年金:2037年に積立金は枯渇、40代で1000万円の払い損に
 -「定年後の5大爆弾」の正体【2】
(2013年8月22日 PRESIDENT Online)
社会保障論が専門の学習院大学・鈴木亘教授が「現実的な条件」で試算したところ、
厚生年金の積立金が33年、国民年金の積立金が37年に枯渇するという結果に(図5、6)。
それなのに厚生労働省は04年の年金改革で「100年安心プラン」をぶち上げた。
年金保険料を支払う現役世代が減少する少子高齢化を考慮しても100年間は年金制度が
維持できる根拠は「運用利回りを4.1%という高利率に設定しているからです。
それが100年近い期間、複利で回るという試算には無理がある」と鈴木教授。
確かに超低金利が続く今現在、4.1%という運用利回りは机上の空論になっている。
来年も再来年も無理だろう。対して、鈴木教授が前提とした「現実的な条件」とは、
運用利回り(名目利子率)を市場が予測している40年もの国債の利回りにあわせて
2.1%とし、賃金上昇率(名目賃金上昇率)を1.5%(日銀「展望リポート」による
潜在成長率+物価上昇率)、物価上昇率1.0%(04年改正時の想定値)、人口推計は
06年版の新人口推計を使い、物価変動に合わせて年金額を改定する「マクロ経済
スライド」を12年から48年まで適用するというものだ。
年金積立枯渇

年金は破綻するという意見もありますが、本当に破綻してしまう可能性は低いと思います。
なぜなら、年金の支給開始年齢を上げ続ければいいからです。
年金は60歳になるともらえると思っているかたが、今でもおられるようですが、
国民年金(厚生年金では基礎年金)は、既に65歳支給になっています。
そして今、厚生年金の本体(報酬比例部分)について、65歳支給に向けて、
支給開始年齢が2年で1歳ずつ上がっています(女性の場合は、5年遅れ)。
60歳までなら繰り上げて受給することが可能ですが、65歳より前に受け取ると、
受給率が一生減額されます(基礎年金の場合、60歳受給で70%になります)。
下の図(左)を見て、そうか、僕は65歳にならないと年金はもられないのか?
と思ったかたがおられるかもしれませんが、きっとそうはならないでしょう。
昭和38年生まれ以降の人にとっては、
65歳でもらえる保障はどこにもありません。

この後も、70歳まで支給開始年齢が引き上げられる可能性が高くなっていますが、
それでも、今の若い人は、70歳でもらえることさえ確定したわけではありません。
なぜ、このように厳しい状況になっているかというと、年金の積立金が減少していて、
このままでは枯渇する恐れがあるからです。
積立金がどのくらいもつかは、どのくらい税金を投入するか、子供がどのくらい生まれるか、
賃金がどのくらい上昇するかということなどが重要になります。
税金の投入については、前記事を見ていただければお分かりのとおり、増額は厳しい状況です。
出生率については2012年で1.41であり、今後、1.5を越えることは難しそうです。
賃金の上昇については、今年はよかったというかたもおられるでしょうが、長い目で見れば、
大きな上昇率は期待できません。もう日本に、高度経済成長が訪れることはないからです。
最後に問題となるのが、運用利回りです。長期的に見れば、年金の運用利回りは
長期国債の利回りと同じであると考えるべきなので、厚生労働省の「100年安心プラン」で
想定している4%はあり得ない数字です。もし、長期国債の利回りが4%になれば、
国債の金利の支払いで、国家財政のほうが破綻するでしょう。
単純に考えて、1000兆円の借金で2%の金利上昇は、年間20兆円の負担増です。
毎年、20兆円の負担が増えれば、国家予算が組めなくなってしまいます。
どうして超優秀な国の役人が、
こんな簡単な算数ができないのか?
不思議ですねえ。

年金収益率


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龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

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舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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