脱グローバル戦略


第三章にも書きましたが、日本人にとって、グローバル化とは、
国内で、もはや製造業が大きな利益を生み出せなくなったことを意味します。
ですから、製造業は利益を生み出すため、労働賃金の安い発展途上国に行って、
世界全体に製品を販売しようとします。もうこの流れが止まることはないでしょう。
ですから、グローバル人材となって世界で活躍しようとする人も現れるでしょう。
しかし、ほとんどの日本人は国内にとどまって生活することに変わりはありません。
大切なのは、国内でだれが、どのような価値を生み出してくれるかということです。
大量生産製品を海外へ輸出して、利益を得ることは今後、さらに難しくなるでしょう。
日本人にとって今、必要なことは、
過去の成功体験を捨てる勇気です。
そうしないと、努力したあげく、市場からの退出を迫られることになります。
芦田宏直氏の言葉を借りるならば、
努力する人間になってはいけない
戦術論をさしおいて精神性を持ち出すのは、戦前の危険な思想と同じです。
新たな技術、新たな商品、そして、新たな市場の創出しかありません。
さらにいえば、差異性の創出による収益モデルを構築しなければなりません。
このような戦略は、日本の企業が世界で生き残る道でもあります。
一方、差異性を創出する産業のなかには、世界と戦う必要がないものもあります。
人気ラーメン店にとってグローバル化とは、従業員に外国人を雇うかどうかとか、
食材を外国から輸入するかどうかといった問題であり、国外の競合相手のことを
考える必要はありません。
しかし、いくら差異性を創出できたとしても、
人気キャラクターをプリントしたTシャツはミャンマーで製造したほうがいいでしょう。
デザインに付加価値がついているのであって、製造に利益はありません。
ミャンマーでできることはミャンマー人に、
タイでできることはタイ人にまかせましょう。

日本人は、日本人による、日本人のための、日本独自の新産業を創造しましょう。
これは、世界と戦わない、脱グローバル戦略でもあるのです。
このブログはグローバル戦略について語ることを目的にしていません。
世界で戦いたい人は、『「世界で戦える」人材の条件』を読んで勉強してください。

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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
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「みなみ」 今月のメッセージ

対馬・神津島ライン上に、
宗像三女神の長女、田心姫が
祀られている沖ノ島があるの。

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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