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日産・三菱・ルノーとゴーン氏そして日仏の複雑な関係

category: 新しい記事10  

日産 三菱 ルノー 3社のトップ協議で提携維持を確認 (11月29日 NHK NEWS WEB)
日産自動車、三菱自動車工業、ルノーのグループ3社の経営トップによる協議が日本時間の29日午後、カルロス・ゴーン前会長の
逮捕の後、初めて行われました。同じ日には3社の役員などが提携の効果を議論する会議も予定されていて、今後のグループ運営
の在り方を見直す議論につながるかが焦点になります。3社の経営トップによる協議は、日本時間の29日午後から始まりました。
テレビ会議での協議には、日産の西川廣人社長、三菱自動車の益子修CEO=最高経営責任者、それに、ルノーで暫定的にCEO代行
を務めるボロレCOO=最高執行責任者が参加しました。協議は終了し、3社の経営トップは、提携の維持を確認したということです。
協議を受けて3社は「3社の取締役会は、一貫してアライアンスの強い結束を維持することを強調してきた。アライアンスは20年間、
ほかに例を見ない成功を収め、3社は引き続きアライアンスの取り組みに全力を注いでいく」というコメントを発表しました。この
協議と同じ29日、オランダのアムステルダムにあるグループの統括会社では、3社の役員などが集まる定例の会議が開かれます。
会議では提携による効果の検証が議題になっていて、3社の協力の在り方について意見が交わされるとみられます。グループの運営
をめぐって、日産の社内では43%余りの株式を保有するルノーが強い支配力を持つ今の資本関係を見直し、提携の枠組みの中で、
より高い自主性を求める意向が強まっています。一方、ルノーは現在の関係の維持を求めているとみられ、ルノーの筆頭株主の
フランス政府もルノー優位の今の出資比率を変えないよう要求を強めています。こうした考え方に違いがある中、今回の一連の
協議や会議が今後のグループ運営の在り方を見直す議論につながるかが焦点です。(後略)

ゴーン前会長への日本の処遇は「宗教裁判」 米紙が批判 (11月28日 朝日新聞デジタル)
東京地検に逮捕されたカルロスゴーン容疑者日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)が約50億円の役員報酬を有価証券
報告書に記載しなかったとして東京地検特捜部に逮捕された事件について、米紙ウォール
ストリート・ジャーナルは27日の社説で、「宗教裁判」だと批判した。同紙は、検察による
ゴーン前会長の取り調べに弁護士が同席できず、疑惑が次々とメディアにリークされる中、
ゴーン前会長が一方的に企業のトップを解任された一連の出来事が「共産主義の中国では
なく、日本で起きたことだ」と指摘。検察が捜査の透明性を高め、ゴーン前会長に自らを弁護
する機会を与えなければ、この出来事が「日本経済界の汚点として残るだろう」と記した。
日本の司法制度では、容疑者を最長20日間勾留でき、別の容疑で再逮捕もできる。同紙は
こうした扱いが「詐欺や私的金融取引を行った前歴のない世界企業のトップにではなく、
暴力団の構成員にこそふさわしいものだ」とした。また、日産の企業としての責任にも言及。
ゴーン前会長が絡んだとされる疑惑が事実であれば、日産は「そのことにずっと前に気づく
べきだった」と指摘。仮にゴーン前会長や、共謀者とされる前代表取締役のグレッグ・ケリー
容疑者(62)が会社に気づかれず容疑を実行していたとすれば、日産は「未公表の報酬より
も、むしろ内部統制に大きな問題を抱えていると思われる」とした。

