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山中所長辞めないで

category: 新しい記事7  

論文ねつ造問題で会見した山中所長京大iPS研に「山中所長辞めないで」 論文不正で市民ら (1月23日 京都新聞)
京都大iPS細胞研究所の助教がデータ改ざんなどをした論文を発表した問題が明らかに
なって一夜明けた23日、同研究所には市民から多くの声が寄せられた。大半は今後の
研究を後押しする内容という。同研究所国際広報室によると、昨夜から同日午前10時半
までに、ウェブサイトやメールを通じて53件の意見が届いた。「不正は残念だが、山中
先生は所長を辞めないでほしい」「所長を辞任するのは、iPS細胞の研究にマイナスに
なる」といった山中伸弥教授が今後も研究を引っ張ることを望む内容だった。一方で
電話も数件寄せられ、「研究結果を信じていたのに裏切られた」などと話したという。
同室は「予想よりも応援していただける声が多く感謝している。不正を反省し、研究を
推進したい」としている。山中教授は昨夜の会見で、論文不正に関する自身の責任に
ついて「所長の辞任を含めて検討する」と述べていた。


【京大iPS論文捏造】 非正規雇用多く組織基盤脆弱 背景に根深い研究者事情 (1月23日 産経WEST)
iPS研究をめぐっては非正規雇用が多いなど組織基盤が脆弱(ぜいじゃく)で、京大iPS細胞研究所の山中伸弥所長は
待遇改善を訴え資金集めに奔走してきた。今回の捏造(ねつぞう)と改竄(かいざん)に手を染めた助教も任期付きの
非正規雇用。背景には研究体制の根深い問題も見え隠れする。
「これが民間企業なら、すごいブラック企業。何とかしないといけない」
平成27年5月、奈良県内で講演した山中所長は、聴衆を前にこう訴えていた。山中所長によると、研究所のスタッフは
約300人だが、うち非正規雇用は約9割を占めていた。なぜ、こんなにも非正規の割合が高いのか。それは国の予算措置
などの特徴があると研究者は口をそろえる。多くの研究者は国からの予算に頼り、先端を走る京大のiPS細胞研究所でも
28年度の予算約80億円のうち、約84%を国などからの「産学連携等研究費」に頼っている。ただ、この研究費は、
期限内に使う必要があり、使途も指定されている。ノーベル賞候補ともされる、ある研究者は「人材が育たない土壌を
生んでいる。期限を区切ると短期間で結果を出すことも求められ、あせりなどの弊害も出る」などと不正の温床になる恐れ
を指摘していた。こうした問題を打破しようと、京大は21年にiPS細胞研究基金を設立。山中所長は先頭に立って支援
を呼びかけ、研究者の待遇改善に力を注いできた。ノーベル賞の資金も、資金不足でスタッフを解雇せざるを得なくなった
時のために貯蓄しておくとしていた。その結果、28年度の寄付総額は約23億7千万円に達し、基金からの人件費支出
割合も増やしてきていたという。しかし、今回、捏造と改竄が発覚した。研究所では、不正防止に3カ月に一度、実験
ノートを提出させ、内容を精査するなどしていたというが、不正は見抜けなかった。助教の研究には基金から多くの寄付
が投入されていたという。この日の会見でも、山中所長は「研究者は全員研究費の問題とプレッシャーを抱えている。
防げなかったことに無力さを感じている」と唇をかんだ。

31歳教授、横浜市大で誕生 学内で現役最年少 (1月23日 朝日新聞デジタル)
横浜市立大学は22日、再生医学研究で優れた成果を上げている医学部の武部貴則准教授(31)を、15日付で同大学
先端医科学研究センター教授に任命したと発表した。学内では現役最年少の教授となる。同大学は「横浜市大の強みで
ある再生医学研究での活躍を後押ししたい」としている。同大学によると、武部教授は2013年、iPS細胞から血管
構造を持つヒト肝臓原基(肝芽)を作り出すことに世界で初めて成功。肝芽の最適な培養・移植方法を見いだし、ミニ肝臓
ヒトiPS細胞からミニ肝臓の大量製造に成功の大量製造にも成功した。
こうした研究成果は科学雑誌
「ネイチャー」に掲載される
など、国際的に高く評価されて
いる。また、デザインや広告
の手法で医療情報を伝え、
健康行動を促す「広告医学」
という考え方の普及にも力
を入れているという。同大学
が確認できた1973年以降
では、学内で最年少の教授
就任だという。


京大iPS細胞研究所の助教が発表した論文の捏造問題に関して、山中伸弥所長の会見
が行われました。奇しくも同じ日、横浜市立大学で、iPS細胞に関連した研究で著名な
功績を挙げた31歳の准教授が教授になったという発表がありました。これらのことは、
iPS細胞の実用化に向けて、激しい開発競争が行われていることを窺わせるものです。
iPS細胞を用いた再生医療により、肝硬変の患者が肝臓を再生できるようになる!
夢のような話ですが、もしかしたら、そう遠くない将来、実現するかもしれない・・・
このような話を聞けば、誰だって期待します!理論上、iPS細胞は体を構成するすべて
の組織や臓器に分化誘導することが可能です。とはいえ、患者自身の体細胞からiPS
細胞をつくり、それを目的の細胞に分化させた組織や臓器を移植するとなると、時間
もコストもかかり過ぎて、実用化できないでしょう。そこで、京大iPS細胞研究所では、
健康な人から、前もって体細胞を採取してiPS細胞を作製し、増殖させてから凍結保存
しておくという「再生医療用iPS細胞ストックプロジェクト」を行っています。他人の
iPS細胞では、免疫拒絶反応が起きるのではないかと懸念されますが、白血球のHLA型
という特徴が患者と細胞提供者で似ていれば、拒絶反応のリスクは少ないと考えられて
います。iPS細胞による再生医療の実用化において、本プロジェクトは欠かせません。
しかし、このiPS細胞を分化させ、特定の組織や臓器をつくるとなると、結局、膨大な
コストを要することになるでしょう。現実的には、iPS細胞より分化の進んだ幹細胞を、
特定の部位に注射するような治療が実用化されることになるのではないでしょうか?
今回問題となった論文は、ヒトのiPS細胞から脳の血管にある「血液脳関門」という
組織をつくったという内容とのことですが、特筆すべき成果を狙い過ぎているようにも
思われます。短期的な成果ばかりを求めすぎると、根底を覆すようなイノベーション
を起こした海外勢にすべてをもっていかれることにもなりかねません。山中所長の
もとで、長期的視野に立った研究ができるよう、国は支援のしかたを再考すべきです。




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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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