核は「使える兵器」へ変貌しつつある

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河野太郎外相_20180203談話米核態勢見直し:日本政府「高く評価」 米国依存鮮明に 
(2月3日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
日本政府は、トランプ米政権の核戦略指針「核態勢見直し(NPR)」について、抑止力
を強化するものと歓迎する意向を示した。北朝鮮の核・ミサイル問題を背景に、米国の
「核の傘」に依存する姿勢が一層鮮明になった。日本は唯一の戦争被爆国として核廃絶
を目指してきたが、NPRが核軍縮の流れに逆行しているのは明らかで、野党は、NPR
とそれを評価する日本政府への批判を強めている。河野太郎外相は3日、談話を発表し、
「わが国を含む同盟国に対する拡大抑止へのコミットメント(責務)を明確にした。この
ような方針を示した今回のNPRを高く評価する」と表明。一方、核軍縮に関しては
「現実の安全保障上の脅威に対処しながら、現実的かつ具体的な核軍縮の推進に向けて、
米国と緊密に協力していく」と触れ、北朝鮮の核の脅威にさらされている日本の「現実」を
強調した。外務省幹部は「核廃絶という理想は理想で大事だが、今はその時期ではない」と語り、「オバマ前政権の8年間
で中国、ロシアが軍事力を伸ばし、北朝鮮の核・ミサイルの脅威が増したのは事実だ」と訴えた。日本は「核兵器のない
世界」を目指したオバマ政権の核兵器削減を支持したが、巡航ミサイルに搭載する核兵器廃止など、抑止力低下につながる
恐れのある兵器削減については米側に懸念を示した経緯がある。今回のNPRには、核巡航ミサイルの導入が盛り込まれ、
日本政府が評価する根拠の一つになっている。NPRについて、共産党の小池晃書記局長は「核兵器を使いやすくする方針
転換は、核廃絶を求める被爆者の気持ちや世界の流れに逆行する愚かな方針だ」と語り、「(NPRを評価した)河野外相
の談話は言語道断。日本政府の対応は異常だ」と批判した。立憲民主党の辻元清美国対委員長も「日本はこういう政策には
賛同できないと言うべきだ。時代を逆行させるもので許されない」と非難した。野党は、衆院予算委員会の審議などで政府
のNPRに関する姿勢をただす考えだ。一方、自民党の岸田文雄政調会長は「唯一の戦争被爆国として、核兵器のない世界
を目指すという長期目標に影響があるかどうか、よく注視していかないといけない」とコメントした。

