野菜高騰で給食中止へ 30小学校、13幼稚園で 三重 (11月2日 朝日新聞デジタル)
三重県鈴鹿市教育委員会は12月と来年1月に計2日間、市立の全30小学校と13幼稚園で給食を中止することを決めた。
野菜などの価格が高騰し、給食費の範囲でやりくりができなくなったと説明している。市教委によると、今年度は給食を
187回提供する計画。1人あたり月額4100円の給食費を集め、校内で調理をする学校と給食センターでそれぞれ食材
を調達している。しかし、台風などの影響で野菜を中心に価格が高騰した。市教委は「市独自の地産地消条例もあって外国
産食材は原則として使っておらず、今までどおり市内産、県内産、国内産を優先すると赤字になってしまう」と説明。
「国の栄養基準を満たすため、品数を減らすこともできない」と話す。中止するのは12月20日と来年1月12日。授業
に影響が出にくいよう、それぞれ2学期の最後、3学期最初の給食の日に設定した。給食費が月額4700円の中学校は
今のところ予算内でやりくりができる見通しで、給食の回数を減らす予定はないとしている。同市では2009年度にも
食材価格の高騰を理由に学校給食を2日間中止したことがあるという。

スーパーのキャベツ売り場ハクサイ1玉650円…野菜高騰、今月中旬に落ち着く? (11月3日 朝日新聞デジタル)
野菜価格の高騰が続いている。台風の接近のほか、9月以降の日照不足や降雨の影響で
生育が遅れたためだ。福岡では卸値が平年の3倍近くになった野菜も。農林水産省は今月
中旬以降は徐々に落ち着くとみているが、鍋の季節を迎え、消費者や小売業者は悲鳴を
上げている。ハクサイ1玉650円、キャベツ1玉350円、ダイコン1本298円……。
10月下旬、福岡市博多区のスーパーでは軒並み野菜が高値になっていた。
主婦の原島勝子さん(65)は「これまでは半分のハクサイを買っていたけど、高いので
4分の1にカットしたものにした」。必要なものだけ買うようにして節約しているというが、
「なんでこんなに高いのかしらね」と困り顔だ。キャベツを手に取った主婦の佐藤直美さん
(36)は「野菜の種類を増やすと高くつくから、この1玉をいろいろな料理に使う工夫を
している」と話した。

野菜の価格が下がりません。特に、葉物の高騰が続いています。
9月に日照不足で不作となり、価格が高騰したのはレタス。コマツナやホウレンソウも
値上がりしました。10月に入っても、キャベツは1玉100円台で売られていたの
ですが、外食などでレタスの替わりにキャベツを使うところが続出し、キャベツの需要
が急増。今では、レタス、キャベツ、白菜など葉物はどれも高値の状態が続いています。
そのときに安い野菜を使うのは「主婦の知恵」なのでしょうが、どれもこれも高くなる
と買うことのできる野菜がなくなってしまいます。学校給食の場合、栄養バランスの
観点から、野菜の量を減らすことはできないので、食材選びに苦労しているようです。
外国産の安い食材に切り替えて給食を続ける自治体が多いみたい。庶民の味方である
モヤシも元の豆はほとんどが中国産だとか・・・農林水産省が発表した11月の野菜
価格の見通しによりますと、葉物類は、一時平年の3倍の高値となっていたレタスや、
2倍を超えていたホウレンソウの供給量が回復したほか、白菜やキャベツの価格も
落ち着いて、いずれも平年並みの価格水準に戻るとしていますので、白菜やネギの
価格が高止まりして、寒い冬に鍋物が食べられないということにはならない模様です。
ひとつ気になるのが、このような状況を緩和してくれる存在として期待されていた植物
工場はどうなってしまったのでしょうか?植物工場で最も生産が容易な野菜といえば、
レタスでしょう。レタスの何割かが植物工場で生産されるようになれば、価格の変動も
抑えられると思うのですが・・・補助金漬け産業って、うまくいかないもののようです。


