州の半分程度となります。
北欧・欧州と日本の貯蓄率の違いは何からくるのか
貯蓄率の高い北欧・欧州と低迷する日本の貯蓄率の違いは何からくるのか考察してみましょう。 社会保険料や物価において
は北欧・欧州の方が高いくらいです。家賃だって高いと聞きます。けれど、子どもの教育費などはかからないか低費用の国が
多く、義務教育期間においては授業料だけではなく、教科書から鉛筆、ノート、給食代などの全ての費用が無償という国もあり
ます。加えて試験にパスして進学していく日本の教育制度と異なり、塾や習い事、お受験などに多額の費用をかけるような
教育体系でもありません。子どもの医療費もかからない国が多いのも特徴です。そして、生活が慎ましいのも特徴と言えます。
都会や観光地では土日に営業するお店も増えているようですが、日曜日はお店はお休みで、することも行くところもないから
家族で公園にピクニックにいくとか、DIYにいそしむとかそんなイメージが溢れます。それに対して日本では、お休みの日は
テーマパークに行くとか、外食をするとか、お金をかけて楽しむという印象があります。教育費の面においても、国からの
優遇は確かにものすごく差があるのですが、それ以上に、子どもにお金をかけることこそ愛情と言わんばかりに、習い事に
一段上の教育に、お金をかける国民性も見て取れる気がします。
かつては1997年以前は10%台の高い貯蓄率が続いていた
日本人がお金をかけて北欧・欧州の人々がお金をかけていないことを比較すると、教育費を含む子どもにかかるお金と休日
などの過ごし方に集約される気がします。もともと、日本人は質素・倹約の文化を持っていました。10年以上さかのぼり、
各国における家計純貯蓄率の推移1997年以前は10%台の高い貯蓄率が
続いていたのです。ちなみに今回は
北欧・欧州と書きましたが、実はお隣
の韓国も日本より高い貯蓄率を計上
しており、北欧だから、国の制度が
違うからとは一概には言えないことも
あるでしょう。けれど、イザという時に
困らない蓄えの習慣「貯蓄率」を意識
してみて生活してみることは、家計の
助けになるだけでなくリスク
マネジメントにも貢献すると思います。




