地球温暖化と科学リテラシー


科学リテラシークイズ
科学リテラシーとは、「個人としての意思決定、市民的・文化的な問題への参与、
経済の生産性向上に必要な、科学的概念・手法に対する知識と理解」だそうです。
しかし、上記のような問題を出して正解かどうかを競うことが、本当の科学リテラシー
と言えるのでしょうか?(答えは最後にあります。)


COP21首脳級会合が開幕、地球温暖化防止へ (11月30日 News i - TBSの動画ニュースサイト)
地球温暖化を食い止めるための新しいルールを作る国連の会議「COP21」がフランスで始まりました。
COP21首脳級会合には、世界およそ150の国や地域のトップが参加。開会式は2週間前にパリであった同時多発
テロの追悼から始まりました。「私たちはテロのない社会だけでなく、大災害のない持続可能な地球を子どもたちに
残さねばなりません」(フランス オランド大統領)
会合では、2020年以降の温室効果ガス削減の枠組みの合意を目指していますが、先進国と発展途上国の溝は埋まって
いません。会場では早速、CO2排出の2大国、中国の習近平国家主席とオバマ大統領の会談も行われました。
また、安倍総理は、発展途上国に対する温暖化対策強化の方針を明らかにする予定です。

COP21開幕

COP21が開幕したことにあわせて、このような問題はどうでしょうか。
以下の内容は、「正しい」「誤っている」のどちらでしょう?

① 世界の二酸化炭素、メタン及び一酸化二窒素の大気中濃度は、1750年以降の人間活動の結果、大きく増加してきており、
氷床コアから決定された、工業化以前何千年にもわたる期間の値をはるかに超えている。世界的な二酸化炭素濃度の
増加は、第一に化石燃料の使用及び土地利用の変化に起因する一方、メタンと一酸化二窒素については、農業による
排出が主な要因である。
② 気候システムの温暖化には疑う余地がない。このことは、大気や海洋の世界平均温度の上昇、雪氷の広範囲にわたる
融解、世界平均海面水位の上昇が観測されていることから今や明白である。
③ 古気候に関する情報によって、過去半世紀の温暖な状態が、少なくとも最近1300年間において普通ではないとの考察が
裏付けられている。
④ 20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた
可能性が非常に高い。識別可能な人間の影響が、気候の他の側面(海洋の温暖化、大陸規模の平均気温、異常高低温や
風の分布)にも及んでいる。
⑤ 温室効果ガスの排出が現在以上の割合で増加し続けた場合、21世紀にはさらなる温暖化がもたらされ、世界の気候
システムに多くの変化が引き起こされるであろう。その規模は20世紀に観測されたものより大きくなる可能性が非常に高い。
※①~⑤の質問と表1(下の表)に書かれた内容は同じです。

地球温暖化クイズ
エネルギー・資源Vol. 30 No. 1(2009)「地球温暖化:その科学的真実を問う」

 科学リテラシーに関して、日本人に最も欠けていることは
 「科学的知識」ではありません。日本人の欠点は、
 「科学者を信用し過ぎ」であることです。
 日本では、政治家は嘘つきということになっています?が、
 科学者は正直者ということになっています。
 残念ながらそんなことはありません。
 誰が嘘を言っているのか?今のところ、断言はできません。
 記事50-9で示しましたダイオキシン問題の事例のように、
地球温暖化問題が、「科学者が言ったほど大きな問題ではなかった」という可能性は
ゼロにはなっていないのです。わたしたちにとって、現時点で分かっているのは、
地球温暖化問題に関する交渉は国益をかけた戦いであるということです。
排出権を買いさえすればいいというやり方だけは、絶対にやめるべきです!

※冒頭の問題の正解:①正、②誤、③正、④正、⑤誤、⑥正、⑦誤、⑧正、⑨正、⑩誤、⑪誤



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龍女「みなみ」からあなたへの
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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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