彗星とはどのような天体か

category: 第四章 宇宙  

彗星の軌道
惑星の公転軌道は、黄道面と呼ばれる平面にほぼ沿っており、円に近い楕円を描きます。
それとは対照的に、彗星の公転軌道は細長い楕円のものが多く、放物線や双曲線軌道を
描くものもあります。放物線や双曲線の軌道の彗星は、太陽に近づくのは一度きりで
二度と戻ってこない(回帰しない)彗星です。
楕円軌道をもつ彗星のうち、公転周期が200年以内のものは「短周期彗星」、
それよりも長いものは「長周期彗星」と、便宜的に呼ばれます。短周期彗星の大部分は、
ほぼ惑星と同じ黄道面に沿って、惑星と同じ向きに公転しています。
しかし、長周期彗星の軌道は黄道面とは無関係で、公転の向きも規則性がありません。

彗星はどこからやってくるのか
このように惑星とは異なる公転軌道をもつ彗星は、どこからやってくるのでしょうか。
彗星の供給源としては、「オールトの雲」、「エッジワース・カイパーベルト」 の
2つが考えられています。太陽系創成期には、
原始太陽系円盤に存在していた微惑星が合体して惑星が作られたと考えられています。
また、太陽から遠い場所にあった氷と塵は、混在して氷微惑星となりました。
この氷微惑星のうち、大きく成長した惑星によって太陽系の外側へと散らされたものが
オールトの雲に、海王星より外側の領域で惑星の成長途中で取り残されたものが
エッジワース・カイパーベルトになったと考えられています。
オールトの雲は、太陽系の外側・太陽から数万天文単位付近をぐるりと大きく球殻状に
取り囲む氷微惑星の集まりで、長周期彗星はここからやってくると考えられています。
エッジワース・カイパーベルトは、氷微惑星が海王星軌道の外側にほぼ黄道面に沿った
軌道で分布している場所で、短周期彗星はここからやってくると考えられています。
いずれも、それぞれの場所にある氷微惑星が何らかの原因(惑星の引力)で軌道を
変え太陽系の内側へ向かう軌道に変化し、やがて太陽に近づいて「コマ」や「尾」を
持つ彗星へと姿を変えるのです。
このように太陽から遠く離れた冷たい場所をふるさととする彗星は、太陽系が生まれた
頃の惑星形成時の情報をそのまま閉じ込めて、太陽に向かって進んでくるのです。
                                 (自然科学研究機構 国立天文台)









前記事において、彗星により「古代占星術のルーラー」が決められたというお話をしましたが、
「月」はなぜ蟹座にあるのだろうという疑問を持たれることと思います。
これは、「月」の特性というより、蟹座の特性にあります。
今日は、「彗星とはどのような天体か」と説明に必要な図(Fig.1~4)を
引用するところまでで、蟹座の特性については、明日お伝えすることします。

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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