インド占星術と輪廻


ラーフ惑星 (インド占星術.com
ラーフ(ドラゴンヘッド)
(前略)ラーフは基本的に強い凶星の扱いですが、その吉凶はその在住する
室やアスペクトする星に大きく依存します。「Brihat Parashara Hora Shastra」
の36章では「ラーフやケートゥがケンドラかトリコーナに在住するか、あるいは、
ケンドラかトリコーナの支配星とコンジャンクト、あるいはアスペクトされるなら、
ラージャ・ヨーガ・カラカ(ラージャヨガを形成する表示体・吉星)になる」と
書かれています。また、ディスポジター(在住する室の支配星)の状態に
            よっても、吉凶が大きく依存すると言われます。
また、ラーフ期や、ラーフがアセンダントにトランジットするとき、非常に不安定になります。
欲求に駆り立てられて、何か新しいこと経験をしたくなります。外国旅行をしたくなったり、
奇抜な行動に出たり、急に髪形を変えたり、新しい領域への衝動が強まります。
カルマの清算時期と言われ、人は自由意思を行使しにくくなり、運命(プララブダ・カルマ)の影響下に
置かれやすくなります。また、欲求に駆り立てられるため、恋愛や結婚、富や名声、社会的な成功も
この時期に起きやすい傾向があります。非常にアップダウンの大きな時期になります。また、このラーフ期
で得たものは、ラーフ期の終わりとともに失うとされ、この時期の終わりは苦しみが大きい傾向があります。
ケートゥケートゥ(ドラゴンテイル)
(前略)ケートゥは基本的に凶星の扱いですが、その吉凶はその在住する室や
アスペクトする星に大きく依存します。(中略)また、ディスポジター
(在住する室の支配星)の状態によっても、吉凶が大きく依存する
と言われます。
また、ダシャーでのケートゥ期は、内向的に自分を見つめる時期になりやすい
(世俗的なイベントは起きにくい)。


実践インド占星術実践インド占星術
(2012/01/30)
本多信明

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上の引用文について簡単に説明をしておきますと、アセンダント(黄道と東の地平線が交差する点)
のある場所が第1室(ハウス)であり、インド占星術では、第1、5、9室をトリコーナハウス、
第1、4、7、10室をケンドラハウスと呼びます。上の引用文には出てきませんが、
第6、8、12室はドゥシュタナハウスと呼ばれ、困難や不運と関係します。
ダシャーとは、インド占星術に特有のもので、生まれたときのホロスコープに表れているカルマが、
いつ発現するのかというタイミングを示すものです。様々な種類のダシャーがあるようですが、
最も一般的であるヴィムショタリ・ダシャーは120年を1周期とするサイクルになっています
(そのサイクルのなかに、7年のケートゥ期と18年のラーフ期がある)。
インド占星術はもともと白道上の月の位置に着目したナクシャトラ(月の見かけの通り道である
白道を27エリアに等分割したものである白道二十七宿のこと)を用いた占星術だったのですが、
黄道十二宮も取り入れて現在のような形になったようです。
白道と黄道、この2つの道を結びつけているのがドラゴンヘッドとドラゴンテイルです。
インド占星術では、ドラゴンヘッドをラーフ、ドラゴンテイルをケートゥと呼んでいます。
黄道十二宮のホロスコープ上においては、白道上の存在が登場するのはラーフとケートゥだけ
であり、インド占星術では、このふたつの点を西洋占星術より重要視しています。
ラーフとケートゥ上では、黄道十二宮のホロスコープ上に未知なる存在が登場します。
しかし登場する未知なる存在が何であるかは、ラーフ、ケートゥがどの星座にあるかによって
異なります。正確にいうと、白道上は27のエリアに区分されていて、それぞれのエリアには
守護神がいると考えられています(すべてに名前があります)ので、ラーフまたはケートゥが
単にどの星座にあるかだけでなく、星座内の位置によって、異なる守護神が黄道上に登場すること
になります(インド占星術はサイデリアル方式なので、西洋占星術の星座の位置とずれています)。

さてホロスコープを眺めてみると、ラーフ、ケートゥ以外にも様々な循環のあることが分かります。
黄道十二宮のうち、ひとつの宮に着目すると、東から昇り、約半日後に西から沈みます。
月は、約半月、満ちていき(シュクラ・パクシャ)、その後、欠けていきます(クリシュナ・パクシャ)。
太陽は春になると赤道を南から北へ横切り、秋になると赤道を北から南へ横切ります。
ホロスコープ上の一点に着目すると、白道と黄道の交点(昇交点)が通過して約9年後、
白道と黄道の交点(降交点)が通過します。

わたしたちは息を吸い、しばらくして息を吐きます。
たいていの人は朝に目覚めて、夜に睡眠をとります。
このような循環をみてみると、わたしたちの生が
一回限りであるとは考えにくくないですか?

少なくともインド占星術では、輪廻転生、つまり、わたしたちの魂は何度も肉体を得て、
この世に生まれ変わっているということを前提にして人生を考えています。


インド占星術
<背景画の出典> インド占星術.com


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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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