均一な宇宙と乳海攪拌


ソーマ紀行 乳海攪拌図より ジル・パースの乳海攪拌図
インドラの苦情を受けて、ヴィシュヌは宇宙秩序を維持する計画を立てた。
それは悪魔たちの協力を得て、宇宙の対立し合う二つの螺旋運動を互いに拮抗させることだった。
かくして悪魔と神々の群れが互いに宇宙の蛇セッシャを引っぱりあう。
一方セッシャは宇宙基軸であるマンダラ山を取り巻いているので、両者の引張り合いは
中心の柱を回転させ、乳海をかきまぜ、不老不死のアムリタを作り出す。
ジル・パース著、高橋厳訳『螺旋の神秘』(平凡社)より

乳海攪拌

宇宙の温度は、約3度。「結構、あたたかいなあ」と思われたかたもおられるでしょうが、
残念ながら絶対温度です。3K(ケルビン)、つまり-270℃です。
宇宙はどこでもほぼ3度で、均一な温度分布になっています。
ビッグバンが起きたとき不均一だと、その後も宇宙にむらができてしまいます。
インフレーション理論によれば、初期宇宙が一瞬のうちに急膨張を起こし、温度が均一とみなせる
領域が膨張したため、温度がほとんど均一な大きな宇宙に成長したと説明しています。
「無」が急膨張して、次の瞬間に膨張が急減速し、空間が加熱されたということになります。

しかし、神話では、宇宙の温度を均一にする方法が異なります!日本の神話では、
「神々が生まれた後、イザナギとイザナミは天国の橋に立ち、槍で原始の海を混ぜた。
槍を持ち上げたら、海に落ちた雫は地になり、オノコロ島ができた。」ということになります。
ヒンドゥー教における天地創造神話でも、海をかき混ぜるのです。
かき混ぜるのは、宇宙の温度を均一にするためではないでしょうか?
どうも、宇宙が不均一だと不都合が生じるようです(ごく僅かな揺らぎは必要)。
はじめは、出来の悪い宇宙をいくつもつくったのかもしれません(→次の記事につながります)。

ここにも蛇がでてくるのですが、前記事と同じことを考えると、蛇は宇宙の外にいる存在です。
そして、かき混ぜているのが、日本の神話と同じく海であることに注目すべきでしょう。
この海は、宇宙が出来る前からある海なのです。
この海のなかに、わたしたちの宇宙があると考えるのが最も妥当でしょう。
宇宙の温度を一定にする方法は簡単です。宇宙をこの海のなかに漬けておけばいいのです。
これなら、ビッグバンで温度にむらがあっても問題ありません。
高温で温度が不均一な球を水槽に入れて冷やすようなものです。
時間がたてば、球の温度むらはなくなり、どこも水温と同じになります。
いくら、この球が膨張しても、温度がさらに下がることを心配をする必要はありません。
また、膨張により、密度もほとんど低下しません。ほぼ、海の密度と同じになります。
そんなこと神話の世界だけで、物理的にありえないと思われるかもしれません。
確かに、三次元の空間ならば、どこと熱交換しているのかということになるでしょう。
高次元空間を想定する必要があります!


温度一定宇宙

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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
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書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
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「みなみ」 今月のメッセージ

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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