文系再編と貧困問題


17大学人文系学部長会議、文系再編通知に抗議 (10月26日 読売新聞 YOMIURI ONLINE)
全国の国立大学に文系の再編を求めた文部科学省の通知に対し、信州大や三重大などでつくる
「国立大学法人17大学人文系学部長会議」は26日、抗議の共同声明を文科相宛てに提出した。
声明は17大学の人文系学部長が今月9日に議決した。「人文社会科学系や教員養成系の学部・
大学院について、組織の廃止や転換を迫る方針は変更されておらず、我が国の人的基盤を揺る
がしかねない」と文科省の姿勢を批判し、「一律に人文社会科学系学部・大学院の改革を迫るの
ではなく、大学の特性に応じた柔軟な支援を要望する」とした。
通知には「文系軽視だ」と各方面から反発が強まり、文科省は「人文系の廃止までは求めていない。
誤解を与える書き方だった」と釈明する一方、「通知は撤回しない」としている。

進め一億火の玉だ安倍政権が何を目指しているのか、
いよいよ分からなくなってきたのですが、
大学が何を目指しているかも、
いまいちよく分かりません。
現政権と大学に共通していることは、
どちらも貧困問題に疎いということです。
高学歴・女性・文系・貧困をキーワードにすれば、記事の検索には困りません。


「高学歴であればあるほど損をする」女性の雇用環境 (4月11日 日刊SPA!)
「高学歴の女性が増えていくスピードに対して、女性の雇用環境の改善はまったく追いついていない」
と語るのは、『高学歴女子の貧困』(光文社)を監修した水月昭道氏。「能力だけを見て採用すると全員
女性になるので、能力が劣っていても男性を採ることで調整している」なんて人事担当の声もあるとのこと。
さらに「高学歴だから高飛車なんだろう」という色眼鏡は女性に対してはより厳しい場合が多く、「高学歴
でも得をしない」どころか「明確に損をする」のが現状だ。
現在、保険会社のコールセンターでアルバイトをしている古田律子さん(仮名・30歳)の年収は約200万円。
「銀行を目指して就職活動をしてたんですけどうまくいかなくて。地元の信用金庫の一般職も受けたの
ですが『慶應の人がわざわざウチの一般職を受けにこなくてもねえ』とニヤニヤされて不採用。総合職
じゃなきゃなんてこだわりもなかったのに、使いづらいと思われたのかな。結局、東京でひとり暮らしを
続けていますけど、稼いでる同級生、結婚して幸せに暮らしてる同級生に会うのはツラくて、友達との
交流も減っています」
ポスドク問題に関しても、女性はさらに深刻だ。 「’13年の時点で、博士課程で学ぶ女性の比率33%
に対し、専任教員の女性比率は22%。国立大学だけで見ると10%台前半。構造的に女性のほうが
不安定な非常勤職に追いやられやすいんです」(水月氏)早稲田大学大学院、人文系博士課程を
経て現在複数の大学で非常勤講師を務める鈴本美津子さん(仮名・36歳)もその一人。
「90分1コマ8000円と聞くと割がいいように聞こえるかもしれないけど、準備や試験の採点も込みで、資料代
なんてもちろん出ない。それで週3コマ持ったって月10万円弱ですよ。ほかの書き物仕事を合わせたって手取り
20万円になるかどうか……。そもそも修士も博士も奨学金で通っていたから、学費分の借金も500万円近い」

清掃バイトで食いつなぐ研究者…年収200万円“高学歴女性”の悲哀 (4月14日 デイリーニュースオンライン)
「年収ですか? 180万円です。これは大学の非常勤講師としての収入です。もちろん生活は成り立たちません。
だから運送店の仕分けのバイトもしています。それで何とか年収350万円です。でも、ここから奨学金の返済や、
家賃の支払いもしないといけない。もうどうしたらいいか……」
こう話すのは都内の中堅私立大学から東京大学大学院で文学を専攻し、博士課程まで学んだ笹本智子さん
(仮名・44歳)だ。修士、博士課程と順調に進んだ笹本さんだが就職は順調にはいかなかった。
「大学院に入ることを“入院”という人もいます。博士課程に進まず、修士課程修了時に“退院”していれば、
今のような生活を送らずに済んだかも。正直、後悔してます」(笹本さん)
清掃バイトで食い繋ぐ年収250万円のアラフォー女性博士
一般に官公庁、一般企業への就職が間に合うのは大学院修士課程修了までといわれている。賃金構造
基本統計調査(厚生労働省<平成23年度調査>)によると女性の大学院修士課程修了者の初任給は
女性24万5900円と男性の23万3900円よりも多い。
これは大学院進学率が男性が15.4%、女性が6.2%と男性のほうが高い(内閣府<平成24年度調査>)と
いうのが理由だ。男性の場合、専攻は理工学系に著しく偏っており就職する業態も製造業、IT系企業が
多いのに対し、女性の場合は専攻が幅広い。就職する業態も男性同様、製造業、IT系企業の他、金融機関、
公務員(小・中・高校の教員含む)、マスコミなど多岐に渡っている。
とりわけ金融機関、マスコミ各種といったいわゆる“文系職種”は、理系大学院卒業生が就職する製造業に
比してその初任給はやや割高傾向にある。一例を上げると、理系職種である国内大手情報系メーカーでは
大学院修士課程修了者の初任給は22万8500円(2014年入社)、対して国内大手広告代理店では同じく
24万円とその初任給に1万円以上の差がついている。そのため女性の大学院修士課程卒業生のほうが
男性よりもその初任給は割高ということになる。
だがこれは大学院修士課程を修了して一般就職した女性大学院生の話だ。大学院とはそもそも学位取得を
目指す研究の場なので、「一般就職をほのめかすと指導教官から嫌われ途中で退学を迫られることもしばしば」
(笹本さん)だ。「学部生時代、就職活動に失敗したので進学しました。そのうちにずるずると博士課程に進学。
オーバードクター(3年で満期退学できる博士課程に4年以上在籍すること)となり大学を放り出されました」
東京都内にある国立の女子大学で社会学を専攻していた北澤優子さん(仮名・41才)は、大学院へ進学した事情を
こう明かす。北澤さんは今もアカポス(アカデミックポスト)と呼ばれる大学教員の職がないまま今日まで至って
いる。博士課程まで出た北澤さんの年収は現在250万円ほど。大学非常勤講師としての年収は100万円弱、
単発の派遣バイトで年間150万円を稼ぐ。東京郊外の家賃3万円のアパートで1人暮らし。日々の生活は厳しい。

文科省も大学組織も既得権益が大切なことでは同じなわけで、どっちも問題です。
文系か理系かについても、一概には言えません。ただ、理系から見れば、
インタビューかアンケート調査をして、研究と呼ぶことには違和感があります。
また、多くの企業では、マスターまではポテンシャル採用ですが、
博士は即戦力キャリア採用になることを覚悟しておく必要があります。
とにかく、低所得者が増えていくことだけは間違いないようです。


年収200万以下jpg
しんぶん赤旗 「働く貧困層 1100万人超 年収200万円以下 安倍政権発足1年で30万人増」

かといって、社会主義のように平等・公平・公正ばかりを訴えても、
活力は生まれません。社会主義になれば、ズルをしたり、権力に媚びることの
うまい人が、得することになるでしょう。





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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

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不思議の国の「みなみ」
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神津島の天上山は、
神が集う島のなかでも、
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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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