40-3 どうして勉強は面白くないのか


水星(メルクリウス) ~内なる惑星 トマス・ムーア~
水星的な意識では、形態がすべてである。想像の中で物がとる形態はその意味をさらけ出す。
例えば、体験を描写するために使われる言葉(雄弁さや言い回し)、状況を見るイメージ(想像力)、
心に泡立つ二重の意味(巧みさ利発さ)、発見される隠れた意味(解釈)―これらはすべて水星的な意識
が、日常的で字義的な出来事を心理学的なリアリティへと変化させ、魂を目覚めさせるための手段である。
フィッチーノは、水星の性質を反映したイメージを見ることを望むのならば、多彩色の衣服を身にまとい
玉座に座る男性を想い描くべきだと勧めている。そうすると水星的なヴィジョンの様々な色彩を
見ることになるのだと。心理学的な理解の基本的な原則は、イメージの流れを見守り続け、
イメージがイメージを生み出すことを促す、という水星的なものである。
これにより、論理的で直線的な推論からではなく、そのようなプロセスから浮上する質感の豊かさの
中にあるヴィジョンの深みに導かれるのだ。(中略)
双子座の支配星である「水星(メルクリウス)において」、片方の目を事実にとどまらせながら、
もう片方の目で常にパースペクティヴを変化させることができる。水星を通して、人は二重性を犠牲にせずに、
二重のヴィジョンを見ることができるのである。水星の解釈には、最終的な解釈も、満足のいく結論もない。
常に新しい観点、この意識の多彩色の衣服の他の色、考慮するための他の角度があるだけなのだ。
終わりはなく、それゆえ常にさらなる見込みがある―より深い洞察、より深い意味、他の適用、
探索されていない連想、隠れたニュアンス、そして予期せぬ驚きがもたらされる。
もちろん、このパースペクティヴは真実や科学と対立することがある。
しかし、それも一つのオプションであり、この見方に熟練すれば驚くべき結果がもたらされることがある。
予期せぬ驚きと出会っていくという考え方は、私のものではなく、フィチーノのものだ。
より正確に言うと、これはフィチーノの卓越した生徒であったピコによって提案された考え方である。
ピコは、イメージや物語の解釈を通して、魂を驚かせることが大切であると信じていた。解釈とは主に古い
イメージの中に新たなイメージを発見することなので、水星がもたらす驚きは、新たなイメージや新たな
考え方であり、どうやって魂をかき混ぜたらよいかを知っているいたずらな神からの贈り物と言えるだろう。
(本は記事19-8で紹介)

火水金星

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(2014/03/15)
CNN English Express編

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勉強ってどうして「面白くない」のでしょうか?
現在、日本国内には多くの教師がいて、授業で生徒に興味を持たせようと日々努力されているのではないか
と思いますが、多くの生徒にとって授業はつまらないし、勉強は面白くありません。
一方、発展途上国では勉強することが貴重なことになっているので、学校に行くことがうれしいのです。
特に、イスラム圏では女性が勉強すること自体がサプライズであり、学び=喜びなのです。
しかし、他国の状況がどうであれ、勉強はやっぱり面白くありません。とにかく、眠たい!

勉強内容が人生において重要であるようにも思えませんし、授業がつまらなければ寝ておけばいいのですが、
実はこのことには、わたしたちが見失っている魂というものを発見するチャンスがあるのです。
なぜ勉強が面白くないかといえば、勉強には「魂に触れるもの」がないからなのです。
現代人にとって唯一の魂の経験はサプライズです。
驚き以外の感情は理性に汚染されてしまっているので、純粋な魂の経験になっていません。
ちなみにサプライズはショッキングとは違います(英語としても)。ショッキングには不快感が伴っています。
これを勘違いすると、イスラム国配信の写真を生徒に見せるような事態になります。
経済を動かすのもサプライズです。金融市場を動かす最も大きな力もサプライズです。
軍事でもサプライズが重要で、クリミア侵攻をみるとロシアは今でもそのことをよく理解しているようです。
予期できることならばサプライズではありませんから、少なくとも論理的に理解できるようなものでは
ありません。論理性を嘲り笑うのがサプライズです。ただ、これは先進国での話です。
イスラム社会で最重要な魂の経験は神に対する畏敬です。
神がいるかいないか、信じるか信じないかという問題ではなく、神を畏れ敬うことができるかどうかです。
自分も含めて多くの日本人には無理だと思います。同じ地球上にいるからといって、何でも分かりあえる
わけではありません。そして、「どちらかが優れている」というわけでもありません。

