地方は昔も今もこれから先もずっとコンサバティブ

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若者と女性は活躍できるか“人口減社会”のサバイバル  (3月12日 毎日新聞「経済プレミア」)
 20年後の2037年はどんな世界になっているか
 --バブル経済が崩壊し、グローバル化が進んで若者の貧困は誰もが知る社会問題になりました。
 非正規雇用率は40%超えなのに、少子化で人口減少は確定している。次の20年でいったい何が
 起きるのでしょうか。いま30歳の人は50歳になります。
 藤田 現在までの少子化で、日本の人口が今後減り続けることはほぼ確定しています。そもそも、
 人口減少とは社会システムの維持が困難になること。生産年齢人口が減り、消費が減り、税収も
 減るわけですから。 このままデフレが続き、再分配のシステムが変わらず、非正規労働者が増え
 続けると、人口減少トレンドは加速します。社会はさらに縮み、格差が広がり、分断されて、今以上
 に子供を育てることが難しくなる。難しいから子供を育てようと思う人はさらに減る。あるいは、
 育てることを諦める人が増えます。 現状を放置したら間違いなく日本経済は衰退するでしょう。
 単なる貧困問題にとどまらない、未来に対する最大の危機感を持つべき時期が来たと思います。
--将来親になる人の数が減っているのだから、今後生まれる子供の数を劇的に増やさない限り、人口も増加に転じない。
しかし、子供を増やす仕組みになっていない、ということですね。どこで間違ったのでしょうか。
◆団塊世代(1947~49年生まれ)に次いで人口ボリュームが大きい団塊ジュニア(広義の意味で1970年代生まれ)
のところで、手を打たなければいけなかったのですが、何もできませんでした。 団塊ジュニアは年間200万人ほどの
ボリュームがあります。彼らが学業を終え、就職や結婚、出産に臨もうとした時期は、バブル崩壊後の「失われた20年」
と重なります。就職できなかった人、社会的経済的不安から結婚できなかった人、子供を作らなかった人が大量に発生し、
2000年代前半に起こるはずだった「第3次ベビーブーム」は、結局起きませんでした。 バブル崩壊後、政府は労働者
派遣業の規制を緩和し、企業は非正規雇用を増やしました。その結果何が起きたか。低賃金労働者が増え、所得格差が
広がりました。子供を増やすのではなく、減らす政策。企業を生かそうとして将来の人口を減らしてしまったのですから、
失政と呼んでいいでしょう。
今の社会で女性は本当に活躍できるのか
--労働力確保のために、女性活躍推進が宣伝され、移民受け入れも検討されています。
◆昨年の「保育園落ちた日本死ね!」ブログの通り、待機児童は減らず、子育て環境は良くなっていません。しかし、仕事
に就いて家事育児介護もやれ、という今の仕組みで、女性が活躍したがるとは思えません。 他の先進諸国のように移民
を受け入れ、語学と職業訓練を提供して、労働市場に押し出していくことも現実的な政策の一つとは思いますが、日本が
彼らに提供する労働環境や賃金が、彼らにとって魅力的なものかどうか分かりません。 日本でも外国人への偏見や排外
主義が高まっています。実習生制度が不十分で、賃金差別もあります。それを改善しないまま、簡単に定着してくれるとは
思えません。予想以上に日本は働きにくい、住みにくいと思われるでしょう。
--常に政策が後手後手ですね。
◆専門家ですら予想が立てられないほど人口減少と高齢化の速度は速く、高齢者の寿命の延びが著しい。急速に成熟しながら、
人口が減り、衰退していく可能性が高く、あらゆる社会システムの専門家は強い危機感を持っています。だから今こそ、社会
システム維持のために思い切った意識改革と政策転換が必要なのです。 今後、企業が非正規雇用を減らすとは思えません。
むしろ、正規雇用の賃金を下げ、平準化を目指すのではないでしょうか。もしそうであるなら、社会保障をさらに充実させ
なければいけません。 どんな雇用形態であっても子供をちゃんと育てられるようにする、教育を受けさせられるようにする、
介護と医療をちゃんと受けさせられるようにする仕組みに転換して、今と将来への安心感を提供する必要があります。(後略)

