一億総活躍社会ってなんだ


「一億総活躍社会」を総括する (10月2日 日経ビジネスオンライン)
安倍晋三総理大臣は、今月4日からの週に断行する内閣改造で、先月24日に表明した誰もが活躍できる
『1億総活躍社会』の実現に向けて、担当大臣を新たに設置する意向を固めた、のだそうだ。
私は、この「一億総活躍社会」という言葉がどうしても好きになれない。例によって「語感だけでものを
言っている」と言われるかもしれないが、語感をあなどってはいけない。語感は、相互理解の出発点で
あり、もしかしたら終着点でもあるかもしれないからだ。その点で、私は、
安倍首相とその周辺が繰り出してくる言葉のいくつかに、ずっと、なじむことができずにいる。
感覚が合わないと言ってしまえばそれまでのようでもある。が、これは、感覚だけの問題ではない。
対象を拒否する感覚の内部には、独自の論理があり、事実がある。
ということはつまり、直感的に違和感を覚えるものの背後には、多くの場合、どこか、おかしなところがある
ものなのだ。今回は、「一億総活躍社会」という言葉について、考えてみることにする。(中略)
さて、「一億総活躍社会」は、別の問題を含んでいる。 「活躍」の手前にある、より本質的で致命的な
「一億」という言葉の問題だ。国民を「一億」という数字を以ってひとつの集合として扱うのは、戦前の語法だ。
控えめに言っても、「一億」で「全国民」を含意するものの言い方は、昭和のレトリックではある。
であるから、この言い方は、「一億」の中にある「個性」を捨象し、一人ひとりの個々の国民が備えている
「多様性」や「個別性」をきれいに黙殺する結果をもたらす。つまり、「一億」は、一国の国民を
ひとかたまりの粘土のごときものとして扱う人間が使う接頭辞で、その言葉で名指しされた国民は、
個人の顔を喪失せざるを得ないのである。(中略)社会とは、異質な人々が、その異質さを互いに容認し、
補完しながら、全体としてひとつのネットワークを形成して行くものだ。
その意味で、社会の中には、活躍できない人間が必ず含まれている。同じ一人の人間の人生の中でも、
生老病死ということがあるかぎり、思うように活躍できない時期は、必ず訪れる。

新三本の矢

民主党・蓮舫代表代行は、「一億総活躍社会」について、「なんか戦前を思い出すような全体主義的な
キャッチコピーで、誰が名前を付けたのか。いずれにせよ、女性活躍はどこにいったのかと思っていたら
一億総活躍担当大臣が兼任している。前回、女性活躍を公約してキャッチコピーに掲げ、結果が出ないのに
新しいものを乗せるのは上書きという。女性も活躍できないのに、一億全員が活躍できると思わない。」
このような内容の発言をしていました。
発言内容はごもっともですが、言葉だけが美しく実行力ゼロの民主党が
偉そうなことを言えるのでしょうか?もし、民主党が政権をとったら、
できもしないのに、一億総中流社会を目指すなんて言わないんでしょうね。
戦前、大政翼賛会は、「進め一億火の玉だ」というスローガンを掲げて
いました。なんで一億なんだと思われるかもしれませんが、一億とは
当時日本が統治していた台湾や朝鮮の人口をあわせた数だそうです。
「一億総活躍社会」には、多様性を抑え込む意図はないのでしょうが、
多様性の推進は、本当に「よいこと」なのでしょうか?
多様性は、ダイバーシティ(diversity)と呼ばれていて、多くの企業が
ダイバーシティの推進に取り組んでいますが、「同質を重んじる文化」
である日本において、種々雑多なものを受け入れるというダイバー
シティが真に理解され、受け入れられるのかは疑問です。
日本のような均質性のないアメリカでさえ、ダイバーシティの効果は
疑問視されています。


ダイバーシティは会社の業績を悪化させる? (9月18日 ダイヤモンド・オンライン)
ダイバーシティはチームに悪影響を与える?
アメリカでもほかの国でも、職場が多様性を増してきているのは明らかだ。それはよいことである。
人口動態の変化によって、また女性やマイノリティによる公民権の獲得によって、昔とは比べものにならない
ほど多様な組織が生み出されているのだ。
思うに、これによって、チームに多様性があればすぐさま、知識を相乗的に増やしたり情報を共有したりできる
ようになり、結果として創造性が高まる、ひいてはチームの業績が上がるという強い思い込みが、研究者の間
にも一般の人々の間にも広まってきているのではないだろうか。
しかし研究調査では、人種・民族や性別の多様性がチームの業績にプラスの効果を確実にもたらすことが明らかに
されていないのだ。実際、MITスローン経営大学院(通称MITスローンスクール)のトーマス・コーチャン
教授の受賞した論文では、ダイバーシティに関する問題はいまだに予算が充てられるのが難しい状況だ、
と結論が下されている。五年にわたる研究調査に基づき、コーチャンとそのチームは次のように言いきった。
「多様性が組織のなかで果たす役割を人々があまり意識していない場合、人種や性別が多様であっても、
取り組んでいる仕事の業績に好影響はとくにないことがわかった」
実は、ダイバーシティはチームのコミュニケーションによくない影響をもたらす場合があることが、多くの研究
によって明らかにされているのだ。多様であるせいで、業績が低下したりチームメンバーの満足度が下がって
しまったりする可能性もある。別の言い方をすれば、チームメンバーが仕事にもたらすさまざまな見方や行動、
態度、価値観が、共有することに悪影響を及ぼす可能性がある、ということだ。
結果として、すぐに不協和音が生じる。すると、多様性を持つチームをリードしたり、そういうチームと一緒に
仕事をすることが難しくなる。必然的に、可能性を引き出したり一人ひとりの能力を最大限に活用したりする力
が不可欠になる。
ダイバーシティ東京






<出典> 発想源ブログ
2012年5月12日
「ダイバーシティ東京に行ってきた。」

ダイバーシティといえば、ガンダム。わたしたちは、共有できないビジョン
のおしつけやダイバーシティの推進よりもガンダムの登場を待っています。
ガンダムに登場するニュータイプは、人並み外れた直感力と洞察力を
持っています。ダイバーシティが進むと、「みんながしているから安心だ」
という価値観が失われることになり、より不安になります。
わたしたちは、カリスマに頼りたいのです。
その人が間違った方向に日本を進めたらどうなるか?
そのときは、一億総玉砕です!



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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
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書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

あなたがたは苦痛になると
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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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