「失われた20年」教訓に飛躍のとき (8月3日 日本経済新聞web刊)
停滞続いた原因は何か
(前略)最後は、平成に入ってからの停滞期である。バブルの崩壊で地価や株価が急落。失われた10年は
いつの間にか20年になり、25年に及ぼうとしている。名目GDP(国内総生産)の最高が97年であることが
何よりもそれを物語っている。国際通貨基金(IMF)によれば、2009年には中国に抜かれて世界第2の
経済大国の地位をゆずり、14年には名目GDPで中国の半分になってしまった。
復興・成長の昭和と停滞の平成は、世界の政治経済システムのうつし絵でもあった。
冷戦構造のもと圧倒的な優位をほこった米国に追随したかたちで軽武装重商主義が許されたのが昭和だった。
平成になると、冷戦崩壊から、世界の中の日本として経済力にみあった応分の負担や国際貢献を求められた。
自衛隊も海外で活動するようになった。とりわけ、ここ10年、中国が台頭し、米国の影響力が相対的に低下して
世界経済もG7からG20の時代になった。世界の権力の移行がどんどん進んでいる。その中で日本の低迷が
なぜここまで続いたのか。原因を考え、しっかりとした対策をとっていくことが次への飛躍につながるはずだ。
第1にいえることは、日本経済の足かせとなった不良債権の処理が遅々として進まなかったように、常に一時
しのぎで切り抜け、根っこの問題を先送りしてきたことだろう。既得権益にメスを入れることができず、
岩盤を打ち砕けなかった。その結果が1000兆円をこえる借金を抱えてしまった財政にあらわれている。自民党
長期政権でつちかわれた政官業の三角形は決して完全に破壊されていない。構造改革は中途半端なままだ。
第2は政治のありようである。平成になって生まれた首相は安倍晋三氏までで16人。小泉純一郎首相のあと
民主党政権の野田佳彦首相まで6人が1年交代だった。とりわけ問題だったのが衆参のねじれ現象だ。
はじまりは1989年の参院選である。決まらない政治の原因となった。短命政権で政治のリーダーシップが
期待できず、外交力も弱体化させた。
成功体験捨て成長探れ
第3は、企業がグローバル化で後手に回りデジタル化の波にも乗り遅れたことだ。高度成長期の成功体験
から抜け出せず、国内や欧米の市場が中心で、成長する新興国を取りこめなかった。多様な人材の活用も
進まずイノベーションのチャンスを逃した。その結果、産業構造の転換が遅れ新たな企業も育たなかった。
日本企業は輝きを失ってしまった。政治家がリーダーシップを発揮し、既得権益を打破して岩盤をくりぬき、
企業はグローバル化・デジタル化に対応した体質に自らを鍛え直し、経済を成長させる――。
くみ取るべき「失われた20年」の教訓はこうした点に集約できるのではないだろうか。
安倍政権がアベノミクスをかかげ帆をあげて2年7カ月。政治的な資源を経済に集中していけば、ようやく
幸運の女神の前髪に手が届くところまで来つつある。要はいかに日本の国の力を増していくかということだ。
戦後70年、ここで跳べなければ待ちかまえているのは「失われた戦後日本」という悲惨な結末に違いない。

ピケティの式

失われた20年の式失われた20年のどの記事を読んでも、
本当の原因が見つかっていない気がする。
そこで、ひとつの仮説をつくってみた。
この20年間、日本では、サイエンスは
進化を続けたが、画期的なテクノロジーはほとんど生まれなかった。
ピケティのように数値化することはできないが、日本の現状を示すと、
このようなイメージになる(s>t)。それ以前は、サイエンスは
欧米に任せて、テクノロジーを生み出すことで産業が発達した。
実はここ20年、世界でも、ITを除けばそれほど大きな進展はなかった。
しかし、ITはあらゆる産業への波及効果を持っていたため、IT化により
多くの産業に新しい付加価値が生み出された(日本は乗り遅れた)。
サイエンスとテクノロジーは非常に関連性が高い。
しかし、なぜかサイエンスを上位に置いて、テクノロジーが後にでてくる。
例えば、生命科学。日本発の生命科学の新しい知見は数多くあり、世界有数
の業績も挙げている。しかし、産業へ寄与は驚くほど小さい。
ちょっと話は古いが、任天堂は、WiiにMEMS(微小電気機械)デバイス
を用いた加速度センサーやジャイロセンサーを搭載することで、体を動かして
ゲームをする方法を考え出した。これがテクノロジーである。
MEMSの原理をいくら追究しても、Wiiを生み出すことはできない。
ニーズを満たすための技術開発を進めていくだけでなく、ニーズを生み出す
技術開発が必要。戦後の日本は、テクノロジー重視で成功してきた。
しかし、フロントランナーにならなければならないということで、国をあげて
サイエンスに力を入れてきたが、産業に与える効果は大きくない。
生命科学の知識からではなく、ナノテクノロジーの応用としてバイオを
位置づけたほうが、産業としてのバイオテクロノジーの発展は期待できる。
サイエンスとテクノロジーは別モノであるという見地に立たないと、日本は
優秀なサイエンティストと貧弱なテクノロジストからなる国になってしまう。
サイエンスに実用的成果を求めることはできないし、そうすべきでもない。
優秀なサイエンティストをいくら集めても画期的なテクノロジーは生まれない。
日本の国策では、サイエンスとテクノロジーの区別さえできていないようだ。
「研究開発成果を産業振興に結びつける」というアイデアではこれまでどおり
うまくいかないだろう。「ビジネスモデルにのったテクノロジーを実施する
ために、必要に応じてサイエンスを借用する」という発想が求められる。
国の競争力要因は、サイエンティストではなくテクノロジストである。
本当に優秀な人には、サイエンティストではなく、(画期的なテクノロジーを
生み出す)テクノロジストになってもらわなければならない。
サイエンスがテクノロジーを生むという発想を捨て、テクノロジーがサイエンス
を牽引するのでなければ、日本はさらに沈没するかもしれない。


 -「経営学の巨人」の名言・至言(週刊ダイヤモンド)
 先進国にとって唯一の競争力要因はテクノロジスト 『明日を支配するもの』より
 「きわめて多くの知識労働者が知識労働と肉体労働の両方を行う。そのような人たちを
 テクノロジストと呼ぶ。テクノロジストこそ、先進国にとって唯一の競争力要因である」
 (『明日を支配するもの』)
 知識に裏付けられた技能を使いこなす者が無数に必要とされるようになった。それは技能者
 というよりも、「テクノロジスト」である。ドラッカーは、若者のなかでも最も有能な者、
 知的な資質に最も恵まれた者、最も聡明な者にこそ、テクノロジストとしての能力
 を持ってほしいという。先進国の一員であり続けたいのならば、ものづくりから離れる
 など、もってのほかである。純粋の知識労働者を持つだけでは、最先端を進む
 ことは不可能であるからだ。物理学、生化学、高等数学の知識について国境はない。
たとえばインドは、その貧しさにもかかわらず、質量ともに、世界最高水準の医師とコンピュータープログラマーを
擁する。他方で知識の裏付けはないが、低賃金でも働く肉体労働者は途上国に豊富にいる。じつは、今日のところ、
テクノロジストによる競争力優位を実現しているのは米国だけだという。「テクノロジストについて体系的で組織
だった教育が行われているのはごくわずかの国でしかない。したがって今後数十年にわたり、あらゆる先進国と
新興国においてこのテクノロジストのための教育機関が急速に増えていく」(『明日を支配するもの』)





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2015_12_31


慰安婦問題、日韓が合意=日本政府「責任を痛感」-人道支援へ10億円財団 (12月28日 時事ドットコム)
日韓外相会談日韓両国間の大きな懸案となってきた、いわゆる従軍慰安婦問題を
めぐる両政府の協議が28日、合意に達した。日韓外相会談後の
共同記者発表によると、日本政府は同問題への旧日本軍の関与
を認め、「責任を痛感」するとともに、安倍晋三首相が「心から
おわびと反省の気持ち」を表明。元慰安婦支援のため、韓国政府が
財団を設立し、日本政府の予算で10億円程度の資金を一括拠出する。
合意に基づく解決策が「最終的かつ不可逆的」であることも確認した。
首相は28日、韓国の朴槿恵大統領と電話で会談し、慰安婦に対する
謝罪と反省を伝達するとともに、「慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを歓迎したい」と表明。
朴大統領は「両国の最終合意がなされて良かった」とした上で、「首相が直々におわびと反省の気持ちを表明した
ことは、被害者の名誉と尊厳の回復、心の傷を癒やすことにつながる」と評価した。また、国交正常化50年を迎えた
日韓関係の今後について、首相は「未来志向の新時代に入ることを確信している」と述べ、朴大統領の訪日を招請。
大統領は「互いに信頼関係を強化し、新しい韓日関係を築くべく、互いに努力していきたい」と語り、訪日を検討する
ことを約束した。焦点となっていた元慰安婦の請求権を含む法的問題について、首相は電話会談で「1965年の
日韓請求権協定で最終的かつ完全に解決済みとのわが国の立場に変わりはない」と伝えた。(後略)

今年、安倍さんは安保法案をとおし、農産物で妥協することでTPPを妥結に導き、
さらには従軍慰安婦問題で合意にこぎつけました。これらはすべてアメリカの国益に
かない、中国にとっては不都合な決定なので、オバマさんから褒められるでしょう。
トラストミーと言ったクズ政治家とは違い、「有能」です。
ただし、韓国は「慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に解決された」という
約束を守りますかねぇ。
日本人には「約束は守らないといけない」という気持ちがありますが、
韓国人はそのような意識が希薄なのではないでしょうか?
「約束」という言葉を韓国語で何と言うのか知りませんが、
日本語と韓国語では「約束」の意味が違うのではないかと思うくらいです。
どちらにしても、これからも日本は韓国に悩され続けることになるでしょう。
これは福沢諭吉の言うように、明治時代から変わっていないのかもしれません。
福沢諭吉の真意はさておき、「脱亜論」はあまりにも見識が高い。


壱万円札

isa訳 脱亜論芋太郎の広場 > 史料室 > 現代文 脱亜論 (明治18年3月16日))
現在、西洋人の地球規模での行動の迅速さには目を見張るものがあるが、ただこれは科学技術革命の結果である蒸気
機関を利用しているにすぎず、人間精神において何か急激な進歩が起こったわけではない。したがって、西洋列強の
東洋侵略に対してこれを防ごうと思えば、まずは精神的な覚悟を固めるだけで充分である。西洋人も同じ人間なのだ。
とはいえ西洋に起こった科学技術革命という現実を忘れてはならない。国家の独立のためには、科学技術革命の波に
進んで身を投じ、その利益だけでなく不利益までも受け入れる他はない。これは近代文明社会で生き残るための必須
条件である。近代文明とはインフルエンザのようなものである。インフルエンザを水際で防げるだろうか。
私は防げないと断言する。百害あって一利も無いインフルエンザでも、一度生じてしまえば防げないのである。それが、
利益と不利益を相伴うものの、常に利益の方が多い近代文明を、どのようにして水際で防げるというのだろう。近代文明
の流入を防ごうとするのではなく、むしろその流行感染を促しつつ国民に免疫を与えるのは知識人の義務でさえある。
西洋の科学技術革命について日本人が知ったのはペリーの黒船以来であって、これによって、国民も、次第に、近代
文明を受け入れるべきだという認識を持つようになった。ところが、その進歩の前に横たわっていたのが徳川幕府である。
徳川幕府がある限り、近代文明を受け入れることは出来なかった。近代文明か、それとも幕府を中心とした旧体制の
維持か。この二者択一が迫られた。もしここで旧体制を選んでいたら、日本の独立は危うかっただろう。なぜなら、
科学技術を利用しつつ互いに激しく競いながら世界に飛び出した西洋人たちは、東洋の島国が旧体制のなかに
ひとり眠っていることを許すほどの余裕を持ち合わせてはいなかったからである。
ここに、日本の有志たちは、徳川幕府よりも国家の独立を重んじることを大義として、皇室の権威に依拠することで
旧体制を倒し、新政府をうちたてた。かくして日本は、国家・国民規模で、西洋に生じた科学技術と近代文明を受け
入れることを決めたのだった。これは全てのアジア諸国に先駆けており、つまり近代文明の受容とは、日本にとって
脱アジアという意味でもあったのである。
日本は、国土はアジアにありながら、国民精神においては西洋の近代文明を受け入れた。ところが日本の不幸と
して立ち現れたのは近隣諸国である。そのひとつはシナであり、もうひとつは朝鮮である。この二国の人々も日本人
と同じく漢字文化圏に属し、同じ古典を共有しているのだが、もともと人種的に異なっているのか、それとも教育に差
があるのか、シナ・朝鮮二国と日本との精神的隔たりはあまりにも大きい。情報がこれほど速く行き来する時代に
あって、近代文明や国際法について知りながら、それでも過去に拘り続けるシナ・朝鮮の精神は千年前と違わない。
この近代文明のパワーゲームの時代に、教育といえば儒教を言い、しかもそれは表面だけの知識であって、現実面
では科学的真理を軽んじる態度ばかりか、道徳的な退廃をももたらしており、たとえば国際的な紛争の場面でも
「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない。
私の見るところ、このままではシナ・朝鮮が独立を維持することは不可能である。もしこの二国に改革の志士が現れて
明治維新のような政治改革を達成しつつ上からの近代化を推し進めることが出来れば話は別だが、そうでなければ
亡国と国土の分割・分断が待っていることに一点の疑いもない。なぜならインフルエンザのような近代文明の波に洗われ
ながら、それを避けようと一室に閉じこもって空気の流れを絶っていれば、結局は窒息してしまう他はないからである。
(後略)