 地方は結局「若者」を排除して自ら衰退する
  「若者に活躍してほしい」は、ほとんど口だけ 
(3月15日 東洋経済オンライン)
 地方の「上の世代」は若者を積極的に受け入れていない
 そもそも「地方から若者がいなくなる」などということは、新しくも何ともありません。若者がいなく
 なる原因については、「大学も含めて、東京にはさまざまな機能が集中しているから」「地方は相対的
 にインフラが貧弱で不便だから」「経済力が劣っており金融面でも不利」など、構造的な要因がいくつも
 あります。しかし、それだけではないのです。従来、地方を担ってきた上の世代が、若者を積極的に受け
 入れてきたのかといえば、そんなことはありません。自分たちの言うことを聞かない若者、自分たちの
 理解できない感性をもっている若者をないがしろにし、多様性を排除してきた結果、地域のさまざまな
 組織が社会変化に対応できなくなり、衰退が加速している側面が強くあります。全国でまちの再生に携わ
 っていると、たとえば商店街の重鎮などが「いやー、うちのまちは閉鎖的で」などと、自虐的に話しかけて
きたりします。しかしながら、私はかれこれ20年近く、さまざまな地域の再生にかかわっているからわかるのですが、閉鎖的
でない地域など、見たことがありません。全国津々浦々の人が何気なしに「うちのまちは閉鎖的だから……」と言うとき、それは
「閉鎖的なことはその地方の伝統的なもの」であり、「排除している自分たちには直接的な責任はない」と肯定しようとしている
にすぎないと私は思っています。何よりも重要なのは、排他的な地域をこれから変えられるか否かは、「今そこにいる人達次第」
ということです。もし過去からの流れをまったく変えずに、力のある若者を排除していくと、その地域の未来に必要な「リーダー
シップ人材」「サポート人材」「イノベーション人材」の3つを失っていくことになります。一つひとつみていきましょう。
「うちのまちには”いい若者”がいない」は、ウソ
まずは、「リーダーシップ人材」です。全国各地で、地元のさまざまな組織の上役は、口をそろえてよくこう言います。「いやー、
うちのまちには”いい若者”がいなくて……」と。しかしながら、本当にそうかと言われれば、大抵の場合は間違っています。とある、
残念な地方都市の商店街に行った時のことです。「若い世代に世代交代したいが、いい若者がいない」と例のごとく言われる年配
の会長さんがいらっしゃいました。「いやー、そんなことはないでしょう。ほら、地元に〇〇〇〇さんという、魅力的な居酒屋
を全国区で展開している人がいるじゃないですか! 彼みたいな商売上手な人に、次の世代の商店街を担ってもらえればベスト
ですよ」とお話すると、「アイツは俺の話を聞かない。商店街の活動にも消極的だからダメだ」と言うのです。
そりゃあ、衰退する商店街の事業なんて、大抵は駄目な取り組みばかりで、賢い事業者ほど、かかわりません。成果の出ない
取り組みを延々と繰り返しているわけですから、全国区の居酒屋のトップが、そんな人の話を聞かないのも当然です。(後略)

都道府県別人口増減率

年齢区分別人口の推移様々な地方を知っているわけではないので、
断定的なことは言えないのですが、どこの
地方も似たようなもので「保守的」なのでは
ないかと思います。はっきり言ってしまえば、
地方の「上の世代」はこのままがいいのです。
企業の内部留保と同じで、「上の世代」は
自分の財産を何かにつぎ込みたくないのです。
やればやるほど損をする時代ですから、過去
の蓄積を吐き出さないことが大切なのです。
地方が「革新的」だったことなど過去にも
ありません。ただ、昔は、都会のあぶく銭が
地方にトリクルダウンしていたから活気があっただけです。それと、人口が増えていたことが
大きな成功要因になっています。「地方が何かをした」ことなど今も昔もないのです。
今でも、お国からいかにお金を引っ張ってくるかが、地方の役人の重要な仕事ですから、
分配政策を強化すれば、地方はさらに「受け身」になるでしょう。
若者を排除するから地方が衰退しているわけではありません。衰退しているから、若者に
仕事がないだけのことです。新しい仕事が生まれないのであれば、ルーチンワークを若者
に回すより、これまでどおり、熟練に任せておいたほうがよいのは当然のことと言えます。
ただ、都会の人は誤解されているかもしれませんが、地方(中核都市)にいるからといって、
消費者としての不便はありません。大型ショッピングセンターには車で行けばいいし、ネット
ショッピングしても宅急便が来ないなんてことはありません。そのうえ、痛勤電車に悩まされ
ることもありませんし、家賃や物価は安いし、治安も空気もいい。そして静か・・・
しかし、とにもかくにも、活気がない!街に変化がない!いや、実は変化している。
店がつぶれたり、空き家が増えたり・・・新しい店かと思ったら、またも葬儀場だったり。
わたしが地方に暮らす理由はただひとつ。「小さい頃からずっとここにいる」からです!
他人のことを「保守的」だなんて言える立場ではありませんでした。




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

不思議の国は虚数の世界。
しかも虚数の空間ではなく、
虚数時間の世界なの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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