日本国憲法、実は世界最年長 長寿支える「権利」の多さ (5月2日 朝日新聞デジタル)
米シカゴ大学が中心となった「比較憲法典プロジェクト」のデータを使って、東京大学のケネス・盛・マッケルウェイン准教授
が、日本の憲法を分析した。プロジェクトは、米国憲法が施行された1789年以降に存在した約900の成文憲法を英語に
翻訳、760を超える項目についてデータ化した。日本からは、1946(昭和21)年に制定された日本国憲法と、1889
(明治22)年に公布された大日本帝国憲法(明治憲法)の二つの憲法として扱われている。
憲法が改正されていない期間■制定70年、世界一の「長寿」
改正されたことがない現行憲法では、制定から70年たった日本国憲法
は世界一の「長寿」となっている。2位のデンマークは63年、3位の
ナウルは48年だ。(中略)
■「短い」ことも特徴
プロジェクトで英語に翻訳した現行憲法のうち、単語数が最も多いインド
は14万6385。平均は、2万1千で、日本は4998。日本国憲法は、
「短い」ことも大きな特徴だ。
■政治制度は少ない
世界各国の憲法に記されている選挙制度や裁判所の編成、地方自治に
関する規定など政治制度について30の項目で分析すると、日本国憲法は
少ない。マッケルウェイン准教授は、「日本国憲法は、国会議員の定数や
選挙制度など、『別に法律で定める』としている項目が多いため、変えるときも憲法の改正せずに法律の改正で済んできた。
これも日本の憲法が『長寿』の原因のひとつだろう」と分析する。
■権利の多さも長寿の要因
世界各国の憲法に記されている思想や言論、信教の自由、教育の保障など国民の権利について、52の項目で分析すると、
日本国憲法は多い。マッケルウェイン准教授は、「日本国憲法は、制定当時としては先進的で、権利についての規定が多く
盛り込まれた。このため、新たに権利を憲法に追加する必要性が少なく、これも『長寿』の原因のひとつだろう」と分析する。

憲法は「理想を掲げるもの」「現実と食い違ってあたりまえ」とは? 憲法施行70年の今年、憲法について考えてみる
(5月2日 ダ・ヴィンチニュース)
 みなさん、「憲法」について興味があるだろうか? めちゃくちゃ詳しいし関心がある、という人の
 方が少ないと思うが、無知ではいられない現状が目の前にある。2012年に自民党の憲法改正草案が
 発表された。今後憲法改正が現実味を帯び、民意の問われる日も近いかもしれない。となると、日本
 国民として「興味ない」で済まされる問題ではないのだ。今年は日本国憲法が施行されて70年の節目
 でもある。これを機会に、もう一度≪憲法≫について、学んでみてはいかがだろう。
 電子書籍化され現在電子書店にて好評配信中となっている、『伊藤真の日本一やさしい「憲法」の
 授業』(伊藤真/KADOKAWA)は、「憲法について知っておきたい。だけど、教科書を読む気にも
 なれないし、難しい内容には頭がついていかない!」という人にうってつけ。「ものすごく分かり
 やすい」のに「基本的な説明が押さえられているのでしっかりと知識が身につく」最良の一冊だ。
 そもそも憲法とは、「国家統治の基本構造についての定め」であり、憲法に基づく統治方法を「立憲
主義」という。立憲主義は「『国民の自由・権利を保障すること』を第一の目的として、権力者を拘束する原理」のことで
ある。本書はその「憲法」及び「立憲主義」の基本的な内容・特徴について、さらに憲法という考え方がどうして生まれ、
どのように成立したかの思想や歴史的な過程にも言及されている。最もフォーカスされているのはもちろん、日本における
「立憲主義成立の歴史」や「現代日本の政治体制」、「憲法の詳細な内容」についてである。日本国憲法について、最も関心
が持たれているのは9条に代表される「平和主義」だろうか。今回は、こちらについて本書の内容をご紹介したい。平和主義
は「戦争による威嚇と苦しみを排してこそ、真の自立した個人が生まれる」という考えに基づき、第二次世界大戦の反省から
平和の実現を求める国民に支持され、我が国における重要な基本原理となっている。ポイントは、「国家の平和」が一番の
目的ではなく、個人の自由と権利を保障するためには「平和」が必要という、あくまで国民が主体の考え方だということ。
9条には
・日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の
 行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
・前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
とある。
平和主義の理念は「他国に守ってもらおう」という他人任せではなく、また「攻撃されても軍事力がないから黙って耐える」
といった国民を守る国家として荒唐無稽なキレイゴトを述べているわけでもない。本質は「平和構想を提起したり、紛争
緩和の提言を行ったりして『武力以外の方法』で平和への積極的努力をすること」を含んでいる。さて、この平和主義に
反していると問題になっているのが安倍内閣の「安全保障政策」。これは「一定の場合には戦争を容認する」政策と言える。
(中略)日本国憲法が考える平和主義は「軍隊で国を守ろうとするのではなく、外国から攻められないようにする賢明な外交
政策によって日本国民の安全を保持することを要求」している。その観点から考えると、安倍内閣の安全保障政策は、その
理想に反すると言わざるを得ない。
(中略)そもそも、憲法は権力者(または、民衆の多数派)の暴走を防ぐためのものである。よって「時代に合わせて柔軟に
変更」していたら意味がないのだ。さらに言えば憲法は「理想を掲げるもの」なので「現実と食い違ってむしろあたりまえ」
であり、だからこそ「それに向かって努力することを国民に期待している」。暴力や戦争が横行する世界の現状に合わせて
憲法を変更するのではなく、平和ではないからこそ、その理想に向かっていくための目標として、憲法(特に、第9条)は
存在するのかもしれない。憲法が存在する意味を再確認できる本書は、「大人」としての必読書だろう。