2015_12_29


訴訟合戦、深まる亀裂=政府・沖縄主張譲らず-辺野古 (12月25日 時事ドットコム)
辺野古をめぐる動き米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を目指して
沖縄県が国を相手取った訴えを起こし、移設をめぐる国と県の対立は、
それぞれが互いに提訴し合う事態に立ち至った。年明け以降、既に
始まった政府の代執行訴訟と合わせ、二つの裁判が並行して行われる
ことになる。双方は一歩も引かない構えで、混迷は深まりそうだ。
「今後とも、あらゆる手段を用いて『辺野古に新基地は造らせない』
との公約実現に向け、不退転の決意で取り組んでいく」。
翁長雄志知事は25日、提訴を受けた記者会見でこう強調した。
翁長氏は、国土交通相によって停止された辺野古沿岸部の埋め立て承認
取り消しの効力回復を求め、今後の法廷闘争でも先頭に立つ意向。
国が起こした代執行訴訟が続く中、防衛省沖縄防衛局が移設工事に
着手したことについても批判し、「強権的な手法を考えると、誇りと尊厳を
守る意味で、(県による提訴は)やむを得ない」と力を込めた。
対する政府側も譲る気配はない。菅義偉官房長官は同日の会見で、
「法治国家なので、法令に基づいて対応する」と表明。中谷元防衛相も
記者団に、「一日も早く移設が完了するように、全力で工事を進めたい」
と明言した。県の訴訟の今後の日程は未定だが、政府による代執行訴訟は
来月8、29両日に第2、3回口頭弁論の期日が設定されており、移設手続き
に「瑕疵(かし)があった」とする県側と、これを否定する政府側が主張を
ぶつけ合うことになる。沖縄では、来月の宜野湾市長選を皮切りに、6月に任期満了を迎える県議選、夏の参院選と
重要な選挙が続く。こうした選挙戦の結果が、移設の行方に密接に絡むのは間違いない。(後略)

沖縄県が防衛省沖縄防衛局長に対して出した 「埋立承認取消通知書」のなかで、
「普天間飛行場が県外や海外に移転したとしても沖縄には依然として米軍や
自衛隊の基地があり、抑止力が許容できない程度まで低下することはない」と
いった内容の主張をしているようですが、これが裁判で認められることになれば、
一地方である沖縄県が、日本の防衛上の問題を判断して不許可を出せることに
なります。しかも公判で、日本政府は、新基地の必要性を証明しようとして安全保障
の内情まで説明しなければならない・・・なんてことが起きるはずもありません。
よって、地方自治体がこのような提訴をすること自体、おかしなことなのですが、
沖縄県の主張内容そのものは、「正しい」のではないでしょうか?


沖縄の米海兵隊、カリフォルニア移転は可能? (2013年6月4日 東洋経済オンライン)
有力シンクタンク、ランド研究所が発表したレポートの中身
米海兵隊(前略)皮肉にもケスラー証言のわずか数日
前に、米国で強い影響力をもつシンクタンク、
ランド研究所が、米軍を国外に駐留させる
コストと戦略的利点に関する大部の調査
研究報告書を発表した。この調査研究は、
2012年度の国防権限法案に関連して、
連邦議会から委託を受けて行われたもので、
「現在、沖縄に駐留する海兵隊のうちの
ほとんどをカリフォルニアに移転させたとして
も、有事の際のレスポンスタイムに大幅な
遅延を来すことはない」と結論づけている。
報告書は、高度な訓練を受けた「特殊作戦対応」
部隊である第31海兵隊遠征隊(MEU)のみを、沖縄にとどめることを提唱している。第31海兵隊遠征隊は、
7つの海兵隊遠征隊のうち、海外に拠点を置く唯一の部隊だ。この部隊は、約2500名の海兵隊と、佐世保基地
を拠点とする海軍艦艇の特別な「水陸両用即応グループ」で構成されている。第31海兵隊遠征隊は、ほぼ完全に
独立した作戦行動が可能だ。即座に展開し、完全に態勢を整えて、1カ月以上にわたり作戦を遂行できる。
辺野古案は賢明なのか
これとは対照的に、沖縄に駐留するその他の海兵隊の準備態勢は、グアムに事前配置されている補給船との
「兼ね合い」に左右される。また、有事の際に、第3海兵遠征軍(米海兵隊の海兵遠征軍のひとつで、司令部は沖縄県に
置かれている)に属する多くの部隊を展開するには、沖縄県外に拠点を置く輸送機による、何百回もの空輸が必要となる。
要するに、ランド報告書が示唆するのは、危機発生地域へ米軍を展開する際に、沖縄からではなくカリフォルニアから
部隊を送り出したとしても、第3海兵遠征軍のレスポンスタイムに悪影響は出ない、ということだ。
ランド研究所の報告書の結論からすると、普天間の代替施設を辺野古に建設すべきだという主張は、米国にとって、
はたして政治的・戦略的に賢明な判断なのだろうか、という疑問が再び生じてくる。米国は、沖縄本島の辺野古地区
に計画されている代替施設が建設されないかぎり、普天間飛行場を使用し続ける、と主張し続けている。
その一方で、日本に駐留する米軍の大部分が集中する沖縄では、住民の大多数が、普天間の代替施設は沖縄県以外
に建設すべきだと訴えている。両者の主張は今もすれ違ったままだ。

中東から原油が来なくなっても困らなくなったアメリカにとって、
国益に関係のない場所を守る意味ってなんだということになります。
アメリカ領土に上陸してくる敵などいるはずもないので、米軍のなかでさえ、
海兵隊をリストラすべきだという意見が強い?のではないでしょうか。
台湾の安全保障といった点では、アメリカはフィリピンを検討すべきです。
台湾と南沙諸島の両方に睨みがきくフィリピンに海兵隊を置いたほうが合理的です。
中国の脅威を考えると、フィリピン国民もそれほど反対しないように思われます。
尖閣諸島は、日本が守らなければなりません!!!
日本にとって必要な米軍は海軍と空軍であって、海兵隊は要らないと思います。
よって結論としては、辺野古だけでなく、日本に新基地を造らないで、
普天間基地から海兵隊が撤退すればよいのではないかと思うのですが・・・
勿論、裁判所は「ここはそんなことを議論する場所じゃない」と言うでしょうね。





2015_12_27


MRJ、主翼強度に不安 三菱航空機が納入延期を発表 (12月24日 日本経済新聞Web刊)
国産ジェット旅客機「MRJ」を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)は24日、初号機の納入時期を2017年
4~6月から18年半ばに延期すると発表した。初の試験飛行には成功したが、主翼が型式証明の取得に
必要な強度に達していない可能性が判明するなど、商用化へ向けた新たな壁に突き当たっている。
20年度に目指していた黒字化にも暗雲が漂ってきた。(中略)
MRJは11月11日、初飛行に成功。これまで3回飛んでおり「試験状態は良好」という。ただ、飛行試験や
地上での検証を繰り返す中、長期にわたって運航する商用機としての安全性を確保するためには、改修や
試験項目の追加が必要と判断。これらに想定以上の時間がかかるため、引き渡し時期の延期を決めた。
例えば主翼。国土交通省の型式証明を取得するには通常の飛行時にかかる加重の150%まで耐えられる強度
にしなければならない。今回、そこまでの強度を確保できない恐れがあり改修が必要になることが分かった。
主翼以外についても岸副社長は車輪の降着装置で「安全性を高めるため設計を見直すことはある」と述べた。
操縦系統などの試験項目を増やし、ソフトウエアの改良も一段と進める。
明らかになったのは技術面の課題ばかりではない。岸副社長は「サプライヤーとエンジンの納入スケジュール
の見直しを進めている」と述べ、米プラット&ホイットニー(P&W)からのエンジン調達が遅れていること
を示唆した。完成機メーカーとしては新参者の三菱航空機が、「先輩格」であるサプライヤーとの関係構築
に苦心しているとの見方がある。
意思決定の遅れも見え隠れする。三菱航空機の森本浩通社長は「暗中模索していて実行力が足りない。
決断が求められる時、すぐにできていないことは多々ある」と述べた。開発当初から三菱航空機が中心になり
進めてきたが、4月に同社の社長が三菱重工の常務執行役員を兼務する体制にするなど三菱重工が関与
できる度合いを高めた。商用化を着実に進める狙いがあったが、三菱重工幹部は「安全性を巡り議論百出と
なったり予算執行に時間がかかったりしている」と明かす。
機体の安全性を確保しながら経営のスピードを速める体制作りも課題になる。(後略)

零戦

日本の技術力が問われるMRJですが、雲行きが怪しくなってきました。
世界初のリージョナルジェットを飛ばすわけではないのですから、
「いくら金をかけてもいいからいいモノを作れ」ということにはなりません。
今頃になって強度不足の問題があるの?と思われるかもしれませんが、
強度に優れたものを作ることが難しいのではなくて、コストの問題でしょう。
零戦のように性能だけに注力するというわけにはいかないのです。


「日本製はバカ高ですよ!」 習近平が鉄道受注を奪った手法 (12月18日 Yahoo! JAPANニュース)
「もう技術的な優位性はないのに、途上国の人々が納めた税金を担保にとって、バカ高い社会インフラを
売りつけるのが日本式です。それよりファイナンスでの面倒見もよく、コストパフォーマンスに優れた中国製
がいいですよ」 こんな調子で日本に対するネガティブキャンペーンを展開しているのが、習近平国家主席
が陣頭指揮をとる中国のインフラ輸出だ。その脅威の一端を紹介しよう。
「極めて遺憾である」  菅義偉官房長官は9月29日の記者会見で、怒りをあらわにした。直前に、インドネシア
のソフヤン国家開発企画庁長官が来訪、鉄道建設プロジェクトで日本に入札の機会すら与えず、中国製の
導入を決めたと通告したのが原因だ。菅長官が怒るのも無理はない。問題の鉄道は首都ジャカルタと中堅
都市バンドンの間の約140kmを結ぶものだ。当初は新幹線のような高速を目指したが、日中両案とも建設費
が予算を上回ったため、計画を時速約200kmの中速にグレードダウンして改めて国際入札をすることになって
いた。ところが、1か月も経たずに方針を転換して中国に軍配をあげてしまったのである。(中略)
「安さ」も中国の強みだ。その一例は、製鉄所で鉄鋼会社が使う「コークス乾式消火設備」である。石炭を
蒸し焼きにして作ったコークスを搬送できる温度に下げる設備だが、その過程で回収した熱を発電に再利用
するための省エネ設備でもある。中国は1980年代から日本製を積極的に輸入した後、2000年代に入ると
国内用にコピーした設備を量産。最近は、コピーを輸出に回しているというのだ。
技術力を侮れない分野も出てきた。鉄道や鉄鋼と同様、模倣からスタートした通信機器だ。1987年設立の
華為技術(ファーウェイ)は17万人の従業員を抱える大企業に成長、携帯電話の基地局で日本市場をも
席巻している。原発先進国・英国に原子炉を輸出する快挙も実現。習主席は10月の訪英時、商談の成功に
「中英関係は黄金時代を迎えた」と大はしゃぎだった。(後略)(配信元:NEWS ポストセブン)

中国の新幹線
2008年4月22日、中国版新幹線の新型車両CRH3が北京・天津間高速鉄道に姿を見せた。まもなくアジア
最速となる最高時速350キロのテスト走行が開始される。写真は北京南駅に登場した中国版新幹線。
左が新型のCRH3。右が従来型のCRH2。(2008年4月24日 レコードチャイナ)

多分、少し技術に詳しい人でしたら、最近の中国の技術力が日本に負けて
いないことを実感していると思います。中国の技術力を認めている人でも、
「中国に日本の技術が盗まれたことで、模倣品を作られてしまったからだ」
と批判する人もいるでしょう。お気持ちはよく理解できるのですが、
松下電器(現パナソニック)はかつて「マネシタ電器」と言われていたのです。
残念ながら、日本も通ってきた道であり、中国も遠くない将来、
他の国にコストで勝てなくなる時代が来るでしょう。
新幹線の技術がいくら素晴らしいものでも、新幹線ができてから
50年が過ぎているわけですから、マネされて当然です。
それ以降も技術的に進化していることは確かですが、基本構造は同じです。

 破壊的イノベーション(従来の価値基準のもとではむしろ
 性能を低下させるが、新しい価値基準の下では従来製品
 よりも優れた特長を持つ新技術のこと)が起きていません。
 例えば、多少安全性が落ちても、線路から電気をとること
 で架線レスにするとか、夜間の整備を不要にして、
 夜間に貨物列車を走らせることができるとか・・・
 技術がいつも画一的な高性能の方向に向かっていては、
 さらに苦境に立たされるかもしれません。




2015_12_25


「最悪内閣」「今起きていることは“クーデター”」 社民・福島瑞穂副党首
(12月20日 Yahoo! JAPANニュース)
社民党の福島瑞穂副党首が19日、千葉市内で講演し、安保関連法などを成立させた安倍政権を
「戦後最悪の内閣」と批判、来年夏の参院選で「何としても“戦争法”廃止に賛成の議員を過半数にし、
動きを止めなければ」と訴えた。福島氏は、集団的自衛権の行使容認に踏み切った政権を
福島瑞穂 「憲法違反で、今起きていることは“クーデター”。できる限り早く元に
 戻さないと大変なことになる」と主張。参院選では、比例区での党議席
 死守に加え、1人区で野党統一候補を実現する重要性を強調し、
 複数人区の千葉などでも自民・公明以外の候補をなるべく多く当選
 させるための模索を続けるとした。(配信元:ちばとぴ by 千葉日報)
あなたの存在がクーデター

