日本は山紫水明の国

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なぜヨーロッパは日本人より働かないのに経済が成り立つのか? (5月10日 まぐまぐニュース!)
どうしてヨーロッパの先進国は、日本より働かないのに経済が成り立つの?・・・・・・・・・高城剛さんの回答
スペインに引っ越した当時、もっとも驚いたことは、朝出社すると皆でカフェに行って朝食をとることや、「午後一」が
16:30であること、そして最低夏休みが一ヶ月と、労働時間が驚くほど短いことでした。その理由は明らかで、誰もが
「働くために生まれてきたのではないから」と言い切ります。
一方、日本人に尋ねると「経済が成り立つわけがない」、「鵜呑みにしてはいけない」と答えます。しかし、ご存知のように
スペインは国家として成立しており、その上一人当たりの生産性は日本より高く、今年の成長率は日本よりも高いのです。
さて、この違いはどこにあるのでしょうか?
僕の答えは、スペインでは(というより、世界のほとんどの国では)、個人が個人の幸せを追及しているのに対し、日本は
個人より和を大切にし、個を犠牲にしているからだと思います。その和を重んじるために、責任転嫁や必要以上の会議や
人間関係に時間を使い、結果生産性が削がれます。最近も異常に高額なスタジアム建設費やスポーツイベント開催費が
取り上げられましたが、和を結ぶ接着剤(実はコンクリのこと)に、多くが使われていることも顕著です。
その和を維持することを、自著に何度も書いたように「日本式システム」と僕は呼んでいます。
日本は生産性の向上より、日本式システムに刃向かう人を根絶することが目標ですので、
経済は二の次=「経済は成り立たない」のです。それゆえ、永遠に増税となるでしょう、消費税だけでなく。

理由はいろいろあって一概には言えないと思いますが、日本では労働=美徳です。
「労働は懲罰である」と考えている人が非常に少ない。
懲役刑を受けて労働を課せられている人より激務をしている人は、ある面、懲役刑より
厳しい懲役を受けているようなものです。ただ、懲役刑と違い、逃れる自由はあります
ので、「自主的懲役刑40年」といった感じでしょうか?
仕事が楽しい人にとっては「余計なお世話」なのでしょうが、サービス残業ばかりで、
安月給でかつ苦痛な長時間労働を強制されているのなら、それは「搾取」です。
日本人から見れば、ヨーロッパの労働環境は「天国」のように感じられますが、
問題は、これからもそれが続けられるかということです。


パリは騒然、フランスの労働者が労働法改正に激怒
最大の危機を迎えているオランド政権
(5月16日 JBpress 日本ビジネスプレス)
フランスのオランド政権が最大の危機を迎えている。2017年春の大統領選を1年後に控え、労働法改正を巡って社会党が
内部分裂に陥っているのだ。労働法改正の背景には、恒常的な約10%の高失業率問題がある。その要因として挙げられ
ているのが、従業員に極めて有利に定められている現行の労働法だ。
フランス労働法改正反対デモ労働法で強固に守られている労働者
日本でも正規の従業員を解雇するのは
難しいが、フランスの場合は「1人を
解雇するのに、労働法の専門家3人が
弁護士とともに3年がかりでやっと
成功する」と言われるくらい困難だ。
そのため、企業は正規の従業員の雇用
には慎重にならざるをえず、従って
失業率も改善されない。また、現行の
労働法では労働時間の「週35時間まで」
という制限や「有給休暇5週間」の保障
が規定されているほか、公共交通網や
飲食業などを除いて、デパートを
はじめブティックなどは原則的に「日曜閉店」とされている。こうした規定から、「フランス人は働かない」「労働者天国」
などの批判も生んでいる。改正法案では、これまで極めて従業員側に有利だった内容が大きく変更される。
例えば、「週35時間労働」は基本的に維持されるが、労使が合意すれば最長「週46時間労働」が可能になる。
また、ほぼ無制限だった解雇者への賠償金に上限が設けられ、異動の拒否も制限される。禁止されていた病人の異動や
解雇も緩和される。特に、これまで雇用者側の頭痛の種だった「解雇」が改正案では容易になる。(中略)
左派陣営の自業自得?
元々「週35時間労働」はジョスパン左派内閣時代の1998年に失業対策として導入された。それまでの「週39時間」
を4時間短縮することで、労働者に仕事をシェアさせて雇用を増やす狙いだった。だが、単純労働者の場合は仕事の
シェアが簡単にできるが、専門職や上級職などの場合はシェアできず、高失業率の解消に至らなかった。
「有給休暇5週間」など労働者に有利な現行の労働法も、ミッテラン左派政権時代(1981~1995年)に確立された
ものが大半だ。オランド左派政権は、かつての左派政権が打ち立てた労働法の呪縛に苦しめられている。ある意味
「ブーメラン」に襲われているわけで、左派陣営の自業自得の事態とも言える。

欧州にも日本にも、いいところ、悪いところがあって、社会を変革することは
容易ではありません。日本の労働者は勤勉かもしれませんが、優秀とはいえません。
重要性の低い業務に時間を消費しすぎているのです。「日本のよさ」は、日本人が
思っているような、日本人の優秀さや高性能な日本製品にあるのではありません。
日本で最も素晴らしいものは自然であり、かつ最も恐ろしいものでもあります。
「最も素晴らしいもの=山紫水明」で、「最も恐ろしいもの=地震」。
働いてばかりで日本の美しさを知らないのは、「もったいない」という他ありません。


夜叉ケ池山原尻の滝

左の写真:5月20日 朝日新聞デジタル 『(登ってきました)夜叉ケ池山 伝説の池、社長一行祈願』
右の写真:2015年8月19日 産経フォト 『撮っておき!日本 原尻の滝と満天の星 大分・豊後大野』




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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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