親安倍対反安倍ではなく改革派対守旧派のバトル

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テレビ視聴率と新聞発行部数新聞論調 保守かリベラルでなく親安倍か反安倍に二極化
(11月15日 NEWS ポストセブン)
日本新聞協会のデータによると、全国紙と地方紙を合わせた
一般紙の総発行部数は2007年の4696万部から2016年は
3982万部へとこの10年間で714万部もの急落。第2次安倍
政権発足後の2013年からは毎年100万部前後のペースで
部数が落ちている。読者の新聞離れに拍車がかかると、
対応は2つに割れた。かつて朝日新聞は「リベラル紙」と
呼ばれ、読売新聞や産経新聞は「保守系メディア」と位置
づけられていた。しかし、その紙面は保守かリベラルかではなく、安倍首相が「好き」か「嫌い」かに極端に2極化した。
それを端的に表わしたのが、10月22日に投開票があった総選挙翌日の社説だ。
〈首相の呼びかけに、国民は強い支持を与えた〉 産経が鬼の首を取ったかのように与党勝利を讃えると、朝日は
〈今回の選挙は、むしろ野党が『負けた』のが実態だろう〉と書き、“安倍が勝ったわけではない”という負け惜しみの論陣
を張った。いずれも有権者の投票行動の冷静な分析はない。元朝日新聞論説委員で山形大学教授を務めた長岡昇氏はブログ
でこう書いている。〈総選挙での自民党の圧勝をどう受けとめればいいのか。新聞を読みながら、つらつら考えました。
古巣の朝日新聞には「なるほど」とうなずく解説も、「そういう見方もあるのか」と目を見開く記事も見当たりませんでした。
(中略)安倍首相が大嫌いであることだけはよく分かりました〉 長岡氏は産経の報道については何も言及していない。
だが、“大好きな安倍首相”が敵視する朝日への批判を産経は見逃さなかった。安倍側近記者を自他共に認める阿比留瑠比・
編集委員がこのブログを取り上げ、『「安倍大嫌い」と延々と書く朝日新聞』というコラムをものした。目下、その朝日と
産経は、ニュースの伝え手ではなく、当事者となって「親アベvs反アベ」の代理戦争を紙面で展開している。発端は総選挙
公示前の10月8日に日本記者クラブで開かれた党首討論にさかのぼる。朝日の論説委員から加計学園問題を質問された
安倍晋三・首相は不満を隠そうともせず、逆に朝日批判を展開。国会の閉会中審査(7月)で加戸守行・前愛媛県知事が
加計学園への獣医学部新設認可方針を「ゆがめられた行政が正された」と評価したことを引き合いに「加戸氏の証言を朝日
は全く報じていない」「国民はよくファクト・チェックをしてほしい」と逆襲に出た。
◆燃える紙面バトル
もっとも、これは首相の事実誤認で、朝日は加戸証言を「紙面に10回以上掲載した」と検証記事を出し、本来なら一件落着
のはずだった。ところが、両紙のバトルはここからあらぬ方向に燃え上がっていく。首相の援軍に乗り出した産経は翌日に
阿比留編集委員が〈驕れるメディアは久しからず 朝日・毎日のベテラン記者の噴飯質問に思わず赤面してしまった…〉と
書き、選挙戦さなかの10月16日付紙面でも〈読者の安倍への不信感が募るようにレッテル貼りを繰り返す。こんなものは
権力の監視でも何でもない〉と朝日の報道姿勢を徹底的に叩いた。すると朝日も批判の矛先を転換する。11月3日付の朝日
記事は、産経が看板コラム・産経抄に「日本を貶める日本人をあぶりだせ」という見出しをつけてウェブ版で配信したこと
をとりあげ、〈あぶり出した後でどうしようというのか。こうした言葉が、排他的な言説を拡散し、増幅させることになら
ないか〉と噛みついた。両紙はもはや安倍首相も加計問題もそっちのけで互いの報道姿勢を誹謗中傷しあう泥仕合に突入した。
メディア法が専門の服部孝章・立教大学名誉教授が語る。「朝日が産経をいくら攻撃しても、親アベの産経読者に朝日批判
のきっかけを与えるだけで、記事の信用アップにはつながっていない。むしろ、権力監視を忘れた低次元の罵り合いが、
新聞ジャーナリズムの信頼度を低下させて読者を失っている」
“共倒れ”の道だ。

【産経抄】日本を貶める日本人をあぶりだせ (10月19日 産経ニュース)
日本の新聞記者でよかった、と思わずにはいられない。地中海の島国マルタで、地元の女性記者が殺害された。車に
爆弾を仕掛けるという残虐な犯行である。彼女は「タックスヘイブン」(租税回避地)をめぐる「パナマ文書」の
報道に携わり、政治家の不正資金疑惑を追及していた。マルタとはどれほど恐ろしい国か。
▼今年4月に発表された「報道の自由度ランキング」では47位、なんと72位の日本よりはるかに上位だった。
ランキングを作ったのは、パリに本部を置く国際ジャーナリスト組織である。日本に対する強い偏見がうかがえる。
一部の日本人による日本の評判を落とすための活動が、さらにそれを助長する。
▼米紙ニューヨーク・タイムズに先日、「日本でリベラリズムは死んだ」と題する記事が載っていた。日本の大学教授の
寄稿である。安倍晋三首相の衆院解散から現在の選挙状況までを解説していた。といっても、随所に左派文化人らしい
偏った主張がみられる。
▼憲法をないがしろにして軍事力の強化を図る首相の姿勢は、有権者の支持を得ていない。最大野党の分裂のおかげで
自民党が勝利するものの、政治はますます民意から離れていく、というのだ。米国人の読者が抱く日本のイメージは、
民主主義が後退する国であろう。
▼特定の政治的主張だけを取り上げる、国連教育科学文化機関(ユネスコ)には、困ったものだ。いよいよ問題だらけ
の慰安婦関連資料の登録の可能性が強まっている。田北真樹子記者は昨日、登録されたら脱退して組織の抜本改革を
突きつけろ、と書いていた。
▼そもそも国連を舞台に、実態からかけ離れた慰安婦像を世界にばらまいたのは、日本人活動家だった。何ということを
してくれたのか。