前記事で、「個人としても、競争してはダメだ。」と書きましたが、
それを証明している国が、福島さんの愛してやまない韓国です。


いい大学、いい会社に入らねば… 韓国の激烈競争社会が招く格差 (4月21日 ダイヤモンド・オンライン)
(前略)大手企業と中小企業の間には様々な点で大きな格差がある。中小企業の給与水準だと、この物価水準では
余裕はないだろう。それもあって、韓国の家計の借金は所得比1.6倍と世界有数の高さだ(日本は1.1倍)。
企業規模によって所得差が激しいため、受験競争は過熱状態が続いている。全国統一の大学就学能力試験は
国家的イベントであり、その日は金融市場もオープニングが1時間遅くなる。朝の交通渋滞を緩和するためだ。
“SKY”と呼ばれる三つの名門大学(ソウル大学、高麗大学、延世大学)に入ることができたら、財閥系企業への就職
は有利になる。しかし、さらに大手企業の入社試験のための勉強も必要だ。春と秋に行われるサムスンの入社試験を、
最近は合計で20万人前後が受験する。サムスングループの入社試験はSSAT、現代自動車グループの入社試験は
HMATと呼ばれ、書店には膨大な数の企業別の参考書が平積みされている。とにかく競争が激しいのである。
経済が減速するとその傾向はより強くなる。65歳超の貧困率が49%にも及ぶ社会なので、なおさら若いときに
いい会社に入らねば、という意識が強くなりやすい。
ソウルで通訳を頼んだ女性には小学生の子供がいて、既に毎晩10時過ぎまで勉強しているという。
「高校受験、大学受験、入社試験、さらに企業内の競争と、この子はこの先ずっと競争していくのかと思うと時々
ため息が出る。不動産オーナーとかになれたらいいんだけど」と彼女は苦笑いしていた。

競争に勝って大企業に入ったとしても、戦い続けなければならないでしょう。
国民が競争に明け暮れた結果、非常に競争力のある国になるかといえば、
そういうことはありません。イノベーションが重要になる社会では、
暗記力のよい人とか、計算が早い人などあまり必要ありません。
大学入試センター試験に替わる新テスト(2020年度から)では、
国語と数学に記述式問題を導入するようですが、これは、今までのような
お勉強のできる人では社会に通用しないという危機感があるためです。


日中に「サンドイッチ」どころか「サンドバッグ」 韓国経済団体が自虐リポート (12月10日 ZAKZAK 夕刊フジ)
アベノミクスによって円高ウォン安の流れは逆転、2012年11月から3年余りで約3割も円安ウォン高が進んだ。
当初は韓国の経済界からも「大きな影響はない」と強がる声があったが、ここにきて価格競争力で優位性を失ったこと
を認めざるを得なくなったようだ。一方、対中国では、価格競争力が「絶対的に劣勢」または「比較的劣勢」とした
回答が87・5%と圧倒的に不利な状態は以前のままだ。そして中国との技術格差について、「すでに追い越されて
いる」が29・2%、「1年以内に追い越される」が8・3%、「3年以内に追い越される」が41・7%、
「5年以内に追い越される」が20・8%で、「長期間優位性を持続する」との回答はゼロ。すべての業界団体が、
どれだけ長くても5年以内には韓国の技術が中国に抜かれると考えていることになる。韓国の最大の輸出相手
であり、政治的にも密接な関係の中国だが、製造業の競争相手としても韓国を上回りつつある。
対日本では価格、対中国では技術で強みがあった韓国産業だが、こうした優位性も風前のともしびのようだ。
こうした惨憺たる結果について、リポートでは「中国の価格競争力と、日本の技術力に挟まれた『サンドイッチ』から、
技術力と価格競争力をすべて失っていく『サンドバッグ』の立場になった」と自虐的な表現で危機感をあらわにしている。

かくして、不幸社会の出来上がりです。
韓国の特徴は、日本嫌いというより母国嫌いということなのかもしれません。


「韓国は地獄だ」絶望する若者急増 苛酷な競争社会…「母国嫌い」が5割 (12月1日 ZAKZAK 夕刊フジ)
(前略) 「韓国は地獄だ!」
こうしたショッキングな叫びが、最近になって韓国社会を騒がしている。「韓国=地獄」を意味するネットの流行語
「ヘル朝鮮」が、大手マスコミや政界でも話題になり、社会現象に発展しているのだ。
「ヘル朝鮮」現象の主役は、20~30代の若者世代。彼らは幼い頃からすさまじい受験戦争に明け暮れ、難関大学
に入っても就職はさらに狭き門として待ち構える。だが、いざ社会に出ると、羽振りがいいのは財閥など
恵まれた家庭の子供だけ。庶民の子は毎日遅くまで働いても給料が上がらず、結婚すらできない…。
そんな疲労と絶望から、母国を「地獄だ」とこき下ろす若者が急増しているわけだ。
「セウォル号事故、財閥2世の横暴をはじめ気がめいる事件続きで、青年失業率も過去最大を更新している。
そんななか若者たちは、自国を卑下することでガス抜きしているようだ」(現地マスコミ関係者)
今年5月には人気作家が『韓国が嫌いだから』と題した長編小説を発表し、センセーションを巻き起こした。
韓国に絶望して海外移住する若い女性を描いた内容だ。
「題名が若い読者の共感を呼んでヒットし、『ヘル朝鮮』現象の代表例となっている」(同)
20~30代を対象にした10月下旬の世論調査によると、「韓国が嫌いか」との問いに51%がイエスと回答。
理由は「公平さに欠ける」「貧富の差が著しい」「競争が激しい」などだ。将来の経済や福祉についても、
評価は否定的意見が大半。「自分の子供は海外に脱出させたい」との回答も73%に上った。(中略)
「地獄の正体は、受験や就職、社会に出てからの過当競争そのものだとの見方もある。韓国の指標で突出
しているのは日本の1・5倍に上る自殺率だ。昨年は前年より減ったものの、20~30代では逆に増えた。
これも少ない求人を奪い合う就職競争の激化が原因といわれている」(先の現地マスコミ関係者)
受験戦争による高学歴化が加速し、逆に学歴の価値が下がり、出身大学に見合った就職口にありつけない若者
が増えている。出口のない閉塞感に若者の不満は募るばかりで、朴政権を脅かす危険な要因になりつつある。

 競争や勝ち負けばかりを意識すると、
 周囲がすべて敵であると感じるようになります。
 アドラーが言うように、「人間関係に競争があると、
 人は悩みから逃れられず不幸になる。」
 「競争するのが人生だ」というのは単なる思いこみです。
 逆に、いかに競争せずにすむか?を考えるべきです。
 競争で終わる人生など虚しくないですか!?
 合言葉は、「韓国になるな」です。
「韓国が不幸社会になったのは日本のせいだ」なんて言わないでくださいよ。
福島さん。





2015_12_23


シャープ液晶事業、JDIに=革新機構が統合検討 (12月19日 時事ドットコム)
官民ファンドの産業革新機構が、経営再建中のシャープの液晶事業を分離し、ジャパンディスプレイ(JDI)の
傘下に収める方向で調整していることが19日、分かった。機構はJDIに約36%出資する筆頭株主。
両社の液晶事業を統合することで、技術の海外流出を防ぎ、海外企業に対する日本企業の競争力向上を図る。
スマートフォンなどに使う中小型液晶パネルでJDIは世界2位、シャープは3位を占め、統合が実現すれば、
シェアは30%超となる。シェア2割弱の韓国LGディスプレーを抜き、世界首位に立つ。韓国や台湾、中国の
メーカーとの競争に勝てる「日の丸連合」誕生への期待がある。JDIがシャープの液晶事業を買収する形になり、
数百億円規模の資金が必要となる見通し。産業革新機構がJDIへの追加出資を含め、資金の調達方法を検討する。
JDIも収益改善に向けた経営改革に取り組んでおり、「過剰な設備や人員を抱え込みたくない」(JDI関係者)
との考えで、シャープに一段のリストラを要請する見込みだ。シャープは業績が急速に悪化した液晶事業を
切り離して、家電など残る事業の安定を図ることを検討している。
液晶事業の買収には、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業も名乗りを上げている。

ヤバい会社経済記者60人がホンネで選ぶ
「すごい会社」と「ヤバい会社」

記事には書けない
「企業版ミシュラン」
(12月16日 現代ビジネス)
「シャープの経営陣は腰が
定まらない。構造改革を
お題目のように唱えるだけで、
稼ぐ力を失った液晶パネルなどで
思い切った対策が打てないまま、
ずるずると業績が悪化している。
『高い技術の製品を作れば
買ってもらえる』という
思い込みを捨てきれず、
市場に対応できていない。」

シャープ社員をはじめ、関係者のかたはとても苦労されていると思いますが、
消費者は、シャープがなくなっても困りはしないでしょう。
液晶を切り離して、家電など残る事業でシャープが再生するとも思えませんが・・・
「日の丸連合」で思い出されるのが、NEC、日立製作所、三菱電機の
DRAM部門が統合したエルピーダメモリ。
「日本を技術を守らなければならない」などと言って、2009年に産業活力再生
特別措置法が適用され、公的資金300億円が注入されましたが、あえなく、
2012年に破たんしました(負債総額4480億円)。
液晶事業においても、半導体と同じく、韓国・台湾企業との競争が激しいので、
エルピーダの二の舞になるのではないか?そうならないことを祈るのみです。
しかし、どうしてこのようなことが繰り返されるのでしょうか?

独占的資本主義





 ↑
 ピーター・ティール著「ゼロ・トゥ・ワン」
 3 幸福な企業はみなそれぞれに違う
 「独占的資本主義」 (記事45-1、46-5、55-2でも紹介)

 『アンナ・カレーニナ』は、帝政ロシアの作家レフ・トルストイの長編小説。
 1873年から執筆を開始し、1875年から雑誌『ロシア報知(英語版)』に
 連載した。1877年に単行本初版が刊行された。『戦争と平和』と並ぶ
 作者の代表作であり、現代に至るまで極めて高い評価を受けている。
 (ウィキペディア)

幸福な家庭は「夫婦仲がよい」ことに尽きるわけですが、
家庭崩壊の理由は、不倫、性格の不一致、借金苦、教育方針の違いなど
様々な原因があります。なぜ、幸福な家庭はどこも似たり寄ったりなのに、
企業においては不幸な企業が似通っているのかと言えば、
「家族=守り、企業=攻め」だからです。
攻撃と守備のあるスポーツでもそうであることが多いのですが、
守りの場合は、一般的な決めごとをちゃんと守ることが大切になります。
夫婦の場合は、不倫をしないとか、暴力をふるわないとか・・・です。
一方、企業の場合は、完全均衡競争状態に巻き込まれない戦略が
求められます。一般的な決めごとをちゃんと守って常識的なことだけを
すると、ライバル企業との競争に明けくれるだけの組織になってしまいます。
日本には、ライバル会社に勝とうと努力している企業がたくさんあります。
全体のパイが大きくなっているときにはそれでもやっていけるのですが、
市場が縮小している状況では、価格や過剰なサービスの競争になります。
これがダメなのです。スタート時点で、グーグルやクアルコムに負けてます。
これは個人にも言えることかもしれません。
競争を勝ち抜いた人が賞賛されるのは当然のことですが、その陰で、
その100倍、1000倍?いやそれ以上の人が負けています。
自分を含めて多くの人にとって、「競争=負け」なのです。




2015_12_21


橋下 徹大阪市長、任期満了で退任 今後に早くも注目集まる (12月18日 fnn-news.com‎)
大阪市の橋下 徹市長が18日、任期満了で退任する。大阪府知事から市長に転じ、国政にも大きな影響力を及ぼした
橋下市長の今後には、早くも注目が集まっている。橋下市長はまもなく、大阪市役所に登庁し、幹部職員への訓示や
最後の記者会見に臨む。2008年1月、橋下市長は「皆さま方は、破産会社の従業員であるという、その点だけは厳に
認識をしてください」と述べていた。2008年に、38歳で大阪府知事に就任。その後、市長に転じ、8年間にわたって、
大阪の政治を率いた橋下市長。2012年には国政政党を立ち上げ、衆議院議員選挙では、第3党に躍り出るなど、
国政にも影響力を及ぼした。橋下市長の最大の政治課題は「大阪都構想」の実現だったが、2015年5月の住民投票
で否決され、政界からの引退を宣言した。その際、「最後、この結果というのは本当にもう悔いなし。
だから、そんなリベンジとか、なんとか、何にもないです」と述べていた。政界復帰の可能性については明言を
避けているが、会見で「私人になってからはどうするかは、もうそれは、自由にさせていただきます。
橋下市長退任公定歩合と解散権と政治家の出処進退については、
別に、もう自由でいいんじゃないんですかね」と
述べている。橋下市長は、維新の会の議員に
対し、2016年の参議院議員選挙で、自民・公明・
大阪維新の会で、3分の2議席の獲得を目指し、
改憲体制をつくると発言していて、関係者は、
引退は休憩にすぎないと、復帰に期待を寄せて
いる。 (関西テレビ)

