知識と非言語知


高学歴ワーキングプア…ポスドクや需要の無さからニートにも(2015年10月20日 いいところ仕事 | いいところネット
学問の世界は茨の道社会を知らない中高生の中の世界では、「学歴が一番大事!!」と
なりがちですし、親や教師や塾講師もそう教えがちです。高学歴は
大企業に入るために必要ですが、言ってしまえばそれだけのものです。
行きすぎた学歴信仰が「高学歴ワーキングプア」という問題を引き起こす
ことがあります。高学歴ワーキングプアとは?調べてまとめました。
高齢の高学歴は企業が求めている人物像とマッチしない…
35歳以上になってしまったポスドクは特に就職が厳しく、(それでも
助手になれる人も居るけど)高齢ポスドクと呼ばれ、研究職につく
のも厳しい、一般企業も採りたがらない、公務員試験も年齢制限に
引っかかる、など非常に厳しい状況にある。日本は学位が重視
される社会ではないので、博士の人数を増やせばよいと言う安直
な政策がこのような結果を招いてしまったと指摘されている。
文系大学院卒の場合、日本ではかえって就職しにくくなるので、
そもそも就職できない人がでてきたり、不安定雇用にならざるを
えないことがある。文系学問の高度な知識は、メンバーシップ
(※集団に所属するメンバーが、各自の役割を果たすことで
全体に貢献すること。具体的には、自分の仕事を確実に遂行
する、他のメンバーに協力する、面倒な仕事を進んで引き受ける、
自発的に役割を形成するといった行動が挙げられる)型の日本企業では
必要とされていないからである。さらにその結果、大学院に行く人が
少なくなり、行く人に対して何か問題があるのではないか、
と偏見が生まれるから余計に難しい。基本的に公務員・外資企業を目指すしかない。理系においても、企業が求める専門分野
と学生の専門分野とのミスマッチが指摘されている。特に生物系や理学系の募集が少なく、こういった学生は文系就職に
切り替えるべきだが、研究職などの専門職にこだわり失敗してしまうことがある。また、東大や早慶を出ていても、必ずしも
仕事をする能力があるとは限らないので仕事が上手くいかない、高学歴というプライドの高さから思うような人間関係が
つくれない、などの様々な理由から非正規雇用やフリーターやニートになってしまう場合がある。その中でも酷いケースでは、
勉強のし過ぎで体をこわしたり、「高学歴はプライドが高くて使えない」という逆差別を就活で受けることである。

残念ながら、高学歴ワーキングプアになってしまった人がどうすればよいかは、
本人以外には分かりません。なぜ、ワーキングプアからの脱出が困難であるかと
いうと、単に就職先がないということだけではなく、20代という大切な期間に、
多くの人が学んでいる知が欠けているからです。「知識ではない知」がより重要
になっている社会において、知識偏重は致命的な欠点になりうるのです。


