契約理論と日本での結婚という契約

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オリバーハート教授ノーベル経済学賞に米大学2教授 契約理論の発展に貢献
(10月11日 朝日新聞デジタル)
スウェーデン王立科学アカデミーは10日、2016年のノーベル
経済学賞を、米ハーバード大学のオリバー・ハート教授(68)と、
米マサチューセッツ工科大学(MIT)のベント・ホルムストロム
教授(67)に贈ると発表した。授賞理由は「契約理論への貢献」
で、社会の基盤となる契約を包括的に分析する理論を構築したと
評価された。契約理論は、雇用、報酬、保険、売買といった契約
を結ぶ前提や結果を分析し、最適な契約のあり方を探るもの。
たとえば、企業が最大限に業績を上げるため、経営者の報酬体系を固定給にするか、業績連動にするかを考える際に
使われる。ハート氏は、契約が将来起きるすべての事象を予想して対処しているわけでないという、契約の「不完備性」
を研究。そこから生じる企業経営の問題と契約のあり方などを理論的に示した。(後略)

 ゲーム理論とならぶミクロ経済学における流行のトピック、契約論。この分野の定番書、Firms,
 Contracts, and Financial Structure, Oxford University Press, 1995の翻訳。
 ▼オリバー・ハートが中心となって発展させてきた不完備契約理論を自らサーベイし、わかり
  やすく伝える解説書となっていると共に、不完備契約理論を適用して企業の範囲や金融構造、
  さらには破産など多様な問題について理論の発展方向に関する視座を与える。
 ▼不完備契約理論は、およそ経済取引において、すべての起こりうる状況を網羅し何が起こっ
  ても対処しうる完璧な契約を結ぶことは本来不可能であるという、極めて現実的な認識から
  出発する。この立場から様々な現象について議論し、さらに伝統的なアプローチが分析の対象
  としてこなかった「パワー」の問題まで言及される。


ハート氏は、世のなかでは予期せぬ出来事が常に起きることから、想定できるあらゆる
可能性を契約に盛り込むことはできないとして、理論を組み立てているそうです。
その上で、現実に予期せぬ出来事が起こったとき、企業や個人がどのように行動する
のかを分析しています。しかし、日本においては、アメリカと少し事情が異なるような
気もします。アメリカはどんなことでも両者がしっかりとした契約を結ぶようですが、
日本では何を契約したのかよく分からないものが多くあります。この代表が雇用です。
雇用されたときに、雇用契約書なんて受け取った記憶がない人も多いでしょう。また、
日本の契約では、そこに書かれている言葉だけでは判断できないものも多いのです。
これは不完全な契約というレベルではなく、暗黙の了解とか、不文律のようなものです。
どちらかというと、日本ではそのような見えない力のほうが重要だったりするのです。
「ムラの掟」の力学をアメリカ人に理解してもらうのは容易ではないのかもしれません。
契約理論では、不完全契約で起きる問題のひとつとして、いったん締結されてしまうと
元に戻すのが難しく、しかも不測の事態において交渉相手が強さを増してしまうような
投資に関する事象などについて議論されるようです。しかし、わたしたち日本人(個人)
にとっては、不測の事態が起きようと起きまいと、契約に付随している「隠れた契約」
が大きな問題であるように思います。その代表例が結婚です。結婚という契約には、
その後の、出産、住居購入、子供の教育費のねん出がセットになっていることは暗黙の
了解になっています。逆に、結婚せず、実家暮らしを続ければ、住宅費、教育費はゼロ。
それでも、快適な老後をおくろうと思って貯金にはげめば毎日の生活は楽ではない。
一般人にとって、経済学の難しい数式は必要ありませんが、しっかりとした経済観念を
持っておく(数字に強くなる)ことは重要だと思います。


