37-9 厄年と占星術


厄年早見表:2015年(平成27年)2015年の厄年と方位除け入門
厄年とは読んで字のごとく災厄に遭いやすいとされる年齢です。厄年の風習は
平安時代の陰陽道にさかのぼるといわれていますが、はっきりした根拠などは不明です。
厄年と言えば、誰もがすぐに男性42歳の「男の大厄」と、女性33歳の「女の大厄」の事を
思い浮かべるのではないでしょうか?
しかし、厄年は「42(死に)」と「33(散々)」に通じるこのふたつの年齢だけでなく、
男性は25歳と61歳、女性は19歳と37歳も同じように厄年に当たっているのをご存知でしょうか?
また、厄年とはいっても、その1年だけ注意すればよいというものではなくて、厄年の前年に当たる「前厄」
と後の年に当たる「後厄」を合わせた3年間は充分に注意を払わなければならないといわれています。
根拠のない「厄年」ですが、アンケートによると「厄年は迷信だと思いますか?」と言う問いに、
約64%の人が「そう思はない」と厄年に肯定的な回答をしています。
また、厄年の人に対するアンケートでは、「あなたは厄年であることが気になりますか?」と言う問いに、
約59%の人が「気になる」と答えています。根拠のない「厄年」ではありますが、人生における節目の年と
捉えて自分の身体を注意深くチェックして、リフレッシュする良い機会かもしれません。
厄年早見表:2015年(平成27年)男性の厄年一覧
1992年(平成4年)生まれ24歳 前厄    1975年(昭和50年)生まれ41歳 前厄
1991年(平成3年)生まれ25歳 本厄    1974年(昭和49年)生まれ42歳 大厄
1990年(平成2年)生まれ26歳 後厄    1973年(昭和48年)生まれ43歳 後厄

1956年(昭和31年)生まれ60歳 前厄
1955年(昭和30年)生まれ61歳 本厄
1954年(昭和29年)生まれ62歳 後厄
厄年早見表:2015年(平成27年)女性の厄年一覧
1998年(平成10年)生まれ18歳 前厄   1984年(昭和59年)生まれ32歳 前厄
1997年(平成9年)生まれ19歳 本厄    1983年(昭和58年)生まれ33歳 大厄
1996年(平成8年)生まれ20歳 後厄    1982年(昭和57年)生まれ34歳 後厄

1980年(昭和55年)生まれ36歳 前厄   1956年(昭和31年)生まれ60歳 前厄
1979年(昭和54年)生まれ37歳 本厄   1955年(昭和30年)生まれ61歳 本厄
1978年(昭和53年)生まれ38歳 後厄   1954年(昭和29年)生まれ62歳 後厄
厄年は、数え年で考えます!
厄年は一般的には数え年にもとづきます。数え年は、満年齢に1歳たした年齢のことです。これは、
仏教の考えかたで、胎児が母親のお腹に宿った時を0歳とするため、生まれた時はすでに1歳となって
いるという考え方です。神社仏閣の厄年の案内では、立春(旧暦の節月における年始)に年をとるとする
ケースと新暦の1月1日(新暦の年始)に年をとるとするケースがあり神社仏閣により違っています。

