北朝鮮のミサイルと日本の防衛能力

category: 新しい記事3  

北朝鮮ミサイル発射新型弾道ミサイルの試射「成功」=金正恩氏が視察―北朝鮮
(2月13日 時事ドットコム)
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は13日、新型の中長距離戦略弾道
ミサイル「北極星2型」の試験発射が12日に行われ、成功
したと報じた。金正恩朝鮮労働党委員長が立ち会ったという。
北朝鮮は12日、北西部から日本海に向け弾道ミサイル1発を
発射しており、これを指すとみられる。朝鮮中央通信によると、
金委員長は、昨年8月に試射に成功したとされる潜水艦発射
弾道ミサイル(SLBM)「北極星」の射程を延長し、地対地
弾道ミサイルを開発するよう指示していた。新型の弾道ミサイル
は新開発の高出力固体燃料エンジンを利用。周辺国の安全を考慮し、飛距離を抑え、高度を高める「高角発射方式」で試射が
行われた。核弾頭が装着可能な弾頭部を分離した後の再突入段階などでの姿勢制御・誘導、迎撃回避の特性などを検証した。
金委員長は「今や、われわれのロケット工業は、液体燃料エンジンから高出力固体燃料エンジンに転換され、模倣型から開発創造
型に強化された」と述べ、満足の意を表明。また、父の故金正日総書記の誕生日(16日)への「贈り物」になると強調した。

ロフテッド軌道北朝鮮発射のミサイル“改良型ムスダン”か
(2月12日 日テレNEWS24)
北朝鮮が12日朝、弾道ミサイルを発射した。アメリカで
トランプ政権発足後、初めてのミサイル発射。韓国軍による
と北朝鮮は12日午前7時55分ごろ、西部の平安北道・亀城
から弾道ミサイルを発射した。500キロ以上飛行して日本海
に落下したという。当初、中距離弾道ミサイル「ノドン」と
みられていたが、韓国軍は分析を進め、中距離弾道ミサイル
「ムスダン」の改良型の可能性が高いとしている。韓国軍は
「発射は北朝鮮に強硬な姿勢をとるアメリカのトランプ政権
に対抗する武力の誇示」と分析している。北朝鮮は去年11月にアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利して以来、弾道ミサ
イルの発射を行わず、新政権の出方をうかがっていた。しかしトランプ政権はこれまでに、北朝鮮の核・ミサイル開発を認め
ない姿勢を打ち出し、日米首脳会談ではトランプ大統領本人が北朝鮮の脅威への対応が非常に重要な優先課題と指摘していた。

