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いつまでたっても上がらない日本の生産性

category: 新しい記事10  

日本人は生産性が低すぎる? 賃金が上がらず、人手不足倒産が急増する元凶とは=斎藤満
                                     (11月25日 MONEY VOICE マネーボイス)
今年1-10月の「人手不足倒産」は前年同期比20.4%増の324社。企業はバブル期以来の人手不足感を訴えていますが、なぜこの状況
でも賃金は上がらないのでしょうか?(中略)
人手不足でも賃金が上がらない
労働力はあっても、熟練労働力・技術労働者の不足が、企業の「人手不足感」を高めているのは間違いなさそうです。しかし、それに
しても労働者の賃金はなかなか上がらず、物価上昇を差し引いた実質賃金はこのところマイナスが続いています。今年になって賃金が
増えたように見えましたが、これも調査サンプルの入れ替えによるもので、同一サンプルでは依然として低い伸びにとどまっています。
厚生労働省の「毎月勤労統計」によると、この9月の名目賃金総額は、同一サンプルでみると0.2%増にとどまり、実質賃金は1.3%の
マイナスになっています。失業率が2%台前半まで低下し、企業もバブル期以来の人手不足を感じていながら、なぜ賃金が増えないので
しょうか。その原因は、意外にも労働生産性が上がっていないことにありそうです。そしてそれは、人手不足を誘因するものでもあります。
原因は低い生産性の伸び
日本は先進国には珍しく、生産性統計が整備されていません。そこで、「日本株式会社」の総所得に当たる名目GDP(国内総生産)と、
これを生み出すのに費やされた就業者数を見てみましょう。2017年度は6,566万人の就業者によって548.6兆円が産み出されていて、
1人当たりでは835.5万円を産み出しました。同様に、2016年度は6,479万人で539.4兆円を、2005年度は6,365万人で525.7兆円を、
2000年度は6,453万人で528.5兆円を産出しています。就業者1人当たりでは16年度が832.5万円、2005年度が828.6万円、2000年度
は819.0万円になります。この所得を企業と就業者とで分かち合い、それぞれが税金を国に納めます。名目所得で見た労働生産性上昇率
は直近1年で0.4%ですが、2005年度、2000年度から見ると、いずれも年率0.1%の低い上昇率となっています。これは労働者の働きが
悪かっただけではなく、原油高など、海外からの輸入コストが高まって、企業の採算が悪化したことも影響しています。このため、
実質値でみた生産性の伸びは、順に0.3%、年率0.4%、同0.7%の上昇となります。
賃上げできない事情
賃金の上昇は原則生産性上昇に応じてなされ、その範囲内であれば企業の利益が増え、生産性を超えて賃上げすれば、企業の利益が
減り、価格に転嫁せざるを得なくなります。価格転嫁して売り上げや収益が悪化するとすれば、それもかなわず、企業は賃金を抑える
か、より低コストの非正規雇用にシフトします。経済理論上は、実質値でみた労働生産性上昇の範囲で賃上げがなされれば単位労働
コストは高まらず、企業の負担にはならないのですが、輸入コストが高まって採算が悪化しているため、実際には名目所得で見た低い
生産性に縛られます。それ以上に賃上げすれば、企業の取り分が減ります。
低い生産性が低賃金をもたらす
現実には企業が最高益を更新するほど利益を拡大し、労働分配率が低下しています。これは、企業が賃金上昇を低く抑えているだけで
なく、正社員を雇うよりもコストが3分の1で済む非正規雇用を増やし、彼らが全体の4割近くになったことで、企業の人件費か低く抑え
られ、企業の利益が拡大しました。つまり、低い生産性が低賃金をもたらしています。さらに、生産性が例えば5%も上がれば、企業の
売り上げ、生産計画が5%増えても、労働力を追加する必要はないのですが、生産性がほとんど上がらないので、少しでも売り上げや
生産を増やそうとすると、労働力の追加が必要になります。運輸や建設でまずこれに直面し、流通でもこれに追い込まれました。
つまり、労働生産性が上がらないことが、人手不足を加速させる要因にもなっています。従って、人手不足と低賃金の原因はともに
低い生産性上昇に原因があり、だからこそ人手不足でも賃金が上がらないのです
生産性が低いのは企業のせい
その低い生産性をもたらしている原因は、企業にあります。企業が研究開発をし、新しい技術を体現する設備投資を積極的に行えば、
生産性は上がりますが、これを十分せず、内部留保に貯めこみました。政府も研究開発の支援には消極的で、日本発の新技術は、
かつての「ウォークマン」や「液晶」以来、表に出なくなり、最近はもっぱら米国勢のアップル、アマゾン、グーグル、フェイス
ブックに後れを取り、中国の後塵を拝す分野も出てきました。
外国人労働に頼る前にすべきこと
従って、人手不足の問題解決に向けては、まず日本の労働生産性を高める努力が官民双方に必要で、余剰資金を内部留保につぎ
込んでいる場合ではありません。その400兆円を、研究開発や設備投資に回し、再び日本が世界の技術立国に復帰すれば、人手不足
も低賃金も改善されます。同時に少子化対策を地道に進め、人口減少に少しでも早く歯止めをかけることです。そうした努力でも
足りない分を、外国人労働にお願いするのが筋で、その場合、技能訓練をしに来た外国人を、法令違反を犯して劣悪な環境で使用
するのは、国際的な信用を傷つけることになります。現在の法案を通す前に、基本的なルールと、受け入れ態勢の整備を進めるの
が先ではないでしょうか。