柳井正氏、早大生に「人生のピーク論」を語る (1月24日 東洋経済オンライン)
ユニクロ柳井氏寝る間を惜しんでも、スキルをつけるには10年
学生に向けたアドバイスは独特なものだった。「人間の能力の
ピークは25歳だ。一生は一回しかない。みなさんいつかは確実
に亡くなる。そのときまでに何が出来るか。未来に向けて何が
できるか。それを考えることが起業家として成功する要因だ。
世界中にチャンスがあふれている。人と違ったことをして欲しい」
と語った。ただ、学生から「圧倒的なスキルを25歳までに
つけるにはどうすればいいか?」という質問が出ると、
「それは無理だ」と断じた。柳井氏は「どんな仕事でもスキルをつけるには、毎日寝る暇を惜しんでも10年ぐらいはかかる。
それでも、一番早くスキルがつく方法は自分で事業をすることだ。わからないことがあれば、事業をやっている人に
聞いたらいい。ただ、スキルだけつけても、少しだけ儲かって一瞬で終わるだろう。世の中に対して何がいいことかを
考えることが重要だ」と返した。若手経営者に向けてもアドバイスを送った。「経営者は満足したらそこでおしまいだ。
世界中には自分より良い方法でやっている経営者がたくさんいると思うべき。今は世の中がどんどん変わっており、
最大の変革期にある。中でもグローバル化とデジタル化の波が大きい」と指摘した。そのうえで、「日本人は概して、
変えるということに非常に怯えているか、自信がない。一番の長所であり短所であるのが安定、安全、安心だ。だが、
それらは経営にはまったく必要ない。この3つが出てくることは経営に満足しているということだ。成功するには時代
を追っかけていてはダメ。変化を自分で作って行かなければならない」と訴えた。(中略)
人材に関しては、ファーストリテイリングを例に出し、「われわれの経営幹部で活躍している人はほとんどが一流
大学出身ではなく三流大学だ。ただし、人間としての力があり、人をまとめる力がある。その中にはずっと赤字
だった英国を立て直し、ヨーロッパ全体の社長になった人もいる。10人に1人もいないが、そういう人を見つけ、
その人と一緒に夢を持っていければいい」と持論を述べた。自身の経営者論についても触れた。
「経営者は自由。ある意味では責任を負っているけど自由。何でもできる。たぶんこの世の中で一番楽しくて
苦しい仕事は、経営だと思う」と話した。最後は「これまで、運にも恵まれてきた。悲観的に考えたらきりがない。
超楽観的に考えている。でも事前の準備は綿密にやる。できることをやる。将来ビジョンのイメージがあり、
協力してくれる人を探す。そうするとほとんどのことはできる。ビジネスは本当に面白い」と締めくくった。

知識と非言語知知には言語で示すことができる「知識」と
言語で伝えることができない「非言語知」の
2つのタイプがあって、学校で習得できるのは
「知識」だけです。20代のうちに「非言語知」
を習得しておかないと、それ以降では知の吸収
が悪くなります。運転免許を20歳でとるのと
60歳でとるのではどちらが簡単か、ということです。運転を習得するには、運転に
ついて書かれた本を読むのではなく、実際に運転してみるしかありません。
経営学は本でも学べますが、経営センスは実際に経営してみなければ、何も身に
つけられません。そう、「非言語知」は覚えるものではなくて、身につけるものです。
「非言語知」は、スキル、センス、感性、眼力といった類のもので、言葉で学ぶことは
できません。それどころか、言葉で学ぶことができる「知識」を増やすことで、
「知識」に頼りすぎて、大切な「非言語知」を軽視してしまうことにもなるのです。
勿論、「非言語知」だけでいいというものではなく、「知識」も必要なのですが、
高学歴ワーキングプアは「知識」に偏り過ぎているのです。何事を身につけるのにも
最適な年齢というものがあります。例えば、アレルギーはIgE抗体が体内でたくさん
できて悪さをする病気ですが、1歳くらいまでに汚れ物質と一緒にダニや花粉を
吸い込むことで、2~3歳までにIgE抗体のできにくい体質ができるということが
分かっています。5歳になって猫と一緒にいてもダメなのです。
「知識」はコピペできます。一方、「非言語知」は移動できないものです。
高学歴ワーキングプアと「非言語知」については、次回以降も・・・

 「非言語知」については、 (野中氏ではなく) マイケル・ポランニー
 の「暗黙知」が参考になります。
 <本の内容紹介>
 人間には、言語の背後にあって言語化されない知がある。「暗黙知」、それは人間の日常的な
 知覚・学習・行動を可能にするだけではない。暗黙知は生を更新し、知を更新する。それは
 創造性に溢れる科学的探求の源泉となり、新しい真実と倫理を探求するための原動力となる。
 隠された知のダイナミズム。潜在的可能性への投企。生きることがつねに新しい可能性に
 満ちているように、思考はつねに新しいポテンシャルに満ちている。暗黙知によって開かれる
 思考が、新しい社会と倫理を展望する。より高次の意味を志向する人間の隠された意志、
 そして社会への希望に貫かれた書。新訳。


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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

不思議の国では、
時間は動かないんです。

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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