コラム:米大統領選、不動産王トランプ氏人気上昇の理由 (12月8日 ロイター REUTERS)
トランプ氏人気の理由
オバマ米大統領は6日、過激派組織「イスラム国」との戦いについて次のように語った。
「強硬な発言や、価値観を捨てたり、恐怖に屈することで、われわれが成功を収めることはないだろう。
強く、賢くあることで勝利を手にするのだ」
一方、次期米大統領選で共和党指名候補争いの首位に立つドナルド・トランプ氏はこう語っている。
「事態が悪化するたびに、私(の支持率)は上昇する。なぜなら私は信頼されているからだ。われわれはとても
強硬で、厳しく、非道な態度を取っていく」
現在、米国の政治において、われわれが目にしているのは階級闘争だ。
だがそれは、民主党指名候補のバーニー・サンダース上院議員が恐らく理解しているような、労働者階級と1%の
最富裕層の対立とは異なる。これは、労働者階級と高学歴エリート層の対立だ。実際のところ、世界で最も裕福な
一人であるトランプ氏がその急先鋒に立っている。トランプ氏を支持する人たちを特徴づけているのは、
イデオロギーでもなければ、年齢でも性別でもない。それは教育だ。CNNによる最新世論調査によると、
共和党を支持する大卒有権者の間では、トランプ氏の支持率はわずか18%で4位だった。一方、大学を出ていない
有権者の間では同46%で、2位以下に大差をつけて首位に立っている。米国では現在、裕福であればあるほど
共和党に投票する可能性が高くなっている。一方、学歴が高いほど民主党を選ぶ可能性が高い。(中略)
オバマ大統領とトランプ氏は異なる知性を象徴している。つまりそれは、学術とビジネスという2つの世界の知性で
ある。米国民はどちらを称賛するだろうか。オバマ大統領は思慮深く、博識で、進歩的な学者肌である。故に、
白人の労働者階級の支持を得ることには常に苦しんできた。2008年大統領選の民主党予備選挙では、ヒラリー・
クリントン氏に彼らの支持を持っていかれた。米国が怒りと恐怖にとらわれている現状を考えると、多くの有権者は
オバマ大統領とはまったく違うタイプのリーダーを求めているのかもしれない。共和党のテッド・クルス上院議員は
「国家は戦時の大統領を必要としている」と述べている。国民を危険にさらさないために信用できる誰か、ということ
なのだろう。トランプ氏は「テロリスト」の信条に動かされる可能性のある移民を米国から閉め出すと公言している。
その一方で、オバマ大統領は銃規制を訴える。
米国では、富に対する怒りよりも教育に対する怒りの方が根強い。特に、高学歴のエリート層がリベラルな文化的
価値観を受け入れるようになってからはその傾向が強い。保守派はこのような価値観を「政治的中立性」を持ち
出して非難する。トランプ氏ほど政治的中立性に欠けた人はいないだろう。前述の銃乱射事件の容疑者に関する
疑惑について、一部の人は人種差別を懸念して通報することを怠ったと同氏は主張。「政治的な中立性を気にする
あまり、われわれは自分たちがしていることをまったく分かっていない」と嘆いている。(後略)

「反知性主義」に追いつめられる「戦後主流派」 (12月17日 アゴラ)
■「反知性主義」はバカの代名詞?
ここのところ、「安倍晋三的なるもの」を反知性主義と呼ぶキャンペーンが内田樹氏らを中心に(?)行われていて、
安保法制賛成派は誰でももれなく「反知性主義」とするかの動きがあった。そもそも「反知性主義」とは「インテリに
対する懐疑」を示す言葉で、『反知性主義』の著者である森本あんり氏の言うように、(アメリカの事例を引いて使う
以上は)必ずしもネガティブなだけの言葉ではない。
それを「バカの代名詞」の如く使う向きに、様々な指摘がなされている。
山形浩生氏「反知性主義3 Part 1: 内田編『日本の反知性主義』は編者のオレ様節が痛々しく浮いた、よじれた本。」
岩田温氏「宗教的情熱こそが「反知性主義」の原点である」
内田氏たちが、「反知性主義」を「バカ」「無知」の代名詞の如く使い、それも右派のみ対象にしたのは、元々の意味
を知らないのか、敢えてなのか。安倍総理やその支持者を「反知性的である」と言いたいのは、安倍総理の出身大学
等に対するマウンティングも大いにありそうなのだが、結局のところ「知性である俺たちが安保法案に反対しているの
に一向に理解しようとしないのは反知性的だ」というミもフタもない本音なのだろう。
そもそも「反知性主義」を言うなら、内田氏が支持した学生団体SEALDsはどうなのか。感情に訴え「何が『憲法解釈の
積み重ね』だ。憲法守れ! 戦争は嫌、死ぬのも殺すのも嫌に決まってる!」など、彼らが法案反対のために前面に押し
出した一連の言動は、それを支持する周辺の「宗教的熱狂」の様相も含めて、まさに「反知性主義的」ではなかったか。
ところがここに、知性であり「戦後の主流派」とも言うべき大学教授や護憲派の憲法学者、朝日新聞、そして内田樹氏ら
が合流した揚句、相手側だけを「反知性主義=バカ」と非難したから、おかしなことになったのである。
しかし内田氏らが元々の意味を正しく理解し、右傾化と合わせてきちんと論じていれば、右傾化現象と、
「正しい意味」での反知性主義は確かにつながるものと言えたはずだった。
■インテリを負かす漫画家とネットの登場
進歩的文化人(つまりインテリ)たちが戦後、主流として述べて来た歴史観や憲法観に対し、異を唱える人たち
が出て来た。その論者の中には東大卒や大学教授もいるが、歴史や憲法の専門家ではない場合も多く、いわば
「非主流派」による指摘だった。「主流に乗っかって歴史学(憲法学)を学べば、自虐史観に囚われた担当教授の
教えを覆すことが出来ず、自虐史観の継承が行なわれていく」といった文脈は(それが実際そうなのかどうかは
ともかく)、右派的な歴史観が非主流である(あった)という実態をよくあらわしている。左派は右派を「復古主義」
「軍国主義への回帰」などと言ってきたが、右派的言説の広がりは、先のインタビューで森本氏が言っている
「『今、主流になっている知性や理論をぶっ壊して次に進みたい』という、別の知性」に近い。(後略)

個人的には、大阪都構想が実現しても何も変わらないような気がしますし、
意図的に敵をつくる橋下さんのやり方には疑問を感じることもありますが、
間違いなく、「橋下 徹=天才」です。
ただし、日本を橋下さんに任せたとき、日本がどうなるのかは分かりません。
特に、経済政策が見えません。庶民にとっては、改憲や政治機構の改革より、
日々の暮らしのほうが大切なので・・・
最近、オバマさんの支持率が上がっているのも、アメリカの景気がいいからでしょう。
ただ、思慮深く、博識で、進歩的な学者肌であるオバマさんの理念は素晴らしい
のですが、現実が伴っていません。オバマさん自身も、「なかなか現実は思ったよう
には変えられないな」と思っているかもしれません。
オバマさんをある程度は評価しているとはいえ、アメリカ国民が、次に、オバマ路線
の継承を選ぶか、新しい知性を選ぶか?アメリカ国民が意思決定することです。
日本の場合、総理大臣は直接選挙ではありません(アメリカも形のうえでは
間接選挙なのですが)し、国民としてはとにかく「ルーピーのいない党」を選ぶしか
なかったわけですから、安倍さんを国民が選んだというわけでもないでしょう。
とはいえ、安倍さんは一定期間政権を担ったのちに選挙をして勝っているわけです。
国民は「ルーピー以外」という選択と同様、「安倍以外」という選択ができたわけ
ですから、これは国民の意思です。
つまり、「安倍=バカ」という発言は、「日本国民=バカ」と言っているようなもの
であることはお分かりですよねぇ。内田さん。
「俺は賢いけど、安倍や日本国民はバカだ」ってことを主張したいわけですか?
インテリってほんと嫌な人間ですね。(勿論、まともなインテリもいます)
天才と呼ばれる人は新しい知性を持っていて、古い知性からみるとバカに見えるもの。
何を尺度にするかによって、見えかたは全く異なるものです。
新しい知性に日本をゆだねるには、勇気が必要です。




2015_12_19


慰安婦問題、こう着も=世論の後押し乏しく (12月15日 時事ドットコム)
いわゆる従軍慰安婦問題などを議論する日韓局長級協議は継続となり、韓国側が当初、期待していた年内の
決着は困難になった。双方の立場の開きが大きい上、歩み寄りに向けた両国世論の後押しにも乏しいことが
進展を難しくしている。両国首脳間で加速化を確認した協議だが、こう着状態に陥る可能性もある。
15日の協議は予定された約3時間で終了。韓国外務省の李相徳東北アジア局長は記者団に、次回会合について
「今年中は難しい」と述べ、あっさり白旗を揚げた。日本政府関係者は「平行線だった」と語った。
政府は韓国側に、在ソウル日本大使館前の慰安婦像の撤去を求めている。だが、像の撤去については、
外務省にすら「韓国の国民感情が許さないだろう」(幹部)との見方が根強い。
政府は、1965年の日韓請求権協定による「完全かつ最終的な解決」に基づき、問題を将来的に蒸し返さない
確約も要求しているものの、朴政権が将来の政権まで縛ることには懐疑的だ。
一方、韓国側は被害者支援団体に法的責任の明確化を求める声があることを踏まえ、「被害者が納得できる解決」
を要求している。日本政府内では、元慰安婦らへの人道支援を拡充する案が取り沙汰されているが、
「日本の世論が『解決しろ』との声になっていない」(政府関係者)という環境下では、安倍政権も容易には踏み
込めない。日本側としては、17日に予定される、朴槿恵大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された
産経新聞前ソウル支局長への判決も見極めたい考えだ。仮に有罪となれば、慰安婦問題解決の機運がそがれる
のは必至。ある外務省幹部は「この問題は無理して決着する必要はない」と述べ、解決を急がない姿勢を示した。

 交渉するときには、「お互いに相手の話をよく聞くべきだ」
 と言われますが、北朝鮮と韓国の話は聞くに耐えません。
 なぜなら、事実を曲げているからです。もし、わたしたちが
 カルト教団の信者と話合いをするとすれば、まずすべきことは
 「お互いを分かり合う」ことではなく、「マインドコントロール
 を解いてあげる」ことであり、今の日本ができることは、 
 「20万人の少女が日本軍によって無理やり拉致された」
 というマインドコントロールから韓国国民が解放されるよう、
        粘り強く、何度も話し合うことしかないでしょう。


慰安婦本起訴、識者が抗議声明=社会的広がりに限界-韓国 (12月2日 時事ドットコム)
旧日本軍の従軍慰安婦問題を扱った著書「帝国の慰安婦-植民地支配と記憶の闘争」で、朴裕河・世宗大教授が
名誉毀損(きそん)罪で在宅起訴されたことについて、韓国の有識者から批判する声明が2日、相次いだ。ただ、
こうした意見は、社会全体にはあまり広がっていない。コラムニストの金圭恒氏や小説家の蒋正一氏ら190人は2日、
朴教授の起訴に対し、「研究や発言の自由が制限される」と反対する声明を発表。記者会見した金氏は「立場の
違いを超え、司法判断の対象になってはならないという点で考えが一致した」と説明した。
本の内容に批判的な学者らも2日、声明を出し、「研究者の著作に対し、法廷で刑事責任を問い断罪するのは適切で
ない。学問的な議論を通じて解決するべきだ」と強調。本の内容を支持する学者に公開討論を呼び掛けた。
ただ、韓国社会で起訴を批判する声は少数だ。朴教授は本で、慰安婦が「日本軍兵士と同志的関係にあった」と
記した。だが、韓国では「幼い少女が日本軍によって無理やり拉致されたという固定的な考え」(蒋氏)が一般的だ。
朴教授も2日の会見で「過去20年、政府、民間を問わず、全国民が同じ認識を持つようになった」と語った。
在宅起訴に踏み切った検察の判断には、2月にソウル東部地裁が民事訴訟で本の34カ所を削除するよう命じる
決定を下したことに加え、こうした社会の認識が反映されたとみられる。

BBC世界27ヶ国好感度調査ただ、一部の嫌韓論者がいうほどには、
韓国は世界で嫌われているというわけでも
なさそうです(好かれてもいない)。
何事にも、程度というものがあります。
言論に対する過度な規制にならないよう、
規制範囲を厳格に限定して、日本も
ヘイトスピーチ規制をするべきでしょう。
ただし、某元社民党党首などに、
売国的発言を言わせないようにして
おかないといけません。
あなたが「是」というと、即「否」という
国民が多くいることを知っておいてほしい!
「売国的発言をする一部の左翼は、実は右翼なのではないか」と思ってしまいます。
ビンラディンはブッシュ大統領の敵だったのか?味方だったのか?
見た目と真実は真逆(まぎゃく)なのかもしれないと、疑うことも必要です。


似て非なる地球と金星、生い立ちから違っていた可能性 (2013年6月5日 アストロアーツ AstroArts)
(前略)地球や金星のような岩石惑星が生まれたてのころは、どろどろに溶けたマグマの海(マグマ・オーシャン)が
じょじょに冷えて固まっていくのが主要な形成過程であると考えられている。固まるまでの時間は質量で決まり、
質量が同程度である地球と金星もその初期は似たような形成過程をたどってきたと思われてきた。
だがその場合、金星の水は海が蒸発して失われたことになり、天体内部に水が残っていない、また水素より
重い元素である酸素が大気中に残っていないという現状との不一致があった。
東京大学大学院理学系研究科の研究グループは、惑星の冷却過程のみならず大気量の変化なども総合して
考慮した初期惑星の進化モデルを構築した。
その結果、惑星のサイズや組成が同じでも中心星からのある距離を境に、冷却固化にかかる時間を左右する
要素が切り替わり、結果として固化までの時間と残る水分量に大きく違いが生まれることがわかった。
中心星から遠い方(タイプ1)では数百万年以内にマグマが固化し、残った水で海ができる。
中心星から近い方(タイプ2)では固化に長い時間を要し、その間にほとんどの水を失う。
太陽系ではこの境界は0.6~0.8au(天文単位)の距離にあり、1auの地球はタイプ1にあたる。0.72auの金星は
境界上なのでどちらのタイプか簡単には決められないが、タイプ2の特徴とよく一致し、従来の矛盾も解消される。
この研究から、同じ「岩石型惑星」としてひとくくりにされてきた金星と地球が、初期の段階から違った道を歩んで
きた別タイプの惑星である可能性が示された。惑星の生い立ちに関する新たなパターンが見出されたことになる。