産経新聞コラムのウェブ版、「排他的」見出しに批判次々 (11月3日 朝日新聞デジタル)
産経新聞のウェブ版「産経ニュース」で、「日本を貶(おとし)める日本人をあぶりだせ」という見出しがついたコラム
が配信され、ネット上で批判が集まっている。あぶり出した後でどうしようというのか。こうした言葉が、排他的な言説
を拡散し、増幅させることにならないか――。
「あぶりだせ」の見出しは、10月19日付産経新聞1面コラム「産経抄」を産経ニュースが配信した際につけられた。
コラムは、「報道の自由度ランキング」で日本の順位が低いのは、「日本に対する強い偏見」に加え、「一部の日本人
による日本の評判を落とすための活動」が助長しているためだ、などと批判する内容だ。紙面に見出しはついておらず、
本文中にも「あぶりだせ」という表現はない。朝日新聞の調べでは、産経抄に言及したツイートの数は、配信された
19日から2日間で約2万件あった。大半はウェブ版の見出しや、内容に批判的なものだった。一方で、「全くその通り。
反日日本人を徹底的にあぶりだすべきだ」など賛同する投稿もあった。見出しについて、約1万2600人のフォロワー
がいる編集者の早川タダノリさんは「『非国民狩り』を提起していて、もはや報道ではなく憎悪扇動ビラ」と厳しく批判
するツイートを投稿した。「異なる者に対して攻撃をそそのかす言説をまき散らす団体に、ジャーナリズムを名乗る
資格はない」とツイートした文化人類学者の亀井伸孝・愛知県立大教授は、取材に対して「本文に書かれていないこと
を見出しにとり、SNSで拡散されて話題になることが目的化されているのでは。大手メディアは自らの言説が何万、
何十万という単位で増幅される立場なのだから、その弊害に自覚的であるべきだ」と話す。(後略)

主要各紙の損益朝日と産経のバトルはさておき、新聞
業界そのものがネットとの競争に負け
つつあります。若年層の多くは新聞を
購読していませんし、将来、新聞を
とるようになるとも思えませんから、
ジリ貧がこのまま続くのでしょう。
新聞社の収益構造は、新聞販売収入が6~7割、広告収入が3~4割とのことですが、
問題はコストのほうで、印刷費と新聞配達員の人件費が利益を圧迫します。考えて
みれば、その日読んだら要らなくなるものに印刷費をかけるって、とても無駄です。
しかも、毎日、早朝に配達しなければならないのです。ネットならどちらも必要あり
ません。しかしながら、ネットにおける新聞の有料購読は、なかなか売れません。
なぜなら、印刷費と新聞配達員の人件費が不要なネット配信なら、同じ分量の記事を
格安で提供できるはずですが、それをしてしまうと、新聞が売れなくなってしまう
からです。自社商品が自社の他の商品を侵食してしまう現象を、カニバリゼーション
と言いますが、新聞業界は、紙媒体とネットの間でジレンマに陥っています。
新聞に限らず、日本の多くの企業は、ネットという大きな変化から富を生み出すこと
ができない状況なのです。これこそが「失われた20年」の本質なのかもしれません。
バブルまでのビジネスモデルがうまくいき過ぎていたために、それに固執してしまい、
ネットというイノベーションから新たな価値を生み出せず、従来型のビジネスモデル
はネットに駆逐されようとしています。しかも、今後、「失われた20年」が30年、
40年・・・になる兆候が出ています。それはAIとIoTの流れに日本が乗り遅れそうに
なっていることに現れています。これは技術面の問題ではなく、カニバリゼーション
を起こして、思い切ったことができないことに原因があります。ベンチャー企業に
とっては、世のなかを席巻し、一気にトップを狙うチャンスであるはずなのですが、
グーグルやフェイスブックのような企業が日本では登場しません。
その理由のひとつは、規制にあります。政権が大胆な規制緩和を進めようとすると、
必ずと言っていいほど、野党、マスコミ、官僚などの強い抵抗に遭います。政権批判
を繰り返し、頭でっかちの知識人が規制緩和の有害性ばかりを強調します。
産経のような露骨な政権礼賛もどうかと思いますが、リベラルの名を借りた抵抗勢力
が蔓延る限り、日本は沈み続けるでしょう。




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

正確に言えば、月読神が
本来、虚数である時間に
実数を用い、時間が流れる
という概念を創った。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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