土星その6と陰陽論の続き


占星学用語の解説 岡本翔子編  ~占星学 リズ・グリーン~
トランジット
天文学上、トランジットというのは天体が子午線上を通過することをいうが、占星学では
出生図の敏感点(センシティヴ・ポイント)を惑星が実際に通過するこという。プログレッション
と違う点は、その時の実際の惑星位置からその時に起こる出来事を判断する点である。
出生図の敏感点というのは、惑星の位置だけでなくアセンダントやMC、ドラゴンヘッドなども
含まれる。原則としてこれらの敏感点に惑星のトランジットがコンジャンクションになったとき
最も強力な効果を持つので、コンジャンクションのみをトランジットとして限定する
アストロロジャーもいる。一般にはオポジション、スクエア、トラインなどもトランジットして扱う。
惑星のトランジット
太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星、各惑星のトランジットで、
特に、火星以下の惑星がより大きな効果を持つ。 (本の紹介は記事16-5に記載)

月の替わり
My Modern Met > What if Other Planets Replaced Earth's Moon?
左上 Moon(normal)、上段左二番目から Mercury, Venus, Mars instead of the Moon
下段左から Jupiter, Saturn, Uranus, Neptune instead of the Moon

トランジット法で占いをするときは、バースチャート(出生図)とトランジットチャート
(現在の星の運行図)を比較することになりますが、どこに注目するかによって様々な
占い方があるようです。まずはじめに考えることは、パーソナルセンシティブポイント
(出生図における敏感点)を何に設定するかです。
ここでは、月に焦点を当ててみましょう。
月はわたしたちにとって最も近い天体であり、重力など物理的にも影響を受けています。
このため、生まれたときの月の位置は誰にとっても重要なパーソナルセンシティブポイント
であると考えられます。月は動きが早いため、生年月日だけでは正確な位置を決めることが
できず、生まれた時刻も分かっていなければなりません。
月は2時間で1度程度移動していきますから、同じ生年月日の人でも出生時間により
パーソナルセンシティブポイントの位置が変化するのです。パーソナルセンシティブポイント(月)
をトランジットチャート上の惑星が通過するときに、月の特性面から見た惑星の性質が現れます。
月は、心理的側面、特に感情的なものに強い影響を及ぼします。
さて、このパーソナルセンシティブポイントをすべての惑星が通過していくわけですが、
そのなかでも特に重大な影響を及ぼす惑星は土星です。
このポイントを土星が通過するとき、「人生の試練」が用意されていることがあります。
「人生の」と言いましたが、パーソナルセンシティブポイントが固定されているのに対し、土星は
約29.5年で一周する回転運動をしていますから、パーソナルセンシティブポイント(月)を
土星が通過するのは、およそ30年に一度の出来事です。通常の人生で2、3回しか起きないのです。
逆に、パーソナルセンシティブポイント(土星)を月が通過するのは、約1ヶ月に1度の出来事
ですから、心の周期みたいなものでしょう。これは、土星の特性面から見た月の性質を意味しています。
月のちょっとしたネガティブな面が現れるといった感じで、それほど大げさなものではありません。

ここで占星術の話を終わりまして、前記事に書きました創世記における陰陽分割の様子を、
図(下の図)にて具体的に示してみました。
創世記における天地創造は、いつのどこの様子を示しているのかと思われるかもしれませんが、
それについてはあまり考えず、万物創生の概念を説明していると見なしたほうがいいと思います。
地球上での出来事と考えるならば、太陽が一番先にでてくるべきでしょう(実際は4日目)。

『何もない』ところから『光』と『暗黒』が生まれ、陰陽に分割されました。
光というと、物理的には電磁波ですし(光子でもある)、日常的には太陽や電球などの光ですが、
ここでいう『光』は、「高いエネルギーを持ったもの」くらいに考えればよいと思います。
一方、暗闇は、「低いエネルギーを持ったもの」であり、『光』より物質に近いものです。
『水』は物質の象徴であり、そのなかで冷えた部分は下へ、熱をもった部分は上に移動します。
上下に分かれることで空間が生まれ、その空間(天)には『光』が入りこみます。
これで、『光(陽)』、『雨(陰)』、『天(やや陽)』、『元の海(やや陰)』という四象が
完成します。通常の陰陽論では四象(太陽・太陰・少陽・少陰)にこれ以上の説明はありません。
しかし実は、陰と陽の組合せが「少陽」と「少陰」では
異なっているのです。
(内容は記事32-5のとおり)
そのことが創世記にも表現されていて、『天(少陽に当たる)』→『太陽(陽)+月(陰)』
『元の海(少陰に当たる)』→『地(陽)+海(陰)』がそれに該当します。
最終図は地球の様子に近いものになっていますが、陰陽論は地球の成りたちを示したものではなく、
地球の様子が、陰陽論の万物創生を模して
創られているのです。


陰陽論と天地創造gif

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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