金星ってどんな星金星では、地表が固まる前に
大量の水が失われたのでしょう。
地球と金星は同じ道を辿ったことは
一度もなく、運命の全く異なる星です。
初期条件のちょっとした違いが、
その後を決定づけてしまうことは、
宇宙だけでなく、国家の歴史でも
よくあることなのではないでしょうか?
日本民族と朝鮮民族は見た目は似て
います。なのに、どこでどうなったから
こうなったのか知りませんが、
1948年に建国した国(しかも、民族分断中)と、古すぎていつが建国なのか
(紀元前?3?5世紀?)よく分からない国では、歴史の重みが全く異なります。


※別の記事より転載
あかつき新画像雲の高低差とらえた新画像公開
(12月18日 産経ニュース)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日、
探査機「あかつき」が金星を回る軌道上から
11日に撮影した金星の画像を公開した。
表面を覆う分厚い雲の高低差がかすかな
しま模様として捉えられている。
JAXAは7日の軌道投入直後に撮影した
金星の画像3枚を公開しているが、正しい軌道を
周回していることが9日に確認された後で撮影した
ものは初めて。大気の主成分である二酸化炭素
(CO2)の観測に適したカメラを使った。
(後略)




探査機「あかつき」が異なる波長を捉える複数のカメラで7日に撮影した金星の画像。右下は11日の最新の画像。
それぞれ別の色にカラー化してある(JAXA提供)





2015_12_17


【GPファイナル】羽生が驚異の世界新330点超えでV! 浅田は最下位 (12月13日 東スポweb)
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは12日(日本時間13日)、スペイン・バルセロナで行われ、
羽生結弦(21=ANA)が自身が持つ世界記録をまたも更新する合計330・43点をマークし、男子初の3連覇
を達成した。10日(同11日)のショートプログラム(SP)で世界最高得点となる110・95点を記録した羽生が、
フリーでも躍動した。3度の4回転を含む全てのジャンプをほぼ完璧に決めて、219・48点をマーク。
合計得点は史上初の300点超えとなった11月のNHK杯での322・40点を上回る、驚異的なスコアとなった。
2位は292・95点のハビエル・フェルナンデス(24=スペイン)、初出場の宇野昌磨(17=中京大中京)が
276・79点で3位と大健闘した。
女子はエフゲニア・メドベージェワ(16=ロシア)が222・54点で初優勝し、2位には208・85点の宮原知子
(17=関大高)が入った。SP3位から逆転優勝を狙った浅田真央(25=中京大)は冒頭のトリプルアクセル
(3回転半ジャンプ)でミスが出るなど、合計194・32点とふるわず、最下位の6位に沈んだ。

ノーベル賞受賞の大村智さんが帰国会見 (12月13日 NHK NewsWeb)
ことしのノーベル医学・生理学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授の大村智さんが、13日午後帰国して
記者会見し、「若い人が、のびのびと研究できるような環境作りをしていきたい」と今後の抱負を述べました。
ことしのノーベル医学・生理学賞を受賞した大村智さんは、スウェーデンのストックホルムで1週間余りに
わたり、授賞式や晩さん会などの公式行事をこなし、13日午後、帰国しました。羽田空港で記者会見に
臨んだ大村さんは「出かける前は、大変な旅になると思っていたが、現地では楽しめる気持ちになり、
いい旅だった」とほっとした様子を見せていました。また、現地での思い出を尋ねられると、
「記念講演のあと、選考委員やノーベル財団の理事から、『あなたの個性が非常に表れていてよかった』
とほめられたことがうれしかった。スウェーデン王室主催の晩さん会では、王女がエスコートしてくれて
驚きましたし、料理もおいしくいただきました」と話していました。そして、「しばらく休みたいと思います。
そうするとよい考えも浮かんできます」と話したうえで、今後について、「できるだけ人材育成をしたい。
若い人が、のびのびと研究できるような環境作りをしていきたい」と抱負を語っていました。

羽生と大村さん

羽生の演技は素晴らしすぎて言葉がありません。フリーの前半で、4回転サルコー
→4回転トゥループ→トリプルフリップと飛んでいますが、さらなるチャレンジ
として、4回転サルコー→4回転トゥループ→4回転フリップ、なんてのは
どうでしょうか?期待しすぎてごめんさない。宮原、宇野も、ジャンプと表現力、
ともに素晴らしいパフォーマンスでした。真央ちゃんは、ルッツにこだわらずに、
トリプルアクセルとトリプルフリップに集中したほうがいいようにも思いますが、
そんなのでは完璧主義の真央ちゃんは満足しないでしょうね。


認知症高齢者は2012年の時点で全国に約462万人いると推計されており、
約10年で1.5倍に増える見通しです。ぜひ、アルツハイマー治療薬を開発して
もらいたいところですが、そのためには根本的に新薬開発のやり方を変える
必要があるのではないでしょうか?動物はアルツハイマーにならないでしょうから、
動物実験に頼らない新薬の検索方法の開発が急務です。大村さんのような
「人の役に立ちたい」という強い意思を持った研究者のかた、ぜひ、大村さんに
負けないチャレンジャー精神で、人類の未来を切り開いてください!


金星探査でも、ぜひチャレンジャー精神を発揮してもらいたいところです。
金星は火星より近いだけでなく、重力が地球に近いので、
移住するなら月や火星より、金星でしょう。ただし、上空に限られます。
もし、現代よりも遥かに進んでいた文明が過去にあったとするならば、
金星の上空に人類が移住していた可能性は結構あると思います。
ただし、灼熱地獄に落ちる危険性と常に隣り合わせだったでしょうが・・・


NASAは火星より金星に注目しているらしい (2014年12月24日 FUTURUS フトゥールス)
金星移住計画1
大気の状況が地球に近いということから、探査や移住計画などで話題になりやすいのが火星だが、実は地球
からの距離で考えれば金星の方が遙かに近い。地球と他の惑星間の距離は軌道が楕円で有るため幅がある
が、地球から火星までの最小距離は約7,800万km。一方地球から金星までの最小距離は約4,200万kmとかなり
近付くのだ。そこでNASAでは、金星に人類を送り込むユニークで壮大な計画が始めようとしている。
地球に近いのは火星よりも金星だ
「水金地火木…」と太陽系の惑星の順番を暗記したことがあるかもしれない。そう、金星は火星と同じく地球の
お隣さんで、地球よりも太陽側を回っている。金星は地球型惑星と分類されており、岩石や金属で惑星が構成されて
いる。また、惑星のサイズも火星が平均半径約3,390kmであるのに対し、金星は約6,051kmと、これもまた地球の
約6,371kmに非常に近い。しかし大気圧や気温、大気の組成などについては大きく異なっているため、そのままでは
とても人類は入り込めない。まず金星では温室効果によって地表の温度が500℃以上に上昇する灼熱地獄だ。
また、大気圧も平均90気圧と地球の90倍も高いため、瞬時で我々は潰れてしまう。実際、1972年に当時のソ連から
金星に送り込まれた「ベネラ8号」という探査機は、金星に着陸してから50分で破壊された。つまり、金星は
地球に最も近い惑星で、大きさも組成構成も地球に似てはいるが、地表の環境は灼熱・高圧地獄なのだ。
しかし上空に注目すると、ずいぶんと環境が変わってくる。気温も高度50km程で75℃にまで下がるのだ。
しかも太陽光は地球の約1.4倍降り注ぐにもかかわらず、放射線量はカナダ国内の平均値に近いという。これは
金星の大気圏に分厚いオゾン層があるためだ。そこでNASAの研究者らは、この豊富な太陽光をエネルギーとして
取り込める太陽電池を装備した巨大なヘリウム飛行船を、金星の上空に浮かべて有人探査を行おうと考えている。
それが「HAVOC(High Altitude Venus Operational Concept)」と呼ばれるコンセプトだ。
それだけではない。将来的には、そのヘリウム飛行船を合体させたような空中ステーションを建設し、人類を移住
させようというのだ。
人類は火星よりも先に金星に到達できるか
この壮大でユニークなミッションについて、NASAは現実的なものとして考えているようだ。
というのも、前述した通り、金星は火星よりも遙かに地球に近いため、例えば火星であれば650~900日の期間が
必要なミッションでも、金星であれば440日間で完了できると想定しているためだ。
もしかすると、人類は火星の地表よりも先に、金星の上空にたどり着けるかもしれない。

NASA Langley researchers want to get a better idea about conditions on our nearest planetary
neighbor, Venus, so they have come up with HAVOC or a High Altitude Venus Operational Concept
– a lighter-than-air rocket ship that would help send two astronauts on a 30-day mission
to explore the planet’s atmosphere. Exploration of Venus is a challenge not only because its smog
-like sulfuric acid-laced atmosphere, but also its extremely hot surface temperature and extremely
high air pressure on the surface. *画像出典:A way to explore Venus | YouTube (NASA)金星移住計画2

get an idea about (of):~がどんなものか分かる
come up with :考えつく、持ち出す、示す、提案する
altitude:高度、astronaut:宇宙飛行士、or:「すなわち」という意味もある
最近はbecauseの用法として、「because+名詞」や「because+形容詞」という表現もある
not only~but also~~:~だけでなく~~も、laced:満ちている、sulfuric acid:硫酸




2015_12_15


金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入結果について (12月9日 JAXA 宇宙航空研究開発機構)
あかつきの形状国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、
金星探査機「あかつき」を金星周回軌道に投入する
ことに成功しましたので、お知らせします。
姿勢制御用エンジン噴射後の探査機軌道の計測と
計算の結果、「あかつき」は、金星周回周期約13日
14時間、金星に最も近いところ(近金点)では高度
約400km、金星から最も遠いところ(遠金点)では
高度約44万kmの楕円軌道を、金星の自転と同じ
方向に周回していることがわかりました。
現在、探査機の状態は正常です。
今後は搭載している科学観測機器である2μmカメラ
(IR2)、雷・大気光カメラ(LAC)、超高安定発振器(USO)の立上げ及び機能確認を行います。
既に機能確認済みの3つの観測機器(1μmカメラ(IR1)、中間赤外カメラ(LIR)、紫外イメージャ
(UVI))と合わせて約3か月間の初期観測を行うとともに、軌道制御運用を行って徐々に金星を
9日間程度で周回する楕円軌道へと移行する予定です。その後、平成28(2016)年4月ごろから
定常観測に移行する予定です。
あかつき金星画像

今回は科学から離れて、占星術とタロットをとりあげます。タロットカード
の大アルカナは22枚ありますが、一般的には、0番が「愚者」、1番が
「魔術師」です。今回紹介するのは、2番の「女教皇」と3番の「女帝」。
占星術とのつながりでいうと、「女教皇」は月、「女帝」は金星と関係が
あるとされます。「女教皇」と「女帝」は、姉妹のような関係なのですが、
月と金星も意外に共通点が多いのです。

※良い子の皆さんは、先生に、「月と金星は姉妹のような関係だ」とは言わないでください。
「それは間違いです。姉妹のような関係なのは地球と金星でしょう」と言われるに違いありません。
月は一番近い星で、金星は2番目に近い星(一番近い惑星)です。
地球には磁場がありますが、月と金星には磁場がほとんどありません。
また、地球には自分のまわりを回る星(月)がありますが、
月と金星には、自分のまわりを回る星はありません。
さらには、地球から見れば、月も金星も満ち欠けをしますし、
理由は異なりますが明確な大きさの変化がみられます。
日本では「月には兎がいる」と言われますが、これには重要な物理現象が
隠されています。つまり、地球から見える月面はいつも同じだということです。
金星の場合は月とは異なり、地球から見て自転はしています。下の図は、
公転に関して、地球と金星の関係を示したものです。金星の自転周期は、
太陽に対して116.7506日です(とても自転速度が遅い。しかも逆回り)。
地球と金星の会合周期は583.92日(ウィキペディアより)で、
583.92÷116.7506=5.00143の関係にあります。つまり、
A地点で太陽、金星、地球が直線関係にあったとき、金星の太陽側にあった
面は、583.92日後、太陽に対して5回転して、D地点にて同じ面を太陽に
向けています。つまり、地球にとっても、金星の同じ面(反対面)が見えている
ということになります(実際、金星は新月のような状態なので見えない)。
ということで、金星が地球に最も接近したとき、金星は常に同じ面を地球に
向けているということです。これは、月が地球に同じ面を向けているのと
似たようなことが起きていると考えることもできます。(続く)

金星と地球の関係が描く5芒星 (プロジェクト・メタトロン > 水星と金星・・・未知なる内惑星)
地球と金星の関係さて金星と地球との関係においてまず最初に注目したいのは、
地球の公転周期365(365.2422)日と金星の会合周期584
(583.9319)日との比が、ちょうど5:8であるということだ。
これはどういうことかと言うと、金星が太陽を13回公転する間に、
地球は太陽を8回公転し、その間に金星と地球は5回会合するという
ことである。別の言い方をすれば、地球の8年間に金星は13回公転し、
5回会合するということだ。しかもこの8年間2922日の間、この会合
ポイントを地球の公転軌道上にプロットしていくと、左の図のように
太陽を中心とした5茫星・ペンタグラムが立ち上がってくるのである。
太陽系の真上、すなわち太陽の極北方向の延長線上から金星と地球の公転軌道を眺めている概念図が左の図である。
Aの位置で最初に外側の地球と内側の金星が会合した後、地球は365日かけてA→B→C→D→E→Aと巡って
最初の位置に戻り、さらに584日目までには→B→C→Dと動いている。この間に金星は225日でA→B→C
→D→E→Aと巡り、584日の間にはさらに→B→C→D→E→A→B→C→Dと動く。そしてこのDの位置に
おいて584日目に、再び地球と金星が会合するのである。同様に584日毎にその会合ポイントはBの位置、
Eの位置、Cの位置と移動して会合し、(584×5=2920日=)8年後に最初のAの位置に戻って会合する。
そこでこの会合ポイントを順番につなげてみると、図のように5茫星・ペンタグラムが描かれるのである。
5茫星はその辺及びその互いが分けている線分相互の間に網の目のように黄金比の関係が存在する、
いわば黄金比のかたまりだ。金星がこのように5茫星・ペンタグラムの軌跡を描くということからも、
黄金比φの星であると表現することができるだろう。



