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サウジアラビアでは太陽光発電よりガス田開発のほうが重要

category: 新しい記事9  

サルマン国王と孫社長_2017年3月ソフトバンク孫氏、サウジ国際会議での講演とりやめ
(10月23日 朝日新聞デジタル)
ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長が、サウジアラビアで23日
に始まった国際会議「未来投資イニシアチブ」での講演をとりやめる
ことが関係者の話で分かった。サウジ人記者の殺害疑惑をめぐり、
サウジへの批判が国際的に高まっていることを考慮したとみられる。
この会議をめぐっては、各国の政府高官や大物財界人らの出席見合わせ
が相次いでいる。ソフトバンクはサウジ政府系ファンドなどと10兆円
規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」を設けるなど、サウジと
深い関係を築いてきた。

サウジアラビアのリヤド北部にある太陽光発電所石油から太陽光へ、再生可能エネルギーの中枢に サウジアラビア
(4月13日 AFPBB News フランス通信社)
サウジアラビアの技術者たちが、研究所でソーラーパネルの耐久性を
検査をするために人工の砂嵐を準備をしている。この研究所は、石油
資源に恵まれた同国が数十億ドルをかけて推し進める、再生可能エネ
ルギー発電の中枢だ。世界最大の石油輸出国であるサウジアラビアは、
クリーンエネルギーの熱心な推進派ではないように思われるが、首都
リアド近郊の強い日差しが降りそそぐウヤイナ(Al‐Uyayna)にある
研究所は、エネルギー源の多様化を目指して太陽光発電の導入に力
を注ぐ同国の取り組みを先導している。サウジアラビアの太陽光発電
への取り組みは、先月、ムハンマド・ビン・サルマン(Mohammed bin Salman)皇太子が日本のソフトバンク(SoftBank)
と共同で、2000億ドル(約21兆円)を投じる世界最大規模の太陽光発電事業を進めることを明らかにし、注目を集めた。
石油依存からの脱却を目指す同国とソフトバンクが交わした覚書は、2030年までに最大200ギガワットを太陽光で発電すると
した内容。200ギガワットは、現時点で最大規模の太陽光発電プロジェクトのおよそ100倍の発電量になる。

サウジ、SBとの太陽光発電事業棚上げか 23兆円計画 (10月1日 朝日新聞デジタル)
サウジアラビア政府が、ソフトバンクグループなどと同国内で計画中だった世界最大級の太陽光発電事業を棚上げしたと、米紙
ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が30日報じた。投資総額約2千億ドル(約23兆円)と破格の規模のプロジェクト
だったが、サウジは太陽光にこだわらない新たな再生可能エネルギー戦略を打ち出す予定だという。複数のサウジ政府関係者の
話としてWSJが伝えたところでは、この計画に積極的に取り組んでいる人はいないという。10月中にも発表する新戦略は、
「より広範囲で現実的」な内容となる見通し。サウジ政府の上級顧問はWSJに「(ソフトバンク主導の計画は)注目を集める
のは容易だが、実行するとなると難しい」と語った。サウジは脱石油依存を進めている。ただ、現時点で巨費がかかる太陽光
発電事業に深入りすれば、新たに安い技術が登場した場合に身動きがとれなくなるとの懸念があるもようだ。もともとの計画は、
ソフトバンクの孫正義会長兼社長とサウジアラビアのムハンマド皇太子が3月、米ニューヨークで共同発表。2030年までに
計200ギガワットの太陽光発電所をサウジに設け、太陽光パネルも国内生産をめざすとしていた。サウジ政府系ファンドなど
とソフトバンクがつくった10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が資金の一部を出す計画だった。当時、
ムハンマド皇太子は「人類史にとって大きな一歩」と述べていた。

ソフトバンクの孫社長がサウジ国際会議での講演をとりやめたのは、 サウジ人記者の殺害
疑惑でムハンマド皇太子の関与が取りざたされているからなのでしょうが、それより前から
サウジ政府とソフトバンクには溝ができていたのかもしれません。一部報道によりますと、
両者が計画していた太陽光発電の巨大プロジェクトは暗礁に乗り上げている模様です。
この報道の直後、ソフトバンクは、サウジアラビアで計画する太陽光発電事業について、
「進捗状況は想定通り」とのコメントを出しており、事業の継続を表明しています。しかし、
サウジアラビアが大規模な太陽光発電を建設するという構想がそもそも意外なものでした。
サウジアラビアが「脱石油」を訴えたとしても、それは外貨の獲得手段を捨てるという意味
ではありません。孫社長は、ユーラシア、アフリカ大陸を送電網でつなごうという構想を
お持ちのようですが、サウジアラビアで太陽光発電をしても日本はそれを購入できませんし、
欧州と送電網でつなぐということなら、サウジアラビアで発電するより、サハラ砂漠に、
太陽光や太陽熱の発電所を建設したほうが効率的です。しかし、サハラ砂漠の再生可能
エネルギー計画も想定されたようには進んでいません。ですから、サウジアラビアが太陽光
発電にこだわらない新たな再生可能エネルギー戦略を打ち出すのは当然のことと言えます。

2017年国別LNG輸入量石油から天然ガスへの転換が進むなか、日本にとって、
LNG(液化天然ガス)はますます重要な資源になって
いますが、天然ガスを液化、輸送するには大きなコスト
がかかります。理由は、天然ガスの主成分であるメタン
の沸点が-161℃と、ごく低温だからです。もし、サウジ
がLPG(液化石油ガス)をもっと大量に産出してくれる
のなら、日本にとって大歓迎です。なぜなら、LPGの
主成分であるプロパンの沸点は-42℃、ブタンなら沸点は-1℃。とても液化しやすいのです。
サウジアラビアが再生可能エネルギーの利用を推進しても、日本にとって、あまりメリット
はありません。それより、コンデンセート(軽質ナフサのようなもの)の多いガス田の開発
を進めて、随伴LPGを日本に輸出してほしいところです。それに伴い、サウジ国内では、
原油による発電(現在4割)を全廃して、すべてガス発電(現在6割)にすれば、石油資源
の有効利用にもなります。




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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:48歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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