植物工場補助金漬け「植物工場」の不毛~どうなる?日本の次世代農業
(4月25日 読売新聞 YOMIURI ONLINE)
2つの象徴的な倒産
1980年代後半の第1次、90年代後半の第2次を経て、農水・経産
両省連携の国家プロジェクトとして2009年に始まった植物工場の
第3次ブームが今なお続いている。しかし、植物工場の多くは
(1)コストが高い(2)栽培法・経営ノウハウが未熟(3)露地野菜
との差別化ができない――の三重苦に喘ぎ、赤字経営に陥って撤退・
倒産するケースも珍しくはない。15年前半に象徴的な植物工場の倒産
が2件相次いだ。1月初旬、東日本大震災の復興モデルとして注目され
た宮城県名取市の「さんいちファーム」(11年11月設立)が、約1
億3200万円の負債を抱えて倒産した。仙台市の被災農家3人が、
資金約3億5000万円(うち国・宮城県・名取市の補助金が8割)で
植物工場を建設。ベビーリーフなどの葉物野菜を土壌の代わりに養分
を溶かした水を使う水耕栽培で生産し、スーパーなどに販売していた。
しかし、彼らには畑での露地栽培の経験はあるが、水耕栽培は初めてだ。
その上、メーカーの技術指導が不十分なため、発育障害が多く売上高が
落ち込んだ。その一方で、電気代や人件費などコストがかかって赤字が累積し、再建を断念した。
2件目は15年6月末、04年9月に設立された大学発ベンチャー「みらい」(東京都中央区)が負債額約10億9200万
円で倒産した。創業者の嶋村茂治氏は第3次植物工場ブームに火をつけた農水・経産両省連携プロジェクト推進の拠点、
千葉大学大学院で蔬菜(そさい)園芸学を専攻。設立後、水耕栽培装置を全国12か所に導入したほか、南極昭和基地への
栽培技術システム提供やモンゴルでの植物工場稼働など、先駆的かつ業界の広告塔的役割を果たしてきた。同社は14年、
経産省補助事業「みやぎ復興パーク」(宮城県多賀城市)に世界最大規模の施設、千葉大学近くにも大型工場を建設した。
しかし、レタスなどの生産が当初の予定通りには安定せず、逆にその設備投資資金などの返済に窮して経営が追い込まれた。
本来「起こるはずのない」倒産であり、業界に大きな衝撃を与えた。(中略)
特殊用途に特化すべき
植物工場産野菜が一般の野菜ビジネスに馴染なじみにくいならば、特殊用途に特化すべきだろう。低カリウムレタスが一例
で、現在生産・販売共に好調だ。これはカリウムが多い生野菜摂取を制限される透析・腎臓病患者向けのもので、富士通系
の会津富士加工がカリウム含有量を5分の1に減らしたレタスの量産化に成功した。
また、甘草かんぞうなど漢方薬原料の薬用植物なども有望だという。漢方薬の生薬の約7割に用いられる甘草の場合、国内
の使用分のほとんどが中国からの輸入だが、栽培されたものではなく野生のものだ。近年、乱獲から採取・輸出規制が強化
された結果、レアアース(希土類)ならぬレアプラント(希少植物)とも呼ばれ、国内での栽培が急務となっていた。
こうした中、三菱樹脂は昨年、苗を人工光型植物工場で生産し、その後、露地に植え替える栽培法を開発した。
国内での植物工場の運営がコスト高なので難しいなら、技術そのものの農業不適地への輸出は有望なのかもしれない。
砂漠や冷涼地、高地、災害被災地、巡視船など大型船舶、宇宙空間などの農業不適地だ。こういう場所なら、多少のコスト
高も許容される可能性がある。その点で注目されるのが、経産省のグローバル農商工連携推進事業だ。これは海外需要創出
に向け、植物工場などの先端的な生産システムを構築し、3年以内に事業化を目指す実証事業を支援するプロジェクトだ。
15年度の場合、超省エネLED採用の人工光型植物工場自体のフィンランドへの輸出ビジネスや、植物工場産野菜を
シンガポールに、また他の企業のハワイ、グアムなどへ輸出する事業も採択された。国や自治体の補助金にぶら下がらず、
様々なニーズを汲み上げてこそ、日本の植物工場や運営企業はこれからの農業の希望の星となっていくだろう。




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

中央構造線は、
わたしたち赤龍の国と
日本海にいる黒龍の国との
境界線といえるでしょう。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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