2015_12_13


『iRONNA』特別編集長「異論に耳塞ぐSEALDsに危うさ感じる」 (12月5日 NEWSポストセブン)
国会前で安保法制反対デモを繰り広げ、一躍有名になった学生団体「SEALDs(シールズ=自由と民主主義の
ための学生緊急行動)」。彼らの言動を同世代の若者はどう見ているのか。オピニオンサイト『iRONNA』特別
編集長の山本みずき氏に聞いた。山本氏は1995年生まれ。現在慶應義塾大学法学部政治学科の3年生だ。
ヘルメットにサングラス、マスク姿といった旧来の学生運動のスタイルとは異なり、ラップ調のコールで安保法制
反対を訴えるシールズのパフォーマンスは、リベラル層の知識人や既存メディアに「新しいムーブメント」と
持てはやされました。しかし、運動のスタイルは斬新でも、安倍首相をヒトラーにたとえたり、「アベ死ね」などと
聞くに堪えない罵詈雑言を浴びせたりする表現手段には、残念ながら知性の欠片も感じられませんでした。
国家の安全保障に関するシールズの認識と主張も、とうてい看過できるものではありません。シールズは、
安保法制とは“戦争法案”であり、「この法案が通れば徴兵制が始まる」と主張してきました。しかし、安保法制は、
抑止力を高めることで他国から攻撃される可能性を低くするのが狙いであることは言うまでもありません。
もちろん、相手が攻撃してくる可能性がゼロになるわけではありませんが、「戦争法案」とレッテル貼りし、
「日本がまた戦争をする国になる」と断じるのはナンセンスです。さらに「安保法制で徴兵制が始まる」との
論に至ってはその道筋を明らかにせず、妄想の域を出ません。
私は現在、慶應義塾大学の法学部政治学科で学ぶ大学3年生ですが、国際政治や安全保障に関する素養が
ある周囲の学生の多くは、シールズの主張を冷ややかに見ています。
同じ学科のある友人は、「政権に異議を唱えることは、日本国憲法が保障した表現の自由の行使なので
運動自体には肯定的」としながら、「自分たちの意見のみが正しいという視点に基づくシールズの言説
(戦争法案というワンセンテンスポリティックス)は許容できない」と言います。
この意見には私もまったく同感で、シールズに対する違和感の源泉がここにあります。自分たちの主張こそ
が民意であると疑わず、異論や反論から耳をふさぐという排他性に危うさを感じるのです。(後略)

選挙で勝ったら、「これが民意」と連呼する政治家もいかがなものかと思いますが、
「自分の意見が民意だ」と考えるデモ隊の自己チュウぶりにも呆れてしまいます。
「一体、あなたは何を根拠に言っているんだ!」と聞いてみたくなります。
選挙がすべてとは言えません。しかし、民意というからには、3分の2程度の
賛成は欲しいところです。賛否が分かれる話題が多いなか、最近の問題で、
これが民意だといえるのは、「アメリカの南シナ海への軍艦派遣への支持」と、
「アベノミクスが順調でないという認識」くらいでしょうか?
何に賛成か反対かはその人なりの考えがあると思いますが、筋論として、
「真っ当な」意見を持っている若者がいると、ホッとします。


日本テレビ世論調査201511

野党5党×「シールズ」など反安保法団体 参院選協力で一致 枝野氏「どういう候補なら…ご教示いただければ」
(11月19日 産経ニュース)
【民主党・枝野幸男幹事長あいさつ】 「各地で立憲主義の破壊に対し市民の皆さんが声を上げていただいている
ことを国会の立場にいる者としても大変心強く思っている。しっかりと政治の側が応えていかないといけない状況だ
と思っている。私どもも来年の参院選が立憲主義と民主主義を守る大事な戦いだと。そして『アベ政治を許さない』
という思いを持っている多くの国民の皆さんとともに戦っていく選挙にしなければならないと思っている。
このためには立憲主義と民主主義を守る候補者を最大限擁立する努力をしていかなければならないと思っている。
特に1人区においては、私は民主党だが、民主党だけの戦いではあり得ない。今日お集まりいただいた皆さんに
幅広く応援できる候補者が擁立されること。そして勝てる候補者を選んでいくことが重要だと思っている」(後略)

どこで方向を間違ってしまったのだろう民主党は! 『アベ政治を許している』
のは、国民が安心して政権を任すことができなくなった民主党なのに・・・
一方、自民党の選挙対策は露骨です。「若者?どうせ選挙に行きゃせんよ!」
と言わんばかりに、お年寄りの票をとりにいく作戦です。
これは「民主党が政権を持っていたときのバラマキ」を超えるバラマキでしょう。
なんで、愚策ともいえる政策がまかりとおってしまうのか?
それは、国民に等しく一票が与えられる(はずの)民主主義という制度のせい
でしょう(ですから、一票の格差は憲法違反になります)。


所得の低い年金受給者に3万円給付は高齢者優遇のバラマキか? (12月6日 JIJICO ジジコ)
公的年金受給者の3割以上が対象 (略)
高額な給付金は高齢者優遇?バラマキ? 平成21年には「定額給付金」が、昨年からは消費税率引き上げの影響を
考慮して住民税非課税者への「臨時福祉給付金」と子育て世帯への「子育て世帯臨時特例給付金」が導入されました。
定額給付金は一人12,000円、臨時福祉給付金は一人6,000円(平成27年度)、子育て世帯臨時特例給付金は子供
一人につき3,000円(平成27年度)です。それらと比較した場合、今回の給付金が高額であることがわかります。
現役世代は賃金引き上げの恩恵を受けられなくても、または低所得であってもこの給付金を受給することはできません。
そのような給付金に子育て世帯臨時特例給付金の10倍もの額が支給されるのですから、「高齢者優遇」はもちろんのこと、
投票率の高い高齢者への給付ということで「選挙対策のバラマキ」との批判が出るのも仕方ないことかもしれません。
一時的ではない政策こそ重要なのでは (中略) 給付金で助かる人が多いのも確かでしょうが、
給付金はあくまでも一時的に支給されるものであり、その効果も一時的なものです。非正規雇用で働く労働者の
処遇改善やワークライフバランスの推進など、長期的な政策により注力することこそが重要であり、
そうでなければ低年金の問題も解決されず、今後も「下流老人」が増え続けることになるのではないでしょうか。





2015_12_11


冥王星の高画質画像が初公開 - 探査機「ニュー・ホライズンズ」が撮影 (12月6日 マイナビニュース)
冥王星スプートニク平原
米航空宇宙局(NASA)は12月5日(現地時間)、冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」が撮影した、冥王星の高解像度
画像を初めて公開した。ニュー・ホライズンズは今年7月14日に冥王星のそばを通過(フライバイ)して観測を実施。
現在も飛行を続けながら、観測データを送り続けている。地球と冥王星とは約48億kmも離れているため、通信速度
やデータ量の問題から、これまでは探査機の中で圧縮された低解像度の画像が優先して送られてきていたが、
今回ついに、高画質の画像が地球に届き始め、公開される運びとなった。公開された写真は、暫定的に
「スプートニク平原」と名付けられている地域から、その海岸線を経て、氷原に至る一帯を撮影したもので、
多種多様なクレーターや山地、氷河などがくっきりと写っている。この画像に写っている幅は約80kmで、1ピクセル
あたり77から85mほどの解像度で撮影されており、これはニュー・ホライズンズで撮影できる最高の解像度だという。
ニュー・ホライズンズ計画の主任研究員を務めるアラン・スターンさんは「これら新しい画像はとても高い解像度を
もち、冥王星の地質学にとってすばらしい洞察を与えてくれます。息を呑まずにはいられません」とコメントしている。
「金星や火星を最初に観測した探査機からはこれほど高い画質の画像は得られず、その後何十年も待たなくては
なりませんでした。ですが、私たちはニュー・ホライズンズが冥王星を接近観測してから、わずか5カ月でこの画像
を手に入れることができました。これらの画像を使ってわかる科学的成果は計り知れないものになるでしょう」
(アラン・スターンさん)。NASAによると、今後数日のうちに、同じ解像度で撮影されたほかの地域の画像も送られて
くるという。人類は当面、冥王星に探査機を送る計画がないことから、これらの画像は今後何十年にもわたって
見続けるものになる。
ニュー・ホライズンズは今も正常、次の目的地へ向けた準備も
ニュー・ホライズンズは人類初の冥王星探査を目指して、2006年1月19日に打ち上げられた。そして9年にわたって
宇宙を航行し、2015年7月14日冥王星に最接近。その前後で冥王星を観測し、数多くのデータを取得した。
これまでの分析で、冥王星にはクレーターが予想より少なかったことや、地下が活動している可能性があること、
1時間あたり500トンもの大気(窒素イオン)が宇宙空間に流出していることなどがわかっている。(後略)

冥王星に信じがたい5つの新事実発覚 (11月16日 ナショナルジオグラフィック日本版サイト)
冥王星日没氷の火山
冥王星の南極付近にある2つのくぼみは氷の火山のカルデラかもしれ
ない。2つのくぼみは、それぞれライト山とピカール山という巨大な山
の上にある。どちらの山も、高さは数kmで、裾野の直径は100km
以上ある。これはハワイの楯状火山に似た形と大きさだが、冥王星の
火山から噴出するのは灼熱の溶岩ではなく氷のようだ。おそらく、
氷の下の海から上がってくる、窒素、一酸化炭素、あるいは水の氷が
混ざった、どろどろしたものだろう。NASAのエイムズ研究センター
のジェフ・ムーア氏は、学会発表の際に、現時点ではこれらが本当に火山であると結論づけることはできないが、
「その可能性は非常に高い」と語った。もしそうなら、これらは太陽系外縁部で初めて発見された火山になる。
研究チームは、さらなるデータによりこの発見を裏づけることを計画しているが、一部のメンバーはすでに強い確信を
持っている。同じくエイムズ研究センターのオリバー・ホワイト氏は、「頂上に穴がある大きな山を見たら、
ふつう考えられることはただ1つです」と言う。「私には火山にしか見えません」
氷に浮かぶ山
冥王星の山々は、地球のような山より海に浮かぶ氷山に似ているようだ。ムーア氏によると、冥王星の山々の正体は水が
凍った氷の塊で、おそらく窒素が凍った氷の「海」に浮いているという。一部の領域では、こうした山はロッキー山脈ほど
の大きさになっているが、窒素や一酸化炭素の氷の海に比べて密度が低いため、海面から顔を出して浮かんでいられる。
ムーア氏は発表で、「冥王星で最も大きい山々でさえ海に浮かんでいるのかもしれません」と述べた。
スプートニク平原と呼ばれる氷原の西の端近くでは、巨大なシート状の水の氷がひび割れて配置が変わり、ムーア氏
いわく「無秩序な領域」ができている。形成されてから日が浅いなめらかな平原の近くに、幅40km、高さ5kmもある
角ばったブロックが乱雑に連なり、無秩序に広がる山々を作っているのだ。新たな分析によると、スプートニク平原は
形成されてから1000万年しか経っていないらしい。スターン氏は、「昨日生まれたばかりと言ってもよいくらいです」と
言う。「小さな天体が、形成から数十億年後になっても大きなスケールで活動していることが分かったのは大発見です」
巨大な裂け目、内部の海
冥王星の表面には、スプートニク平原のように、信じられないほどなめらかな領域があるが、他の場所は、穴だらけ
だったり蛇革のようなうろこ状になっていたりする。スプートニク平原の西には、バージル・フォッサ(Virgill Fossa)
などの巨大な裂け目がいくつもある。こうしたひび割れは、冥王星が膨らんで外殻が破裂したような見た目で、実際、
そのようなことが起きた可能性がある。米ワシントン大学セントルイス校のビル・マッキノン氏は、「外殻の下で
ゆっくり冷えて凍ってゆく海が膨張したのかもしれません」と言う。科学者たちが推測しているように冥王星の外殻
の下に液体の海が隠れているなら、この海がゆっくり凍って膨張すれば、外殻が破裂したような巨大な裂け目が
できる可能性がある。
少なくて冷たい大気
ニューホライズンズによるフライバイの前まで、科学者たちは、冥王星には窒素を主成分とする大気が大量にあり、
その量は冥王星の体積の7~8倍もあるかもしれないと予想していた。しかし、その大気はどんどん失われている
とも考えられていて、冥王星が誕生してからの46億年間に表面から厚さ1km分の氷が昇華して失われたと推測
する科学者もいた。ニューホライズンズの科学者たちは、こうした予想はほぼ完全に間違っていたと言う。
冥王星の大気は予想ほど多くなかったし、大気が失われるペースも予想ほど速くなかった。米サウスウェスト研究
所のレスリー・ヤング氏は、「今回明らかになったペースなら、これまでに失われた氷は15cmほどでしょう」と言う。
冥王星の窒素の大半は、冥王星の近くにとどまっている。奇妙な観測結果だが、これは、冥王星の大気中の高い
ところにシアン化水素があることにより説明できるかもしれない。そんなに大量のシアン化水素が見つかるとは
誰も予想していなかったが、シアン化水素が大気の温度を大幅に下げて、冥王星のまわりにとどめるのに
役立っている可能性がある。(後略)

