貯蓄が増える仕組み解明!節約で貯金が増やせない理由
(3月3日 PRESIDENT Online プレジデントオンライン)
家計の固定費は意外と高い
(前略)生活をしていくには最低限必要なコストがかかる。人によって最低限の
生活費がどれくらいかは異なるが、例えば年間の生活費が500万円かかる夫婦
がいたとする。この夫婦の世帯年収が600万円の場合、貯金可能額は100万円
となる(収入は手取りとして計算)。この夫婦が先に書いたような食費の削減、
つまり「節約」で貯金を殖やそうと考えていたなら、止めた方が良いですよと
アドバイスをする。手間や時間がかかってストレスばかりたまる割に効果は薄い
からだ。家計の支出で何が固定費にあたるかと考えた場合、家賃はラーメン屋
と同じく固定費となる。では食費や光熱費はどうだろうか。減らそうと思えば減らせる、という意味では変動費のように見えるが、
1カ月の食費が5万円ならば、1割削るだけでもかなり大変だがそれでもたったの5000円しか支出カットは出来ない。光熱費に
至ってはこまめに電気を消したり水の出しっぱなしに気をつけたところで誤差の範囲だろう。このように考えると食費も光熱費
も半ば固定費のような支出であると分かる。他にも通信費(携帯料金・インターネット)、保育料(教育費)、生命保険料、
細々とした出費である雑費(ティッシュや洗剤)など、日常的な生活費のほとんどが削りにくい支出であることが分かる。
つまり家計支出の大半が「固定費」と「半固定費」であり、貯金が出来ない理由は固定費の多い企業が利益を出しにくい理由と
同じで、元々削りようのない支出の割合が大きいから、ということになる。
売上と利益の不思議な関係とは
一方で、固定費の割合が多いことは収入が増えた際は劇的に貯金額が増えることも意味する。先ほどの世帯年収600万円の家庭
が夫婦とも年収300万円とする。妻が出世して年収400万になっても支出額が変わらなければ貯金額は100万円から200万円に
増える。夫も出世して年収400万円、夫婦合わせて世帯年収が800万円で支出額が500万円のままならば貯金額は年間300万円
まで増える。企業の業績を伝える報道で売り上げが10%増加で利益は2倍に、といった記事を見たことはないだろうか。売上が
ちょっと増えただけで利益が2倍というのは一見するとおかしく見えるが、変動費と固定費の仕組みを理解していれば簡単にその
意味も分かるだろう。貯金が100万円から急激に増えた事例もこういった企業の決算報告と全く同じだ。年収を売上と考えれば、
600万円から700万円と16%程度しか増えていないのに利益=貯金額は2倍に増えている。600万円から800万円への増加は、
33%程度しか売上は増えていないのに貯金額は3倍の300万円へと増えている。固定費の割合が多い企業はわずかな売上増加が
利益の急増につながる。家計の構造はそういった企業と酷似している。(中略)
自由に使えるお金と使えないお金家計のリストラはココ!
家計の支出は固定費が大半を占めると説明したが、変動費ももちろんある。
それが趣味の支出、お小遣い的な支出だ。例えば収入が月額50万円、固定費
(=基本的な生活費)が30万円、趣味やお小遣いの支出が10万円、残りの
10万円を貯金している家庭があるとする(グラフ参照)。これに12をかけると
先ほどの世帯年収600万、年間の貯金が100万円という家庭と近い状況になる。
30万円の固定費=基本的な生活費を削る事は非常に難しい。これをやるには
根本的な生活スタイルの変更が必要となる。これは小手先の節約ではなく、
企業でいうところの「リストラ」だ。基本的な生活費を大胆に削るリストラ
は生活スタイルを変える必要があるため、給料が大幅に減るなど何かしらの
問題が起きたでもなければ簡単には実行できない。これは赤字に陥って
誰もが仕方ないとあきらめざるを得ない状況にならなければリストラに着手
できない企業と同じだろう。すでに説明したように削減しやすい固定費は
携帯代や保険料などに限られる。つまり基本的な生活費とは固定費であり、「自由に使えないお金」だ。
では簡単に削れる箇所はどこかというと、変動費である趣味やお小遣い的な支出ということになる。ここと貯金額が「自由に
使えるお金」となる。節約レシピで日々の食費を削るくらいならば、飲み会を一回減らす、洋服を一枚我慢する、といった方
がよっぽどラクではないか、ということだ。基本的な生活費と趣味的な支出の分類は丁寧に考える必要がある。(後略)

小学校では2018年度から、中学校では2019年度から道徳が正式教科になりますが、
道徳なんてものは、個人の良心に任せておけばいいことで、先生に教わりたいとも
思いません。生徒が反感を持って逆効果になる可能性さえあるでしょう。学校では、
道徳教育より金銭教育をしたほうがいいと思います。記憶が定かではありませんが、
学校でお金に関する授業を受けた記憶はありません。歴史の授業では、鎌倉時代に
出された「徳政令」を学びますが、徳政令は債権者に対して債権放棄を命じた法令
であると生徒に説明しても、理解できる人はいないでしょう。大人になって、徳政令
を覚えている必要はありませんが、債権の意味は知っておいたほうがよいでしょう。
金銭教育で最も重要なのは、まともな金銭感覚を身につけさせることです。特に、
日本の経済状況(つまり、デフレ下)において、「債務を負う」(=借金する)こと
の意味をよく理解しておく必要があります。デフレ下では、貯金すれば何の運用も

サラリーマン平均年収の推移していなくても儲かっていることに
なりますし、逆に借金をしていれば、
その借金の重みはますます増して
いきます。企業が借金を返し、内部
留保を積み増すのは合理的な行為
なのです。家計においても同様で、
年収が下がることにより、借金の
負担は年々増すことになります。
家計の固定費を上げる最大の原因は、住宅ローンと教育費です。家計の変動費の
割合が低くければ、毎日毎日、相当の節約をしなければ貯金ができないでしょう。
平均寿命が延びて老後がどんどん長くなるにつれ、「貯金・資産」の重要性がさらに
大きくなっています。「資産形成」なんていうと、まるで付加的な選択肢のように
思っている人がいます。「したほうがいいけれど、何もしなければ失うこともないの
だから、特に問題なし」というような発想です。しかし、このような人は、何歳まで
働くつもりなのでしょうか?今は元気かもしれませんが、ずっと健康であり続けられ
る保証はどこにもありません。もし働けなくなったとしても、日常生活を保障して
くれるもの、それが「貯金」なのですから・・・
そんなこと誰も教えてくれなかった・・・本当に困ったときではもう遅いのです。





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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

不思議の国は虚数の世界。
しかも虚数の空間ではなく、
虚数時間の世界なの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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