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あらゆる治療をこなしてくれるスーパードクターは実在しない

category: 新しい記事6  

ドクターX「ドクターX」は現実には存在しない…医療専門弁護士
が説く“患者自ら身を守る”心得
 
(12月16日 日刊SPA!)
早くもSNS上などで「続編期待」の声が上がる米倉涼子
主演のテレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門
未知子~。最終回の視聴率は25.3%(関東地区)と、
約4人に1人がテレビにくぎ付けになる注目ぶりだった。
だが、大きな影響を与えた分、その影響を心配する声も
ある。医療事件を専門に扱う石黒麻利子弁護士は
「ドラマの盛り上がりに水を差すつもりはありません」と前置きしながらも、こんな懸念を示す。「現実にはドラマの大門
先生のように、マルチに何科でも手術できる外科医なんていません。外科医と言っても、脳外科は脳外科だけ、心臓血管
外科は循環器だけ、消化器は消化器だけ。医師は万能ではなく、専門外のことはわかりません」
石黒弁護士がそう懸念を示すのも、医療事件に巻き込まれる人の多くに共通する事象として、患者の「医師任せの姿勢」を
見てきたからだ。石黒弁護士はある50代の男性が遭った医療事故を例に挙げる。その男性は胸に酷い痛みを感じたことから、
夜間救急病院を受診。当直医はベテランの外科医で、患者の症状から大動脈解離を疑ったものの、CT検査の結果、緊急性が
ないと判断し、男性患者を帰宅させた。しかし、翌朝、急性心筋梗塞で男性患者が死亡したというケースだ。 「男性は帰宅
後も胸の痛みを感じ続けていましたが、医師の『緊急性はない』という言葉を信じ、痛みを我慢し続けていました。我慢せず
に自分で救急車を呼ぶなどすれば助かったかもしれません。男性は救急外来受診時に心筋梗塞一歩手前の不安定狭心症の状態
にあったのですが、ベテランの外科医が気づくことはありませんでした」
石黒弁護士は「医師なら何でも知っていると思いがちですが、専門外のことはほとんど知らないと考えたほうがいい」と指摘
する。石黒弁護士自身も、それは痛感している。
「医療法律相談を受ける際に、事前に医師と相談することが多々あります。その際、たとえば脳神経外科医の医療事故をほか
の科の医師に尋ねても『専門外でわからない』と言われるのが関の山です」
そうした現実を踏まえ、石黒弁護士が医療事故に遭わないための「患者の心構え」に挙げるのが、次の4つだ。
①医師任せにしない
「どんなことにも詳しく、どんな手術もできるスーパードクターは医療ドラマのなかにしかいません。専門分野であっても
先入観から医療ミスをする医師もいれば、知識や経験の乏しい研修医に丸投げする医師もいます。医師にすべてを任せきり
にするという態度は危険です」
②病気を知る
「医師任せにしないためにも、まずは自分や家族の病気を知ることが大切です。緊急の措置が必要な病気であるにもかかわらず、
外見上は重症感が見られなかったり、経験の乏しい医師にあたったりすると、見落とされる可能性もあります。そんなとき、
患者に最低限の病気の知識があれば、典型的な症状のキーワードを使って医師にうまく伝えられることができ、医師の見落とし
を防げる可能性が高まります」
③我慢しない
「自分の直感を無視して我慢したばかりに命を落としてしまう医療事故が後を絶ちません。医師に病気を見落とされないため
には、とにかく我慢しないことが大切です。症状を正しく伝えようとする努力はもちろん、多少大げさに症状を伝えるくらいが
丁度いいかもしれません」
④コミュニケーション力を磨く
「病院は少ない人数で多数の患者を診ているので、意図しなくても結果的に放置されることは避けられません。日頃から医師や
看護師と良好なコミュニケーションをとっていれば、おのずと関心を持たれ、異常に気がついてもらえる可能性も高まるでしょう」
スーパードクター・大門未知子はあくまでテレビドラマ上の人物であり、現実は患者側も積極的に医療に関わっていく姿勢が
必要ということだろう。

細分化された高度医療の問題点 (日医ニュース 2013年7月20日)
医療は、臓器別に専門化するにとどまらず、一層深く高度化が進んでいる。その結果、「細分化した領域のみしか診ない医師」
も増加してきている。と言うよりも、「その領域のみしか診られない医師」と表現するべきかも知れない。
高度化した医療を担う際、その細分化は仕方のないものではあるが、そのレベルでの専門家は、本来、少数で事足りるはずで
ある。細分化された分野だけを担う医師が大きな割合を占めれば、医師は何人いても足りない状況となる。近年進んでいる
地域格差とともに、医療崩壊の一因となっていると思われる。医師が不足した状況では、common diseaseの医師は何として
も必要で、消化器内視鏡や心臓カテーテルなどの検査や手技だけを行う医師でも病院は必要とせざるを得ないことになる。
これは、病棟を担い、患者を全人的に診ている若手医師に良い影響を与えず、卒後教育に携わる上で、この流れに対する
対応には苦慮する。やはり、命をしっかりと支える医師の役割は高く評価されるべきであり、病院、医育機関のみならず、
社会がしっかりと戦略的に考えていくべきであると考える。このような極端な細分化ではなく、臓器別専門化のレベルに
おいても、その長短を、社会、あるいは、患者は十分に意識するべきである。臓器別専門家が患者を全人的に診ることに
適しているか否かは疑問がある。
身体を総合的な視野で診ることが重要な場合と、専門家の深い疾病に対する知識や判断力が望まれる場合とを患者は意識して
医師を選択するべきであるし、医師も十分に意識して、診療に当たるべきである。

科学的根拠に基づいた医療とは医師は法律上、すべての診療科での
診療行為を行うことができるので、
病気になったら、なんでも医者に
任せておけばいいというイメージが
あります。しかし、考えてみれば、
難しい治療であればあるほど、その
専門医でなければ、できないはず。
工学部を出たからといって、工学の
すべてを知っているわけではありま
せん。と、いうよりよりも、自分の
専門以外のことはほとんど知らないといったほうがいいでしょう。と、なれば、自分
が大きな病気になった場合、的確な専門医に診てもらう必要があるということです。
まずは、自分で自分の病気を調べて、可能な治療法を知っておかなければなりません。
自分がしてもらいたい治療法が一般的でないのなら、その専門医に診てもらわなければ
治療がはじまりません。しかし、そういった病気ばかりではありません。疾患が生じた
臓器のみにアプローチしても解決しない○○症候群などといった病気もあるでしょう。
機械でも、故障した場所以外に故障の原因があるケースもあります。人間の場合なら、
なおさらでしょう。また、機械の故障では、ソフト、ハードのどちらにも問題がない
のに、ソフト・ハード間の相性により不具合が発生することもあります。人間の場合、
心と体の関係は、機械よりもはるかに複雑でしょうから、精神的な症状を含む場合は、
総合的に診てもらったほうがいいでしょう。専門医のところに行く前に、総合医に
一度診てもらったほうが、適切な専門医に早くたどり着けるかもしれません。
ただし、もし自分が医学生だったら、やはり専門医を目指すでしょうね。なぜなら、
どんなものでも、「総合○○」を学ぶのはとても難しいからです・・・




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「みなみ」 今月のメッセージ

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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