2016年春分の日人間がとても理解できないほどに奥深い星、土星。
西洋占星術の場合、土星は凶星です。
3月20日12時頃に太陽が春分点を通過し、牡羊座に
入りました(太陽が春分点を通過する日が春分の日)。
そのとき、土星と木星がほぼ完ぺきにスクエア(直角)
の関係にあり、不吉な感じです。しかも、土星はほぼ
「留」の状態で、逆行直前です。逆行は、順風満帆
でないことを意味しています。22日、海王星と
オポジションにあった月は、木星を通過し、ドラゴン
ヘッド付近に進みました。日本時間でその日の16時頃、
ベルギーで同時テロが起きました。土星と木星がスクエアにあるときは、目標の達成が茨の道に
なることを意味していて、今回の事件は、事件の被害そのものよりも、ヨーロッパ全体の将来を
暗くさせた出来事と言えます。土星のもたらす試練は、方向性の間違いに気づくためのものであり、
この試練を乗り越えて、理念をさらに進化させた新しいヨーロッパが築かれるという可能性もない
わけではありませんが、現状から考えると、理想が打ち砕かれたということのように思えます。
人間の尊厳に対する敬意、自由、民主主義、平等、法の支配、マイノリティの権利を含む人権の
尊重という価値観に基づき、その価値観は多元的共存、無差別、寛容、正義、結束、女性と男性
との間での平等が普及する社会において、加盟国に共有されるものであるとした宣言から23年。
EUはこの苦難を乗りこえ、無事、サターンリターンを迎えることができるのでしょうか?
ちなみに、EUの起源であるECで、単一欧州市場と欧州政治協力を正式に盛り込んだ
単一欧州議定書が調印されたのは1986年。その29年後、2015年にギリシャ経済危機
が起きました。今回、ヨーロッパは歴史的な正念場を迎えました。


ヨーロッパの「理想」はメルトダウン寸前! なぜ現実への対処能力を失ったのか ベルギー同時テロが照らし出すもの
多文化主義の「失敗」 (3月29日 現代ビジネス)
大規模なテロが再び欧州を襲った。22日に同時テロが起きたベルギーの首都ブリュッセルは、欧州連合(EU)が本部を置く「EUの首都」
である一方で、欧州のイスラム過激派の「首都」とも形容されるようになった。その現状は、「開かれた社会」という欧州が高く掲げ
てきた理想がメルトダウン寸前となっている理由の一端を物語る。ベルギー同時テロは、統合欧州の理想と現実を照らし出しているよう
に思えてならない。* * *
ベルギー同時テロでは、地下鉄と空港の2ヵ所が自爆テロに見舞われ、30人近い死者を出した。過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行
声明を出し、昨年11月に起きたパリ同時多発テロとの密接な関係が指摘されている。
実行犯は、移民の子として欧州で育った「ホームグロウン・テロリスト」である。パリ同時多発テロ以降、ブリュッセル西郊のイスラム
教徒集住地区モレンベーク(人口9万人の8割がイスラム教徒)がISへの戦闘員供給地となっていることが広く知られるようになった。
ここで一つの疑問を感じないだろうか。統合欧州の中枢神経とも言えるブリュセルがなぜ、テロの温床として無防備であり続けてきた
のかということだ。筆者はこの点に、統合欧州の「理想」と「現実」のギャップの一端を垣間見る。ベルギーは移民政策において寛容
な国だ。その基本姿勢はレッセフェール(自由放任)であり、言語や教育を通した移民の同化政策を取るフランスとは対極にある。
移民政策には同化政策と、出身国の習慣・文化の維持を容認する多文化主義があるが、ベルギーは多文化主義の国と言えるだろう。
さまざま民族がお互いを尊重し合い共生する社会。国境を越えた「多民族共存」は統合欧州が目指してきた理想の姿だ。
欧州では近年、この自由という価値観に基づいた多文化主義の行き詰まりが顕著になっている。(中略)
欧州危機の核心
130人の死者を出したパリ同時多発テロからわずか4ヵ月で起きたベルギー同時テロ。報道によると、パリのテロの首謀者である
アブデルハミド・アバウド容疑者はシリアで軍事訓練を受けた戦闘員90人と欧州に戻っていたという。
欧州にとって、テロと隣り合わせの日常は「ニュー・ノーム(新たな標準)」となってしまったようである。頻発するテロと難民危機、
ユーロ危機、イギリスのEU離脱問題……。欧州を怒濤のように襲う危機の連鎖が止まらない。そして、ポピュリスト政党や暴力的組織
が台頭し、欧州をさらに不安定化させる。このサイクルこそ、危機の核心だろう。20世紀の二つの世界大戦の舞台となった反省から
生まれた平和構築プロセスの原点を振り返るために、著名なアメリカ人歴史家、トニー・ジャット氏が書いた『ヨーロッパ戦後史』
(上下巻、みすず書房、森本醇訳)から、以下の記述を紹介したい。
『西ヨーロッパが今ではわれわれがよく知っている新たな進路を取ったのは、古き悪霊ども(失業、ファシズム、ドイツの軍国主義、
戦争、革命)の復活を阻止するためだった。脱民族の、福祉国家の、協調的で平和なヨーロッパが生まれたのは、今日のヨーロッパ
理念主義者たちがたわいのない回想で思い描くような楽観的・野心的・前進的な企図からではなかった。それは不安が産み落とした
虚弱な赤ん坊だった。』
欧州統合のプロジェクトは、「ポスト主権国家」の平和で繁栄する世界へ向けた人類の輝かしい将来像として脚光を浴びてきた。
しかし、今の欧州を覆うムードは不安であり、過去への逆戻りをいかに食い止めるかで苦闘している。問われているのは、
「未来への理想像」ではなく、「虚弱な赤ん坊」が背負わされた「過去の超克」という原点である。




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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
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書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
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「みなみ」 今月のメッセージ

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
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