日産はゴーンを見捨て経産省を選んだのか
半年前、経産OBが社外取締役に就任 (11月27日 PRESIDENT Online プレジデントオンライン)
(前略)NHKの特別番組ではオランダに設立した日産自動車のペーパーカンパニーに、海外の高級住宅などを買わせていた“私的
流用”が詳細に報道されていたが、社長宅や社用車の提供なら多くの日本企業が行っており、それを「犯罪」として断罪するのは
簡単ではなさそうにみえる。日産の外国人専務が司法取引に応じてさまざまな社内証拠を特捜部に提出しているといい、今、表面に
出ているものが本命ではなく、重大な背任行為などがこのペーパーカンパニーから今後明らかになってくるのかもしれない。(中略)
臨時取締役会終了後の西川社長日産の日本人幹部による追い落とし計画だったのか
(有価証券虚偽記載罪を)認めなければ特別背任や脱税といった「本丸」
に突き進み、有罪になれば実刑判決もあり得る。世界を代表する経営者
が一転して日本の刑務所に収監されるというのはゴーン容疑者本人に
とっても耐えられない屈辱に違いない。だが、かつて何度か取材した経験
から言えば、「強気」のゴーン容疑者がすんなり有罪を認めるとは考えに
くい。あくまで無罪を主張すれば、検察は「本丸」の疑惑追及に突き進む
のだろう。今回の逮捕を巡っては別の要因がある、との見方もある。
ゴーン容疑者に対する社内調査と同時期に、ルノーによる日産統合の話が
急浮上していた。大株主であるフランス政府がゴーン容疑者に圧力をかけ、
日産を完全に統合する方向にもっていくよう求めていたという。これまでは日産の独立性を守ることを掲げていたゴーン容疑者が、
その圧力に屈し、日産と合併する方向に動き出したのが、日産の幹部を慌てさせたのではないか、というのだ。つまり、今回のゴーン
容疑者の不正追及は、日産の日本人幹部による追い落とし計画だったのではないか、というわけだ。
日産がここ半年、経産省に急接近していたのは間違いない
NHKの番組では、社内の不正追及をした監査役らのグループは、取締役会で不正と疑われる「重大な私的流用」疑惑について、取締役
会での指摘は避け、いきなり特捜部に持ち込んだとしている。「取締役会で疑問をぶつければ、握りつぶされてしまう」としていたが、
本来ならば、まずは取締役会で問題を追及し、不正を糺させるのが正攻法だ。やはり、初めからゴーン容疑者を退任に追い込むことが
狙いで、半年以上前からの周到な準備があったとみることもできる。メディアでは、日本政府や経済産業省がしかけた「陰謀説」まで
登場しているが、政府主導というのには少々無理があるだろう。ただし、日産がここ半年、経産省に急接近していたのは間違いない。
日産は2018年6月の株主総会で、元経産官僚の豊田正和氏を社外取締役に選任した。1999年にルノーに救済を求めてゴーン容疑者が
ルノーから入り、改革に乗り出して以降、日本の経産省と日産の関係は一気に「疎遠」になった。一時は経産次官OBに「日産は
もはや日本の会社ではありません」と吐露させるほど、役所の言うことをきかなくなっていた。それが大転換したのである。
経産官僚「日産が大勝負に出ようとしていると感じた」
豊田氏は経済産業審議官の後、内閣官房参与などを経て、日本エネルギー経済研究所の理事長に就任。その後、キヤノン電子や
村田製作所の社外取締役になっていた人物だ。その経産OBを日産は受け入れたのだ。「何か、日産が大勝負に出ようとしていると
感じた」と経産官僚は言う。西川廣人社長が、2017年の4月に共同CEO(最高経営責任者)兼副会長からCEO兼社長となり、ゴーン
容疑者が日産のCEOから外れた(ルノーや三菱自動車、ルノー日産会社はその後も会長兼CEOだった)タイミングで、ルノーからの
自立を模索する動きが始まっていたのかもしれない。それと、ゴーン容疑者の不正追及が一体のものなのかは、今の段階では分から
ない。だが、会長を解任してゴーン容疑者がいなくなった日産を「救う」ために日本政府や財界が動き出す可能性は十分にある。
ゴーン容疑者逮捕直後から安倍首相官邸に日産関係者が出入りし、財界首脳にもルノー・日産・三菱自動車のグループ全体を今後
統括する「後任会長」を出すよう依頼が出ているとされる。フランス政府やルノーはグループ全体のトップをルノーから出すよう
求めてくるとみられるが、これに対抗する「日の丸連合」を作ろうということのようだ。ゴーン氏の不正摘発が陰謀かどうかは別と
して、ルノーと日産の今後が、両国政府の懸案事項になることだけは間違いなさそうだ。

収監前に会見するホリエモンライブドア事件では、有価証券報告書に虚偽の内容
を記載し証券取引法に違反したとして、ライブドア、
ライブドアマーケティングおよび同社の当時の役員
らが起訴されました。粉飾であることは疑いようも
ない事実なのですが、同様の事件を起こした東芝の
経営陣は逮捕されていません。一方で、ライブドア
事件ではホリエモンは実刑になりました。ホリエモンが意図的に粉飾決算を行ったという証拠
はなかったのに、元役員らの証言により有罪が確定しました。もし元役員らが証言を変えて
しまえば、裁判でホリエモンを有罪に持ち込めなかったでしょうから、検察と元役員の間には、
事前の意思疎通があったものと思われます。現在は、2018年6月1日より施行された改正刑事
訴訟法により、日本でも司法取引が認められていますので、ライブドア事件で行われていた?
ような暗黙の了解ではなく、堂々と司法取引を行うことができます。ゴーンさんが金融商品
取引法違反容疑で逮捕された今回の事件では、地検と日産関係者の間で司法取引に関する合意
がされているとのこと。ライブドア事件と違うのは、ライブドア関係者はホリエモンを失脚
させようとは思っていなかったのに対し、日産はゴーンさんを追い出そうとしていることです。
日産が東京地検に協力しているというより、東京地検が日産に協力しているともいえる状況で、
それならば、ゴーン氏逮捕直後に行われた西川氏の周到に準備された記者会見も納得できます。
普通に考えれば、企業トップの不祥事は、社内調査の後に、取締役会でトップを解任してから
告発すべきでしょう。ところが、西川社長はいきなり検察の力を頼ったのです。これには2つ
の見方ができます。ひとつは、自分の力ではゴーンさんを追い出すことはできないので、司法
の力に頼ったということ。もうひとつは、ゴーンさんの追放が最大の目的だったのではなく、
日産がルノーの子会社になることを避けるために、日本政府に相談していたということです。
この場合、ルノーのバックにフランス政府がいることから、日産もそれに対抗して日本政府の
協力を求めたということでしたら、日産がしたことにも、それなりの正当性があります。
日産-三菱連合で世界の競合を相手に戦っていくのは難しいでしょうから、日産がルノーと
の関係を完全に断ち切るのは得策ではありません。一方で、日産にとって、ルノー傘下に
入ることのメリットがあるのかと言えば、これもまた?です。




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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

時間が流れるという概念を
受け入れたのは、
あなたがた自身。

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:48歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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