2が3を生む


第四十二章 道は一を生じ、一は二を生じ、…三は万物を生じる。老子,道徳経
(2011年11月11日 時すでにyas史)
原文
道生一、一生二、二生三、三生萬物。
萬物負陰而抱陽、冲氣以爲和。
人之所惡、唯孤寡不穀。而王公以爲稱。故物或損之而益、或益之而損。
人之所教、我亦教之。強梁者不得其死。吾將以爲教父。
解釈
道は一を生み、一は二を生み、二は三を生み、三はあらゆるものを創りだす。
すべての存在には陰と陽が付随し、中心にからっぽの部分があってバランスを保っている。
人は孤独や孤立、ひもじさを嫌うが、支配者は自分を孤独者、孤立者、穀潰しなどと自称する。
それは、ある物が価値を減らすと価値を増す物があり、価値が増える物があると損する物が
出るから、敢えて自分のことを損で惨めな存在としているのだ。
人から聞いた良いことを私も教えよう。武力を自慢する者は天寿を全うできない。
これを大切な教えとしておこう。

老子がどのような人物であったのか(実在していたのか)は、はっきりしないようですが、
道教を創設したのは老子とされ、「道徳経」は道教の根本とされています。
政治的発言に関することは無視しまして、「二生三、三生萬物」に注目します。
道教といえば太極図。太極図といえば道教ですから、「2」が陰陽であることは間違いありません。
陰と陽は、「-」と「+」として考えることができますが、
「2」から「3」を生むという考えを理解するのは、なかなか難しいように思います。
そして、「3」が万物を生むといっていますから、物質の根源であり、「3」でもある「色荷」を
思い浮かべるのが、妥当でしょう。色の異なるクォークは「強い力」で結びついています。
アップクォーク2個とダウンクォーク1個からできているのが陽子。
アップクォーク1個とダウンクォーク2個からできているのが中性子。
3つのクォークはそれぞれ色が異なっている必要があり、3つのクォークが結合することに
より、質量が生まれます。それが、「物質の質量」のほとんどを生みだしています。
クォークの質量(約5MeV/c)を3つ足しても、陽子の質量(約938MeV/c)には、
全く足りないのです。どこから質量が生まれるのでしょうか?
質量=エネルギーですから、「3」から生まれる謎のエネルギーが万物を生みだしているのです。
ここまでが科学です。
ここからは、「メビウスの輪」により、「2」から「3」を生む原理を考えてみたいと思います。
「3」を生むには、ヒモではなく短冊が必要です。
短冊からつくった単なる輪では、「裏の裏」=「表」となり、「2」のままです。
「陰陽」と「メビウスの輪」から「3」を生むには、以下のようにします。
まずは、白い短冊を用意します。対角線を引き、半分を黒く塗ります。
裏返して、白いままのほうの裏面を黒く塗ります。
この短冊の片方の端を180°ひねり、もう一方の端に貼り合わると、図のようになります。
この「メビウスの輪」では、「陰」と「陽」の連続性は失われません。そして、
「裏の裏の裏」=「表」となり、「3」が生まれます。
平面上で示すと、リサイクルマークのようになります(記事12-7の図にあります)。
「メビウスの輪」には右手系と左手系があり、重ね合わせることはできません。
「陰」と「陽」が電荷、「右」と「左」がスピン、そして、
「表」、「裏」、「裏の裏」を色荷とするならば、素粒子にとてもよく似ているではありませんか!
反粒子は、反対側から見たものでしょうか?
色荷をもった素粒子が単独で取り出せないことも納得です。
以上、道教の宇宙生成論でした。


陰陽色荷
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Author:舞尾 空
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