アベノミクスの今後を占う


40歳未満の非正規社員57%が「自活できない」 9割が年収「300万円未満」 (9月1日 msn)
正規雇用で働いた経験がない40歳未満の非正規社員の57・1%が低収入のため自活できず、
生活費の大半を同居家族らに頼っていることが、求人広告会社アイデムのアンケートで31日、分かった。
調査は2月にインターネット上で実施し、1527人が回答。
23~39歳の働く未婚男女に「生活費」を主に誰が出しているかを聞いたところ、
「家族など自分以外の人が大部分、または全部を出している」と答えた割合は、最初の就職から
現在まで正社員の人が29・3%だったのに、正社員経験のない非正規社員では57・1%に上った。
また、非正規社員の90・9%は平成25年の年収が「300万円未満」だったと回答。
59・9%が「将来的には正規雇用で働きたい」と答えた。

7月給与、17年半ぶり上昇率 実質は増税でマイナス (9月2日 朝日新聞デジタル)
厚生労働省が2日発表した7月の毎月勤労統計調査(速報)で、労働者1人(パートを含む)が
受けとった現金給与総額は前年同月より2・6%多い平均36万9846円だった。
大企業を中心に夏のボーナスが増え、1997年1月以来、17年半ぶりの上昇率だった。
現金給与総額は、基本給や残業代、ボーナスなどの合計。増加は5カ月連続だ。
ボーナスなど特別に支払われた給与が前年同月より7・1%増え、平均10万7517円だった。
基本給も春闘で賃上げの動きが広がったことで、1年前より0・7%増。2カ月連続で前年を上回った。
ただ、物価上昇分を除く実質賃金指数は前年同月より1・4%減と13カ月連続でマイナスだった。
消費増税後にモノやサービスの値段が上がったためだ。4~6月の指数が前年比3%台の減少
だったのに比べると、減少幅は縮まった。これはボーナスによる一時的な影響が強く、
賃金上昇が物価上昇に追いついていない状況は続いている。

現金給与総額

失われた20年といいますが、就職してから、景気がよくて給料が上がるということを
知らない人間にとっては、バブルの頃がどんな時代だったのか理解できません。
しかし、もっと若い年代に比べれば「まだまし」であり、雇用環境が改善されてきたとはいえ、
長く非正規社員を続けてきた人にとって、未来は明るいものではないでしょう。でも、
もっと若い人はもっと悲惨になる可能性があります。
なぜなら、親も貧乏であり、家族に頼ることさえできなくなるからです。
アベノミクスは、「円安・株高・アメリカ経済」に支えられているといってもよいでしょう。
大企業はかなり好調であり、中小企業でも増益になっている業界もあります。
また、株式などの金融資産を多く持っているかたは、かなり儲けているでしょう。
東京を中心とした都市圏では、アベノミクスの恩恵を受けている人も多いのではないでしょうか。
一方、地方では、生活が苦しくなっている人のほうが多いのではないかと思います。
消費税、電気代、灯油代、ガソリン代など、出費を増加させることばかりです。
寒冷地では、燃料代が都市圏の家庭より多くかかりますし、
田舎暮らしでは車が必要ですし、田舎になればなるほど走行距離も長くなります。
アメリカの人が、アメリカ以外の国のことにあまり興味がないように、
東京にずっと住んでいる人は、田舎のことにあまり興味がないかもしれませんが、
田舎暮らしでは、節約しようと思って車を手放したくても、車がないと生活ができないのです。
生活が苦しくなれば、支出を減らすようになりますから、
生活に苦しい人が多い地域では、消費も伸びませんし、雇用も生まれません。
よい就職先を求めて、ビジネスチャンスを求めて、東京に人が集まるのは当然です。
安倍さんも、それではまずいと思ったのか、単なる選挙対策か、
公共事業をもっとするための言い訳なのか知りませんが、「地方創生」などと言っています。
実は、竹下さんがしたように、「ばらまく」ことが最良の策なのかも知れません。残念ながら、
何をしようと、地方を創生する妙策はないのです。
これは安倍さんが悪いのではなく、どんなに優秀な人が政治をしても同じです。
そもそも論として、「官がやってできること」を超えています。

アベノミクスでわたしが最も気にしているのは、
アベノミクスのプラスである「円安・株高・好調なアメリカ経済」は(好調なアメリカ経済は
アベノミクスの成果ではありませんが)、元の状態に戻るときがいつか来るのに対し、
アベノミクスのマイナスである「国民の各種負担増、実質賃金低下」は、
一方向に進んで止まらないのではないかということです。

占星術にも似たところがあります。例えば、太陽は1年たつと元の位置に戻ります(循環する)が、
冥王星は一方向に進むだけ(循環しない)です。勿論、冥王星も元の位置には戻りますが、
248年後に戻ってきても、わたしたちの一生には関係ありません。
すべてが循環していても、わたしたちにとっては循環しないものもあるのです。

下の図では、不可逆の象徴として「冥王星」を、可逆の象徴として「木星」を挙げてみました。
木星は「幸運の星」ということになっていますが、永遠の幸運を保障するものではありません。
ホロスコープ上には、「アセンダント」「ディセンダント」「南中」「北中」という4つの重要な通過点が
ありますが、2013年7月頃に、木星が「北中」を通過したあと、大きな不幸が起こらなかったことは
ラッキーでした。前回は2001年7月頃に、木星が「北中」を通過したのですが、2ヶ月後の9月には、
アメリカ同時多発テロ事件が起きました。その前は、1989年8月頃ですが、
このときはバブルの絶頂でした。次の年から、バブル崩壊がはじまります。
「北中」以外でも、災難が起こっています。「北中」の前にある「占星点」は、「アセンダント」
なのですが、木星が「アセンダント」を通過したのが、2011年1月。
その2ヶ月後の3月に何が起きたか、改めて言及する必要もないでしょう。
当面はいけそうな感じのアベノミクスですが、「元の位置に戻る」ときがいつか来るでしょう。


アベノミクスのゆくえ

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書籍表紙

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プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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