「奨学金地獄」は本当だった! 学生の2人に1人が借金の現実 (3月18日 PRESIDENT Online プレジデントオンライン)
大学の7割以上が学費の高い私立大学
大学進学にかかる経費は、学費の高騰もあって負担が増している。根本的な問題は大学教育の中心を担っているのが、国公立大
より学費が高い私立大だということだ。大学と同じく義務教育ではない高校と比べるとよくわかる。国公立高に通う生徒は、全体
の68.5%で7割近い。一方、大学はというと国公立大に通う学生は26.6%に過ぎない。7割以上が私立大に通っているのだ。これ
は学校数の差もある。高校は全国に4900校余りあるが、そのうち国公立高が73.3%だ。高校のほとんどが、学費の安い国公立だ。
だから進学率も100%近くなっている。これが大学になると、国公立大は全大学の22.5%を占めるに過ぎない。つまり、7割以上
が私立大のため、学生の学費負担が大きくなっている。学費の安い国公立大に進学できれば、出費を抑えられるが、大学数は
少なく人気で、しかも簡単には合格できない。国公立大はいずれの学部でも難易度を示す偏差値は最低でも50以上。もちろん、
最難関の東京大や京都大では70を超えるほど難しい。難関の国立大や医学部は、予備校や塾に通える資金力のある家庭の子どもが、
合格できるような仕組みになってきている。そうなってくると、大半の家庭では私立大進学がメーンになってくる。経済的に厳し
くても、大学に進学したいと子どもが言うのなら、なんとかしてあげたいと思うのが親。そうなると、奨学金を活用してと考える
ことになる。奨学金制度は大きく分けて2つある。将来、返済の必要がない給付型奨学金と、卒業後返済が必要な貸与型奨学金だ。
言い換えると「もらう奨学金」と「借りる奨学金」の2種類だ。奨学金を運営する団体はさまざまで、国や地方の公共団体、民間
の育英団体、大学など学校だ。給付型奨学金制度は私立大が数多く設けている。かつては貸与型の制度もたくさんあったが、今は
給付型に変わってきている。貸与型で返済が滞っても、大学に回収のノウハウがないことがある。給付型は入学時から活用できる
制度があるが、この場合、入試での成績優秀者に対して奨学金を給付する大学が多い。入試の成績が大学の定める基準を超え、
合格して入学すると奨学金がもらえる。授業料を4年間全額免除とか半額免除とか、授業料だけでなく、施設設備費を含めた金額
奨学金の実態を免除するなどさまざまだ。

借金してまで学びたいのか、真剣に考えよ
私立大は何校も受験でき、合格発表後に入学校
を決める。複数合格した場合、受験生や保護者
は志望が高い順に選んでいくが、合格した大学
の中で志望順位が下位であっても、給付型奨学
金がもらえる合格だからと入学してくれれば、
優秀な学生を確保したい大学の狙い通りになる。
しかし、奨学金をもらえる合格を勝ち取ったとしても、大半の受験生は入学していない。それより、奨学金はもらえないが、
第一志望である難易度の高い他大学に入学手続きを取ってしまうのだ。入学者は奨学金の募集人員を大きく下回り、奨学金
受給者は実質的には少ないのが普通だ。大手私立大の入試担当者はこう話す。
「入学してくるのは、奨学金合格者として発表したうちの1割ぐらいですが、授業料全額免除ですので入学者は国立大を蹴った
り、レベルの高い私立大を蹴って入学してきていますから、こちらの狙い通り優秀な学生が入学しています」
最近、増えているのが予約型の給付奨学金制度だ。入学を希望する大学の書類審査を受けて受給資格者になり、合格して入学
すると奨学金がもらえる。もちろん、保護者の年収制限はあるが、入試の成績は関係ない。受給資格を得られれば、安心して
受験勉強に打ち込めることになる。一方、貸与型奨学金制度の中心は国の制度だ。国の奨学金制度を運営しているのは日本学生
支援機構(JASSO)だ。その調査によると、2015年にJASSOの奨学金を受けとっている学生は2.6人に1人になるという。
大学独自の制度も加えると、おそらく今は大学生の2人に1人が奨学金を利用していることになる。JASSOの奨学金は無利子の
第一種と卒業後、有利子になる第二種がある。第二種は最大月12万円まで借りられる。もちろん、他の奨学金制度と併用も
可能だ。こうして、奨学金の額がどんどん膨らんでいく。今は昔と違い大企業でも破たんする時代だ。給与も年々右肩上がり
というわけではなく、能力給の部分も多く、思ったほど上がっていかない場合も少なくない。そのため、奨学金返済に窮する
人も出てきている。勤めたところがブラック企業で、辞めたら途端に奨学金の返済に困る人、多額の貸与型奨学金を借りて
返済できず、風俗で働く人もいるという。奨学金が払えなくなると、2人必要な親族の保証人のところに請求が行く。しかも
すぐに全額返済を求められるシステムだ。自己破産せざるを得ない人も出ている。奨学金を借りる場合、将来の返済計画が
大切になってきているといえよう。さらに、親にしても子どもの大学での成績に注意し、就職先をチェックしておくことも
必要だ。定職がないと、奨学金返済は厳しいからだ。このような奨学金制度だが、来年から国は住民税の非課税世帯を対象に、
1学年あたり2万人に対し、進学先によって2~4万円の3段階で奨学金を給付する制度を本格的にスタートさせる。同時に貸与
型奨学金も卒業後の年収によって返済を猶予したり、返済額を減らしたりする措置が取られることになる。お金があまりなく
ても、奨学金を活用して進学は可能だ。ただ、貸与型奨学金を借りれば、卒業後、返済が待っている。安易に借りるのでは
なく、借金してまで大学で学びたいのか、大学を出てどうするのか、真剣に考えて進学すべき時代になってきている。

