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なぜ日本が女性活躍社会を実現できないのか

category: 新しい記事6  

来日したイバンカさん安倍首相、イバンカ氏を会食で異例のおもてなし 
(11月3日 YOMIURI ONLINE 読売新聞)
トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官(36)は3日、
日本政府が東京都内で開催した「国際女性会議」(WAWワウ!
2017)で講演した。イバンカ氏は「全ての女性には家庭の外で
働く自由がある。キャリアを後退させることなく母になる喜びを
味わえるよう、革新的な方法を見つけるべきだ」と講演で訴えた。
安倍首相は3日夜、都内でイバンカ氏と会食した。イバンカ氏は、
華やかなワンピース姿で臨んだ。会食では、日本食材を使った
フランス料理が振る舞われたほか、雅楽の演奏も披露された。
首相が閣僚級ではない大統領補佐官を会食でもてなすのは異例だ。

日本の男女格差114位に下落 「政治」123位に後退
(11月2日 朝日新聞デジタル)
男女格差(ジェンダーギャップ)の大きさを国別に順位付けした
「世界経済フォーラム」の報告書が2日付で公表され、日本は
144カ国中114位と、前年より三つ順位を下げた。主要7カ国
(G7)では今年も最下位だった。経済、政治、教育、健康の
4分野14項目で、男女平等の度合いを指数化し、順位を決める。
日本がひときわ出遅れているのが、政治分野での男女平等だ。
123位で、前年の103位から後退した。女性国会議員の割合
日本の女性活躍度▽女性閣僚の割合▽過去50年間の女性国家元首の在任年数の3項目で評価する。
女性議員は1日現在、衆院で47人(10・1%)、参院で50人(20・7%)。
地方議会も昨年末時点で12・6%にとどまる。先月の衆院選では、女性候補者
の割合は17・7%と過去最高だったが、当選者は前回から2人増えただけ。
朝日新聞の調べでは、女性が参政権を得て初めての衆院選(1946年4月)
から、選挙区で女性議員が1人も誕生していない県は青森、富山、山口、香川、
高知、佐賀、大分、鹿児島の8県ある。海外では、候補者や議席の一定割合を
女性に割り当てるクオータ制を導入する国もあり、女性議員が増加。カナダや
フランス、ノルウェーなどは内閣が男女半々だ。日本でも今年、候補者数を
できる限り男女均等にするよう政党に求める法案が各党で合意されたが、
国会の混乱や衆院解散で廃案に。1日に発足した新内閣は全員再任で、女性閣僚
は2人だ。女性議員が増えない背景には、選挙制度や政党の姿勢に加え、候補者
を選ぶ政党の地方組織や地域社会が「男性中心」ということもある。内閣府が
2015年、全国の20~60代の男女2万3500人に行った調査では、
自治会・町内会長は「男性と決まっている」、または「男性がなることが多い」
と答えた人は45・6%。「女性と決まっている」「女性がなることが多い」は
0・9%だった。(後略)


