ビジョンドリブン


MIT石井裕教授が提言。「ICT敗戦国」日本を生きるクリエーターに必要な2つのこと
~EVERNOTE DAYS 2014レポ 
(2014年7月14日 エンジニアtype
「情報がフローズンだった時代が終わり、いまや流水となりました。水が蒸発し、雲になって雨になり、
やがて川になるように、情報も循環していく。そうしたエコシステムの上流を抑えたのが
Googleであり、Amazonであり、Appleです。
日本は残念ながらICT敗戦国となりました。それはパラダイムシフト、これから何の勝負になるかが
見えていなかったからです。かつては素晴らしいデバイスを作っていましたが、もうデバイスの時代では
ありません。大事なのはエコシステム、アーキテクチャを考える力。この戦略です」(中略)
MITでの20年間の研究の歴史を振り返る石井氏の講演は、「ICT敗戦国」たる日本が巻き返すための
示唆に富んだ内容だった。
そのキーワードは2つ。「ビジョンドリブン(=理念駆動)」と「アウフヘーベン(=止揚)」だ。
「ビジョンドリブン」~先に来るのはテクノロジーでもニーズでもない
アーキテクチャを考える時に何が大事になるかといえば、それは理念=ビジョンを持つこと。
僕の研究は「理念駆動」です。世界は加速している。テクノロジーは1年で廃れる。
アプリケーション(=ニーズ)は置き換えられる。しかし本当の強いビジョンは100年を越えて生き続ける。
そして僕らがいなくなった未来を照らしてくれる。(中略)
アイデアが先か、技術が先か――。取材をしていると、こうした議論を耳にする機会がよくある。
アイデアでも技術でもない。石井氏の答えは、明確だ。
「2200年には僕もみなさんも今とは違う場所(=死後の世界)にいる。でも、その時代にも生きている
人々がいます。僕が毎日自分に問い続けるのは、自分がクリエーターであるならば、彼らに何を残すのか、
何を思い出されたいのか。僕の答えはビジョンです。人生、命は有限ですが、未来は終わらない。
技術やニーズはあっという間に陳腐化してしまいますが、ビジョンは永遠に生き続けます。
遠い未来の人々が、僕の見た夢を思い出してくれます。理念を通じて」

ビジョンドリブン

プロフェッショナル 仕事の流儀 石井 裕  <br />コンピュータ研究者 出過ぎた杭は誰にも打てないプロフェッショナル 仕事の流儀 石井 裕  コンピュータ研究者 
出過ぎた杭は誰にも打てない

(2013/10/16)
不明

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最近では国家や組織でもビジョンを持つことの重要性が叫ばれるようになってきました。
経営に関してもビジョンが重要視されるようになってきました。有名なのはソフトバンクです。
ただ、孫さんのようなカリスマ経営者のいない企業(ほとんどの企業が該当する)で、
ビジョンを社員のルーチンワークにまで落とし込むことは容易ではありません。
企業でも国家でも同じですが、ビジョンがないと、短期的な結果を目指してしまいます。
そして、過去の成功をまねようとします。過去の栄光にすがってしまうのです。
個人にとっても、ビジョンはとても重要です。
ビジョンがなければ、短期的なつらさに耐えられなくなります。当然のことです。
なぜ、ビジョンが重要になってきたかといえば、将来の不確実性が高まっているからです。
IT社会は、膨大な情報を生み出します。様々な情報から、将来の予測も可能です。
ところが、予測どおりに進む推進力よりも、予想外の変化を生み出す力のほうが強いのです。
分かりやすい例で言ってしまえば、一人の人間が考案したアイデアがあっという間に
世界を席巻してしまう可能性があるのです。その速度があまりにも早いのです。

わたしたちは、これまでも、「何を」「どのように」すればよいかについては、ずっと考えてきました。
そして、いわゆる賢い人々は「どのようにすればうまくやれるか」を理解しています。
つまり、自分と他者を差別化する能力や価値を知っているということです。しかし、
「なぜ」自分はそれをやらなくてはいけないのかを理解している個人や組織は非常に少ないのです。
勿論、企業は持続的な利益をあげるために、そして、そこで働く従業員は生活していくための収入を
得るために活動しています。しかし、それは究極の目標なのでしょうか?・・・そこで、
重要になるのが「So What?」と「Why so?」です。
So What?とは、「それで?」とか、「それがどうしたというのか?」という意味です。
言外に、「そんなことはどうでもいいことなのではないか!」という意味が含まれています。
ビジョンは、今年度の目標ではないのです。究極の行き先を聞いているのです。
Why so?は「なぜ、そうなのですか?」という意味です。
個人の場合は、自分のビジョンに自分が本当に納得しているのか問いただす必要があります。
自分自身に対してうまく説明できない場合は、ビジョンそのものに問題があるのかもしれません。
組織の場合は、組織の構成員にビジョンを共有してもらうための説明が必要になります。
社員が違和感を覚えるようなビジョンは、経営者が言っているだけの「絵にかいた餅」になります。

最後に、占星術と関連づけますと・・・
「わたしは将来どうなるのでしょうか?」を教えてくれるのが占星術だと思っておられるかたが多い
(一般的にはそういうものなのですが)のではないかと思いますが、根源的には・・・
あなたのビジョンが占星術のスタートです。
そのとき重要になるのが、究極の到達点である「山頂」が見えているかということです。
だから、目標ではなく、視覚という意味も持つ「ビジョン」のほうが適切なのです。
「あなたの目標は何ですか?」と聞かれれば答えられる人でも、
「あなたのビジョンは何ですか?」と聞かれると答えに窮するかもしれません。
あなたがどの山の山頂を目指せばよいかを、占星術が(というより、誰も)決めることはできません。


sowhatとwhyso


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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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