基礎研究も大切だとは思いますが・・・

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授賞式後の大隅さん「大隅基金」創設へ、東工大が若手研究者を支援(12月12日 YOMIURI ONLINE 読売新聞)
大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)がノーベル生理学・医学賞を受賞したことにちなみ、
東工大は来年3月をめどに、若手研究者を支援する「大隅基金(仮称)」を創設する方針を
明らかにした。東工大によると、基金の対象は同大の基礎研究者で、外部資金が不足しがち
な30歳代の若手。企業や個人から数千万円規模の寄付を募り、基礎研究者約10人を支援
するという。これまで大隅さんは講演会などで、「すぐには人の役に立たないような基礎研究
も重要だ」と訴えてきた。11日午前(日本時間11日夕)、取材に応じた大隅さんは
「(ノーベル賞の賞金の)一部は東工大の若者の支援に使おうと思う」と述べた。
また大隅さんは「研究者になりたいけれど、家庭事情で諦めざるを得ない人をサポートで
きたら一番良い。恒久的な基金になってくれたらいい」とも語った。

「社会がゆとりを持って基礎科学を見守って」ノーベル賞の大隅良典さんは受賞会見で
繰り返し訴えた
(10月3日 ハフィントンポスト日本版)
2016年のノーベル医学生理学賞を受賞した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71)。
受賞決定直後の10月3日夜に、東京工業大学で記者会見した大隅さんが繰り返し語ったのは、短期的な成果に直結しない基礎
科学を追究する科学的精神の重要さ、そして、それがなかなか許されなくなっている社会への憂いだった。
■「人がやっていないことをやる方が楽しい。サイエンスの本質」
「オートファジー」という、細胞がたんぱく質を分解する作用は、大隅さん曰く「ゴミためだと思っていたところから」の
スタートだった。
 私は競争があまり好きではありませんで、人がよってたかってやっているより、人がやっていないことをやる方が楽しい
んだと、ある意味でサイエンスの本質みたいなことだと思っております。誰が一番乗りかを競うより、誰もやっていないこと
を見つけた喜びが研究者を支えると常々思っています。

■「私は大変憂えている」
「少しでも社会がゆとりを持って基礎科学を見守ってくれる社会になってほしい」。会見で大隅さんはそう繰り返した。しかし
「そういうことがなかなか難しい世の中になっている」「私は大変憂えている」とも語った。
 サイエンスはどこに向かっているのか分からないが楽しいことなので、これをやったら必ずいい成果につながるというのが、
サイエンスは実はとっても難しい。そういうことにチャレンジするのが科学的精神だろうと思っているので、少しでも社会が
ゆとりを持って基礎科学を見守ってくれる社会になってほしい。
 何とかなるさという精神で、いろんなことにチャレンジしてくれる人たちが増えてくれることを強く望んでいる。ただ、
そんな易しいことではないので、社会が支えるような環境を少しでも作れれば。

背景には、政府による学術研究予算の削減が続いていることがある。
東大、筑波大、早稲田大など日本の主要11大学でつくる「学術研究懇談会」は2016年7月、国公立大学の運営費交付金と
私学助成の削減が10年以上続き、「成果目標が明示的である競争的な事業補助金への移行が強まっている」と指摘。
その結果、「短期的成果を求めて出口指向を強める方向の研究に過度に傾きつつある」と警鐘を鳴らしている。
 私は「役に立つ」という言葉がとっても社会をだめにしていると思っています。数年後に事業化できることと同義語になって
いることに問題がある。本当に役に立つことは10年後、あるいは100年後かもしれない。社会が将来を見据えて、科学を一つ
の文化として認めてくれるような社会にならないかなあと強く願っています。

■「若者が基礎科学に専念できる環境を」
賞金の使い道を訪ねられた大隅さん。「この年になって豪邸に住みたいわけでも、外車に乗りたいわけでもない」と、若者が
基礎科学に専念できる環境をシステムとしてつくりあげることに意欲を示した。
 若い人たちのサポートができるシステムができないか。システムとしてできる(ようにしたい)。社会的にノーベル賞が
意味があるとすると、そういうことが少しでもやりやすくなって、私が生きている間に一歩が踏み出せればいい。
 分かったようで何も分かっていないことが、生命現象には特にたくさんある。えっ、なんで?ということを、とても大事に
する子供たちが増えてくれたら、私は日本の将来の科学も安泰だと思う。そういうことがなかなか難しい世の中になっている。

2015年に引き続き、会見の途中に受賞者に電話をかけた安倍晋三首相や松野博一・文部科学相に、大隅さんのメッセージは
届いただろうか。

ノーベル賞を受賞された大隅さんは、重要な視点でものごとを捉えていると思います。
研究に関して、競争すればするほどうまくいきそうなものですが、実際は、過当競争に
勝つための研究ばかりをしなければならなくなって、小粒な成果になってしまいます。
任期付で採用されている研究員なら尚更のこと。成果を早く出さないとクビになって
しまいますから、長期的な展望での研究は不可能。短期的な成果を出そうと思えば、
はじめから出来そうなことを選ぶようになるのは当然です。
実は産業でも同じようなことが言えて、「横並びの競争でいかに勝つか」を短期的に
目指すことだけを繰り返す「並み」の企業は、「競争しなくてよい環境を生み出す」
ことに成功するイノベーティブな企業に負けてしまうのです。
とはいえ、「社会がゆとりを持って基礎科学を見守って」はあげられないでしょう。
だって、社会自体にゆとりがなくなっていますから・・・
国が基礎研究を支援するとき、重点分野を定めて予算を傾斜配分するべきかどうかは
悩ましいところです。国は「ライフサイエンス分野・情報通信分野・環境分野・ナノ
テクノロジー/材料分野」の4分野に力を入れていますが、このような技術シーズ型の
重点項目の設定は時代遅れだと思います。基礎研究とはいえ、「健康・食糧・環境・
エネルギー・防衛・公共インフラ」といった国民が納得できるような社会ニーズを提示
して、そのなかで、幅広い観点からテーマアップすべきだと思います。すべての研究
に実用性を求める必要はありませんが、国民に納得してもらえる錦の御旗は必要です。
「火星生命を探す」とか、「重力子を見つける」とか・・・でも二位じゃダメですよ。
しかし、今の日本に足りないのは、基礎研究より応用研究のほうではないでしょうか?
大企業でさえ短期的な研究開発に専念せざるを得ない状況なので、大学が基礎研究に
ばかり固執していると、日本では誰が応用研究をするのか心配になります。
大隅さんのように自分の研究にのめり込む人を否定するわけではありませんが・・・


応用研究のスピードアップが重要垂直連携で技術大国再び
研究体制をヨコからタテへ
(2012/12/18
日経テクノロジー)











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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
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書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
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「みなみ」 今月のメッセージ

対馬・神津島ライン上に、
宗像三女神の長女、田心姫が
祀られている沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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