無為


働かないアリは長生き 琉大・辻教授ら研究チーム発見 (2013年9月18日 琉球新報)
琉球大学農学部の辻和希(本名・辻瑞樹)教授と日本学術振興会の土畑重人特別研究員の
研究チームはこのほど、働きアリよりも、働きアリの労働にただ乗りする、働かないアリの生存率の方
が高いことを突き止めた。個々が社会の目標より自分の目標を優先してしまうことで社会をつくること
ができなくなるという、人間社会でもみられる「公共財ジレンマ」の実例を、人間と微生物以外で
初めて発見した。研究成果は「米国科学アカデミー紀要(PNAS)」(オンライン版)に掲載される。
辻教授は「この研究成果は人間がなぜ助け合うのかを理解するのにも役立つ」と強調した。
「公共財ジレンマ」とは、協力して社会をつくれば最終的な利益が大きいにもかかわらず、
他者よりも大きな利益を得るために、他者の働きにただ乗りするという事態が起こり、
社会をつくることができないことを指す。
研究チームがアミメアリを使い実験したところ、労働せずに産卵ばかり行うアリが交じっている
ことを発見し、それらは働きアリとは遺伝的に異なる系統に属することを確認した。
働かないアリは、働きアリによる助け合いの利益にただ乗りしている。
研究によると、働きアリは働かないアリの分まで巣の外に出て労働するため「過労死」し、
生存率が下がる。働かないアリは働きアリよりも多く子どもを産むが、その子どもは親と
同様に働かない。だが、働かないアリのみの社会では、子孫を残すことはできないという。
自由競争の下では相手からの助けにただ乗りし利益を得た方が得であるにもかかわらず、
助け合いの社会が発生することについて辻教授は、自然科学と社会科学の両分野で重要な
テーマと指摘。「アリ社会において助け合いがなぜ生じるかを理解することが、
ヒト社会の助け合いをより深く理解することにつながる」と研究の意義を強調した。

“無為”によってすべてが為される (OSHO TAO 永遠の大河 3)
道(TAO)を学ぶ者は  日に日に失っていくことを目ざす
生全体も非功利的なものだ それには何の目的もない
それはどこに向かっているのでもない それはただただここにあるだけだ
どこへ向かっているわけでもない それに到達すべき目標はない
何の目的地もないのだ それはひとつの宇宙的な遊びだ
ヒンドゥー教徒たちがリーラ(leela)と呼ぶもの ひとつの戯れ――
子供たちは前途に何の目標もなく遊んでいる 遊ぶことそれ自体が目標なのだ
彼らはそれを楽しんでいる その中に歓喜している
幸せなら それで終わりなのだ(中略)
私が言っているのは あなたがしない人になるという意味にほかならない
ものごとが起こり始める
あなたがするんじゃない ただ起こるのだ
そのやり手、操縦者はいなくなる(中略)
あなたはすべてがひとりでに進んでいることに気づく
<全体>が働いている 部分が働く必要はない
部分は参加すればいいだけだ
部分はトラブルや衝突を起こさないようにすればいいだけだ
<全体>に味方すればいいだけなのだ

タオ
<出典> flickriver

Oshoの言っていることは強烈です。一言で言ってしまえば、
「あなたが余計なことをしなければ、あなたに起きることは完璧なものになるだろう」ということです。
『TAO 永遠の大河』については、記事28-3で紹介しています。
無茶苦茶なことを言っているようですが、意外と合理的なのです。記事27-5のコンストラクタル法則
に従えば、わたしたちにできることは宇宙の流れの邪魔をしないことしかないといえるでしょう。
そして、その結果得られる最終的な宇宙は、単に熱的に死んだ宇宙なのです。
「何のために?」と質問しても意味はありません。そうなのだからそうなのです。

世のなかには、意欲的でない人(陰)と意欲的な人(陽)がいます。
「自分から進んで何かをする」ことは悪いことではないと思いますし、
そのような人は、人から何を言われても気にせず積極的に行動するでしょう。
問題は、「自分から進んで何かをする」気が起きない人です。
そのような人は、悩むものです。特に、若いときは。
わたしの体験から言わせていただくと・・・無理に何かをしないほうがいいと思います。
無理な積極性は自滅を招きます。最低限のことだけしていればいいのです。
「やる気のなさ」は神様からの贈り物です。
そう信じていればいいのです。多くの場合、ホロスコープ上にもそれが表れています。
ただし、「やる気のない」人は他人と戦ってはいけません。なぜなら、勝てないからです。
何事にも積極的に取り組める人と戦っても勝てるはずがありません。
自分は社会の役に立っていないなんて思う必要は全くありません。
社会の人が何を言おうと、気にする必要はありません。言わせておけばいいのです。
人間に限らず、アリでもハチでも、本気になっているのは全体の2割です。
一部の人しか真剣に働かないのは自然の摂理です。

間違っても、「自己啓発」の本に書かれた言葉に騙されてはいけません。
多くの「自己啓発」の本は、何事にも意欲的に取り組める人によって書かれたものです。
意欲的な人と意欲的でない人は、隣にいても同じ世界に住んでいません。
逆に、頑張り屋さんはoshoの本など読まないほうがいいでしょう(実際、読まないでしょうが)。
ただ、若いうちは意欲的だったけど、ある程度の年齢で「燃え尽きる」人もいます。
この場合、周りの人に迷惑をかけることもあるので、本人も苦しむことになるかもしれません。
その点、ずっと「やる気がない」人は心配いりません。はじめから、期待されていませんから。
周囲の人から過大に期待されないように仕向けておくことは、意外に重要です。

ではなぜ神様は、一部の人しか働かないように社会を構築したのでしょうか?
それは、社会の激変に対して迅速に対応するためです。
社会が大きく変化したとき、真剣に働くメンツが変わります。
どんな知識や技術、経験を持っていても、今までと全く違う社会になったとき、
人は無意識的無能(わかっていないことをわかっていない)に陥ります。
これまでの社会で成功をもたらした知的習慣が人々の無意識に深く刻み込まれていて、
全く新しい世界では、そのことが失敗につながるのです。
一方、新しい社会になると、それまで社会で役に立っていなかった人間が持っている
潜在能力が突然、開花します。砂漠に雨が降った時のように・・・
ほとんど雨の降らない土地は死んでいるわけではありません。
雨が降ると一斉に草が生え、花をつけるのです。種はチャンスをじっと待っているのです。
産業化社会は既に綻びが見えはじめています。
ポスト産業化社会がどんな社会になるのか、予想できませんし想像もつきませんが、
新しい時代には、今まで必要とされていなかった能力が求められることになります。
やる気の起きない人は、今の時代に、自分の活躍する場がないだけなのです。
意欲のない人は素晴らしい「種」を目指しましょう。
今の環境で無理に発芽してはいけません。発芽すれば、枯れてしまう可能性があります。

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)
(2010/12/31)
長谷川 英祐

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女王バチのために黙々と働く働きバチや、列を成して大きな荷物を運ぶアリたちに
共感を覚えた経験は誰にもあるはず。しかし実際に観察すると、アリもハチもその
7割はボーッとしており、約1割は一生働かないことがわかってきた。
また、働かないアリがいるからこそ、組織が存続していけるというのである!
これらを「発見」した著者による本書は、アリやハチなどの集団社会の研究から
動物行動学と進化生物学の最新知見を紹介。人間が思わず身につまされてしまう
エピソードを中心に、楽しみながら最新生物学がわかる科学読み物である。
生命の不思議に感動すると共に、読後には社会・会社・家族などへの考え方が
少しだけ変わる、ラクになる。


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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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