海王星

科学的にみれば、厄年は根拠のないただの「迷信」ということになりますが、平安時代からある言い伝え
が現代まで生き残り、今でも多くの人が厄年にそれなりに意義を感じているのは不思議なことです。
例えば、病気をして長期の入院をしなければならなくなったとします。罹患率は調査されており、
厄年だからといって特別な傾向がないことは分かっています。しかし、病気になることがその人に
どのくらいのインパクトを与えるのかは、年齢によって大きく違うのではないでしょうか?
男性にとって、40歳代前半に病気をして仕事から長期離脱してしまうと、多くの場合は出世の道を
断たれてしまいます。しかも、40歳代では、30歳代のように再起するエネルギーが残っていません。
かと言って、50歳代のように自分を納得させることもできません。50歳代になると、多くの男性が
「まあこのままでいいや」と思いはじめ、キャリアアップを目指さなくなります。
男性にとって大厄(満41歳)は、災難を受け入れがたい年齢であるといえるのではないでしょうか?
また、女性にとって、30歳代前半は人生の転換点になりやすい傾向があります。20歳代で自由を
満喫している人でも、30歳になると将来を考えはじめます。なぜなら、40歳代になると、家族を持つこと
の意味が変わってくるからです。医療のテクノロジーは飛躍的に進化しましたが、(通常の)出産には
年齢制限があります。このようなことから考えると、女性にとって30歳代前半に起きる災難は、ライフプラン
全体を狂わせてしまう可能性が高くなるのです。女性の場合、30歳代に2つの厄年がありますが、30歳代
前半のトラブルが、そのまま30歳代後半にも影響を及ぼすということを意味しているのかもしれません。
60歳からは、男女ともに第二の人生といってよいでしょう。寿命が延びている現代において、その重要性は
増すばかりです。60歳以降の生活で毎日が楽しく過ごせるかどうかは、その人次第です。
この点については、男性のほうが大きな試練を持っているように思われます。第二の人生で「何をしたらいい
のか分からない」と訴える人は、女性より男性に多いからです。ですから、満59~61歳の女性の厄年は
あまり重要視されていませんし、考慮されないケースも多くあります。
厄年は、精神面では現代に適合しているのです。

占星術で、長期的精神性に影響を与えている星は海王星です。海王星は、物質的な意味をほとんど持って
いないため、理解しにくい星です。しかし、「やりがい」とか「生きがい」といった観点ではとても重要です。
このような深い精神性に関することは、現在の科学ではほぼ無解明です。科学技術の進んだ先進国ほど
自殺や鬱、精神疾患が多いことは、現代の科学に「欠けている」部分があることを暗示しています。
科学は、認識できればそれなりの対処ができるのですが、認識ができないものについてはほぼ無力です。
本人がいくら苦しんでいても、病気であることを把握することができなければ治療はできません。
精神性を意味する海王星は厄年と意外な関係にあります。
海王星の公転周期は約165年です。つまり、人の一生は海王星の一周より短いのです。
海王星の半周は約83年であり、今では、これは「最低でもここまでは生きよう」というラインになっています。
そして、4分の1周は41.3年であり、満41歳ということで男性の大厄と一致しています。
41歳になると、生まれたときの海王星とその時点での海王星はスクエアの関係になり、
精神面において、克服しなければならない障害があることを意味しています。弱気になりやすいのです。
逆に言えば、何か(何であるかは人によって異なる)を乗り越えることで新しい自分を創造できると
いうチャンスでもあるのです。厄年はピンチではなく、人生の要所といったほうがいいように思います。
海王星の5分の1周は、33.0年です。これは、女性の大厄にほぼ一致しています。
このとき、出生の海王星と今の海王星は72度の角度を持ちます。占星術では、このアスペクトを
キンタイルと言い、精神的に生き生きしている状態を意味します。つまり、女性の厄年は、
よい時期を意味していて、「調子に乗りすぎてはいけない」という意味合いがあるものと思われます。
今、調子がいいからといって将来のこともよく考えていないと、活力が衰えてきたときに苦労しますよと
いうことではないでしょうか?40歳になって焦るようなことになれば、男性と同様に、41歳にて厄を
迎えるという考えかたもできそうです。勿論、そこで大きく成長する女性もおられるとは思いますが、
男性よりさらに苦難な道になるかもしれません。
60歳になっておとずれる厄は、海王星とは無関係で、土星に関係しているのではないでしょうか?
一般に、サターンリターン(土星が一周する)と言われるものは29歳のときとされますが、土星の
公転周期は29.5年ですから、二周すると59歳です。ここからが土星の三周目になります。
次に土星が帰ってきた年(88歳)を迎えられることは、まさに「長寿のお祝い」なのです。

なお、海王星が発見されたのは1846年。当然のことながら、平安時代の陰陽師が海王星を知っていた
はずがありません。陰陽師が何を知っていたのか(感じていたのか?)分かりませんが、
当時から、占いには、西洋占星術とほぼ同じように、黄道十二宮を持つホロスコープのようなもの
を用いていたことは間違いありません。これは、六壬神課(りくじんしんか)と言われるものです。
陰陽師で有名な安倍晴明は、「占事略决」という六壬の解説書を書き著したとされています。



厄年と海王星

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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

神津島の天上山は、
神が集う島のなかでも、
特に神の集まるところ。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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