 日本人の社畜ぶりが話題に!外国人が驚愕する「居眠り」「接待飲み」
                   (11月26日 Diamond Online ダイヤモンド・オンライン)
 「日本と海外の働き方の違いを象徴する例として、海外の人は、通勤電車で平然と居眠りする日本人を見て
 驚愕すると言います。もちろん治安の差などもありますが、『公衆の面前で昼寝?日本ではそれは勤勉の
 証しである』というタイトルで、居眠りとサラリーマンの生態を紹介する記事がニューヨーク・タイムズに
 書かれたこともあります」
 そう話すのは、『残念な職場』(PHP新書)の著者で、働き方に関する研究をしている河合薫氏だ。
 河合氏によると、日本人の睡眠時間は、世界最短という調査結果が出ているという。米ミシガン大学の
 調査でわかった国別の平均睡眠時間の比較では、日本人の平均睡眠時間は7時間24分。欧米は軒並み8時間
 前後を記録しているのに対し、7時間半以下を記録したのは、日本とシンガポールだけだった。さらにその
 内訳をひもとくと、最も眠っていないのは働き盛りの中年男性だったという。日本の中年男性は諸外国と
           比較して、圧倒的に睡眠不足であり、その睡眠不足を補うように「居眠り」をするのだ。
『日本人は眠らない、昼寝もしない、居眠りをするのだ!』というタイトルで書かれたケンブリッジ大学のステガー博士による
コラムでは、日本人の「inemuri」について以下のような文章がつづられている。(河合氏による一部要約)
「彼らには到底理解できない日常がある。それは居眠りだ。通勤電車の中で椅子に埋もれるように居眠りしたり、立ったまま
居眠りしたり、簡単に公衆の面前で寝る。しかも驚くべきことに周囲もそれを受け入れている。彼らは睡眠時間を削って働いて
いるので、だらしない居眠りが許される。(中略)職場での居眠りは無気力と怠慢の証しではなく、疲れ果てるまで仕事を
がんばった結果と評価され、実際の業績より疲れをおして会議に出席するほうが価値が高い。日本人の精神はオリンピックに
通じている。つまり『参加することに意義がある』のだ」(後略)

低い日本の労働生産性_ヨミドクター労働生産性とは「労働の成果」を「労働量」で
割ったもので「労働者1人が、あるいは労働者が
1時間で、いくらの付加価値を生み出したのか」
で示されます。日本の労働生産性が低いことは
これまでもよく指摘されてきたことなのですが、
その最大の理由は何なのでしょうか。マクロで
見ると、就業者数を減らせば、労働者1人当たり
の労働生産性は良くなります。民主党政権時代の
ように、既に雇用されている労働者の権利を重視して、失業者や新卒者の雇用を促進しない
政策をとれば、労働者1人当たりの労働生産性は上がりやすくなります。この政策を続けて
いれば、労働者の賃金は上昇したでしょう。一方で、安倍政権のように、雇用を拡大させる
政策をとれば、就業者数は増加しますが、労働生産性は向上せず実質賃金はなかなか上がり
ません。生産性が上がらないことを野党は批判しますが、労働生産性と雇用拡大のどちらが
大切かといえば、当然、雇用であり、労働生産性は完全雇用の後に(つまり、今)考える
べきことなのです。
人手不足になった今こそ、労働生産性を向上させて、賃金上昇を目指さなければなりません。
労働生産性の向上といえば、「無駄」を削減することが真っ先に思い浮かびます。無駄と
感じられるもののひとつが社内向けの業務です。稟議と会議ばかりで、成果を上げないまま
時間だけが過ぎていく毎日。まだまだ日本の企業には「無駄」があります。業務と呼べる
ようなものならまだ許せます。日本のサラリーマンは、業務でないものにも従事しなければ
なりません。社内での飲み会などがその典型でしょう。さらに、同業者間での過当競争は、
多くの無駄を生みます。競争の結果、顧客へのサービスが過剰になりすぎること、価格競争
が激化することで、生産性が低下します。このような数多くの「無駄」を削減すれば、一定
程度、生産性は向上するでしょうが、効果は限定的でしょう。
利益を増やして生産性を上げることは大切なのですが、不採算事業をやめることでコストを
削減して利益を増やすのでは、前述のように、雇用を減らす方向での労働生産性の向上策に
なってしまいます。コスト削減は大切なことですが、これに頼ってばかりでは、真の意味で
労働生産性を向上させることはできません。
では何をすれば?・・・これをすればいいというものがあるのなら苦労しません!
政策論としては何も思いつきませんが、精神論としては以下のようなことが言えるでしょう。
時給の高い仕事に就くことに全力を尽くす!バイトじゃなく。正社員として。




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

時間が流れるという概念を
受け入れたのは、
あなたがた自身。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:48歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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