できる人ほど「情報収集」しない。「知識の正しい増やし方」は漱石に学べ!
知識は「総量」よりも「多様性」が肝心 (2015年10月10日 ダイヤモンド・オンライン)
頭の中の情報量というのは、創造的なアイデアの素材となるすべてのものである。知識量と言ってもいい
かもしれない。いくら知識があっても、それを引き出す力(発想率)がなければ意味がない。そこで僕は
「学ぶ」と「考える」を峻別して、これからは思考力のある人材に有利な時代がやってくると語ってきた。
そうは言っても、発想を広げるうえで知識が多いに越したことはないし、情報=アイデアの素材を
インプットするうえでも、工夫できることは2つある。
(1)頭の中の情報は量を増やすよりも、幅を広げる
(2)頭の中の情報を知識で終わらせず、知恵へと深める
今回論じるのは(1)についてだ。頭の中の情報の「絶対量」を増やすよりも「幅」を広げる、という話は少々
わかりづらいかもしれない(幅を広げれば当然、絶対量も増えるから)。ここで言いたいのは、絶対量を
増やすにしても、「偏り」をなくしたほうがいい(=多様性を増やしたほうがいい)ということである。
なぜ夏目漱石は「ウィンドウショッピング」を重んじたのか?
かつて文豪・夏目漱石のもとに地方出身の学生が訪ねてきたときのこと。学生が「私は小説家になりたい
のです」と語ると、漱石はこんな質問をぶつけたという。「君はウィンドウショッピングが好きかね?」
若者は大変真面目な学生だったので、次のように答えて、文学への情熱をアピールした。
「ウィンドウショッピングなんかしている時間があったら、私は書斎で本を読んでいます」
しかし、それを聞いた漱石は、「君は小説家に向かないからやめておきなさい」と諭したそうだ。
このエピソードはさまざまに解釈できると思うが、漱石がここで「ウィンドウショッピング」と語っているのが、
知識の「幅」を広げるということに通じていると僕は考えている。
頭の中の情報量を増やそうというとき、あなたはどんなことをするだろうか?
書店に行って本を買う人、インターネットを検索する人、セミナーなどに参加する人、いろいろいるだろう。
しかし、ここにも「バカの壁(無意識の思い込み)」が入り込んでいるはずだ。
つまり、あなたがその本を手にとったことにも、その人に話を聞きに行ったことにも、必ず何らかの前提が
ある。そうでなければ、「この情報が自分に役立つはずだ。学んでみよう」という判断ができないからである。
勉強することが悪いと言いたいわけではない。しかし、どれだけ自分で知見を広げているつもりでも、結局
のところ、それらの情報収集は、自分の経験・知識・常識の枠組みの中で行われるものでしかない。
つまり、情報の総量は増えていても、本当の意味で幅が広がっていないのである。
それに対して、ウィンドウショッピングというのは、ある意味、無目的の情報収集(正確には収集とは言えない
が)だと考えられなくもない。もちろん、自分の足で歩いているという意味では能動的な部分があるが、
ぼんやりとしながらフラフラと歩き回り、情報が向こうから勝手に飛び込んでくるのを待っている受動的な
状態である。これを僕は情報流入と呼んでいる。小説家のような高い創造性が要求される仕事をするためには、
アイデアの素材に多様性(幅)がなければならない。「ウィンドウショッピングが好きか?」と学生に尋ねた
漱石は、情報流入の習慣を学生が身につけているかどうかを確認していたのではないだろうか。(後略)

博士の実態を知らないかたは、博士というのは「博学の専門家」であると
思われているかもしれませんが、実際は「狭士」(きょうし?)ともいえる
状況で、分野によっては枝葉末節の専門家になっています。
確かに、非常に狭い分野を深く探っていかなければ競争には勝てません。
研究成果が、経済的ではなくても社会に貢献できるものであれば問題はないの
ですが、知識を増やせば社会的成果を得られるというものでもありません。
ひとつのディシプリン(学問固有の原理原則)しか持っていない専門家は、
それが他の領域でも通用するように錯覚してしまいがちであり、
非常に狭い見識しか持てない場合もあります。理系と文系のふたつの
ディシプリンを持つとか、物理と生物など、理系でも全く異なるディシプリン
を持つことが重要で、そうでないのなら、ディシプリンを全く持たず、
社会の一般常識を規範にしたほうがよいように思われます。


知識の危険性

新しいモノや知識を生み出すには新しい試みが必要で、
新しい試みを行うためには、新しいアイデアが必要になります。
専門家というのは自分の考えが正しいと主張する集団ですから、
自分と異なる意見を受け入れない傾向にあるのは当然です。
成果を出すために、様々な分野の専門家がよく話し合えばいいのではないか
と思われるかもしれませんが、連携し合えないのが「専門家」であり、
彼らを束ねることができる精神的支柱となる存在がいなければ、専門家は
社会にとって有用な存在にはならず、自分の趣味に走ってしまいます。


若き日のジョブズ
難しい単語はないのに、正確に理解するのが難しい英文です。
二文目のthatは前文の内容(みんなの思うようなfocus)を受けていて、(二文目の)itは(本来の)focus。
三文目のitは、二文目のthatと同じで、二文目のitを指しているのではない。
「みんな自分が定めたフォーカスが正しいと思ってるけど、それが全てじゃないんだよ。
他に100のいいアイディアがあるはずだ。盲目にならず視野を広くもとうぜ。」
~スティーブ・ジョブズが私たちに残してくれた12の名言。~ ※※※ 硝子乞食籠中記 ※※※



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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
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「みなみ」 今月のメッセージ

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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