英国の終わりの始まりか?大英帝国の復活か?

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コラム:EU離脱へ、英国が切った「空手形」 (6月25日 REUTERS ロイター)
英国民は欧州連合(EU)離脱を望んでいる。その判断が合理的なのかどうかは、もはや重要ではない。
今速やかに取りかからなければならない課題は以下の3つになる。
(1)政治的な不透明感を払しょくし、(2)真っ二つに割れた国民を再び結束させ、(3)英国が経済的に弱いのでなく強い
という意識をもって、EUとの新たな関係を巡る交渉に臨めるようにすることだ。
英国が実際にEUとの交渉を開始するまでには、なお数カ月の時間がかかる可能性がある。それまでに多くの事態が起こり得る。
まず最初は指導者の交代だ。EU残留を働きかけてきたキャメロン首相は、そう簡単に今の地位にとどまることはできない。
論理的に考えれば、キャメロン氏の代わりにボリス・ジョンソン前ロンドン市長が登場するはずだ。だがEU離脱を推進してきた
新しいリーダーが、残留を支持した48%の国民とうまくやれるはずもない。新政権の基盤は不安定なことが証明されかねない。
次に、英国経済への短期的な影響が挙げられる。離脱派は「ブレグジット」が決まっても経済に打撃を与えないと主張してきた
だけに、この問題が持つ意味は大きい。短期的な影響がいずれはく落していくとしても、国民投票後の経済状況がどうなるか
によって、英国民が指導者に対してEUに強気な態度で「離婚」を要求してほしいと考えるか、それともEUと何らかの政治的
合意を結べるよう低姿勢を取ってもらいたいと思うかが決まる。もしもこの先しばらくの経済が極めて深刻に悪化した場合、
離脱派の「辛勝」という事態を踏まえると、新首相には最終的にEUを去ることを手控える余地も出てくる。全体の半分が欧州
大陸からという英国への投資は、今後どうなるか分からなくなりそうだ。最大の輸出先へアクセスできる権利を放棄し、国論が
分裂した国に、いったい誰が投資するだろうか。となれば今度は雇用に響いてくる。アーンスト・アンド・ヤングによると、
外国からの投資プロジェクトによって昨年英国では4万2336人の雇用が生まれた。一方、調査会社GfKの消費者信頼感が
低下気味とはいえ、なおも過去10年の大半の期間よりもずっと高いという点は、いささかの慰めにはなる。
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)はこれから生じる痛手を抑える作業に貢献できる。利下げすれば消費者信頼感を
押し上げ、投資は促進されるかもしれない。もっともポンド安を助長しかねない面もある。BOEはポンド下支えのために介入を
迫られる可能性もあるが、困ったことにカーニー総裁はEU残留支持だった。過半数の国民は公然とカーニー氏への不同意を
表明した格好だ。最も大きな危険は、EU離脱派が、尊敬できないような有権者と政治契約を結ぶ段階に入ったことにある。
離脱派はブレグジットを受けて移民規制を強化し、経済的にはより繁栄すると約束してきた。前者は達成可能だが、後者は英国
が他のEU諸国を説得し、これまでと同等の貿易協定を提示してもらわない限り、実現できないだろう。ところがEUがそんな
提案をすれば、離脱したいと手を上げる国はもっと増える恐れがある。離脱派は、EUから取り戻した主権を国民に返す手はず
英国民投票の結果にもなっている。ただ次の政権が引き継ぐのは、
地域や階層間で大きく亀裂が入り、政治的に長い
不確実の時代に入ろうとしている国だ。そうである
なら、主権のようなものを手にする行為に大きな
価値があるようには思われない。


一般的に、知識層は不確実性が小さくなる方向に物事を進めたがる傾向にあります。
不確実性が高くなれば、理論より運や勘のほうが重要になりますから、知識を活用して
未来を設計することができなくなってしまいます。不確実性が大きい=予測不能なのです。
今回、イギリスはとても大きな不確実性を生み出しました。イギリスのEU離脱が、自国に
影響を与えるのは当然ですが、EUに、ロシアに、アメリカに、中国に、そして日本に、
どのような影響を与えるのか?実際のところ、誰にも分かりません。イギリスのEU離脱の
直接的な影響よりも、「次に何が起こるか?」が重要です。「何か決定的に重要なこと」
が起こったとき、その影響はあっという間に世界を駆け巡ります。
途中経過がどうであれ、イギリス国民はEU残留という賢明な選択をするのではないか?
そう思われていましたが、最終的には冒険を選んだことになります。不確実性を大きくする
ことは、大失敗する可能性を自らつくり出しているようなものですから、なんとしても避け
たいのが自然な気持ちであったはずです。しかし、不確実性を小さくしようとする心理が
働きにくい条件があります。それは、「現状に対する強い不満」です。
今よりも悪くなる可能性があろうとも、現状を変えたいということです。
例えば、通常の会社では、不確実性(つまりはリスク)をいかに減らすのかを模索する
のが経営というものですが、倒産寸前で万策尽きた会社なら、不確実性を高めて「奇跡」
を起こそうとするでしょう。
知識に頼ると勘が鈍くなりがちです。不確実性が高いときには、動物的な勘の働く人が
有利です。特に、どこに肉食動物が隠れているのかを感じとる草食動物のような勘です。
イギリスはEU離脱を後悔することになるのでしょうか?それとも、他国に縛られること
のない大胆な政策で、大英帝国の復活と称されるような成長を遂げるのでしょうか???


大英帝国

英EU離脱で「英連邦」が超巨大経済圏として出現する (6月21日 ダイヤモンド・オンライン)
(前略)そして、英国が持っている「英連邦」という巨大な「緩やかな国家連合体」の存在を軽視してはならないだろう。
英連邦には54ヵ国が加盟している。国連に次ぐ規模を持つ国家連合だ。世界のほとんどの宗教、人種、政治的思想をカバー
している。英連邦は、大英帝国の残骸を残しているに過ぎないというのが日本での一般的なイメージだが、実態は全く違って
いる。特筆すべきは、今でも加盟国が増加していることだ。2009年にはルワンダが加盟した。先日、国連に加盟申請した
パレスチナ自治区も加盟を希望している。旧英国植民地ではなかった南スーダンまでもが加盟に前向きである。英連邦の
利点は、独裁政権を倒して民主化を果たした小国(主にアフリカ諸国)や、新しく誕生した国家でも加盟しやすいことだ。
そして国連よりも、国際社会で発言する機会を得やすいので、加盟を希望する国が多いのだという。もちろん、英系グローバル
企業とのネットワークによる、経済成長を期待する国もある。そして、英連邦は小国だけではなく、資源大国であるカナダ、
オーストラリア、南アフリカ、世界で2番目に人口が多く、ハイテク国家としても知られるインドや、マレーシア、シンガポール
など東南アジアの多くの国も含まれる。そして、今後、「世界の工場」となることが期待されるアフリカ諸国の多くも英連邦だ。
EU離脱となれば、当然英国は、英連邦との関係を固めることになるだろう。英国は、単体では人口6000万人の小さな島で
しかないかもしれないが、英連邦を1つの経済圏と考えれば、その規模は凄まじく巨大なものとなるのではないだろうか。




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬・神津島ライン上に、
宗像三女神の長女、田心姫が
祀られている沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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