ミッドライフ・クライシス(中年の危機)
ユングが1929年に研究所での講義中に次のように言った記録が残っています。
「年をとれば、自分自身や世界などの両義性を知ることがきわめて重要になってきます。
疑うことは知恵の始まりです。人生の価値を疑い始めることはきわめて重要であり、
そうして世界の錯綜から自らを解放することができるようになるのです。
若い人たちは疑いの中で生きることができません。
人生に対して深刻な疑いをもてば、世界に入っていけなくなります。
しかし成熟した人は世界からもっと分離すべきです。人生の半ばをすぎれば、
それは完全に正常なことです。」 (分析心理ドットコム)

わたしはなんのために生きているのか?
安易な答えを求めず、この問いを心のなかに響かせてみるとき、
思春期のアイデンティティの危機とは異なる感覚に襲われていることに気づきます。
「中年の危機」は、失恋のつらさとは違います。
思春期には、自分と自分の周りにあるものとの関係に悩むのですが、獅子座の星回りでは、
自己崩壊的な感情がおしよせてきます。
この世界で究極的に意味のあるものは何なのでしょうか?
宗教者は「この世に無駄なものは何もない」と言います。そうでしょうか???
「この世に無駄でないものは何もない」「この世に無意味でないものは何もない」
「この世になくてはならないものなど何もない」のほうがしっくりきませんか?
この世界にこれまでに感じたことのない新しい意味を見出せないのなら、
トルストイが感じたように、人生は無意味なものであり、
自分の前には滅亡のほかには何ものもないことを発見することになりそうです。
そう、「中年の危機」では、思春期とは違う感覚があります。それは、秋の感覚、夕方の感覚です。
終わりに近づいているという感覚です。

自分が終わりに近づいているのはそのとおりなのでしょうが、わたしは、
終わりに近づく感覚を「社会」に覚えるのです。
自分が老化するより早いスピードで社会が老化しているように思うのは、わたしだけでしょうか?
ドラッカーの言っていたように、わたしたちは、
組織よりも個人が長生きする時代に生きているのかもしれません。


会社の老化は止められない――未来を開くための組織不可逆論会社の老化は止められない――未来を開くための組織不可逆論
(2013/04/05)
細谷 功

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書籍の紹介

龍女「みなみ」からあなたへの
不思議なメッセージ集
新感覚のファンタジー!!

書籍表紙

不思議の国の「みなみ」
 宇宙へつながる秘密基地

「みなみ」 今月のメッセージ

対馬(津島)と神津島
を結ぶライン上に、
沖ノ島があるの。

プロフィール

舞尾 空

Author:舞尾 空
・性別:男
・年齢:46歳
・職業:サラリーマン
・血液型:O型

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