37-8 これからも資本主義なのか


日本の産業構造の変革――製造業が無くなるかもしれない
関西文明倶楽部 > 3-2.産業資本主義社会的製造業の終焉と次世代への萌芽)
日本の輸出産業は、無くなるかもしれません。内需産業だけを残して、自動車と電気は潰れるかもしれません。
グローバル化を進めるべき産業と、そうでない産業をきちんと見極めずにグローバル化を目指してはいけません。
グローバル化をして外貨を稼ぐ産業は、あと3年も持たないかもしれません。では、自動車産業や電気産業に
変わる何かを構築して、何とか3年で仕上げなくてはなりません。なぜかと言うと、電気産業の利益率は1%です。
それでは意味がありませんので、辞めた方がいいと思います。アメリカやドイツやヨーロッパの電機産業は、
テレビやオーディオを造ってはいません。そのような商品は中国等に任せています。
例えばアップルの様に、デザインはカリフォルニアでやっていますが、アセンブリは中国です。
アメリカの電機産業は今60%が医療産業です。その利益率は17%、つまり日本の17倍です。今年には
ドイツも医療産業が50%を超えました。つまり電機産業の殆どが医療産業なのです。フランスもそうです。
そして、有名な「ダ・ヴィンチ」というロボットで手術をするのですが、あれはすべて日本製で、デンソーの
ものです。デンソーの人間は、もう自動車産業から外れ、医療産業のチームに組み込まれ始めています。
世界の自動車の売上は今年で200兆円です。トヨタが連結決算で20兆円ほどです。ところが、今年医療産業は
200兆円を超えています。経産省の読みでは、世界のマーケットは2020年には500兆円になるそうです。
これは自動車の2.5倍です。既にこれの取り合いが始まっています。(後略)
デザインという枠組みを超えて――クリエイティブ産業構築へ
一方、村上隆がアートの企業化、産業化を提唱していますが、実際に、アートやアニメーションなど、
アニメーションの世界から出てきたコミックアートの世界が新たなビジネスとして芽生えつつあります。
ファッションは、もう既に先ほどお話しにあった様にビジネスとして成立していると思います。
英国は、デザインや音楽などと言わずにクリエイティブ産業と呼んでいます。その辺の際を全て取り払って
しまっていて、我々デザインを長いことやってきた人間からすると、それはデザインの様なものです。
そういったものが、大きなバリューを生み出す仕組みとして成り立ちつつあるのではないかと思います。
日本に限らず新興国と呼ばれているアジアや、元々ヨーロッパはそういうことに対してのバリューが解る
のです。世界レベルで、それらを上手く整理しなおしたら面白い流れが出来るのではないでしょうか。
現在、経産省や大阪府、大阪市などは、国内で様々な新しい産業を興さなければということで
次の産業を考えつつありますが、どうやらその基準が18世紀以降のインダストリーにイメージがあり、
次の時代の産業のイメージが無いと感じます。今、人の感性に関わるものが産業として成り立ちそうな
流れがあり、そこにはデザインやアート、そして音楽や吉本興業を含めてもよいと思うのですが、
国や官僚にはそのようなイメージが無いように思われます。(後略)

ポスト産業資本主義における差異を生み出すもの 「顔」を見せることが価値を生む時代へ(インタビュー) DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文ポスト産業資本主義における差異を生み出すもの 「顔」を見せることが価値を生む時代へ(インタビュー) DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文
(2014/12/29)
岩井 克人

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内容紹介 貨幣が生まれる以前の贈与交換が行われていた時代、交換は「顔」が見える行為であり、
人間関係と密接に結びついていた。しかし貨幣の登場で、交換の効率性や自由が高まるにつれて、
交換はモノやサービスを単に受け取るだけの無機的で他人とのつながりを意識しない行為へと変化した。
ポスト産業資本主義の現代、企業が小さな差異を見つけて利潤マージンを確保することが求められている。
贈与交換の時代にあった「顔」を見せることが、差異を生み出す戦略の一つとして再び注目されている。
顔を見せることによって得られる、信用や信頼が企業のプライシングにどのように影響を与えているのか、
経済学者の岩井克人氏に伺う。
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記事30-4、5にて、惑星でなくなった冥王星が依然として占星術において重要であると書きましたが、
「個人よりは集団を通して影響力を発揮する星」である冥王星は、社会の流れを知るには欠かせない星です。
その冥王星は現在、山羊座にあります。(星はすべて左回りです)
山羊座は、個人的な占いにおいては社会生活に関する事柄を表しているのですが、
個人を超えた社会的な意味として山羊座を考えると、どのような星座といえるでしょうか?
冬至を過ぎた時点で、太陽は山羊座に入り、新年を山羊座で迎えます。山羊座は社会情勢の変化や時代
の潮流の転換点を意味しています。また、星が山羊座に入る地点は、射手座と山羊座の境界線であり、南中
(ホロスコープの頂点)と呼ばれる位置にあたり、ホロスコープ全体に大きな影響を与えるとされています。
前回(当時はまだ冥王星は発見されていなかった)、冥王星が山羊座に入ったのは1762年で
ちょうど産業革命がはじまった頃(はじまりの時期については諸説ある)に当たります。
そして今回、冥王星が山羊座に入ったのは2008年で、リーマンショックの年に当たります。

これは、資本主義の終焉を意味するのでしょうか?確かに資本主義は行き詰っているように感じられます。
問題は、資産のほうが労働より大きな利益を生むようになったことです。資産を持っているのは金持ちです
から、金持ちほど儲かることになります。金持ちはさらに金持ちになり、それがさらに金を生むということです。
それとともに、中産階級が没落します。
中産階級の消費が落ちると企業が儲からなくなり、さらに中産階級の生活が苦しくなります。
資本主義には、これを打破する方法がありません。アベノミクスのやり方ですと、格差はさらに拡大します。
ではデフレを放置しておけばどうなるかといいますと、物の価値が下がる=お金の価値が上がります。
つまり、今現在、お金を持っている人が得するばかりで、お金のない人にはチャンスがなくなります。
ではアベノミクスの最終結果はどうなるのでしょうか?円安と財政出動で、大企業は儲かるでしょう。
しかしこれは一部に限られますから、全体では実質賃金が上がらず、中産階級の消費が伸びません。
政府は何がなんでも景気をよくしようとしますから、どんどん財政出動を行います。財政出動は
した分だけ効果はあります。しかし、やめるとすぐに景気が悪化しますから、やめることができません。
最終的に起こることは、財政破綻です。
その後するべきこと3点セットは、「大増税、年金の大幅カット、公務員の人員削減と給与の大幅削減」。
これで景気は最悪の状態になり、税収が落ち込み、さらなる大増税が必要になります。
では、アベノミクスをやめればいいのか?そうでもありません。
成長を諦めて福祉を充実したりすれば、すぐに財政破綻してしまいます。

ではどうして、冥王星が一周するまで、欠陥だらけの資本主義は破綻しなかったのでしょうか。
それは、格差を縮めて、破壊とその後の成長を促す出来事が何度かあったからです。
悲しいかな、戦争が格差を縮めたのです。
今後、平和を維持しながら、格差を拡大させずに経済成長することは可能なのでしょうか?
戦後のようにですって!なるほど、朝鮮戦争による特需で日本を復興させるということですね!?


山羊座と冥王星

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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

不思議の国では、
時間は動かないんです。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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