SM‐3ブロック2Aが初の迎撃試験に成功:ブロック2Aが持つ2つの意味 (2月4日 BLOGOS ブロゴス ブロガー:nonreal)
日米で共同開発している弾道ミサイル防衛用迎撃ミサイル「SM-3ブロック2A」が、初めての迎撃試験「SFTM-01」に成功しま
した。(中略)現在、日米のイージス艦に搭載されているSM-3はほとんどがSM-3ブロック1Aです。米海軍はすでにブロック1B
への移行を始めており、欧州の陸上型イージス「イージス・アショア」へもブロック1Bから配備されて行く予定です。ブロック2A
は日米が共同開発を進めている能力向上型で、日本は迎撃ミサイルのノーズコーン、第二段および第三弾の誘導・制御システム、
第三段を担当しています。ブロック2Aは2018年に配備が開始される予定です。現行のブロック1Aの射程が1,200kmであるのに
比べて、ブロック2Aは2,000km。舞鶴や横須賀にいる海上自衛隊のイージス艦が1隻で日本全国をカバーできるようになります。
特筆すべきはブロック2Aの「到達高度」、いわゆる射高です。ブロック1Aの600kmに対し、ブロック2Aは1,000kmを優に超え
ます(射高2,000kmを超えるという資料もあります)。これが意味するところは2つあります。ひとつは、中国の弾道ミサイルへ
の対処能力向上です。ご存知のとおり中国は弾道ミサイル戦力を質量ともに増強させており、その一部は対日本であるとみなされ
ています。実際、準中距離弾道ミサイル「DF-21」や中距離弾道ミサイル「DF-3」や「DF-26C(?)」は日本国内の重要インフラ
や在日米軍基地を射程に収めており、ブロック2Aによってこれらを迎撃する能力が大幅に向上します。
もうひとつは、ロフテッド軌道で発射された北朝鮮の中距離弾道ミサイル「ムスダン」への対処能力向上です。北朝鮮による日本
攻撃は主として「ノドン」(射程:1,300km)が用いられます。ノドンへの対処はブロック1Aでも十分可能であることを北朝鮮も
認識しているでしょうから、より射程の大きなムスダンを使う可能性が考えられます。しかし、北朝鮮・元山から東京を狙う場合、
距離は1,100kmなので、射程4,000kmのムスダンは普通に撃ったのでは日本を飛び越えていってしまいます。そこで、通常の
弾道軌道ではなく、高く打ち上げて近くに落とすよう工夫しなければなりません。この場合に描く軌道をロフテッド軌道と言い
ます。ロフテッド軌道で発射されると、ムスダンの弾道頂点がSM-3ブロック1Aの到達高度を超えてしまう怖れがあり、その場合
は迎撃可能な高度に標的が降りてくるまで待たなければなりません。標準の軌道と比べて落下速度にそれほどの違いは出ませんが、
待っている分だけ対処時間が制約されることになり、迎撃作業が難しくなると言われています。ブロック2Aが配備されれば、
ロフテッド軌道で発射されたムスダンを弾道頂点で迎撃できるようになるので、日本の弾道ミサイル迎撃能力は飛躍的に高く
なることが期待されます。

自衛隊には敵地を攻撃する能力がありませんので、敵国からミサイルが飛んでくれば、
そのたびにそれを打ち落とすしかありません。それには、弾道ミサイルを宇宙で破壊する
SM-3と、大気圏に再突入してきたところを迎え撃つPAC-3という2つの方法があります。
海に囲まれている日本では、ミサイルは必ず海上を飛んでくるため、SM-3は海上自衛隊
の担当になっていて、海上のイージス艦から発射します。一方、PAC-3は着弾点に近い
地上に配備します。PAC-3は射程20kmと言われていますので、日本全体を守ることは
できません。PAC-3は重要な拠点を守るために配備され、SM-3が撃ち漏らした弾道
ミサイルが重要な拠点に着弾しそうな場合、落下してきた大気圏内で迎撃するのです。
ちなみに、ミサイルは非常に恐ろしいもののように感じますが、山のなかにミサイルが
落ちてもほとんど被害はありません。ただし、核弾頭を載せていなければですが・・・
核弾頭ミサイルの場合、PAC-3で迎撃に成功しても大きな被害が出るでしょう。迎撃
地点は着弾予定点近くの上空ですから。よって、可能ならばPAC-3に頼ることなく、
SM-3でミサイル防衛したいのです。とはいえ、SM-3がどのくらいの確率でミサイルを
迎撃できるのかは全くの未知数。なぜなら、敵国は、ミサイル防衛網にかからないよう
にミサイル技術を進化させるからです。そのひとつが、わざとミサイルを高く打ち上げて
手前に落とす、いわゆる「ロフテッド軌道」を用いたミサイル攻撃です。北朝鮮は、高度
1000km程度までロケットを到達させる技術を既に持っていますから、SM-3ブロック
1Aでは迎撃できません。さらに、地上へも高速・急角度で落下してきますから、PAC-3
での迎撃は困難だとみられています。早急に対策をとらなければ、北朝鮮からのミサイル
攻撃から身を守ることができません。ただ、ムスダンの命中精度は1600m(発射された
ミサイルの半分が落ちる可能性のある円の直径)とされていますので、ピンポイントで
狙われるというわけではありません。とはいえ、敵地を攻撃できなければ、やられっぱ
なしになってしまいます。現状では、米軍がいなければ日本の安全は守れないのです。



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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
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不思議の国の「みなみ」
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「みなみ」 今月のメッセージ

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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