マンダラからのアナロジー


曼荼羅の源流 (Don Panchoのホームページへようこそ 橿原日記 2011/08/26作成)
■ 曼荼羅(まんだら)は、サンスクリット語のmandalaの音写したもので、本来の意味は”本質、
中心、精髄などを持つもの”を表し、仏教では、仏の悟りとその世界を意味する。
特に密教においては、聖域、仏の悟りの境地、世界観などを仏像、シンボル、文字、神々などを
用いて視覚的・象徴的に表したものをいう。(中略)
■ 曼荼羅は多くの要素の集合体で、空間・領域・場を表しており、一つの点やそれをつなぐ線ではなく
広がりをもった空間である。そこに登場する仏たちはある規則性をもって描かれていており、その中心仏
や表現方法によっていくつかの種類がある。英語ではヒンズー教などのコスモロジー(宇宙観)を
表すものと理解されているが、我が国では仏教の世界観を表現した絵画等のことを指す。 (中略)
■ 胎蔵界曼荼羅は、中尊の大日如来の周囲に、さまざまな働きをもつ405尊の仏を一定の秩序に
したがって配置したものであり、詳しくは大悲胎蔵生(だいひたいぞうしょう)曼荼羅という。
「金剛界曼荼羅」と合わせて「両界曼荼羅」と併称される。(中略)
■  胎蔵界曼荼羅は全部で12の「院」(区画)に分かれている。 (中略)
■ 日本で一般的に用いられる金剛界曼荼羅は、成身会(じょうじんえ)、三昧耶会(さまやえ)、
微細会(みさいえ)、供養会、四印会、一印会、理趣会、降三世会(ごうざんぜえ)、降三世三昧耶会
の九会(くえ)から成る。これはひとつの曼荼羅の9つのブロックと考えるよりも、9つの曼荼羅の
集合体と考えるべきで、「金剛界九会曼荼羅」とも呼ばれる。

金剛界曼荼羅と胎蔵曼荼羅

密教とマンダラ (講談社学術文庫)密教とマンダラ (講談社学術文庫)
(2014/05/23)
頼富本宏

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アナロジーを行う大前提として、「真理はひとつである」とします。
これを証明することは不可能です。イスラム教やキリスト教などの一神教と同じ考えです。
しかし、わたしたちは、真理そのものを直接、観察することはできません。そうなると、
わたしたちが真理と呼んでいるものは、唯一の真理に無限にある側面のひとつということになります。
真理にあるひとつの側面とそれとは別の側面は、わたしたちから見れば別物に見えますから、
真理の側面のひとつひとつに「神」を見出すと、日本の神道のように、八百万の神になります。
密教も占星術も真理を知ろうとする手段と考えるならば、共通点があるはずです。
日本のマンダラは、大日如来を中央に配して、数々の「仏」を一定の秩序にしたがって配置した
ものですが、大別して、「胎蔵(界)曼荼羅」と「金剛界曼荼羅」の2つの種類があります。
どちらも大日如来を中心とした世界を示していますが、胎蔵曼荼羅が12区画に分割されている
のに対し、金剛界曼荼羅は9つのマンダラの集合体になっています。また、
胎蔵曼荼羅が真理の実践的な側面、つまり、真理が現象世界で表現される様を示しているのに対し、
金剛界曼荼羅は真理の論理的な側面、精神世界における真理を表現していると考えられています。

このようなマンダラから類推すると、占星術はどのようなものとして理解できるでしょうか。
ポイントは、胎蔵曼荼羅が12で、金剛界曼荼羅が9であることです。
これは、星座(またはハウス)が12で、惑星が9であることに該当するのはないでしょうか?
ただ、現代の占星術では、太陽と月を惑星に含めて10惑星ということになっています。
しかし、実は、占星術における惑星は9つなのかもしれません。
除外すべきなのは、やはり冥王星です。国際天文学連合の決定と同じです。
大きさが小さすぎますし、軌道が傾きすぎですし、衛星のカロンは連星といってもいいほどの大きさです。
冥王星は占星術においても惑星ではないのかもしれません。
一般的に、占星術における「惑星」は人間の精神のなかにある根源的な原動力ないしは衝動を
示すものとされますが、冥王星はそうではなく、「運」のようなものに関係しているのかもしれません。
一方、占星術における「星座」は、惑星の持つ根源的な原動力がどのような形で世界に発現するか
ということに関係しているとされますが、胎蔵曼荼羅の実践的な側面と一致しています。
マンダラの中心は大日如来であり、太陽系の中心は勿論、太陽です。
大日如来の「日」は太陽を意味しているのでしょうし、太陽神である天照大御神と同一視されることも
あります。一方、占星術の「惑星」における中心的存在は太陽ですし、
占星術の「星座」は、単に夜空にある星座ではなく、黄道(太陽の通り道)にある12星座なのです。

このように一致点のとても多いマンダラと占星術ですが、大きな違いもあります。
密教の2つのマンダラは、組み合わせて使うものではありませんが、占星術は、惑星が
どの星座にあるかがポイントです。惑星と星座を組み合わせない「星占い」はありません。
一般的に言われる「自分の星座」は、生まれたときに太陽がどの星座にあるかで決まります。
マンダラがどんな宇宙を表しているのかを理解するのはとても難しそうですが、占星術は現実の
星の動きに合わせているので、本質は理解できなくても、物理的な動きを見ることができます。
マンダラは密教に関するものですから、普通の人向けでないのは当然です。
もし、マンダラと占星術が、真実を理解しようとする別の手段であるとするならば、
一般人には、断然、占星術のほうが馴染みやすい方法であるといえるでしょう。

マンダラから占星術へ
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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

中央構造線は、
わたしたち赤龍の国と
日本海にいる黒龍の国との
境界線といえるでしょう。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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