中高私立と塾通いで3000万!?「教育費貧乏」に転落する親たち(1月26日 PRESIDENT Online プレジデントオンライン)
進学率の推移大学で学んで成長することが不可欠
高校卒業生の8割が高等教育を受ける時代になった。
高校卒業後、大学、短期大学、専門学校など、
さまざまな学校に進学する人が8割にも上っている。
高校を卒業してすぐに働く人は、およそ2割にまで
減っていることになる。表にあるように、1986年、
バブル景気の始まりの頃は、大学進学率は23.6%
で高等教育を受ける人の割合も48.7%で5割を
切っていた。それが30年の間に8割にまで増えた
ことになる。こうなってくると、親としても何とか
子どもを高校卒業後、進学させたいと思うのは
当然のことだろう。86年頃は景気がよく学費捻出
もそれほどの苦労はなかったと思われるが、バブルが弾けて不況になっても進学率は上がる一方だ。少子化ということが
大きな要因だ。その中でも大学進学率の上昇は一向に衰えない。2009年に大学進学率は50.2%となり初の5割超えとなった。
5割を超えてから伸びが鈍化しているが、2016年は52%に達している。わが子を大学に進学させようという考えは相変わらず
強い。大卒という学歴が魅力的なのだろう。例えば、現在の大企業の役員はほとんどが大卒で、しかも有名大学出身者が多い。
この人たちが進学した70年代は大学進学率が25%前後で、高校卒業生の4人に1人が大学に進学する程度だった。まだまだ
高卒で働く人が多かったが、それでも勝ち残っている人たちは大卒なのだ。これを見ても大卒の資格は強いことが分かる。
ところが、今は大卒者は2人に1人になり、大卒の意味が違ってきている。大学進学の大衆化が進み、当たり前のことになって
きたのだ。しかも日本私立学校振興・共済事業団によると、昨年、私立大の約44%が定員割れを起こしており、大学進学は
それほど難しいことではなくなってきている。つまり、大卒の資格を手に入れるのは、4年間の学費さえ払えれば、それほど
困難なことではないようになってきたのだ。入試が厳しかった1990年頃とは大きく異なってきている。このような状況に
なれば、昔のように大学生になったら将来がある程度約束され、入学後、勉強しなくても就職できたという状況が崩れてくる。
大卒という肩書では差がつかないのであれば、大学で学んで成長することが必要になってくる。今の大学生は、有名大学で
あろうとなかろうと、学生はしっかり学んでいる。出席率も高く、昔と大きく変わってきている。(後略)

借りる奨学金、つまり、これは借金です。卒業後に借りた金は返さなければなりません。
医師、薬剤師、教師、弁護士など資格が必要な職業に就くために特定の学部に行く人は、
借金をしてでも大学に行く意味があるでしょう。しかし、明確な目標を持たないまま
大学に入って、卒業後、その借金が返せますか?「大学に入ったら、何かしたいことが
見つかるだろう」と思われるかもしれませんが、結局、何も見つからないまま、卒業を
迎える可能性は低くありません。いい大学に行ったからといって、目標が見つけやすい
ということでもありません。これは今になって、はじまったことではなく、昔から大学
には「何をしたいかずっと探し中」の人がいて、卒業後もフラフラしていました。
それでも昔はどうにかなったものなのですが、今は、そのまま、社会に出られなくなる
人が増えています。日本の社会は失敗にとても不寛容で、若い人がチャレンジしにくい
環境になっていることをまず理解しておく必要があります。新卒でなければ、何をする
にも実績が問われます。嫌々でも、そのときにしかできないこともあるのです。
結論を言うと、大学に在学中、自分が何をしたいかを見つけられない人は、一生、何を
すればよいのか分からない可能性もあるということです。「いつかは見つかるもの」
ではありません。わたしは、大学を卒業してから約25年たっていますが、自分が何を
したいのか、今だに分かりません。しかし、「これじゃないな」と思っていても、収入
がなければ、奨学金の返済もできなくなってしまいます。
ちなみに、わたしは完済しました。
 そこで考えるべきなのは、自分が「耐えられないほど苦痛なもの」は
 何なのかを知っておくことです。じっくり考えてみると、目標のない
 人間は「耐えられないほど苦痛なもの」が非常に多く、それを避けて
 社会を生きることがそれほど容易ではないことが分かると思います。
 職種もかなり限定されるのではないでしょうか?そして・・・
 「耐えられないほど苦痛なもの」でないのなら、我慢することです。
 そうしないと、何もできない人間になってしまいます。
 そのうえで、「置かれた場所で咲く」以外にはありません。

青い鳥  「青い鳥」になってはいけないのです。
2016年の年末に亡くなった渡辺和子さんの言葉を借りれば・・・
〝つまずかない人生を送ることが、人間にとって大切なのではありません。
人間のこと、つまずくのはあたりまえ、ただ、その時、くじけてしまわない
ことが大切なのです。自分の愚かさに心を奪われ、我と我が身に愛想を
尽かし、やけになったり、落ちこんでしまわないことが大事です。〟




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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