SM-3ブロック2A迎撃実験、2回目の失敗。計画が遅延した場合の日本と欧州の影響 (2月2日 Yahoo!ニュース)
1月31日にハワイで行われたSM-3ブロック2A迎撃ミサイルを用いた実験「FTM-29」が失敗に終わりました。米ミサイル
防衛局は原因についてまだ把握できていないとしています。日米共同開発のSM-3ブロック2Aは3回の迎撃試験で2回失敗し
SM3ブロック2A_防衛省ており、前回の失敗は人為的な操作ミスによるものでミサイル自体の
問題ではありませんでしたが、今回の失敗原因の内容次第では計画に
遅延が生じる可能性があります。SM-3ブロック2Aは現行型のSM-3
ブロック1A、SM-3ブロック1Bと比べてミサイルの直径が拡大され
迎撃弾頭も大型化し、改良型とされていますが実質的にほとんど別物
といってよく、迎撃能力は2倍以上と推定されています。
現行生産型SM-3ブロック1B
自衛隊は次期新型イージス艦(2021年竣工予定)とイージスアショア
(2023年竣工予定)にSM-3ブロック2Aの搭載を予定していますが、もし計画が遅延して実戦配備が間に合わない場合は
現行生産型のSM-3ブロック1Bを代替として調達することになるでしょう。北朝鮮のノドン準中距離弾道ミサイル(射程
1200km前後)が相手ならSM-3ブロック1Bでも十分に対処する事が可能です。ただしノドンより大型の弾道ミサイルを
用いてロフテッド軌道(山なりの極端に高い弾道で迎撃機会が制限される)やディプレスト軌道(低い弾道により短い時間
で着弾する奇襲攻撃用)を用いた攻撃を仕掛けられると、SM-3ブロック1Bでの迎撃は不可能ではありませんが余裕が
大きく削られてしまう為に十分ではありません。(※なお誤解される事が多いのですが、ロフテッド軌道であっても弾道
ミサイルは着弾する為に当然低い高度まで降りて来るので、降りてきた時を狙えば迎撃は可能。 )
欧州MDのイージスアショア
もしSM-3ブロック2Aの配備が遅延した場合、日本よりも影響が大きいのは欧州MDの方になります。欧州MDはイランが
将来的に保有する可能性がある射程4000~5000kmの中距離弾道ミサイルを想定しており、SM-3ブロック2Aの能力が
前提となっています。ルーマニアのデベセルとポーランドのレジコボの2箇所にイージスショアを配備する計画で、現状
では暫定的にSM-3ブロック1Bを配備していますが能力的に不足気味で、フランス西部やスペインはカバー範囲外であり、
イージス艦による補助が必要となっています。仮想敵国と自国の間に海がある日本はイージス艦が主でイージスアショア
は従といった役割ですが、内陸の欧州ではイージスアショアが主でイージス艦が従という役割を持たされています。 なお
現状ではイランは政治的に欧米を刺激しないように射程2000km以上の弾道ミサイルの開発試験を控えており、当面は
急ぐ必要はありません。しかしイランの弾道ミサイル技術は高く、将来的に国際政治情勢が変化した場合はごく短期間
で長距離弾道ミサイルを開発してしまう事が懸念されています。

新型核爆弾B61_12投下試験SM-3ブロック2Aは、ブロック1A、1Bと比較
して、射程、射高が倍程度になり、格段に能力
が上がると言われています。しかし、その能力
は本物なのか?心配になってきます。そもそも、
北朝鮮のミサイル攻撃を上回るミサイル防衛力
を得ることは可能なのでしょうか。ミサイルを
撃たれてそれを防衛しているだけは、やられっぱなしの状態です。敵のミサイルが
尽きるまで守り続けることはできませんから、あくまでもミサイル防衛は敵基地攻撃
までの時間稼ぎに過ぎません。カネをいくらつぎ込んでも、北朝鮮のミサイル攻撃に
対する完璧な防御システムを構築することは不可能です。日本は敵基地への攻撃能力
を持っていないのですから、アメリカに敵基地を攻撃してもらうしかありません。
しかし、北朝鮮の基地への攻撃は簡単ではありません。北朝鮮はミサイル攻撃される
ことを想定しているので、多くの基地は地下深くにあるものと思われます。よって、
何発かのミサイルを受けたぐらいでは地下基地は破壊されないでしょう。となると、
韓国や日本の基地から爆撃機を出撃させ、大型爆弾を落とさなければなりません。
爆撃機の場合、戦闘機よりも打ち落とされるリスクが高まります。しかも、爆撃機に
よる大型の爆弾で、数多くある小さな地下ミサイル基地を潰していくのはあまりにも
非効率。結論としては、本気で北朝鮮を潰すのであれば、小型核による攻撃が必要に
なるでしょう(あくまでも、考えられうるシナリオとしての話です)。アメリカが
量産しようとしている新型核爆弾B61-12は、広島に投下された原爆の2~30%程度
の出力であり、戦闘機、水上艦や潜水艦から発射できることが大きな利点です。
F35BにB61-12を搭載すれば、ひとつの空母打撃群だけで、北朝鮮のミサイル攻撃
能力をほぼ壊滅させることができるでしょう(民間の被害は避けられない)。
アメリカが、小型核の先制使用を想定しているロシアに対して、実力を示す必要に
迫られていることも見逃せません。





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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

確率として存在するどの未来を
あなたが体験するかは
あなた次第。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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