ラッセル幸福論より~何が人びとを不幸にするか~


「ラッセル幸福論 第一部 不幸の原因」
 第一章「何が人びとを不幸にするか」より
・私は生をエンジョイしている。(中略)
 大部分は、自分自身にだんだんとらわれなくなったことによる。
・次第に私は、自分自身と自分の欠点に無関心になることを学んだ。
 だんだん注意を外界の事物に集中するようになった。
・どっぷり自己に没頭している不幸な人びとにとっては、
 外的な訓練こそ幸福に至る唯一の道なのだ。
・自尊心を身につけるには、客観的な興味に刺激された活動を
 立派にやり遂げるよりほかに道はない。

これは、前提条件として、「極端な外的不幸の原因のない人」の話です。
「自分」ばかりに意識が向く人は、記事「8-1の図 神様の創ったバーチャル世界」における
「心理的リアル」からの入力ばかりになります。
「バーチャル世界」ではバランスが重要です。
「心理的リアル」からの入力ばかりだと、バーチャル世界の全体バランスが崩れて、
「意志・感覚・感情・思考」のうち、「感情」が「意志・感覚・思考」より優位になります。
なぜかというと、「心理的リアル」からの入力の入口は、「感情」しかないからです。
ここで、通常は、「意志+思考」が「感情」にブレーキをかけます。
しかし、あまりにも「感情」優位が続くと、「意志+思考」が消耗してしまいます。
何かをきっかけに、「感情」が、「意志・感覚・思考」を支配するようになります。
「感情」の異常暴走です。
「意志・感覚・思考」のコントロールがきかなくなると、「不快感」ばかりが生まれます。
自分ではどうすることもできないと感じられる「嫌悪感」に襲われます。
そして、悪感情に「自分」がつぶされてしまうような「感覚」を生じます。
そして、さらに「自分」を意識するようになります。
「他人責め」とともに「自分責め」が起きて、自尊心が持てません。
「快楽」は、一時的に「不快感」をブロックしますが、
「意志・感覚・思考」の力をさらに弱めることになるので、
「感情」の倍返しが待っています。

「自分に向き合う」というのはいいことのように聞こえますが、
それは、「感情」が暴走していないときに限ります。
「感情」を暴走させないためには、「嫌悪感」を生じないような「心理的リアル」以外から
の入力もしくは、「休養」が必要です。
「肉体的リアル」からの入力・・・運動をする
「物理的リアル」からの入力・・・興味のあるものに没頭する
「社会的リアル」からの入力・・・気のあう友達と話をする
といった感じでしょうか。何気ない幸福が本当の幸福なんでしょうねぇ。

ラッセル幸福論 (岩波文庫)ラッセル幸福論 (岩波文庫)
(1991/03/18)
B. ラッセル

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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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