憲法改正手続き世のなかでは、保守は改憲派、リベラルは護憲派という
ことになっていますが、保守だから憲法を改正したい
というのは、本来、不思議な話です。
「言葉どおりの保守」(現状維持派)の気持ちから
すれば、憲法改正の意義は認めるものの、日本国憲法の
改正手続きの面倒さを考えると、それほど労力をかけて
やるべき課題とは思えない、といったところではないで
しょうか。さらに、現行憲法のうち、改正されていない
憲法で世界一古いのは日本国憲法だと聞くと、このまま
日本国憲法に手をつけないほうがよいと思いませんか?
二番目に古い非改正憲法を持つデンマークは、世界で
二番目に長い歴史を持つ王室を持っています。と、なると世界一長い歴史を持つ王室
は・・・そう、天皇家です。日本人とデンマーク人には似た気質があるのかもしれ
ません。しかも保守にとっては都合がいいことに、細かい記述がない日本国憲法に
おいて実効性を担保するためには、別に法律を作らなければなりません。実はここが
ミソで、憲法を変えるのではなく、見方によっては憲法の趣旨から逸脱しているの
ではないかと言われてもしかたないようなグレーな法律を作ってしまえばいいのです。
安保法案がまさにその典型です。リベラルにとって、憲法は厳密に守らなければなら
ないものですが、保守にとって、憲法は人間が目指す崇高な理想が書かれているもの
なのです。実態に即して、必要なことは法律で規定すればよい。このような主張を
すると、憲法を軽視してはダメだという批判が起きそうですが、周辺に日本国憲法の
理想に合致しない国がある以上、現実を無視することはできません。よって、安倍
政権が成立させた安保法案はやむを得ない法律なのです。日本国憲法を現実から遠ざ
けているのは、安倍首相ではなく、日本の周辺に存在する「キチガイ国家」ですから。





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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

あなたがたは苦痛になると
物理時間より体験時間が長くなる。
これは錯覚ではなくて、本当に
体験時間が長くなっているんです。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:47歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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