冥王星の気温は約-230℃とのことですが、楕円軌道を描いて太陽をまわって
いるのですから、太陽との距離により温度はかなり変化するでしょう。
窒素は、融点-210℃、沸点-196℃(1気圧)、
メタンは、融点-182℃、沸点-162 ℃(1気圧)ですから、
冥王星の地表では、窒素やメタンなどの複雑な相変化があるのかもしれません。
YouTubeの動画(下の写真)にあるように、地球上でも、窒素の相変化は、
かなりダイナミックです。冥王星の地表で起こっていることは、科学的にあり得ない
出来事ではないのでしょうが、生命がいなくてもこれだけ活動的で多様な地表を持つ
ことは驚異的なことです。あたかも、物質が意識を持っているかのようです。
意識といっても、人間が個人個人として持っているような意識ではなく、
集団的な意識、人間でいえば無意識のようなものでしょう。
科学的に起きうることだとしても、冥王星の地表の様子を正確にシミュレーション
したり、予測したりすることは不可能だと思われます。
また、「わたしたちの意識とは何か」ということにも考えが及びます。わたしたちの
意識が世界をつくり、意識が変われば解釈は変わってしまうのでないでしょうか?
意識がなければ、わたしたちの認識しているような世界は存在していないでしょう。
細胞も生きているわけですから、細胞が意識を持つならば、わたしたちの認識する
世界とは全く異なる世界に生きているのではないでしょうか?
そして、わたしたちも、何かの集合体の一部なのかもしれません。
偉大な分子生物学者には、「わけの分からないことを言うな」と言われそうですが、
バラバラしたものが分かったからといって、全体の本質は掴めないでしょう。


固体液体窒素








YouTube:液体窒素に固体窒素を入れると...Solid Nitrogen into Liquid Nitrogen
https://www.youtube.com/watch?v=6_4jr1hs8n0




2015_12_09











 屋久島といえば、縄文杉があるような1000メートル以上の高地が
 イメージされますが、1000メートル以下の森林でも多様な生態系を
 持っています。実験室で行われる試験管のなかのバイオテクノロジー
 も大切ですが、「自然を知る」「自然に学ぶ」ことをもっと重視すべき
 ではないでしょうか?フィールドワークをともなう科学には、まだまだ、
 わたしたちの知らない驚愕の真実が隠されているように思いますし、
 日本、そのなかでも屋久島にある自然はその宝庫といえるでしょう。


内容紹介 「人と違うのは「動かない」ということだけ」
植物学の第一人者が初めて明かす驚愕の知的世界。植物は、人間と同じく“予測"し、“学習"し、“記憶"し、仲間どうしで
“コミュニケーション"をとっている。つねに鋭い感覚で情報分析し、生き残り戦略を“考えている"のだ。
最新研究が突き止めたその真の姿を知れば、畑の野菜も観葉植物も、もう今までと同じ目では見られなくなる。
『雑食動物のジレンマ』の著者マイケル・ポーランの序文付き。
[いとうせいこう氏推薦! ! ] 自分の好きなものにしか蔓を巻かない蔓性植物はもはや動物である、とベランダ
園芸家たる私はかねてから主張してきた。だが、それどころではないと本書は明かす。ハエトリグサがトマトが
マメがマツが、人間とは別種の知性で生きているのだ。彼らに私はユーモアさえ感じる。すなわち尊厳を。
内容(「BOOK」データベースより)
「植物に知性はあるのか?」この問いをめぐって、はるか昔から論争がくり広げられてきた。トマトは虫に襲われると、
化学物質を放出して周囲の仲間に危険を知らせる。マメ科の植物は細菌と共生し、それぞれにとって必要な栄養分を
交換しあう。動けないからこそ、植物は植物独自の“社会”を築き、ここまで地球上に繁栄してきた。その知略に
富んだ生き方を、植物学の世界的第一人者が長年にわたり科学的に分析し、はじめて明らかにした刺激的な一冊。
本書を一読すれば、畑の野菜も観葉植物も、もう今までと同じ目では見られなくなるだろう。

京大など、台湾でしか発見されていなかった光合成しないランを屋久島で発見 (11月20日 マイナビニュース)
タブガワヤツシロラン京都大学(京大)は11月19日、これまで台湾の一部地域でしか発見されていなかったラン
科植物「Gastrodia uraiensis」を屋久島の低地照葉樹林にて発見し、和名を発見場所の
「椨川(タブガワ)」にちなみ、「タブガワヤツシロラン」と名づけたと発表した。
同成果は、屋久島在住の写真家である山下大明氏、京大 白眉センターの末次健司
特定助教、手塚賢至屋久島学ソサエティ副会長らによるもの。詳細は、10月31日発行
の日本植物分類学会英文誌「Acta Phytotaxonomica et Geobotanica」に掲載された。
タブガワヤツシロランは、植物としての特徴である光合成を行わない代わりに、菌類に
寄生してその栄養を搾取する菌従属栄養植物。こうした菌従属栄養植物は菌類が
豊富な原生林でなければ生育することができないと考えられており、日本では約50種の
存在が報告されているが、その正確な分布情報についてはあまり解明が進んでいない
のが現状だという。研究グループでは、今回、タブガワヤツシロランを発見した場所は、
屋久島の原生林として一般的に想像される標高500mを超す場所ではなく、低地の照葉樹林であり、その内一カ所に至っては、
国立公園の特別地域でも、世界遺産の登録地域にも指定されていない、森林伐採が可能な区域であり、実際にスギ植林地の伐採
が行われている場所もあるとし、そうした場所での乾燥による菌類相の変化など環境の悪化に対する懸念を示しているほか、
今回のタブガワヤツシロランの発見は、豊かな森とそこに棲む菌類に支えられたものであり、屋久島の低地照葉樹林の
重要性が示されたものであるとコメントしている。




2015_12_07


「撤退」の意思決定が難しい三つの理由 (2005年3月21日 プレジデントオンライン)
撤退を決めるということは、基本的には損失額を確定することを意味する。
人間は「撤退を決定して確定した損失額に直面する」よりも、
「このまま頑張って何とかする」というほうを自然に選び取ってしまうのだ。
トップマネジメントが意思決定を下す際は、
この人間の心理的なバイアスを意識しておく必要がある。
意思決定に不可欠な 「いつ」という要素
撤退は難しい。撤退のタイミングをどうするか、どういうステップで退いていくのか、取引先や顧客にいつ伝えるか、という
戦略的シナリオづくりという点でも難しいし、組織メンバーに撤退を納得させ、腐らせないようにするのも至難の業である。
だからトップマネジメントが撤退を決断するのに逡巡することは容易に理解できる。しかし、「取引先に迷惑をかける」と
か、「社員の『思い』を考えるとなかなか難しい」といった配慮をまったく無視したとしても、撤退を決断するのは難しく、
注意が必要である。そもそも人間の心理として、いったん始めた事業から撤退するというのは難しいのである。
まず第一に、現状維持とは異なることを行うこと自体が難しい。新規事業を興す場合にも、既存事業から撤退する場合
にも、「これまで通り」から外れる初めの一歩を踏み出すことが難しいのである。その理由は、「撤退する」とか「新規参入
する」という基本方針を決める意思決定に、かならず「いつ」という要素が入ってくるからである。たとえば、半年後までに
撤退するためには、いま撤退の意思決定を下さなければならないと考えよう。このとき、決定するのを少しだけ先に
延ばして、「明日」になってから決定してもそれほど大きな問題が発生しないというケースは多い。その「明日」になれば、
またその次の日にしても、状況は大きくは変わらない。よほど毎日大量の出血を生み出している事業でないかぎり、
いつ決断するかがあいまいなまま時が過ぎていってしまうのである。
実験結果からわかる 「心理的なバイアス」
撤退を決断するのが難しい二つ目の理由は、人間が一般的に「損切り」を不得手としている、ということである。(中略)
「損切り」とか撤退が難しい理由はもうおわかりであろう。撤退の意思決定は次のような選択肢に直面することを意味する。
(1)この事業から撤退すると、撤退した時点で80億円の損失が確定する。
(2)このまま事業にとどまって努力すれば、80%の確率で100億円の損失を被るが、20%の確率で収支トントンにできる。
撤退するか否かは基本的には「ロス」で表現される問題である。このとき、撤退を決めるということは損失額を確定すること
を意味する。逆に、そのまま事業を継続するのであれば、確率は低くても累損を解消できるときが来るかもしれない。
このように考えれば、人間は「撤退を決定して確定した損失額に直面する」よりも、「このまま頑張って何とかする」という
ほうを「自然」に選び取ろうとする傾向をもつのである。その事業の当事者たちも「あと少しだけ自分たちの事業にチャンス
を与えてほしい」と上申し、それを受けたトップマネジメントも「もう少しだけやらせてみるか」という決定を下す「自然」
な傾向をもつのである。(中略)
「君子豹変する」ために必要な「神話」とは
撤退の意思決定が難しい三つ目の理由は、人間が自分の思考と行動に一貫性を求めるという点である。誰しも自分が
一貫した考え方をもち、一貫した行動をしていると思いたがる。だから、自分の思考と行動が矛盾している場合、人間は
行動を変えるか思考を変える。「人間は思考に合わせて行動を変える」と考えたがる人も多いだろうが、過去に行って
しまった重大な行動は変更ができないから、考え方のほうを変えざるをえない場合も多い。しかもすでに行ってしまった
行動によって大きなコストが発生しているほど、考え方のほうを変える圧力は強くなる、という傾向がある。ということは、
苦労したものほど、適切な手を取ったのだと自己正当化する論理が生まれてきやすい、ということになる。(中略)
過去の意思決定ミスを追及して相手を追い込むよりも、むしろ環境が変わった所為にするほうが撤退を促進し、組織の
暴走を止めるうえでは得策である。「君子豹変する」ためには、環境の激変という「神話」がしばしば必要とされる。
皮肉なことであるが、環境の所為にして自分の責任を考えない無責任な組織のほうが、責任感の強すぎる人々から
なる組織よりも破滅を避けられるのである。

壮大な計画であればあるほど、完全撤退するのは難しくなるようです。
しかし、損失が何兆円であろうと、ダメなものはやめるしかありません。


「もんじゅ」失格で原子力政策の総崩れが始まった (11月26日 ダイヤモンド・オンライン)
原子力の平和利用が輝いて見えた20世紀後半、高速増殖原型炉「もんじゅ」はナイーブな原子物理学徒の夢を形にした、
未来そのものだった。それが今や「あだ花」に終わろうとしている。原子力規制委員会は、もんじゅの事業主体である
日本原子力開発研究機構を失格と判定し、運営主体を替えるよう文科大臣に勧告した。だが新たな引き受け手がある
はずはない。20年間ほぼ止まったまま、という現実に「開発に見切りをつけろ」と言ったに等しい。
誰かが言わなければならないことを規制委が言ったに過ぎないが、ことは「もんじゅ」だけの問題にとどまらない。
青森県六ケ所村の核燃料サイクルも事業化のめどが立たず、22回目の計画延期となった。核燃料廃棄物の中間
処理場の目途も立っていない。最終処分場など夢のまた夢。原発の再稼働だけは進めるらしい。
20年もの足踏みを経て 今や人材と技術の墓場
トイレのないマンションと揶揄された原発の弱点を、克服する切り札が高速増殖炉だった。原発で燃え残ったウラン
やプルトニウムを燃料に炉を炊き、消費した以上のプルトニウムを生み出す高速増殖炉。魔法のような技術が実用化
されれば「核のゴミ問題」は乗り越えられる、とされてきた。兆円単位の税金を惜しみなく投じて完成したものの、
試運転中にナトリウム漏れの事故が起きた。それが1995年、以来20年間ほぼ止まったまま。2006年に運転再開した
ものの炉の重要部にクレーンが落ち、取り出すこともままならない醜態を演じた。
日本原研が信用を失ったのはナトリウム漏れの火災を起こした時、事実を隠し、嘘の報告をしたためことだった。
クレーンの落下事故のあとも、検査・補修体制の不備がたびたび指摘された。それでも改まらない運営体制に規制
委員会もさじを投げた。
今や「もんじゅ」は人材と技術の墓場になっている。計画に着手したころ「もんじゅ」は最新技術だったに違いない。
しかし20年も足踏みしていたら技術は陳腐化する。そこにあるのはすでに出来上がった装置だ。いまさら最新の
技術を投入する余地はほとんどない。時代遅れのシステムをひたすらお守りすることに、研究者はときめくだろうか。
装置も劣化する。原子炉は配管のお化けのようにうねうねとパイプが走っている。高温の金属ナトリウムが流れる
配管は劣化する。継ぎ目にちょっとした不具合が起これば大事故につながりかねない。20年止まったままの機械や
組織がどんなものか。リスクは日々増大し、人材が集まるはずもない。蘇ることはまずないだろう。

もんじゅ世論調査

ジョブズ名言2名言・格言
『スティーブ・ジョブズさんの気になる言葉+英語』
iso.labo イソラボ

ジョブズ名言3

ジョブズ名言4



重要なことは、今、国民がNOを
突きつけることです。
革新的技術に失敗はつきものです。
責任をとらせるのではなく、
失敗の理由を積極的に開示させる
ようにしてもらいたいものです。
そして、原子力への投資や
研究開発費を大幅に減らして、
新たなイノベーションを起こすために、
効率的な予算配分をしなければ
なりません。
もんじゅをやめることで、原子力を将来にわたってベースロード電源とする
構想も崩壊します。揚水発電は出力調整の困難な原発向けのものでしたが、
今後は、出力変動の激しい再生可能エネルギーの電力安定化ために利用
することができるようになります。
系統の整備などは必要になりますが、難しいことではありません。
原発をやめることを前提にすれば、再生可能エネルギーをより普及できる。
シンプルな話ですが、実行するのはむずかしいことのようです!
日本では、電力消費地に近いところには、無人といえる地域はあまりない
ので、低周波などの環境問題で風力発電の普及が難しかったのですが、
超大型風力発電は上空の強い風をとらえることができるため非常に効率がいい
ので、遠隔地や海上であっても、コストが見合う可能性がでてきます。
でっかくて丈夫なのをつくればいいんです。風力発電の場合は。


