ボブ・ディランはサルトルにはならなかった

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ボブディラン2011年ディランさん「栄誉に感謝」=ノーベル文学賞受け入れ
(10月29日 時事ドットコム)
ノーベル文学賞の受賞が決まった米シンガー・ソングライターのボブ・ディランさん
(75)は、同賞選考に当たったスウェーデン・アカデミーに今週連絡して賞を受け
入れる意向を示し、「栄誉にとても感謝する」と伝えた。ノーベル財団が28日
(日本時間29日)発表した。財団によると、ディランさんはアカデミーのサラ・
ダニウス事務局長への電話で「賞を受け入れるかだって? もちろんだ」と伝達。
「ノーベル賞の知らせに言葉を失った」と喜びを表現したという。ただ、12月に
ストックホルムで行われる授賞式に出席するかどうかは、決定していないと説明した。
ディランさんは13日に授与が発表された後も、賞に関して公の場で一切言及しなか
った。アカデミーは何度も本人への連絡を試みたが断念。アカデミーの一部メンバー
からは「無礼で傲慢(ごうまん)」との批判も出ていた。
ディランさんは28日の英紙デーリー・テレグラフ(電子版)とのインタビューでも、
受賞決定に「素晴らしく、信じられない。そんなの誰が夢見るだろうか」と語った。
授賞式には「もし可能ならば絶対に行くさ」と応じた。アカデミーへの連絡が遅れた
ことについては、明確な理由を説明しなかった。「風に吹かれて」などで知られる
ディランさんは、「米国の楽曲の偉大な伝統の中で新たな詩の表現を創造してきた」ことが評価され、ミュージシャンとしては
初めてノーベル文学賞の受賞が決定。約2週間にわたり態度を表明しなかったことで、文学賞では1964年のフランス哲学者
サルトル以来の辞退になるのではとの臆測も出ていた。

「ディランはダイナマイトで得た金など受けとらない」とか、「ディランは権威が大嫌い」
と言っていた人をものの見事に裏切ったボブ・ディラン。普通、ノーベル賞が受賞できれば、
嬉しいに決まってます。ま、普通の人なら、受諾の旨をすぐに伝えると思いますが・・・
ノーベル賞を全く個人的な理由で受け取らなかった変わり者っているのでしょうか?います。
政治的な背景を持たず、本人の意思でノーベル賞を辞退した唯一の人物は哲学者のサルトル
(辞退したのは文学賞)。1964年、ノーベル文学賞に選ばれたのですが、「いかなる人間
も生きながら神格化されるには値しない」というのが理由で辞退したそうです。
さて、サルトルとはどのような人物なのでしょう。


哲学者サルトルジャン=ポール・サルトル名言集
(名言+Quotes「学べる・活かせる名言集! 英語名言も豊富」)
哲学者、小説家、劇作家。内縁の妻はシモーヌ・ド・ボーヴォワール。思想は実存
主義によるもので、今まさに生きている自分自身の存在である実存を中心とする。
国: フランス(パリ)
生: 1905年6月21日
没: 1980年4月15日(享年74歳)

名言集(一部) ・一人ひとりの人間が究極の絶対的な自由を持っている。
        ・人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。
        ・ひとは各々の道を創り出さなくてはいけない。
        ・人間は状況によってつくられる。
        ・自由とは、自由であるべく、不自由になることである。
        ・すべての答えは出ている。どう生きるかということを除いて。
        ・人間は、自らの行動の中で、自らを定義する。
        ・人間の運命は人間の手中にある。
        ・われわれの自由とは、今日、自由になるために戦う自由な選択以外のなにものでもない。

哲学について全く分かっていないのですが、サルトルの思想は実存主義といわれるものです。
人間には絶対といえる本質などなく、実存が先にあり、本質は自分自身の手で選びとって
いかなければならないとした思想だそうです。では、「生きる」ことで生きる意味が分かる
ようになるかといえば、本当の意味では誰にも分からないのではないでしょうか?永遠に。
多くの人がこの問題に挑戦し、敗れてきました。ボブ・ディランを除けば・・・?
The answer, my friend, is blowin’ in the wind 
The answer is blowin’ in the wind
          
                            (『BLOWIN' IN THE WIND』 歌・作詞・作曲:Bob Dylan)

「生きる意味」は、一流の文学者、心理学者、哲学者でも分からない (『生きる意味109』 人生の名言集)
この世界が何かしら「意味」をもつものであるかどうかということ、
更にこの世界のうちに生きることが果して意味あることであるかどうか
ということ──これに到ってはもとより論証の限りではない。
これらはすべて問題外とされるのである。(マックス・ウェーバー)

私はこの世に生れた以上何かしなければならん、といって何をして好いか
少しも見当が付かない。 (夏目漱石)
今まで書いた事が全く無意味のように思われ出した。 (夏目漱石)
なんのためにこいつも生まれて来たのだろう?
この娑婆苦の充ち満ちた世界へ。 (芥川龍之介)

生まれて来てよかったと、ああ、いのちを、人間を、世の中を、
よろこんでみとうございます。(中略)
僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、
それが全然わからないのです。 (太宰治)

人間は何の目的で生まれたのか。また何か目的があって自然は
人間を生まれるようにしたのか。僕にはそれはわからない。
(武者小路実篤『人生論』)

人生に目的はあるのか。私は、ないと思う。
何十年も考えつづけてきた末に、そう思うようになった。
(『人生の目的』五木寛之)

自分の生存の意義や目的を知ろうとしたって、なんにも教えられはしません。
教えられることといったら、どれも、つまらないばかげきったことばかりで、
いくらむちゅうになってたたいてみたところで──とびらは開かれは
しないのです。死が近づいてくるだけなのです。 (チェーホフ)

これまでに何度となく、人生の目的は何かという問いが問われてきたが、
まだ満足できる回答を示した人はいない。 (フロイト)

絶対的な人生の意味を持っている者は誰もいない。 (アドラー)

つまり、人生は単に無意味であるだけではなく、
不条理であるかもしれないのです。(トマス・ネーゲル)



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Author:舞尾 空
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・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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