羽生が凄過ぎる理由


羽生 史上初の300点超えでNHK杯優勝 (11月28日 NHK News Web)
羽生NHK杯優勝
フィギュアスケートのNHK杯、男子シングルで羽生結弦選手が後半のフリーでミスのない完ぺきな演技を見せ、
合計322.40と史上初めて300点を超え、ショートプログラム、フリー、それに合計といずれも世界最高得点を
更新する圧巻の内容で今大会を制しました。羽生選手は、前半のショートプログラムで106.33と自分が持って
いた世界最高得点を更新してトップに立ち、28日のフリーに臨みました。
羽生選手は、演技冒頭の2種類の4回転ジャンプを流れるように美しく跳び、さらに基礎点が高くなる後半に
入れた3つ目の4回転は3回転との連続ジャンプで跳ぶなど、8つのジャンプの要素をすべて成功させました。
また、スピードのあるスケーティングや和風の曲に合わせた力強さとしなやかさを織り交ぜた表現力も高く評価
されました。羽生選手は、フリーで史上初めて200点を超える216.07をマークしました。
この結果、ショートプログラムとの合計で322.40とこちらも史上初めて300点を超え、圧巻の内容で3年ぶり
2回目の優勝を果たしました。男子シングルの合計の世界最高得点は、これまで、カナダのパトリック・チャン選手
が持っていた295.27で、羽生選手は、一気に30点近く更新しました。
無良崇人選手は合計242.21となって2年連続で3位に入り、初出場の田中刑事選手は自己ベストの
234.90で5位と健闘しました。男子シングルのグランプリシリーズは6大会すべてが終わり、
羽生選手は来月10日からスペインのバルセロナで開かれるグランプリファイナルに5年連続で進みました。
羽生選手はグランプリファイナルで大会初の3連覇がかかります。
羽生「『絶対王者』と言い聞かせた」
300点を大きく越える衝撃的な得点で優勝した羽生結弦選手は、「このスコアは皆さんのおかげです。
スコアはびっくりしました。カナダ大会から本当に血のにじむような練習をしてきました。『やってやるぞ』とは
思っていた。今回のフリーはすごく緊張していてコーチと話すこともなかった。長野オリンピックと同じリンクで
プレッシャーがあったが、『絶対王者だぞ』と言い聞かせてやっていた。これ以上の演技ができるように練習を
積み重ねたい」と興奮した様子で話していました。 (後略)

 感動しました!!!羽生、凄過ぎです!
 単に強いとか上手だとかいう次元ではなく、
 今まで誰も見たことのない新しい世界を切り開いています。
 羽生の闘志に火をつけたのは、SPでもフリーでも、羽生の
 直前に滑走した金 博洋(中国)の滑りではないでしょうか?
 羽生より若い金は、まだまだ表現力では劣りますが、
 羽生が飛べない4回転ルッツを飛ぶことができます。
 「俺のほうが上であることを見せてやる」という感じでしょうか?


フィギュアスケートのジャンプは6種類あって、すべて後ろから着氷します。
アクセルジャンプだけは前から飛びますので、トリプルアクセルといっても3回転半
ということであり、他の3回転ジャンプより難しいのは当然です。真央ちゃんの
得意とするジャンプですが、今回はSP、フリーともに成功しませんでした。
サルコーは飛ぶ前がハの字になるのが特徴で、比較的簡単なジャンプです。
トゥループは連続ジャンプで後に飛ぶことが多いジャンプで、ジャンプする直前に
反対の足でトゥをついて飛びあがる感じ(イメージ)が特徴で、簡単なジャンプです。
4回転では、多くの選手がサルコーかトゥループです(羽生はどちらも飛べます)。
ループは体をあらかじめひねって飛ぶ感じです。それ以外のジャンプは、フリップか
ルッツということになります。フリップは回転しながら飛ぶ感じで、ルッツは直線的に
飛びあがったあとに回りだす感じです。フリップとルッツの見分けやすさは、選手に
よります。真央ちゃんの場合、わたしのような素人から見ると、フリップとルッツが
同じように見えます。実際、ルッツでロングエッジと判定されることもあって、
真央ちゃんはトリプルルッツに苦しんでいるようです。女子の場合、トリプルルッツが
飛べるかどうかを見ると、トップ選手かそうでないかが分かります。
トリプルルッツでも難しいのですから、四回転ルッツはとても難しいジャンプなのです
が、今回、金 博洋は華麗にこのジャンプを決めました。一方、羽生は、
前半に2回、4回転ジャンプ(サルコーとトゥループ)を入れました(フリー)。
そして後半、4回転トゥループを飛んだ後に、トリプルアクセルを2回入れています。
男子の場合、後半に1回、トリプルアクセルを入れる選手が比較的多いのですが、
このジャンプが成功するかどうかが得点に大きな影響を及ぼします。
真央ちゃんだけでなく、男子にとっても、トリプルアクセルは難しいジャンプなのです。
羽生はそのトリプルアクセルを、後半に、しかも4回転を飛んだあとに(後半に4回転を
入れること自体がすごいのですが・・・)、しかも2回も飛んで、成功させたのです。
さらに、羽生は、非常に難しいアプローチからトリプルアクセルを飛んでいます。
もう一度言いますが、「感動しました!!!羽生、凄過ぎです!」
今後、羽生の敵は、「世界最高得点をとった自分自身」しかいないでしょう。


ジャンプの難易度 (最終更新11月3日 フィギュアスケートガイド
ジャンプ得点
                  (フィギュアスケートガイド ジャンプの得点表)
プログラム中でジャンプとして認められるのは、アクセル、ルッツ、フリップ、ループ、サルコウ、トゥループの6種類です。
これらは同じ回転数でも難易度が大きく異なります。たとえば、トリプル・トゥループは基礎点が4.0に対して、トリプル・
アクセルは基礎点は8.2です。実に2倍以上の開きがあります。アクセルは他の5種類のジャンプに比べて0.5回転分
回転数が多いですので難易度に差が出るわけですが、同じ3回転であるトリプル・ルッツの基礎点は6.0であることから、
同じ回転数でも種類によって難易度があるということがわかります。 (基礎点は現在、少し変わっています)
なぜ難易度が違うのか、ということは、「実質的な回転数」ということを考えると大体当てはまります。
アニメーションをスローでみるとわかるのですが、トゥループやサルコウの場合、踏み切った瞬間にすでに半回転ほど
しているのがわかります。これですと、実質的には2.5回転程度すれば着氷できることになり、3回転ジャンプといえど、
難易度は低くなるのです。ループにおいてはトゥループやサルコウほどではありませんが、踏み切った瞬間には若干
回転方向に向かっており、実質2と3/4回転くらいになるのでしょうか。
フリップとルッツにおいては、踏み切る前の体の向きが回転方向と反対になっているため、その分余計に回転しない
といけません。ルッツにおいては助走で描いてきたカーブもジャンプの回転方向に反しているため、さらに実質的な
回転数が増えることになります。結果として、「実質的な回転数」による難易度を考慮すると、
アクセル>ルッツ>フリップ>ループ>サルコウ=トゥループとなります。 (後略)


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龍女「みなみ」からあなたへの
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不思議の国の「みなみ」
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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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