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超大型風力発電




2015_12_05


もんじゅ:動かないのに…関連総費用1兆1703億円 (12月2日 毎日新聞のニュース・情報サイト)
上空からのもんじゅ1995年12月に冷却材のナトリウム漏れ火災事故を起こして以来ほとんど運転して
いない高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)関連の総費用が今年3月末までに
約1兆1703億円にのぼったことが運営主体・日本原子力研究開発機構への取材で分かった。
これまでは、会計検査院が2011年に総額「1兆810億円」と指摘したが、その後の総額
は明らかになっていなかった。もんじゅは過去5年間動いていないが、プラントの維持に
加えて固定資産税や人件費も含め年平均220億円以上を支出していることも分かった。
来年度には総額1兆2000億円を突破しそうだ。もんじゅは、85年に着工し、94年に
核分裂が持続する「臨界」に達し、翌年に送電を始めた。しかし、ナトリウム火災を起こして
長期停止。10年5月に原子炉を再起動したが、同8月に燃料交換装置が原子炉内へ落下して
以来、再び長期停止している。停止中でも、もんじゅが使うナトリウムは常温では固まるため、
電気であたためて液体状に保つ必要があり、こうした維持費が積み重なっていた。
原子力機構は、もんじゅの10年度までの総事業費について約9265億円と公表していた。
しかし、会計検査院が11年11月、関連施設の費用や固定資産税、人件費などを含めて
算出すると、総支出額は1兆810億円だったと指摘し、経費の全体規模を公表するよう
                 機構に意見を表明していた。(後略)
誌上特別セッション 低炭素エネルギー 再考
複眼思考で見えてきた石炭の役割
 (11月20日 ウェッジ・インフィニティ)
竹内 エネルギー政策の最も基本的な視点は「S+3E」であるといわれます。安全性(Safety)の確保を前提としたうえで、
安定供給(Energy Security)と経済性(Economy)、そして環境性(Environment)のバランスを取ることです。
これらの最適なバランスをどう取るかは、その国の資源の量であったり、産業構造だったり、あるいは人口や気象条件など、
さまざまな要素が絡み合って変わってきます。
石河 エネルギー自給率がわずか6%しかなく、ほとんどの燃料を輸入に頼らざるを得ない日本の場合は……。
竹内 「資源貧国」の日本は、技術力や産業力を強化して外貨を稼ぎ、燃料や原料を国外から手に入れるしか
ありませんから、必然的に3Eの中でも安定供給のプライオリティが高くなりますね。
村山 そうすると、電源構成を多様化しておくことが非常に重要になるわけです。同じ化石燃料でも天然ガスに偏らず、
石炭を加えることで安定性が増すと言えるのではないでしょうか。
竹内 それに、それぞれの電源にはいずれも一長一短があることも忘れてはいけません。例えば、原子力は発電中に
CO2を排出しませんが、現在、多くの原子力発電所が新規制基準への適合性審査のために停止しています。
再エネは急速に導入が進んでいますが、その主役である太陽光や風力は稼働率が低くて人間がコントロールできない
というデメリットがあるし、コストもまだ高い。バランスを図ることが大切なのです。
持続可能な世界を支える石炭火力のアドバンテージ
石河 エネルギーの安全保障上、化石燃料を排除するのは危険だということですね。ただ、それでもやはり、多くのCO2
を出す石炭火力の存在は気になります。なぜ、石炭火力は必要なのですか?
村山 石炭の利点として、一般的に3つの要素が挙げられます。まず、産出地が特定の地域に偏らず、世界中に広く
分布していること。したがって、手に入れやすいため価格が低く、安定していること。これが2つめの利点。
そして最後に、埋蔵量が実はまだ豊富で、110年以上の可採年数があるといわれること。石油や天然ガスの約2倍です。
竹内 石油と天然ガスは中東に多く偏在するため、取引が政情不安の影響を受けやすいのです。しかし石炭は多くの
開発途上国にも賦存し、その国の発展を支えることになるでしょう。温暖化対策を理由にそれを止めることは現実的
には難しい。東日本大震災後、LNG(液化天然ガス)の価格高騰が日本の貿易収支を圧迫しましたが、代替手段を
有しているか否かも調達交渉に影響します。(後略)

原発推進派は、二酸化炭素を排出しない原発を増やすことで、日本の温室効果ガス
排出量を削減するべきだと主張します。しかし、本当にそれでよいのでしょうか?
このような言いかたはあまりよくないのかもしれませんが、
日本がいくら温室効果ガスを削減しても、中国が削減しなければ意味はありません。
また、中国が温室効果ガスを大幅削減すれば、日本は削減しなくても地球温暖化問題は
解決する可能性があります。一方、原子力のリスクは、福島の放射能汚染が世界を
かけめぐったとはいっても、原発周辺地域のみが大きな被害を受けることになります。
「地球温暖化は止まったけど、日本は放射能汚染で住めなくなった」となることと、
「地球温暖化により世界各地で災害が頻発するようになったけど、日本の国土は守られた」
のどちらがいいですか?ということです。しかも、前者の場合、日本の努力が報われる保証
はどこにもありませんが、後者ならば、日本国民の意思により決定することができます。


ジョブズ名言1

 このジョブズの言葉は、個人に対して書かれていますが、
 日本が技術立国であり続けるためにも、必要なことでしょう。
 過去を振り返り過ぎることなく、進んで、過去をtakeし、
 throw awayしなければなりません。
 (take:状況や出来事を、否定せずありのままに認めること)
 何をthrow awayする必要があるかといえば・・・「もんじゅ」です!
 「もんじゅ」をやめると、核燃料サイクル政策が頓挫して、
 日本の原子力政策そのものが行き詰まるでしょう。
政府が国策上の失敗を認めるべきです。エネルギー安全保障上では原発はあったほうが
よいのかもしれませんが、国土の安全保障上、稼働した「もんじゅ」は最低の施設です。
「もんじゅ」の危険性に比べれば、軽水炉の危険性など大したことはありません。
北朝鮮は、核弾道ミサイルを持たなくても、日本に核攻撃ができるのです。
原発の再稼働を想定するから、温暖化対策の話が進まなくなるのです。
原子力を使わずに、温室効果ガス排出量の削減は可能なのでしょうか?
無視できないのが石炭火力です(技術的な内容については別の機会に)。
二酸化炭素排出量の少ない発電技術を中国やインドに輸出することができれば、
すでに様々な取組みを行ってきた日本国内では何もしなくていいくらいです。
日本は、世界のために、石炭火力をやめるべきではなく、進化させるべきです。
しかし、これだけで十分だというわけではありません。
今後、イノベーションがどうしても必要です。
かつての日本には、「変人」を生み出す土壌がありました。役人が考えるような、
コミュニケーション能力に優れたグローバル人材をいくら育成しても、イノベーション
は生まれません。なぜなら、イノベーションはそのようなものではないからです。


この日本をどうする?(6) 国力とは何か? (2014年7月19日 武田邦彦 (中部大学))
子どもに贈りたいものは、(1)発展した日本社会、(2)侵略されない国家、(3)心豊かに生活できる国土、
だろうと思います。そのために必要なことは、
1)世界に誇るべき高い文化と美しい国土
2)世界一、高い技術力と経済力・資源技術
3)外交の力・他国に対する深い理解力と尊敬の念
4)国土を防衛することができる軍事力でしょう。
もっとも重要なのは文化や国土ですが、これではお金もなく、侵略にも抵抗はできないというのが歴史的教訓です。
残念ながら人類は紛争が起こると、自分より遙かに高い文化や美しい国土を持つ国を平気で攻撃し、破壊して
しまいます。残念ですが、それは事実だったのです。
そこで、子どもたちに贈るものは、第一に技術力、経済力ということになります。1970年当時のように、日本の技術力
が抜群だったので、中国も尖閣諸島にちょっかいは出せませんでしたし、当時なら竹島問題もこじれずに解決した
可能性もあります。現在の中国、韓国が対日姿勢を強めている理由の一つに「日本の技術、産業の没落」があります。
現在の世界は分業などが進んでいて、経済的な結びつきが強いので、大国でも経済力が強い国にはおいそれと
手を出すことができません。つまり「防衛を技術力で間接的に補う」ことは可能と考えられます。
そのためには、唐突ですが、まず小学校で始まった「英語教育」をやめ、大学受験で「英語のヒアリングテスト」を
中止することでしょう。このことを聞いて「何を言っているの?」という人が多いと思いますが、私の経験では日本の
技術力の向上には「英語を重視しない」ということがとても大切だと思うのです。
その理由の一つは、これまでの日本の技術力、特に機械、電気、材料、土木などの分野で他国の追従を許さない
ような技術レベルのものを作ってきた人にはある特徴があります。
ご批判や誤解を恐れずに、私の経験をそのまま下に書きました。
●ほとんどは男性で、女性は例外的
●英語、文学、社会的な学問ができない
●無口でオタク、常識的行動が苦手
学生を教えていると、機械や電気の学問で天井を突き抜けるように伸びていく青年がいますが、いずれも上記の
特徴を持っていて、一口に言えば「変人」です。日常的なこと、語学、情緒的なこと、コミュニケーション力、
人間関係の力などと、機械や電気の理解力、想像力はかなり違うようです。ところが、現在の日本社会は個性を許さず、
性別を許さず、誰もが同じ人生を送ること、または誰もがコミュニケーションや人間関係がうまいことを求めています。
日本社会はスポーツや囲碁などに天才的能力を発揮する人に、英語やコミュニケーション、人間関係の力を求めない
のに、なぜか学問だけは満遍なく力を持っていることを求めます。
また男性と女性を区別する必要も無く、人は男女の前に「人」ですから、「電気に強い人」を無理矢理、「通訳の上手
な人」にしなくても良いと思います。(後略)




2015_12_03


科学リテラシークイズ
科学リテラシーとは、「個人としての意思決定、市民的・文化的な問題への参与、
経済の生産性向上に必要な、科学的概念・手法に対する知識と理解」だそうです。
しかし、上記のような問題を出して正解かどうかを競うことが、本当の科学リテラシー
と言えるのでしょうか?(答えは最後にあります。)


COP21首脳級会合が開幕、地球温暖化防止へ (11月30日 News i - TBSの動画ニュースサイト)
地球温暖化を食い止めるための新しいルールを作る国連の会議「COP21」がフランスで始まりました。
COP21首脳級会合には、世界およそ150の国や地域のトップが参加。開会式は2週間前にパリであった同時多発
テロの追悼から始まりました。「私たちはテロのない社会だけでなく、大災害のない持続可能な地球を子どもたちに
残さねばなりません」(フランス オランド大統領)
会合では、2020年以降の温室効果ガス削減の枠組みの合意を目指していますが、先進国と発展途上国の溝は埋まって
いません。会場では早速、CO2排出の2大国、中国の習近平国家主席とオバマ大統領の会談も行われました。
また、安倍総理は、発展途上国に対する温暖化対策強化の方針を明らかにする予定です。

COP21開幕

COP21が開幕したことにあわせて、このような問題はどうでしょうか。
以下の内容は、「正しい」「誤っている」のどちらでしょう?

① 世界の二酸化炭素、メタン及び一酸化二窒素の大気中濃度は、1750年以降の人間活動の結果、大きく増加してきており、
氷床コアから決定された、工業化以前何千年にもわたる期間の値をはるかに超えている。世界的な二酸化炭素濃度の
増加は、第一に化石燃料の使用及び土地利用の変化に起因する一方、メタンと一酸化二窒素については、農業による
排出が主な要因である。
② 気候システムの温暖化には疑う余地がない。このことは、大気や海洋の世界平均温度の上昇、雪氷の広範囲にわたる
融解、世界平均海面水位の上昇が観測されていることから今や明白である。
③ 古気候に関する情報によって、過去半世紀の温暖な状態が、少なくとも最近1300年間において普通ではないとの考察が
裏付けられている。
④ 20世紀半ば以降に観測された世界平均気温の上昇のほとんどは、人為起源の温室効果ガスの増加によってもたらされた
可能性が非常に高い。識別可能な人間の影響が、気候の他の側面(海洋の温暖化、大陸規模の平均気温、異常高低温や
風の分布)にも及んでいる。
⑤ 温室効果ガスの排出が現在以上の割合で増加し続けた場合、21世紀にはさらなる温暖化がもたらされ、世界の気候
システムに多くの変化が引き起こされるであろう。その規模は20世紀に観測されたものより大きくなる可能性が非常に高い。
※①~⑤の質問と表1(下の表)に書かれた内容は同じです。

地球温暖化クイズ
エネルギー・資源Vol. 30 No. 1(2009)「地球温暖化:その科学的真実を問う」

 科学リテラシーに関して、日本人に最も欠けていることは
 「科学的知識」ではありません。日本人の欠点は、
 「科学者を信用し過ぎ」であることです。
 日本では、政治家は嘘つきということになっています?が、
 科学者は正直者ということになっています。
 残念ながらそんなことはありません。
 誰が嘘を言っているのか?今のところ、断言はできません。
 記事50-9で示しましたダイオキシン問題の事例のように、
地球温暖化問題が、「科学者が言ったほど大きな問題ではなかった」という可能性は
ゼロにはなっていないのです。わたしたちにとって、現時点で分かっているのは、
地球温暖化問題に関する交渉は国益をかけた戦いであるということです。
排出権を買いさえすればいいというやり方だけは、絶対にやめるべきです!

※冒頭の問題の正解:①正、②誤、③正、④正、⑤誤、⑥正、⑦誤、⑧正、⑨正、⑩誤、⑪誤




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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

不思議の国では、
時間は動かないんです。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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