なぜフランスが狙われるのか

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トラックテロ観光客でにぎわう世界のリゾート地が「イスラムの敵」?
過激派の格好のターゲット
(7月15日 産経ニュース)
フランス南部ニースで群衆にトラックが突っ込むなどして80人以上が死亡した事件
について、オランド仏大統領は「テロの性質を帯びている」との認識を示した。
射殺された運転者の男の動機や背後関係などは不明だが、仮に男がイスラム教スンニ派
過激組織「イスラム国」(IS)などの過激思想に共鳴していたとすれば、欧州屈指
の保養地であるニースを「イスラムの敵」の象徴とみなして犯行に及んだ可能性もある。
イスラム教では一般的に、水着などで肌を露出することや、男女が公然と交際すること
はご法度とされ、過激派にとってはふしだらな「非イスラム的」振る舞いだとして攻撃対象にさえなる。今回の犯行の現場となった
ニースは、地中海の高級リゾート地として名高く、欧州各地から行楽客が集まることから、その代表格ともいえる。男のルーツと
みられる北アフリカのチュニジアでは昨年6月、欧州を中心とした外国人に人気がある中部のリゾート地スースで、男2人が銃を
乱射して観光客ら少なくとも27人を殺害する事件が発生し、ISが犯行声明を出した。エジプト中部ハルガダにある紅海沿いの
リゾートホテルでも今年1月、ISの旗を掲げた男2人が外国人観光客3人を刺して重傷を負わせる事件が起きた。実際にISと関係
があったかは不明だが、この事件で男らは、外国人の拉致を計画していたとも伝えられている。エジプト東部シナイ半島で昨年10月
にロシアの旅客機が墜落した事件では、ISが犯行声明を出しているが、旅客機の出発地が同半島の保養地シャルムシェイクだった。
観光客でにぎわうリゾート地を狙ったテロは、治安当局の迅速な対応が難しい上、多くの外国人が犠牲となりえるため、比較的大きな
ニュースとして扱われやすい。世間の耳目を集めて存在感を誇示することをプロパガンダ(政治宣伝)の基本戦略とするISなどの
過激派にとっては格好の「ソフト・ターゲット」だといえる。類似の事件を完全に防止するのは非常に難しいといえ、テロ対策を急務
とする各国の治安当局にとっては極めて頭の痛い問題だ。

フランスのリゾート地ニース今回のテロがどのような背景を持っているのか分かりませんが、
「イスラム原理主義が理想とする社会」の敵をターゲットに
していることは間違いないでしょう。パリのテロでは、カフェ
のテラス席がターゲットになりましたが、これも意図的です。
パリのカフェは、フランス式の自由を謳歌できる象徴的な場所
なのです。今回ターゲットになった、フランス最大のリゾート
地であるニースに関しても、イスラム原理主義者からすれば、
「けしからん場所」ということになるのでしょう。
日本人からすれば、イスラム原理主義者の心情は理解不能で
あり、今回のような無差別テロを許すことはできません。
とは言え、フランス式表現の自由には「?」な部分があります。
イスラム教の預言者ムハンマドを冒涜することは「表現の
自由」だが、ナチスを礼賛する表現は規制されているのです。
これは、ユダヤ人の尊厳は傷つけてはいけないが、アラブ人
の尊厳は傷つけてもよいと言っているようなものです。
イスラエルは強国で、周辺のアラブ諸国は弱小国です。
「表現の自由」には、権威・権力をもたない「弱者の保護」
としての側面があると言われますが、フランス式表現の自由は「支配的な立場の強者が弱者へ
の支配を強化する手段」になっています。フランス人はこれを不公平とは思わないようです。
「わたしはシャルリ」などと言う前に、「自分がもしムスリムだったなら」と考えたほうがいい
のではないでしょうか?きっと、「正しいのはいつも自分」なんでしょうね。国民全体が・・・
日本人がテロに関していつも思うことは・・・「危ないところには行くな」でしょうか?


フランスでも、「行き過ぎた風刺」は論点に 表現の自由は、無制限の自由ではない (2015年1月24日 東洋経済オンライン)
イスラム教預言者ムハンマドの風刺画を繰り返し掲載してきたフランスの風刺週刊紙「シャルリ・エブド」が、1月7日、イスラム教
過激主義者でアルジェリア系移民2世の男性たちに襲撃され、12人が殺害される事件が発生した。続けて発生した連続テロで、
9日までに17人が亡くなった。過去50年で最悪と言われるテロに見舞われたパリを訪ね、関係者に話を聞いた。
今回は、フランス社会党のエレーヌ・コンウェイ=ムレ上院議員に、政教分離の仕組みや政治に何ができるかを話してもらった。
同議員は第2次エロー内閣(2012年8月~14年3月)で外務大臣付在外フランス人担当大臣を務めた。
――最初にこの事件を知ったとき、どのように受け止めたか。
大きなショックと悲しみに襲われた。長い間、テロの恐れがあるということは言われてきたが、パリの中心街でしかもフランスの
言論の自由の象徴を攻撃する形で発生するとは誰も予期していなかった。同時に、怒りの感情もわいてきた。私たちは民主主義社会
に生きている。この社会では人には言論の自由があるはずだーもちろん限界はあるけれども。
――シャルリ・エブドの風刺画がイスラム教を冒涜し、過度に挑発的だったことへの批判も一部であるようだが。
フランス国外では理解が難しいかもしれないが、この国では冒涜は違法とは考えられていない。ただ、憎悪や殺害を犯すことを扇動
する言論は法律で罰せられる。1905年に政教分離法が施行された。国家は公の分野になる。公的組織が国民の毎日の生活を運営する。
フランス人にとって政教分離の国家に住んでいることの意味は、共和国の市民として法律を順守し、規則を守り、慣習や価値観を維持
すること。政教分離法の第1条で信仰の自由が保障されている。どんな宗教も信仰して良いし、同時に信仰しなくても良い。個人個人の
選択による。宗教はプライベートな生活の領域に入る。すべての宗教には存在する権利があり、人にはそれぞれの宗教を信じる・
あるいは信じない権利がある。信仰は人間が作る法律によっては支配されない。宗教と政治を分けて、宗教を公的分野の外に置くと
いうフランスの体制が他の体制よりも良いといっているわけではない。共和国の仕組みがそうなっていると言っているだけだ。(後略)




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Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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