誰でも減塩すれば健康になれるのか?

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「減塩で健康に」は間違い? (5月27日 医療プレミア 毎日新聞のニュース・情報サイト)
「減塩をしても血圧は下がらない」と聞いたら、あなたはどう思いますか?
「塩分は控えめに」という標語が常識になっている現代人にとっては、信じがたい話ですよね。ところが、ボストン大学医学部
のリン・ムーア准教授は、2017年4月22~26日にシカゴで開催された米国実験生物学連合学会で、「低ナトリウム食は血圧
を下げないかもしれない」と題した研究結果を発表しました。 この研究は、2632人の男女(30~64歳)の食生活を16年間
追跡したものです。参加者は、世界でも有名な疫学研究「フラミングハム心臓研究」(1948年開始)の次世代について70年
代に開始された「フラミングハム子孫研究」の対象者の一部です。研究開始時、参加者の血圧は正常でしたが、1日に2500mg
(食塩6.35g)未満のナトリウムを摂取した参加者は、より多くのナトリウムを摂取した参加者よりも血圧が高かったのです。
ムーア准教授は、「ナトリウムの少ない食事が、長期的に血圧に有益な影響を与えるという証拠は見当たりませんでした。
現在のナトリウム摂取量の推奨が間違っている可能性があります」といいます。 ここで出てきた「食塩」と「ナトリウム」の
関係について説明しておきます。食塩は「塩化ナトリウム(NaCl)」とほぼ同じもので、このうちのナトリウムの体内濃度が
高まると血圧が上がります。食塩のうちナトリウムが占める量は、重量で約40%です。つまり、ナトリウム量(mg)×2.54÷
1000=食塩相当量(g)です。(中略)
大切なのはカリウム?
再びムーア准教授らの発表に戻りましょう。ムーア准教授らは、カリウム、カルシウム、マグネシウムの摂取量が多い人は、
長期間にわたり血圧が低いことを発見しました。研究対象の人では、ナトリウムの摂取が1日あたり平均3717mg(食塩9.4g)
で、カリウムの摂取が1日平均3211mgの人が最も低い血圧を示しました。また、カルシウム、マグネシウムもカリウムと同様
の傾向を示しました。 米メディア「TIME」に対してムーア准教授は、「この研究が示していることは、ナトリウム摂取量に
関係なく、カリウム、マグネシウムの摂取が血圧や心臓病に関して非常に重要であるということです。ほとんどの米国人は、
どの栄養素も十分に摂取していません。例えば、平均的な米国人は1日に約2600mgのカリウムしか摂取していませんが、
米医学研究所は4700mgを摂取するよう勧めています」といいます。ちなみにPURE研究の研究者らは、マックマスター大学
のウェブサイトで「塩分の摂り過ぎも、控え過ぎもどちらも問題。また、ナトリウムばかり気にして、カリウム摂取の重要性が
無視されている」とコメントしています。実際、カリウム排泄量が多い人は、死亡や心血管イベントのリスクがより低くなり
ました。減塩の是非について、最終的な結論を下すには、今後もさらなる研究が必要です。ただ、これまでの研究を考慮すると、
やはり高血圧の人は減塩に気をつけるべきです。06年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人のうち、
男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれています。また、高齢化社会である日本では4人に1人は高齢者です。ですので、
健康維持のためには塩分を控えめにするというガイドラインは適当だと思います。問題は、私たち個人が日常的にどのくらい
の塩分を摂取しているか把握していないため、ガイドラインが活用されていないことです。特に加工食品や外食に依存している
人は要注意です。摂取する食塩の量をきちんと把握するために、できるだけ自分または家庭で調理することが基本です。そう
することで、塩の小さじ1杯が約5gに相当するということや、塩1gを含む食品がどんな味がするのかということが理解できます。
高血圧の予防に関しては、ムーア准教授らの研究から、極端な減塩はかえって健康の問題になる可能性があります。とはいえ、
塩分のたくさん入った加工食品を食べてもいいということではありません。新鮮な野菜や果物はナトリウムの含有量が低く、
カリウムが豊富に含まれているので、たくさん食べれば余分な塩分は自然に排出されますよ。新鮮でバランスのよい食品を
選ぶことが血圧のコントロールには重要ということです。