「人生の3大費用」が何か分かりますか? 答えられる人は2人に1人 (10月1日 ZUU online ズー・オンライン)
結婚の費用突然だが読者の皆さんへ質問だ。次の(1)~(3)から一つ、
「人生の3大費用」を指している組み合わせを一つ選んで
欲しい。
(1) 生涯の生活費、子の教育費、医療費
(2) 子の教育費、住宅購入費、老後の生活費
(3) 住宅購入費、医療費、親の介護費
これは金融広報中央委員会が、いまの日本の個人に対する
「お金の知識・判断力」を大規模に調査した「金融リテラシー
調査」での質問だ。10代からの金融教育を求める声が高まる
中、実施状態やその有無によっての回答率の差など、実に興味深い内容でまとめられている。
金融リテラシー調査による、日本人のお金に対する理解・行動
冒頭のような質問51項目から構成され、全国18歳~79歳の2万5000人を対象にしたアンケート調査をまとめたものが、
2016年6月に発表されたのだが、その質問の一部に、先ほどの「人生の3大費用」がでてくる。実際の正解率は47.6%で、
わずか約2人に1人が正解という結果だった。
正解は(2)。子の教育費、住宅購入費、老後の生活費が3大費用である。だれが決めたのだなんて屁理屈を言わないで
最後までお読みいただきたい。別の質問項目で得た回答を当てはめてみると、「必要額を認識している人」の割合は、
49.4%~56.8%、「資金計画を策定している人」の割合は35.2%~48.8%、「資金を確保している人」の割合は、
15.5%~32.8%となっている。
我が国 負のサイクル要因「教育費」
2009年度文部科学白書によれば、大学卒業までにかかる平均額は、すべて国公立で1000万円、全て私立となると
2300万円にもなる。仮に直近のデータを採取するのであれば、その数字は2009年度より増えているだろう。
よく世間では「子供一人に1000万円」と言われるが、筆者自身シングルで子育てをしていていつも思うのは、
「教育費に1000万円」であって、その他生活費を含めると、2倍~3倍にもなるのだ。FP業界では、子供が人生の
経済的重荷のような話になりがちだが、一方では次世代の貴重な担い手であって、その育成負担を個別の親にだけ
強いるのは、もはや限界に達している。
実際に同白書中の、教育費負担に関する国民の意識調査結果では、「子育てのつらさの内容」の上位2つが、
「子供の将来の教育にお金がかかること」で45.8%、「子供が小さい時の子育てにお金がかかること」で25.5%
--となっており、合算すると経済面での不安が実に71.3%も占めている。いかに子供の教育にお金がかかるか、
またその負担が、少子化の負のサイクルの要因になっているかがお分かりいただけるだろう。
一生にかかる住宅費は、5700万円~1億円?
「いつかはマイホーム」--。画一的なキャッチコピーが並ぶ高度経済成長期とは変わって、生涯の住まいは賃貸で、
とする人も、最近では珍しくない。とはいえ、住まいにかかる経済的負担は、家計の中で最も大きいものと言えよう。
国土交通省の2015年度住宅経済関連データを調べてみると、持ち家世帯が住宅ローンなどの返済に割り当てる
収入比率は、平均8.9%。賃貸世帯が13.9%。一見、持ち家の方が負担は少なそうに思えるが、この費用以外に、
毎年6月に支払う固定資産税・都市計画税、マンションであれば管理費・修繕積立金などがある。一戸建ての場合は、
老朽化に備えて、自ら修繕費用をねん出する必要もでてくる。持家か賃貸か、という議論はメリット・デメリットの
違いで、個々の幸福感によって変わる事もあるので、その議論はまた別の機会にするとして、一生のうちに住宅
にかかる費用を、大まかな計算ででも見てみよう。25歳~85歳までの60年間で、次の費用が生涯賃金の中から
住宅費として、必要になる。毎月家賃の8万円だと5760万円、10万円で7200万円、12万円で8640万円、15万円の
場合は1億800万円となる。やはり大きな支出だ。
仕事をせず長生きすればするほど、必要なお金は甚大
老後の生活費となると、はやり「(老齢)年金」の話になる。先日政府が閣議決定した法案では、国民年金の受給
資格を、最低25年から10年まで短縮するという。国民年金は、20歳~60歳まで40年間満額を支払ったとして、
受け取れる年金額は約78万円。受給額はひと月あたり6万5000円だ。10年への短縮が認められたとして、単純に
40年を10年に換算したら、ひと月あたりの受給額は1万6250円、子供の小遣いぐらいだろうか。厚生年金は、平均
報酬月額36万円の場合、専業主婦世帯の年金受給額は約23万円。国民年金の夫婦で13万円(6万5000円×2人)
よりは随分多いが、それでも満足に暮らせるには満たないだろう。緊急予備資金など貯えも必要だ。ではその差額
を自助努力で現役世代にこしらえて置くしか方法がないとすると、現在の銀行定期預金(長期金利)0.3%で計算
すると、複利運用40年間の積立額は、3,000万円貯めるのに、毎月約5万9000円、5,000万円貯めるのに、毎月
約9万8000円。7,000万円貯めるのに、毎月約13万7000円、1億円貯めるのに、毎月約19万6000円とこんな具合だ。
預金だけ、しかも0.3%という年利数値の計算なので、少々現実味が欠けるかもしれないが、数字はウソをつかない。
単に「3大費用」というと耳慣れしてしまうものだが、掘り下げて数値化すると、落胆の声が聞こえてきそうだ。
このような話は10代の頃に筆者は知りたかった。
金融教育が時代に合わせた形で、一刻も早く広く実行されることを願う。



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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

中央構造線は、
わたしたち赤龍の国と
日本海にいる黒龍の国との
境界線といえるでしょう。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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