サプライズに必要な能力に「パースペクティブ」があります。
聞きなれない言葉ですが、perspective(上の引用では本のとおり パースペクティヴと表記)です。
この言葉が訳しにくいようで(だから上の引用文ではパースペクティヴとなっているのですが)、
日本語には適訳がない言葉なのでしょうし、日本人に欠けている概念なのかもしれません。
現時点から将来の成り行きを展望しているような感じなのですが、それだけでは何か足りません。
パースペクティブには、その人なりの世界観があってそれを反映した「視点」を含んでいるのです。
パースペクティブは学校で勉強することができません。逆に、学校の勉強など全くできなくても、
柔軟で壊れないパースペクティブを持っていれば、人生がどん詰まりになることはないでしょう。

実は、勉強好きで知識に頼りたがる人に、(自分なりの)パースペクティブに欠けた人が多いのです。
本当はその逆で、パースペクティブを見いだせていないから知識に頼るようになるのですが・・・
パースペクティブが硬直化して機能しなくなると、水星はその人によい影響をもたらさなくなります。
水星に無視され、金星に無視されると、火星の影響を強く受けるようになります。
つまり、日々の仕事に追われるということです。何事にも怒りを感じるようになるかもしれません。
身近な星である水星、金星、火星までは、ある程度の「努力」が可能ですが、
それを越えると、自分ではどうすることもできない状況に陥ります(逆に幸運もあるのですが)。
それでも、木星の影響を受けているなら問題ありません。つまりは、陽気さを失わないということです。
木星もスルーすることになれば、最後は土星のお世話になります。これが厄介なのです。
土星=メランコリーです。「気が滅入る」 「気持ちが沈む」 「落ち込む」 「気が晴れない」ということです。
現状を知りませんが、学校の先生は、土星のお世話になるパターンに陥りやすいと推察されます。
勉強で得た知識は土星には通用しません。

さて知識は無駄だといっておきながら、今後は物理に挑戦してみます。取り上げる題材は、宇宙です。
占星術でも、近づけようとする力(引力)と遠ざけようとする力(遠心力)のつり合いは重要ですが、
受験物理でも同様で、万有引力と遠心力の公式は頭に入れておく必要があります。
宇宙の力学はあまり出題されないと思いますが、それだけに無視してしまいがちになりますので、
さらっとでいいので復習しておくと、イザというときに役立ちます。

(問)図のように3つの天体が互いの万有引力を受けながら原点Oを中心に一定角速度ωで同一面上を円運動
している。天体1の質量をM,天体2,3の質量をmとする。その他に天体はないものとする。
以下、天体と一緒に回転している観測者の立場から考察し、図中の二つの直交する軸x,yは同じ角速度ωで
回転しているものとする。このように3つの天体が一定角速度で運動するには図の距離a,b,c間に
ある関係式が満足されていなければならない。万有引力定数をGとする。
以下の設問に答えよ。答に天体1と天体2の距離 長さLを用いてよい。
(a) 各々の天体間に働く万有引力と、それぞれの天体の遠心力の向きを図中に示し、それらの大きさを記入せよ。
(b) 各々の天体での力のつり合いの式をx軸方向とy軸方向に分解して書け。
(c) 回転の中心Oが3つの天体の重心になっていることを示せ。
(d) 3つの天体の位置が正三角形の頂点にあることを示せ。
(e) 角速度ωをG,M,m,aを用いて表せ。
東工大物理1(出典:2004年前期 東京工業大学 物理)


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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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