血圧の高い人へ―カリウムのパワーとは (5月1日 あなたの健康百科)
健康のことを考えるなら、少しでも体によいものを食べたいはず。血圧が高い人ならなおさらだ。このたび、米国の南カリフォ
ルニア大学の研究グループは、ナトリウムやカリウムの摂取が高血圧に及ぼす影響について調査した過去の研究を精査した。
詳細は、4月発行の医学誌「The American Journal of Physiology - Endocrinology and Metabolism」(2017;312:E348
-E356)に掲載されている。
カリウムたっぷりの食事で、利尿薬のような作用が期待できる
カリウムは野菜や果物、肉、魚、わかめなどの藻類、豆や芋など自然の食材に含まれ、ナトリウムの排泄を促し血圧を下げる
作用を持っている。厚生労働省が発表した日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、カリウムの1日の摂取目安量は、成人
男子では2,500mg、成人女子では2,000mgと設定されている。一方のナトリウムは、塩をはじめ、塩味の濃い食品や調味料、
加工食品に多く含まれ、過剰に摂取すると高血圧を招く。カリウムの豊富な自然の食材を多く摂取する人に比べて、ナトリウム
の多い食事をしている人は血圧が高くなりやすい。世界保健機関(WHO)は、高血圧を心臓や血管の病気を招く最大の危険
因子と位置づけている。そして、これまでの研究ではナトリウムの摂取量が多い高血圧患者にとって、減塩が非常に有効で
あることが示されている。研究グループが、カリウムとナトリウムの高血圧に与える影響について検討した過去の研究を詳しく
調べたところ、尿中へのカリウムの排泄量または食事調査から推定したカリウムの摂取量が多いと、ナトリウムの摂取量に
かかわらず血圧が低下するという結果を見出した。また、サプリメントを用いた研究でも、カリウムの補給が血圧の低下に
有効であることが示されたという。さらに研究グループは、マウスを使った最新の研究を用いて、カリウムがどのような
メカニズムで降圧効果を発揮するかについて精査した。それによると、私たちの体では、血中のカリウム値を厳密に
コントロールするために、ナトリウムがバランスを取る役目を果たしているのだという。バランスが保たれているために、
私たちの心臓や神経、筋肉は正常に働くことができるのだ。
「カリウムの多い食事を摂ると、腎臓はより多くのナトリウムと水分を排出する。高カリウム食は、利尿薬の作用に似た働き
をするのです」と研究グループは説明。果物や野菜をたくさん食べて、適度な運動をすることは、健康によいとされている。
生理学的に私たちの体は、カリウムを多く必要とし、ナトリウムは少なくて済むようできているため、運動と並んで、カリウム
をしっかり摂ることは理にかなっているだろう。(後略)

まずはじめに、腎臓が悪い人はカリウムの排泄が困難となり、高カリウム血症を起こす
ことがあります。慢性腎臓病のかたは医師の指示に従ってください。
また、高血圧は脳卒中や心筋梗塞など動脈硬化による様々な病気の原因となります。
高血圧のかたは、減塩による血圧低下の効果がない食塩非感受性タイプであったとして
も減塩する必要があります。塩分摂取量の多い日本人には、やはり減塩はよいことです。
しかし、「減塩」は無理をしてまでしなければならないものなのでしょうか?
WHO(世界保健機関)は食塩の摂取量を5g未満(成人一日)にすべきだとしています。
しかし、日本人の食塩平均摂取量(成人一日)は男性11g、女性9.2gで、WHOの
推奨摂取量に従おうとすると、毎日の食事で、ものすごく無理をする必要がでてきます。
問題は、「5g未満にすると本当に健康になれるのか?」ということです。
それを考えるうえでの重要なポイントが、ナトリウムとカリウムのバランスです。
ナトリウムカリウムポンプ血液と海水の塩分濃度は似ているという話がありますが、
これは「太古の海」のときの話で、現在では、体内の塩分
濃度0.9%に対して、海水の塩分濃度は3.5%程度です。
一方で、細胞のなかのナトリウムイオン濃度(食塩濃度)
は極めて低いのです。細胞は多くのエネルギーを使って、
ナトリウムイオンを細胞外に排出します。反対に、イオン
バランスを保てるようにカリウムイオンを取り込みます。
細胞において、ナトリウムとカリウムのバランスは非常に重要なのです。ナトリウムの
排泄においてもカリウムが必要なことから、食事においても、ナトリウムとカリウムの
バランスは非常に重要であると考えられます。可能な範囲で食塩の摂取を減らしながら、
カリウムの摂取量を増やすことのほうが、無理な減塩より効果的なのかもしれません。
汗とポカリの陽イオン比較もうひとつ気になるのが、汗との関係です。
自分がそうなのですが、体質的に悪い汗をかく人がいます。
悪い汗をかく人は汗腺能力が低く、ミネラルを再吸収する
ことができないまま水分と一緒に塩を排出してしまいます。
汗がベトベトで塩辛く、汗が目に入るととてもしみます。
濃い色の服だと、塩のせいで服に白いシミが残ります。
運動することで急激に大量の汗をかき、発汗スピードが
上がると、誰でも汗の塩分濃度は上がります。
熱中症になったことはありませんが、予防には、水分だけでなく塩分が必要になります。
減塩厳守で、心臓疾患にはならなかったけど、熱中症で死んだなんて嫌だ!




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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