自己破産者も急増「私はこうして奨学金を返せなくなった」 (3月25日 isMedia イズメディア)
(前略)経済的事情で大学進学を諦めたくなかったMさんは、日本学生支援機構(JASSO)から奨学金を借りることにした。
毎月5万4000円を無利子で4年間、総額259万2000円借りることを選んだ。大学進学への希望に満ちていたこの時には、
まさかこの奨学金がその後の人生に大きな影を落とすことになるとは、18歳のMさんには知る由もなかった。
「奨学金を借りる時の面接のことはいまでも覚えています。『なんで借りるの?』『本当に必要なの?』と質問を次々に投げ
かけられ、圧迫面接のようでした。なぜ月5万円のコースを選んだのかと問われ、母が決めました、と返すと『自分が借りる
んだよ。わかっている?』と。確かに、お金を借りることへの自覚が足りなかった、と言われればそうかもしれませんが……。
支援機構について思い出すのは、やはりその圧迫的な振る舞いです。その後、返済についての説明会が行われたのですが、
大学の講堂に集められ、『あなた方が返さないと、後輩が困るんですよ』と言われて……僕たちが、お金を返さないことを
前提としているようなものの言い方だったので、胸内で憤った記憶が強く残っています」(中略)
自分の選択を責めるMさんだが、しかしながらこうしたJASSOの奨学金制度が前提としているのは、「働き始めれば右肩上がり
に給与が増える」「会社が定年まで面倒を見てくれる」というもので、雇用環境が急変しているいまは、この前提がそもそも
崩れている。NPO法人POSSE代表で『ブラック奨学金』著者の今野晴貴氏によると、Mさんのように奨学金が払えなくなる人は
急増中で、自己破産に陥る人もいるという。
「現在の雇用の3割が非正規職で、年収300万円以下です。それに正社員といっても飲食、外食産業など3年以内の離職率が5割
に達するような企業に入社する人も多い。短期で使い潰され、収入が低いと、奨学金を借りていた人などはすぐに返済に行き
詰まる。驚くことに、JASSOに情報公開請求をしたところ、奨学金が払えずに、自己破産する元学生が年600人もいたのです」
悲劇的なことに、自己破産すればそれで奨学金の返済から逃れられる、というわけでもないのだ。奨学金を借りる際、保証人
と連帯保証人を用意せねばならないが、借りた本人が自己破産をすると、容赦なく保証人・連帯保証人に催促が及ぶ。奨学金
問題の相談も行っている、前出の今野氏が言う。
「うちに来る奨学金の相談の6割が、借りた本人ではなく保証人や連帯保証人になっている人からです。借りた本人が突然自己
破産をして、延滞金で膨れ上がった借金の返済を、連帯保証人となった両親や親族が突如求められるのです」
Mさんは自己破産をすることも考えたが、しかし父親や叔父が返済することになるのは忍びないと思い、自己破産はしていない。
返す当てもなく、自己破産もできないという状況に陥っている。奨学金の返済に悩む社会人は増える一方だ。『今こそ「奨学金」
家庭所得別の奨学金受給状況の本当の話をしよう』著者の本山
勝寛氏はこう指摘する。
「貸与型奨学金は大学進学が困難な
学生の将来を拓くという重要な役割を
担っているものの、現実として卒業後
に正社員になれなかったり、大病を
患ったり、なにかの事情で仕事を辞め
なければならなかったりした場合、
一気に『返済困難』となることが多く、
                                         非常に不安定な制度です。」(後略)

日本の貯蓄率が下がった大きな原因としては、貯蓄をとり崩して生活している高齢者の
影響が大きいように思います。高齢者の割合が高くなると、貯蓄率が低下するのは当然だ
ともいえますが、国の財政赤字が大きくなると将来の不安が増すため、貯蓄は増えそうな
ものです。そうなっていないのは、単に、家計にゆとりがなくなったからでしょう。
野党は、企業が内部留保を貯めこんでいることを批判していますが、企業が多額の現金
を保有しているから、国は海外調達なしで借金できているわけです。企業の内部留保が
なければ、ギリシャと同じ状況に陥ってしまいます。
かつて日本の貯蓄率が高かったのは、期待していたより給料が上がっていたからです。
消費パターンの変化は収入の変動よりも緩やかです。そして、今は、高度成長期に起きた
ことの真反対の出来事が起きています。つまり、収入が思ったように伸びていないのに、
生活水準を落とせない世帯が増加しているのです。今後は、自分の親の年収を越せない
人が続出するでしょう。子供のときに自分が経験した生活水準を、社会人になって維持
しようとすると、借金地獄に落ちてしまうかもしれません。とはいえ、親にそれなりの
資産があれば、助けてもらえます。社会人になっても、親から何かしらの援助を受けて
いる人は少なくありません。しかし、それは、親に経済的余裕がある人の場合です。
これからは、親に経済力がないために、社会人としてのスタート時点で、不利な状況に
陥ってしまう人が増えていくのではないでしょうか。若いうちに借金を背負うことに
なれば、その後の人生の大きな負担になります。借金、つまりは奨学金のこと。
貸与型の奨学金は借金であることを自覚しておかなければなりません。さらに、第二種
の場合は、利息もつきます。返済できないのであれば、延滞してしまいそうになる前に
減額返還や返還猶予を願い出たほうが賢明でしょう。奨学金を借りることができるのなら
利用すればいいのですが、奨学金が返せなくなったとき、親に頼ることができるか、
できないか。これは大きな違いです。
今や、「貧困の連鎖」は無視できない社会問題だといえます。




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プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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