女性活躍とは「女を男にして働かせること」ではない
(2015年11月30日 NIKKEI STYLE 日経電子版)
” 資生堂は、女性活躍推進の一環として、子育てを理由とした短時間勤務中の美容職社員に遅番や土日勤務を求める働き方改革
を始めた。これまで「子育て中の女性に優しい会社」という印象が強かった資生堂の新しい施策はNHKでも取り上げられ、一部
からは「時短勤務者に冷たいのではないか」との声も上がり、「資生堂ショック」と話題になっている。日本をはじめ各国の女性
活躍推進の取り組みについて詳しい日本女子大学人間社会学部教授の大沢真知子さんは、「資生堂ショックは、日本が時代の
転換点を迎えていることを示す重要な変化」と指摘する。女性が仕事と家庭を両立させて活躍する社会の実現のためには、家庭
での男性の家事・育児の分担、長時間労働の是正、さらには働くお母さんを支える社会のインフラ作りが欠かせないという。”
(中略)
■「長時間労働」と「性別役割分業」が、女性活躍を妨げる根本原因
男性も好きこのんで残業をしているわけではない。男性も週の何日かは残業をせずに定時に退社できれば保育園のお迎えに間に
合うし、家族そろって夕食を囲むことも可能だ。繰り返しになるが、女性活躍を妨げている根本的な原因は、家庭での夫と妻の
分担が不平等なことにあるのである。さらには、その前提のもとに長時間労働がある。確かに正社員の仕事の負担は増加している
が、同時に、長時間労働が評価される仕組みがあり、背後には「長時間労働をしなければ活躍できない」という思いこみがある
のではないだろうか。私は、政府が「女性が輝く日本」などと女性活躍推進の旗を掲げたものの、今一つ大きな広がりを見せない
ままトーンダウンしている原因が、この家庭での負担の不平等に政府が踏み込んでいないことにあるのではないかと見ている。
女性活躍推進法は成立したが、男女両方がキャリアを手にする時、誰が家事育児を担当するのか、長時間労働の問題をどうするの
か、といった議論は広がらず、女性たちが活躍できる明るい展望は一向に見えてこない。さらに、都会では、保育所不足も切実だ。
このように、両立環境も不十分で、かつ家事や育児は女性の仕事であり、職場では「長時間労働をしなければ活躍できない」と
いった価値観が存在している。ここにメスを入れないで、人材不足を補うべく「女性を男並みに働かせよう」とするのは無理が
ある。女性活躍とは「男は仕事、女は家庭」という価値観のなかでできた仕組みの中で、女を男にして働かせることではない。
それはむしろ少子化をさらに進める結果を招くことだろう。女性が活躍し、出生率の回復に成功した国では、どこも家庭における
夫婦の不平等の是正に成功している。 日本も、長時間労働の問題や家庭における男女の不平等の問題に手をつけないままでは、
女性が安心して子どもを産み、活躍する社会は実現できないだろう。「資生堂ショック」は、女性社員のみに両立支援をしても
女性が活躍する社会は実現できないことを明らかにした事例なのである。誰もが活躍できる社会を実現するためには、家庭に
おける男女の不平等の問題や「長時間労働」の是正が不可欠なのである。それをどのようにして実現させていくのか。いま日本
の女性労働問題は新たなステージに入り、日本社会は大きな時代に転換点に立っている。「資生堂ショック」は、一社だけでは
対応できない、社会全体で解決していかなくてはならない問題を提起しているのである。

日本の雇用制度は、新卒一括採用、終身雇用、年功序列賃金制を核とするシステムを基本に
しています。この制度のもとでは、転職市場が活性化しませんから、不必要になった人材を
解雇し、必要な人材をそのつど満たすことによる雇用調整ができません。よって、会社は
広い範囲の職務に就くことが可能なジェネラリスト養成に力を注ぎ、企業内雇用者で多様な
人材を供給しようとするので、社内で高度な専門家が育ちません。日本では、ヨーロッパ型
の「専門職務の役割が明確な分業」ではなく、「職務が限定されない協業」を発達させたの
です。新卒社員は、会社に就職すると最初にどんな仕事をやらされるのかが分かりません。
入社後はじめて配属が知らされ、その後も数年ごとにジョブローテーションという形で部署
異動を繰り返し、スキルをまんべんなく身につけていきます。賃金は仕事の内容ではなく、
勤続年数に応じて決まり、ジェネラリストとしてキャリアを積みあげていくことになります。
日本で雇用される人は、就職するのではなく就社しているのです。だから、まったく経験の
ない職務への配置転換も頻繁に行われるし、遠隔地への転勤もあります。どれだけ成果を
あげるかということよりも、会社の一員として、どのような理不尽な命令にも従っていける
という、いわゆる「軍隊型社員」が重用されます。プライベートを重視する軍人がいないの
と同じで、日本の企業でも、個を犠牲にして会社に尽くす必要があり、それができたのは、
主婦に家事と育児のほとんどを任せた男性だけでした。この男性コースに入れてもらった
少数派の女性は、男性と同じように私生活を犠牲にするというルールのもとで戦っていか
なければなりません。そこでさらに育児・子育ても両立しようと考えると、超人的な体力・
精神力が必要になります。企業でバリバリ活躍している女性に、このようなスーパーウー
マンがおられることは確かですが、このような超人性を普通の人に求めるのは現実的では
ありません。会社に人生を捧げなければならないのでは、女性は活躍できないのです。
企業は、技術系以外でも専門職を増やしていかなければなりませんし、国はそれを積極的
に支援すべきです。男女を問わない専門職の力量が個々の企業の強みになり、ひいては、
国の強みになることを社会の共通認識とするべきです。




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書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
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「みなみ」 今月のメッセージ

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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